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2015年 04月 09日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 34

さて、それでは2013年6月東南アジア旅行ネタの(たぶん)最後を飾ってバンコクのホテルだ。

バンコク中心部には「地下鉄とスカイトレインの両方の駅がある」繁華街が2カ所あって、
一つはイ課長が1996年出張で歩きまわって多少は土地カンのある(地下鉄の駅だと)シーロム。
もう一つが全く未知の(同じく地下鉄の駅でいうと)スクンビットだ。

このどちらかの繁華街に宿をとれば、スカイトレインと地下鉄の両方にいきなり乗れるから便利。
ちなみに、シーロムにはゴーゴーバー・エリアとして有名なパッポン通りがあり、スクンビット
には同じく大ゴーゴーバー地帯のソイ・カウボーイがある。ゴーゴーバーでは大差はない(笑)。

で、結局イ課長はまだ全然行ったことがなかったスクンビットのこのホテルをとってみたのだ。

Manhattan Hotel

バンコクにあるのに、なぜかマンハッタン・ホテル。なぜこういう名前なのかは不明。
スクンビットのソイ15をちょっと入ったところにある。大通りに面してはいないけど、
構えはなかなか立派げなホテルだった。


立地・利便性★★★★☆
スカイトレインや地下鉄の駅まで歩いて3〜4分ってところか。
周囲はTerminal21みたいな巨大ショッピングモール、ファーストフード、安食堂、コンビニ、
さらにTシャツやらニセモノ腕時計やら売る屋台に至るまでゴチャゴチャあってすごく賑やか。
観光移動、買い物、食事、缶ビール調達等々あらゆる点で便利な場所だった。
スクンビットってこの時初めて来たけど、すげー賑やかなエリアなんだね。
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それでも星5つじゃないのはなぜか?
前にも書いたけど、このホテル、そのスジで有名な「援交カフェ」のすぐ近くだったんだよ。
夜になるとそこらに立ってる夜のオネエサマたちから「オニーサン、ハナサナイ?」なんて
声をかけられながらホテルに帰ることになる。その点を考慮して星4つ。ま、イ課長は17年前に
シーロム周辺でポン引きの海を泳いだお兄ぃさんだから別に驚かないが。


部屋★★★★☆
部屋は良かったよ。思ったより広くて、設備もしっかり。
このホテル、全体的にやや古めで、共有部分も部屋も全体的にピカピカの新品という感じは
ないんだけど、貧乏性の巨大ロボット1台が泊まるには十分すぎるくらい。
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バスルームもちゃんとバスタブつき。ま、南国タイじゃ外出から戻るたびに頻繁にシャワーを
浴びるからバスタブはなくてもいいんだけど、なきゃイヤという人もいるだろう。
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一つだけ困ったのは、空調メンテナンスか何かでエアコンの効かない午後があったことだ。
確かメークロン市場観光からクタクタになって戻ってきた日だったと思うけど、あの時は
さすがに困って冷房の効いたショッピングモールに避難した。


朝食★★★★☆
せっかく朝食つきで泊ったのに、1泊目はアユタヤ観光、2泊目はメークロン市場行きでともに
早起きしたから、朝メシは3泊目しか食わなかった。すごくもったいないことをした。
朝食はビュッフェ形式で、品数もけっこうあってなかなか良かったよ。洋食系中心だったけど
チャーハンやお粥があるあたりはアジア的というべきか。
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従業員の態度★★★★★
実はこのホテルにもちょっと忘れ難いおじさんがいるのだ。

17年前、出張でバンコクに来てシーロム近くのホテルにチェックインした時、中学生くらいの
男の子のボーイが部屋まで荷物を運んでくれた。こりゃチップをあげないとマズいだろうけど、
こっちは空港で初めてバーツを両替し、タクシーで初めてバーツを使った直後で、硬貨や紙幣も
ロクにわかってない。

しょうがないから適当なコインを渡したら、どうもそれは50バーツだったみたいで、あとで
現地駐在オジサンから「そりゃ、君、やりすぎだよ」と言われてイタく反省したことがある。

マンハッタンホテルでもおじさんが部屋まで荷物を運んでくれた。あわわ、またチップあげなきゃ。
といっても17年ぶりのタイバーツだからさっぱりわからん。とりあえず「やりすぎ」でもいいから
ひとつだけあった硬貨(今にして思えばたぶん10バーツ)を彼に渡した。

彼は一瞬そのコインを見て「これは小さすぎるお金ですからお返しします」みたいなことを言って
イ課長に返してきた。げげ!しかし空港で両替したばっかだからあとはデカい札しか持ってないよ。

「ごめん、これしか小銭を持ってないんだ」と言うと、彼は「いいんです、いいんです」と言って
去っていった。後でツラツラ確認してみたら、どうも50バーツ硬貨って今はない(か、流通してない)
みたいなんだよね。硬貨じゃなく、50バーツくらいの金額を紙幣であげるべきだったんだ。
またチップで失敗しちまったぜ。あのおじさんには悪いことをした。

しかし神はイ課長に名誉挽回のチャンスをくれたのだ。
バンコク最後の夜、ホテルに戻って荷物をピックアップしてタクシーを呼んでもらったんだけど、
その時荷物を玄関まで持ってきてくれたのがあのおじさんだったんだよ。すぐわかった。

玄関でタクシーを待つ間、彼に話しかけてみた。「私を覚えてますか?」
おじさん、こちらを見ずに、かすかに笑って「イエス」と答える。

「3日前、私はチップをミステイクした。でも今は大丈夫」そう言って彼の手にお札を握らせた。
よく覚えてないけど複数枚のお札、合計すると100バーツ近くの金額だったと思う。
彼はそのお札を見もせずに、スマートにスッとポケットに入れて「サンキュウ」とお礼を言う。
最後に握手しておじさんと別れてタクシーに乗った。

こうして胸のツカエがひとつ取れたような気分になって空港に向かったイ課長なのでありました。

 
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by tohoiwanya | 2015-04-09 00:02 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(2)
2015年 02月 09日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 33

2013年の東南アジア旅行でイ課長は4つのホテルに投宿した。ベトナム3つ、タイ1つ。
まだ二つしかご紹介してないから本日は三つめのホテルについて書こう。ベトナムのホテルは
どれも安くて快適だったという印象が強い。本日ご紹介するハノイのこのホテルもまさにそうだった。

Hanoi Grand Hotel

ハノイグランドホテル。
名前だけだと、北京における北京飯店みたいに「その街一番の格式と伝統を誇る高級ホテル」ぽいけど
イ課長がプライベートで泊まるんだからもちろんそんなことはない。
ハノイ旧市街の一角にある小さな安ホテルなんだけど、ココがまた良くてさぁ・・・
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立地・利便性★★★★☆
ハノイ旧市街のゴチャゴチャした一角の、しかも大通りじゃなくそこから折れた細い道に面してるから
場所はわかりづらい。イ課長は到着してしばらくこのホテルと道路の位置関係が飲み込めなかった。

公共交通機関があんまりなくて(路線バスもサイゴンほどは見なかった。道が細いせいかな?)
観光は全て徒歩だったから交通利便性は評価しようがないけど、大まかに言えばホアンキエム湖と
ハノイ駅のほぼ真ん中。徒歩観光拠点としてはいい位置と言っていい。

ハノイの代表的繁華街だからメシ屋、土産物屋は周囲にいくらもある。缶ビールだって簡単に買える。
例のブン・チャー屋さんはホテルのすぐワキ。利便性に関して問題はない。


部屋★★★★☆
部屋は良かったねー。思った以上に広かったし、キレイだし、備品もいろいろあった。
これで値段が何と一泊22ドル、当時なら約2,200円だよ?2,200円で、ベトナムの首都で、
これだけの部屋に泊まれるのだ。
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東南アジアのホテルは全般的に安いけど(バンコクはそこそこ高いが)、ベトナムのホテルもまた
例外ではない。コストパフォーマンスは非常に高いと思うのだ。
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この、壁が丸くなってる小部屋が実はバスルーム。やけにモダンな設計。
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強いて難点を挙げるとすれば、朝食を食い終わって部屋に戻るとなぜか冷房が止まってたことくらいか。
どうも朝のある時間で館内の冷房の“元栓”を一斉に切るんじゃないかと思われる。だからエアコンを
つけようと思ってもつかない。もっとも、フロントに頼みに行くと動かしてくれたけどね。


バスルーム★★★★☆
丸い壁のバスルームの中はこんな感じ。
バスタブはなくてシャワーのみだけど、暑いベトナムじゃあんまり風呂入ろうって気にもならない。
外出から戻ってくるたびに何度もシャワーを浴びるわけで、バスタブの必要度は高くない。
冬の欧州じゃないんだし。
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朝食★★★★☆
ホイアンのホテルと同様に、ここもビュッフェ形式じゃなく、何種類かあるメニューからの選択方式。
イ課長はベーコンと卵、あとコーヒーという感じのセットにした。

まずコーヒー。ベトナムコーヒーじゃなくて普通のコーヒー。
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そして南国らしくフルーツが出る。写真撮る前にバナナ食うなっていうの。
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メインはこんな感じ。このベーコンはナイフで切るのも、噛み切るのもけっこう大変なものだった(笑)。
さらに目玉焼きと、例によって旧フランス植民地らしい美味しいフランスパンが1本。
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豪華というわけでもないし、選択肢豊富というわけでもないけど、いかにもベトナムの
(おそらく)親族経営の小さなホテルの朝食っていう感じだった。なにも不満はございません。


従業員サービス★★★★★
イ課長をして、このホテルを好きだと言わせしむる最大の要因は従業員、特にこのコの存在だ。
明るくて、気が利いて、ハキハキしてて、もうとにかくいいコなんだよ。フォンさん(仮名)という。
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初日にチェックインして部屋に荷物を置き、さて「初ハノイ」を散策してみっかっていうんでフロントに
カギを預けて外出しようとした。ただ、さっき言ったようにホテルと道路の位置関係をまだ飲み込んで
なかったから、この辺りの地図が欲しいと思って「地図はありますか?」って言いかけた。

ところが彼女はちーゃんと地図を用意してて、ホテルの位置をグリグリとボールペンで印をつけたくれる。
なんて気が利くんだ。それを見てイ課長が「ホテルがここ・・・ってことは、この道路があの道?」みたいに
位置を確認すると「イエス、あの道が地図のコレ、コレをこっち行くとレイクよ」と一生懸命教えてくれる。

よし何とかなるだろと思ってイ課長が「オーケイ、サンキュウ」って礼を言って出かけようとすると、
彼女はまるで出来の悪い弟を諭す賢いお姉さんのように、心配そうに眉を八の字にしてこう言った。

バット、ビーケアフル、ビーケアフル(でも気をつけてね、気をつけてね)、何かトラブルにあったら
 すぐホテルに電話くださいね


うわーなんていいコなんだろう。
これまで海外のホテルにあちこち泊まった。「初めてこの町に来た、何もわかってない外人です」って立場で
チェックインしたこともたくさんあるけど、そんな外人客をこんなに心配してくれる従業員に会ったことない。

ハノイがベトナムのほかの街に比べて特に治安が悪いはずはないし、道路を横断する時の危険度に関しても
道路幅の広いサイゴンに比べりゃ、むしろ少しはマシじゃないかと思う。それでも彼女にしてみりゃ、
「ハノイ素人」丸出しの間抜けヅラした外人(つまりイ課長)が到着早々トラブルに遭遇したら・・って
心配だったんだろうな。実際、そんな目にあった外人客が過去にいたのかもしれない。

とにかくすごく親身で、フレンドリーで、笑顔を絶やさずチャーミング。
フォンさんの多大な貢献によって、ハノイグランドホテルはイ課長にとってハノイ最高の宿なのである。

  

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by tohoiwanya | 2015-02-09 00:02 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(2)
2015年 01月 31日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 32

ホテル評価を続けたくなった。ベトナムの、ホイアンで泊まった宿。
ロンドンと比べると、ベトナムのホテルがいかに安くて快適だったかご理解いただけるはずだ。


An Hoi Hotel

ホイアンにあるアンホイホテル。とてもわかりやすくて、とても間違えやすい(笑)。
 
ベトナムの人気観光地だけあってホテルの数はかなり多かった。
上は高級リゾートっぽいのから安ホテルまでグレードの幅もけっこうありそうだったけど
イ課長は例によって「安いけど快適そうで便利」というあたりを重視して選んだ。


立地・利便性★★★★☆
ホイアンって小さい町だから、観光利便性という点だったらどのホテルに泊まっても問題ない。
町の観光は徒歩で十分。このホテルはやや町のはずれに近いけど、やっぱりドコ行くにも徒歩でOK。
そういう意味じゃホイアンで「立地が悪くて観光に不便」なんてホテルを探す方が難しいと思う。

ただ、前にも書いたようにホイアンってダナン空港から車で1時間近くかかる。
これをどうするかが問題で、イ課長はホテルの空港ピックアップを頼んだ。料金は15ドル。
空港送迎も大体どこのホテルもやってるはずだから、空港からホイアンに行き、空港に帰る
なんていう旅行者だったらホテルの送迎を頼むのが安心だと思う。
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前にも書いたトシヴゥドゥキはこのホテルがやらかしたスペル間違いだった。快適な宿と一緒に
ブログネタまで提供してくれるんだから、素晴らしいホテルだ(笑)。


部屋・共有部分★★★★☆
これは好みもあると思うけど、イ課長は部屋を一目みて「うひょーー」と内心で声をあげたね。
一人旅には十分な広さのある部屋、立派なダブルベッド。豪華というわけでは全然ないけど、
シンプルでありながら清潔感がある。これはいい部屋だと思ったよ。
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反対側から見るとこんな感じ。格子のはまった窓の外は陽光がサンサンと降り注ぐけど
部屋の中はちょっと暗くて、静かで、涼しい(写ってないけどエアコンがある)。
南の国の快適なホテルって感じじゃないの。
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ベッドに寝っころがって天井を見ると扇風機が回ってる。
これが羽クルクル式の扇風機だったら文句なく星5つあげちゃうところだ(笑)。
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建物そのものは新しくない。階段や廊下の手すりなんかを見てもむしろクラシックな感じだけど
キチンとリフォームされてるからボロさや汚さは全く感じない。
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バスルーム★★★☆☆
このホテルで強いて難点を挙げるとすればバスルームかな。
シャワー室とトイレが同一だから、シャワーを浴びるとトイレの床もびしょびしょになる。
(そのために、ちゃんとトイレ用のサンダルが用意されている)
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ま、イ課長はこれもあんまり気にならなかった。むしろこういう構造であるからこそ
ホイアンの実験を敢行できたわけで、これまた今となっちゃホントに懐かしいよ。


朝食★★★★☆

朝メシは卵料理と飲み物を選ぶ方式だったと思う。
イ課長が選んだのはオムレツと、ベトナムコーヒー。

ベトナムコーヒーって有名だけど、実はイ課長はどういうものかよく知らなかった。
コップの上から専用器具を使ってドリップするんだけど、コップの底にコンデンスミルクが
入ってるって知らなくて、ブラックコーヒーが終盤急激に甘くなったんで慌てた(笑)。
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パンとオムレツはこんな感じ。
旧フランス植民地だったベトナムではフランスパンが美味しいことは定評があるみたいで、
こんな立派なフランスパンが1本まるまる出た。
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ビュッフェ形式の豪華な朝食じゃないけど、ベトナム旅情たっぷりの朝食でイ課長としては
ゴキゲンだったのである。テーブルの敷物なんかも東南アジア気分だよねぇ〜。


従業員サービス★★★★☆

デリーのヒルトンみたいにやたらニコヤカでフレンドリーもなく、かと言って以前泊まった
ロンドンのホテルみたいに事務的で冷たくもなく、カジュアルで好感の持てる接客態度だった。
1泊だけのイ課長に「Too short・・」って怒ったのがここのお姉さんでアオザイが似合う女性だった。

彼女の写真を撮らせてもらおうかな、と思ったらチェックアウトの時にはいなかったから
若い男性従業員に写真撮らせてって頼んだら大喜びでポーズをとってくれた。もしかすると
あのお姉さんの弟かな?
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なかなかいいホテルでしょ?
さて、このアンホイホテル、一泊おいくらだと思う?


答えは25ドル。当時だったらほぼ2,500円。安いよねぇ。前回書いたロンドンのホテルのほぼ5分の1。
そりゃロンドンとホイアンを比較してもしょうがないのは重々承知してるけどさぁ・・。

イ課長はたまたま満月祭りの夜に泊まったけど、普段と同じ値段だったのかなぁ?
お祭りじゃなかったら(あるいはシーズンオフなら)もっと安いのかもしれない。

ゴージャスなホテルライフを楽しみたい方にはホイアンにもそれなりのホテルがある(と思う)から
そういう所に泊まるべきだろう。でもなるべく安くて快適なホテルがイイという方(大体の人はコレに
属すると思うが)なら自信をもってお勧めできるアンホイホテルなのでありました。



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by tohoiwanya | 2015-01-31 23:37 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(0)
2015年 01月 29日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 31

ううーー・・仕事の方でいろいろ問題があってあんまり腰を据えたネタを書く気分になれぬ。
こういう時は定番ネタ。ホテル評価がたまってるから書こう。一番古いのは2013年の2月、
ロンドンのホテル。もうすぐまる2年経過じゃん。サッサと書け。

Days Inn Hyde Park

デイズインってホテルチェーンのはずだけど、これまで泊まったことはないと思う。
前回と同じようにパディントン駅近くのB&B密集地帯にホテルをとりたくて(何せ便利だし)、
ネットで散々探した末に結局ここにした。どうせロンドン。利便性を優先し、それ以外のことには
ある程度は目をつぶる覚悟だったが・・・

立地・利便性★★★★☆
まぁ最優先事項だったわけだし、これに関しては十分星4つあげてもいいだろ。
ヒースロー・エクスプレスの出るパディントン駅まで徒歩5分くらいかな?前回泊まったホテルより
さらにちょっとだけ駅に近い。

周辺はレストランやパブ、缶ビールを買える食料品店等々大体そろってるし、アナタが何か特別な
ナイトライフでも求めない限り何も困らない。下はパディントン駅の地下鉄出口から見た風景。
道路渡って、この真ん中の道を少し行った先の左側にホテルがある。
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部屋★★☆☆☆
チェックイン手続きして、部屋に入った瞬間の印象は鮮烈だった。
どういう印象かというと、「せまーーーッ!!」という印象だ(笑)。
出張前半を過ごしたブリュッセルのホテルも決して広いとは言えなかったけど、あそこと比べても
圧倒的に狭い。何せ部屋の幅がベッドの長さ+30cmくらいしかないんだから、ほら。
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ベッド側からドアを撮るとこんな感じ。狭すぎて、広角レンズでも部屋の全貌を捉えきれない(笑)。
梅田とか名駅周辺あたりの激安ビジネスホテル並みの部屋。そりゃ確かに利便性以外は
目をつぶる覚悟だったけどさぁ・・・
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しかもこの部屋、こんなに狭いくせになぜか廊下から部屋に入るまでの間に「次の間」がある。
存在理由は不明。廊下から入るにはまず「外扉」を開き、90度曲がって「内扉」を開く。
次の間自体もすごく狭いから、ゴロゴロスーツケースを出し入れしづらかったよ。
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バスルーム★★★☆☆
部屋がこんなだから、バスルームも推して知るべしというところだ。
当然バスタブなんてない。シャワーのみ。バスルーム全体も広くない。しかしその辺のコトは
部屋を見た時点で十分予想できてたから、その分衝撃は少なくて済んだ(笑)。
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備品・サービス等★★☆☆
実はこの出張では持参したノートPCの無線アダプタがダメになり、ブリュッセルではネットに
つなげられなかった。しかしこのホテルでは無線と有線と両方あったからケーブルを使って
ネットにつなげられたのは幸いだった。

もっとも「どうやって有線でネットにつなげるの?」って聞いたら、インド系の従業員が
「引き出しにケーブルがある」って言うんだけど、ない。しょうがないから「ケーブルないよ」って言うと
フロントから持ってきてくれた。サービスがいいような、ダメなような・・・
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インスタントコーヒーと電気ポットくらいは用意されてたけど、結局使わなかったなぁ。
インドや東南アジアみたいに、ボトル入りの水が備えてあればともかく、わざわざ外で
水を買ってきてまで飲みたいというわけでもないし・・。英国の水道水ってどうなんだろ?


朝食★★★☆☆
朝メシは大したことない。パンと、ハムみたいな冷たいオカズ類。あとはゆで卵くらいか。
炒り卵とか茹でソーセージみたいな温かいオカズはなし。
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ただ前回のホテルと同様、生グレープフルーツが食い放題だったのは積極的に評価できる部分だ。
ロンドンのホテルってグレープフルーツ食い放題が当たり前なのかね?グレープフルーツに加えて
バナナとヨーグルトも食って、やけにヘルシーな朝食じゃねぇか。
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これで3泊230£。当時で大体3.6万円くらいかなぁ。1泊1.2万円もとるんだぜ?
ロンドンのホテルのコストパフォーマンスなんて最初から期待してないとはいえ、やっぱ高い。 

というわけで、まぁあまり積極的にはお勧めはできないホテルだ。
しかしパディントン駅周辺のB&Bって、どこも大体こんなレベルだろうと思うんだよね。
ホテル検索サイトでこの辺りのホテルを見ると、どこも「狭い」とか「きたない」とか、
悪いユーザーレビューがテンコ盛り(笑)。その中でもまぁ少しはマシな方かな、と思われたから
ココを予約したわけだ。

前回泊まったホテルとは歩いて1~2分の距離。ただ、そこはもう満室だったんだよね。
あそこだってそう素晴らしくはなかったけど、ココよりはまだ良かったかなぁ・・。

 
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by tohoiwanya | 2015-01-29 00:12 | 2013.02 欧州出張 | Comments(2)
2014年 11月 25日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 30

とうとうこの定番ネタも30まで来たか。

ロンドンのホテルがまだ残ってるんだけど、先にベトナムのホテルのことを書いてしまおう。
2013年のサイゴンネタは大体主なものは書いたと思うので、最後に恒例のホテル評価。


Tan Hai Long Hotel & Spa

タンハイロンホテル&スパ・・・と読むんだと思う。他に読めないもんねぇ。
2泊94ドル。当時のレート1$=100円とすれば1泊4700円。ベトナムのホテルは総じて安かった。


立地・利便性★★★★★
サイゴンでは市内観光の移動に鉄道という選択肢はほぼないから駅近かどうかは問題にならない。
でもこのホテルは何しろベンタイン市場前のロータリーに面してるから、市場に行くのは近いし
ロータリーの向こうのバスターミナルに行くのも近いし、その他主要なサイゴン市内の見所は
(暑いのさえガマンすれば)大体歩いて行ける。利便性はまず文句ナッシングだろう。
ホテル壁面に巨大なキャノンの看板がついてるから遠くからでも大変わかりやすい(笑)。
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何しろベンタイン市場の近くだから夜遅くまで賑やかだし、周囲にはメシ屋はたくさんあるし
路上で缶ビールを売ってる露店もたくさんあるし、まぁ何をするにも困らない。
立地に関しちゃ星5つあげていいんじゃないかと思うよ。

部屋★★★★☆
そんなに広くはなかったけど、決して狭くもなくて、部屋も良かった。わりと新しくて清潔だし。
ちなみに、ベトナムではこうやって枕の前にクッションをヒシ型?に置いてるホテルが多かった。
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バスルームもキレイだったねぇ。そのうえバスタブまでついてる。
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一つだけ不思議だったのは部屋に体重計がついていたことだ。
客が体重を計りたがるというニーズに応えたものなんだろう・・なんだろうが、そもそも
そんなニーズがあるのか?(笑)
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イ課長はこれまで海外のホテルに泊まって体重を計りたいと思ったことはない。
しかしベトナムに来る旅行者の間にはそういうニーズがけっこうあるんだろうか?
この後泊まったホイアンやハノイのホテルには体重計はなかったから、もしかすると
このホテル独自の「キメ細かいサービス」ということなのかなぁ?

朝食★★★★☆
朝メシはグッドでした。
パンやジャム、ジュースみたいな洋食が基本になってるけど、オカズはベトナム・中華系。
こんな感じで揚げ春巻き、生春巻き、蒸し餃子、シュウマイその他モロモロ・・・
アジアンおかずがふんだんに用意されているのである。まずは文句ございません。
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よく見なかったけど、ドンブリで麺を食ってた人もいたから、もしかすると朝飯にフォーを
食うことも出来たのかもしれない。ベトナムのホテルらしい、ナイス朝食だと思う。

従業員★★★★★
従業員の感じもすごく良かったし、サービスもいい。
アオザイの似合うこのメガネ美人、すでにこのブログで何度か載せた写真だけど、このメガネ美人は
このホテルの人だったのである。
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2度めの(つまりチェックアウトの日の)朝食を食ってたらフロア主任みたいな、ちょっとエラそうな人が
「いつまでご滞在ですか?おお、本日お発ちで・・それは残念です」みたいな感じで上品に話しかけてきた。
連れもなく一人で朝メシを食うイ課長に気を使ってくれたのかもしれない。

チェックアウトすれば「空港ですか?タクシーをお使いで?」と聞いてきて、タクシーを呼んでくれた。
こういうところのサービスは非常にキッチリしてて安宿的なダラシなさは全くない。


というわけで、とにかくすごくいいホテルだったんだよ。
1泊4700円なわけだから、ベトナムでは首都サイゴンの中心地でも5000円出せばこのくらいのレベルの
ホテルには泊まれるってことだよな(注:去年6月の話ではあるが)。

ベンタイン市場近く、サイゴンのいわばど真ん中。
超ゴージャスというわけでは全然ないけど、イ課長みたいな貧乏性旅行者には十分なグレード。
サイゴンで便利なところに泊まりたいという旅行者には自信をもってお勧めできるホテルなのである。
 
 

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by tohoiwanya | 2014-11-25 00:04 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(4)
2014年 10月 24日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 29

東南アジアネタが続いたから、箸やすめ?ということで久しぶりのホテル評価。
インド出張のホテルで止まってたから、去年2月の欧州出張のうちからブリュッセルのホテル。

欧州ネタも久しぶりだなぁ・・っつうか、1年8ヶ月も前に泊まったホテルじゃん。
そのうちネタ在庫が腐って発酵しはじめるぞ、イ課長、わかってんのか。


Aris Grand Place Hotel

たぶん アリス グラン・プラス ホテル  と読むんだと思う。

立地・利便性★★★★★
ブリュッセルからは南駅発のユーロスターでロンドンに移動する予定だったから、当初は南駅近くのホテルを予約。
しかし「治安わりぃからそこはやめな」というエラい人からのご託宣があり、急遽こちらを予約しなおした。
ここはもう立地という点じゃほぼ文句なし。何せグラン・プラスから徒歩30秒くらいだもん。以前に書いたパサージュ
ギャラリー・サンチュベールの入口ワキだから周囲は賑やか。でも夜は静かで、立地は文句なし。
(下の写真、正面奥にある5階建ての建物がそう。写真右がパサージュの入り口)
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電車移動の場合はブリュッセル中央駅まで歩いて3~4分くらいかな、これまた超便利。
観光客が集まる(冬で多くはなかったが)グラン・プラスのすぐ近くだから、もちろん治安も問題ナッシング。
まぁ星5つあげていいロケーションだと思うよ。強いて難点をあげれば、ユーロスターに乗る南駅に行くのに
タクシー使わなきゃならなかったことくらいか。でもタクシー乗り場は近かった。

部屋★★★☆☆
このホテル、一泊約80ユーロ。当時のレートで・・9000円くらいかな(当時のレート忘れた)。
まぁ欧州の大都市のホテルで1万円以下で(今のレートなら1万超えるが)この部屋なら値段相応ってとこか。
ちょっと屋根裏部屋っぽい構造だよね。この時はイ課長より2日遅れて通訳さんも同じホテルに泊まった
わけだけど(もちろん別の部屋に、だぞ?)、女性が泊まっても問題ないレベルのホテルだろう。
立派、豪華、広いという感じでは全然ないけど、安宿然としてるわけでもない。まぁこんなもんだべさ。
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一応バスタブもついてるしね。この時のブリュッセルは何せ寒かったから、シャワーだけじゃなく
バスタブで温まれるのは嬉しかった・・と言いたいところだけど、このバスタブにお湯をためて
入浴したかどうか、あまり覚えてないのである(←バカ)。
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朝食★★★☆☆
朝食は比較的質素。でもまぁ、これもまたこんなもんだろうっていう範囲だと思う。
ハムとソーセージ、あとはパン。珍しいのはピエロギ風のケチャップ水餃子?がついてたことだ。
へぇ、と思って食ってみたけど、特に美味しいというほどのものでもなかった。フツー。
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このホテルでもっとも珍しかったのは「ゆで卵製造機」を初めて見たことだ。
カゴに卵が積まれてるんだけどそれらは全部「生」で、この機械のお湯の中に放り込んで茹でる。
手前にタイマーがあって、「半熟」とか「固ゆで」とか好みによって茹で時間が違ったはずだ。
時間がかかるのかと思ったらけっこうすぐ出来た。なかなか高性能のマシンなのである。

最初に見たときはお湯が張ってあるヘンな機械ってだけで、使用目的がわからなかった。
しかしイ課長の偉大なる洞察力はこれを「ゆで卵製造機」と見抜き、ちゃんと固ゆで卵を作って食った。
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一度こんなことがあった。
日本人っぽい東洋人のオジサン(イ課長よりやや年上っぽかった)が食堂に一人で朝食を食いに来た。
客はこのオジサンとイ課長の二人だけだったと思う。イ課長がすでにモグモグと食ってるワキで、彼は
パンやら飲み物やらを自分のお盆に載せてたんだけど、そのとき、彼が積まれた卵の中から無造作に
ヒョイと一つ手に取ってお盆の上に加えたように見えた。

「ん?あのオジサン、いま、卵ゆでてないよな・・?」 
よく見てたわけじゃないけど、彼がこの機械を使っていた様子はなかった。
ひょっとすると、あの生卵のヤマを「茹で卵のヤマ」と信じて疑わぬまま、1個持ってったのでは?

一応教えるべきだろうか?日本人っぽいから日本語で言ってみるか?
どうしようか迷っているうちに、彼は何の疑問も感じずにその卵をテーブルにコンッと打ちつけた。

あとは皆さまご想像通りの展開になった。
カラの中からはドロリと生卵が流れ出し、彼はあわててそれをすくって飲み込んだ。
まぁ生卵とゆで卵と栄養価は違わないし、消化プロセスに多少差はあるだろうが大きな問題ではない。
もちろん本人はちょっと恥ずかしかっただろうけど、イ課長はそれに気づかなかったフリをする程度の
良識を備えた人間なのである。

というわけで、ホテル評価だか、ゆで卵製造機の評価だかよくわからない記事になったが(笑)、
とにかく立地はいいし、部屋もまぁまぁだし、ブリュッセルであまり高くなく、しかしそこそこの
ホテルに泊まりたいという人にはお勧めできると思う。

もちろんこの記事を読んだアナタなら、ゆで卵製造機で恥ずかしい思いをすることもないのである。
 

 
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by tohoiwanya | 2014-10-24 00:01 | 2013.02 欧州出張 | Comments(8)
2014年 05月 28日

サイゴン マジェスティック・ホテル

サイゴンのホテルシリーズ第二弾。
本日の記事はちょいと文学青年っぽくなりそうだが、ご容赦いただきたい。

サイゴンのマジェスティック・ホテルにはぜひ行きたかった。
それは二人のノンフィクション作家の本を読んだからだ。この二人がマジェスティック・ホテルからの
眺めについて書いた文章がどちらも非常に印象深いんだよね。

一つは近藤紘一が書いた「サイゴンのいちばん長い日」。
近藤さんはサンケイ新聞のサイゴン特派員で、サイゴン陥落の日も国外に出ず取材を続けた。
彼がその後書いた「サイゴンから来た妻と娘」は何かの賞もとったはずで、ご存知の方もいるはず。

近藤さんはサイゴン駐在中に知り合ったベトナム人女性と再婚するんだけど、最初の奥さんは日本人で、
夫婦二人でフランスに留学することになった。その途中でサイゴンに立ち寄り、マジェスティック・ホテルの
テラスレストランで食事をするんだけど、その時のことを回想する彼の文章は美しい。

さえぎるものもない窓の向こうの広がりは、今と同じように光とのどかな色彩にあふれている。
(中略)あの夏の朝、私は幸福だった。かたわらには前の妻がおり、そして私たちの目の前には、
二年間の外国での自由な時間があった。


だがフランスに着いてしばらくすると近藤さんの奥さんは病気になり、やがて亡くなる。

妻の死後一年余りして、風の吹き回しで再びこのサイゴンに戻った時、妻と共に川向こうの風景を眺めたあの
夏の朝は、やはり、自分とこの土地との将来の結びつきを予告する宿命的なひとときであったのか、と思った。


近藤さんは再婚したベトナム人の奥さん(と、その連れ子の娘さん)とやがて日本で暮らすんだけど
不幸にも若くしてガンで亡くなった。彼の死を悼む人は未だに多い。

彼の死後だいぶ経ってサイゴンを訪れた沢木耕太郎は、今は亡き近藤さんのことを思いながら
同じようにマジェスティック・ホテルに泊まる。なぜなら・・・

私は、近藤さんがそのようにまで言う、マジェスティックからの風景をどうしても見てみたかった。
そこで、ホーチミンに行くと決めたとき、まずマジェスティックに予約を入れたのだ。



私はそのミス・サイゴンを呑みながらサイゴン河に映るネオンのゆらめきに見入っていた。(中略)
暗い夜の中に、わずかな華やぎを見せているこのマジェスティックからの風景には、見ている者の心に
静かに深く沁み入ってくるものがあった。


沢木耕太郎にならってイ課長の気持を表現するとこうなる。

近藤紘一と沢木耕太郎という二人の作家がそのようにまで言う、マジェスティックからの風景を
イ課長はどうしても見てみたかった。そこで、サイゴンに行くと決めたとき、マジェスティックホテルの
テラスバーに必ず行こうと思ったのだ。

マジェスティック・ホテルは前回書いたコンチネンタル・ホテルから歩いて行ける。
中に入ると・・・うおお、さすがは由緒ある高級ホテル、内装はすごく豪華だ。
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しかしイ課長の関心はホテルロビーの豪華さにあるのではない。テラスバーだ。
エレベーターに乗って5階だか6階だかの「ブリーズ・スカイ・バー」を目指す。



           ・・・・・おおッ・・
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このテラスからの眺望は確かに素晴らしかった。
「何かものすごいモノが眺められる」というわけでは全然ないんだけど、視界の広がりがすごい。

このホテル、ちょうどサイゴン川が大きく蛇行している、その“アウト側”の川べりに建っている。
だから「こっちにグーッと近づいてきた川が、また向こうにグーッと遠ざかっていく」という眺望になる。
あの感じはとても普通の写真じゃ伝わらないから、ムリヤリ二つの写真をパノラマ風にくっつけてみた。
これで多少は感じをつかんでいただけるだろうか。
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イ課長は沢木耕太郎のようにミス・サイゴンではなく、ビールを注文した。
さっきの雨でまだイスが少し濡れてたけど構うこっちゃない。一番川寄りの席に座ってビールを飲んだ。

川の向こうはまだほとんど開発されてなくて、立て看板がいくつかある以外は南国の緑が広がる。
その前に川があり、船が通る。ただそれだけの風景なんだけど、その広々した感じには誰もが
「うわぁ」と声を上げたくなるはずだ。近藤さんみたいに生まれて初めての外国渡航でこの眺望を見たら
宿命的と思いたくもなるかもなぁ。

「あの夏の朝、私は幸福だった」と彼は書いた。
2013年6月の初夏の夕暮れ、イ課長もマジェスティック・ホテルのテラスで・・まぁ「幸福」とまでは
言えないにせよ、しみじみと一人旅の旅情をかみしめたよ。
昨日の夜遅くサイゴンに到着したばかりで、この日は実質的にはベトナムの旅の初日みたいなもの。
サイゴン川を往来する船を見ながら、自分はいまベトナムの空気を吸ってるんだなぁ・・と思った。

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ゆーーっくりと大型船がサイゴン川を航行していく。
夕立後の空もゆーーーっくり薄暗くなって、サイゴンは今まさに夕方から夜に変わろうとしている。
そんなスローな変化をいつまでもこのテラスから眺めていたかった。
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近藤紘一の著書「サイゴンのいちばん長い日」と「サイゴンから来た妻と娘」、そして
沢木耕太郎の「一号線を北上せよ」の計3冊はイ課長のベトナムの旅に少なからぬ影響を与えた。
しかしこのマジェスティック・ホテルでのひとときは「少なからぬ影響」どころこじゃないな。
モロ、100%影響そのもの(笑)。

ちなみに、マジェスティック・ホテルのテラスバーで飲んだビール。1杯が16.5万ドン=830円くらい。
沢木耕太郎も同じこと書いてるけど、このマジェスティック・ホテルで飲んだビールはイ課長にとって
サイゴンに来て以来最も高額な支払いだったのである。
 



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by tohoiwanya | 2014-05-28 00:35 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(4)
2014年 05月 26日

サイゴン コンチネンタル・ホテル

今日はホーチミンのことを書くわけだが、この際だからイ課長はこのブログにおいては今後
地名のホーチミンのことはすべて「サイゴン」と表記すると宣言させていただく。

イ課長の少年時代、あの街の地名はサイゴンであり、ホーチミンは北ベトナム最高指導者の人名。
戦争に負けた方の首都が勝った方の一番偉い人の名前に変わるのはしょうがないとしてもだよ、
そうなることで地名と人名が一緒というまぎらわしい事態が生じる。

「ワシントン知ってる?」
「ジョージ・ワシントンのこと?それともワシントンDCのこと?」というわけだ。
ANAも行き先をわざわざ Ho Chi Minh City って、Cityの文字をつけて人名と区別してるけど
そんな面倒なことするより、イ課長は断然「サイゴン」表記でいくぞ。サイゴンサイゴン。

さて、そのサイゴンの街で、イ課長はぜひ行ってみたいホテルが二つあった。
「泊まりたい」という意味ではなく、見てみたい&行ってみたい場所だったのだ。
一つはコンチネンタル・ホテル、もう一つはマジェスティック・ホテルだ。
どちらもサイゴンを代表する有名高級ホテルで、イ課長には敷居が高い。

まずはコンチネンタル・ホテルの方から行ってみることにした。
このホテルはサイゴンの中心、フランス統治時代に作られたオペラハウス(現在の市民劇場)の脇、
ドンコイ通りに面して建ってる。ここはサイゴンのまさに中心で、ホテル・コンチネンタルは
常にサイゴンの激動の歴史の背景として存在し続けていたといえる。

トホ妻が2001年発行のCREAっていう雑誌のベトナム特集を保存してるんだけど、その本の中に
素晴らしい写真がある。同じ画像をネットで探したけどないので、雑誌を撮った写真を載せる。
(文芸春秋社発行CREA H13.3.25「ベトナムの誘惑」)
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サイゴン陥落、解放軍の戦車がサイゴンに入ってきて、それを市民が迎えてる写真だ。
戦車の後ろにあるのがコンチネンタル・ホテル。戦車自体はいままさに(写真にはうつってないけど)
オペラハウスの前を通ってることになる。この写真は東京でいうなら「とうとう銀座通りに敵の戦車が
入ってきた」という状況に近い。戦車そのものもそうだけど、その場所が重要な意味を持つ。

亡くなった近藤紘一さんの著書「サイゴンのいちばん長い日」でもサイゴン陥落の日が描かれている。
解放軍の戦車に乗る北ベトナム兵がポロリともらす言葉が印象的なんだよね。
「サイゴンに初めて来た・・・美しい街だ・・」(下の写真は陥落直前のコンチネンタル・ホテル)
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最初に載せたCREAの写真だと、解放軍を迎えるサイゴン市民は手を振って歓迎してるように見える。
しかしそこはしたたかなベトナム人。本心でそうしてるかどうかはわからない。
何しろこの直前までサイゴン市民は米軍のヘリコプターに群がって脱出しようとしてたんだから。
「とりあえず歓迎してるフリでもしなきゃ後で何されっかわかんねぇぜ」ってことかも。

このCREAの掲載写真にはけっこう感動したから、サイゴンではぜひこの場所に行ってみたかった。
行くのは難しくない。ホテルから歩いて行ける。

おお、ここ、ここ。
今やホテルの奥に青い超高層ビルなんか建っちゃって、様子もだいぶ変わってるけど、
あのCREAの写真はまさにこのあたりから撮られているね。
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もう少し広角で同じあたりを撮るとこんな感じ。
コンチネンタル・ホテルと市民劇場の位置関係はこうなってるわけだ。
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このコンチネンタル・ホテル、フランス統治時代のコロニアル様式の建物ってことらしくて、
建てられた当初はこんな感じ(これはホテルのWebサイトにあった写真を拝借した)。
フランス領だった頃のベトナムの雰囲気を伝える、文字通りの歴史的建造物だよね。
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この時はちょうど午後のスコールがあがったところで、地面はまだぬれている。
しかし雨上がりとはいえやはり蒸し暑くて、イ課長は汗びっしょりだったんだけど、
コンチネンタル・ホテルを見ただけで満足はしていられない。
次なる目標マジェスティック・ホテルに向け、再びサイゴンを歩き始めるイ課長なのであった。
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次回、そのマジェスティック・ホテルをご紹介する。
あの時はイ課長もちょいとばかり感傷的な気分になったから、そんなムードの記事になるかも。


 

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by tohoiwanya | 2014-05-26 00:02 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(2)
2014年 04月 27日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 28

インド出張後半、ムンバイで3泊したホテル。

このホテルもデリーの時と同様、最初はもっとゴチャゴチャしたエリアのホテルを予約したけど
現地駐在から懸念の声があったので、つまらなそうだけど安全そうな外資系高級ホテルを予約しなおした。
ここは現地駐在オフィスからも車で近くて、確かに仕事の上では便利だった。

こういう予約経緯があったため、イ課長は自分の海外出張史上、初めての経験をすることになった。
それは何かというと




   5ツ星ホテルに泊まる


という経験だ。

恥ずかしながらイ課長はこのトシまで出張・旅行を通じてこれまで海外で5ツ星ホテルなんて
泊まったことがなかい。それがついに・・・5ツ星ホテルに・・・しかも会社のカネで・・・(笑)。
それではイ課長の人生初、5ツ星ホテル評価、いってみよう。
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Sofitel Mumbai BKC

ソフィテルムンバイ ビーケーシー。BKCっていうのはこの再開発エリアの地名みたいだ。
このソフィテルってフランス資本の高級ホテルチェーンみたいだけど、日本にはないよねぇ?
イ課長はソフィテルというホテルチェーンがこの世に存在することも、この時初めて知ったよ。


到着前情報確認★★★★☆
何に驚くってアータ、ソフィテルをネット予約したら、さっそくあるフォーマットが送られてきた。
その名も Pre Arrival Information ときやがった。「到着前情報」ってことだよな。
何気なくそのワードファイルを開いて、びっくりしたね。

下に掲げるのはそのあくまで一部にすぎない。とにかく客のあらいざらいを知ろうという意気込みだ。
パスポート番号やその発行日、ビザ番号、ビザの種類、フライトNo、空港ピックアップの希望etc・・・
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さらに何かアレルギーがあるか?どんなベッド・どんな枕がいいか?レストランを予約したいか?するなら
どのレストランにするか?なんて初めて行くのにわかるわけねーじゃん!枕のチョイスひとつにしたって
固い羽根枕か、柔らかい羽根枕か、読書枕のセットかetc...何種類もの中から選べって言われても困る。
こちとら枕なんてありゃいいっていうガサツな客。こういう5ツ星ホテルの顧客対応に慣れてないの。

まぁこの辺はさすが5ツ星ホテルのサービスと言うべきだろう。しかし何せ記入フォームは英語だし、
質問項目は多い。記入自体にけっこう時間がかかるわけで、正直ちょっと面倒くさかった(笑)。


立地・利便性★☆☆☆☆
いきなりのダメダメ評価(笑)。だって周りにナンにもないんだも~ん。
コツ然と出来た再開発地だから他のキレイなホテルとか、オフィスビルとかはあっても商店なんてマッタクない。
つまらないことこの上ない。

“隔離度”が高かったインド出張だけど、周囲に何もないんで、ムンバイじゃ仕事以外でホテルの外を
歩くことすらなかった。散策ゼロ。なんてつまらない出張であろうか。別にホテルのせいではないのだが。


部屋★★★★★
これはさすがに素晴らしかったね。5ツ星ホテルのクォリティに圧倒されましたですよ。
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ベッドひとつ取ったって広~いキングサイズベッドに枕が4つ、さらにクッションが3つときた。計7つ。
こんなにたくさん使わないって。しょうがないからクッションはソファーの上に置いたんだけど、
そのソファーも元々クッションだらけだから、新たにクッション置いたら座る場所がなくなっちまった(笑)。
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ちなみに窓のカーテンやブラインドは全部電動。枕元のスイッチでスルスル開くのである。ひえーーー。

普通のホテルなら壁に向かってあるデスクも、このホテルじゃ部屋の真ん中にデンとある。さすが5ツ星。
しかも高級感あふれるガラストップ。イスの座り心地もいい。いやー、苦しゅうないぞ。
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ネットの接続口はどこだ?と思ってフと引き出しをあけて驚いた。主要なコード端末がぜんぶ引き出しの中に
用意されちょる。ひょえーー、さすが5ツ星。
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さらに驚くべきことにiPod用のスピーカーまである。たまげたね。
さっそくここにiPodをハメ込んで、落語を聴きながら5ツ星ホテルのゴージャス・ルームを探検したよ(笑)。
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いやさすがは5ツ星ホテルです。部屋には文句のつけようもござんせん。
というより、明らかにイ課長には分不相応。豪華すぎ。冥土の土産と思って使わせていただきやす。へい。


バスルーム★★★★★
バスルームも立派だったねぇ。大きなバスタブがあるのは当然として、これとは別にシャワールームがある。
結局バスタブは3泊中に1回くらいしか使わなかったんじゃないかなぁ?風呂にお湯ためるの時間かかるし。
そこらじゅう大理石貼り。
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トイレも問題なく立派。トイレの床も壁もまた大理石貼り。
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こういうバスルームがぜんぶガラスで仕切られた小部屋にある。
ちょうど下の写真の左側がそうだ。だからドアからバスルームのワキを通るところがちょっとした廊下で、
もちろんその廊下も大理石貼りなのである。いやはや・・・。
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メシ★★★★★
実はこのホテルに3泊して、朝食は最初の朝しか食べなかった。
出張後半で疲労がたまってたし、最後には風邪ひいたくらいだから、食欲もイマイチだったんだよねぇ。
もちろん、そこは5つ星ホテル。1回だけ食った朝食はそれはもうご立派なものだった。
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外出ナシである以上、晩メシもこのホテルで食った(あとは仕事関係者との会食とか)。
ホテルのレストランは豪華でゴージャス、メシも美味しかったし、まぁ文句はない。ないが、やっぱり
イ課長としては一人で外にメシを食いにいけるホテルの方がよかった・・・。


サービス★★★★★
従業員の接客態度はまことにソツなく、礼儀正しく、よく教育されてる。さすが。
最後の日、チェックアウトした後にイ課長は部屋に忘れものしたことに気づいた。
あわてて取りに戻りたいって行ったら(カギはチェックアウトのときに返してしまっていた)、
女性従業員が一緒に部屋までついてきて、ドアをあけてくれた。

とにかくホテルの中に関してはハードもソフトも文句なしと言っていい。さすが5ツ星ホテル。
これで1泊の料金は前回のヒルトンと同じくらい、約1万円っつうんだから、ある意味安い。
イ課長の出張時期がたまたまシーズンオフだったのかもしれないけど、1万円で5ツ星
ホテルに泊まってゴージャスなホテルライフを送れるなら結構な話だ。


ただねぇ、ムンバイ観光の拠点にこのホテルをお勧めできるかというと若干躊躇する。

市の中心部、つまり例の半島の先端部から遠いんだよね。観光スポットはほとんど先端部に集まってる
はずだから、観光だと車での移動がけっこうタイヘン。ムンバイは車の渋滞もすごいし。

もっとも、逆にメリットもあって、空港には比較的近い。
だから到着時とか、最後に荷物をピックアップして空港行く、なんて場合はわりとラクだ。

要するにムンバイって市街中心部と空港とが相当離れてるってことなんだよ。
順調なら1時間くらいあれば何とかなるんだろうけど、そこに渋滞という要素が加わると
時間は読めなくなる。そこが難しい。ガイドブックには2時間なんて書いてあったりもする。

観光に便利で空港から遠いホテルにするか。
観光には不便だけど、空港からはわりと近いソフィテルにするか。難しいところだ。

もしイ課長がもう一度ムンバイに行くことがあるとしたら、その時はやっぱり市街中心部・半島先端部に
ホテルをとって観光し、帰国前の最後の1泊だけ空港に近いホテルを予約するような気がするな。
帰国便の出発が午前中とかなら(つまり最後の日はほとんど観光できないんだったら)
それがいいんじゃないかなぁ?




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by tohoiwanya | 2014-04-27 00:54 | 2012.10 インド出張 | Comments(8)
2014年 04月 24日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 27

さて、いよいよインドのホテル評価に移るか。
ホテル評価が出たということは、インドネタもそろそろ終わりが見えてきたことを意味する。
タージ・マハル以外に大ネタ皆無のインド出張だったが、それでもここまで48件も記事を
書いたんだなぁ・・・デリーとムンバイのホテル評価を加えればちょうど50ということか。


Hilton Garden Inn New Delhi/Saket

ホテル名は読める。しかし長い(笑)。ひるとんがーでんいんにゅーでりーさけっと。

なんてたってヒルトンなのである。海外出張でヒルトンみたいに世界的に有名なホテルチェーンに
ついぞ泊まったことがない。しかも4ツ星。そこに5連泊ときた。イ課長の海外出張ホテルライフでは
極めて珍しい、リッチでゴージャスな滞在が期待できそうではないか。

ちなみに、ヒルトンホテルとヒルトンガーデンインの違いが何なのか、イ課長は知らない。
おそらく東急ホテルと東急インみたいな関係で、ガーデンインの方が若干安いんじゃないのかなぁ?

立地・利便性★★★☆☆
前にも書いたけど、イ課長はインド出張に際して最初は別のホテルを予約した。
デリー中心部に近いコンノート・プレイス近くのホテルだ。

しかし現地駐在社員から「インドで、そんな聞いたこともないホテルはいかがなものか・・・」と、
端的に言えば「街の面白さなんかより安全性を優先してホテル選べ、アホンダラ」と言われて変更。
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デリー南部のサケットというところには商業複合エリアがあり、ヒルトンもそこに立地している。
「インドらしさ」を犠牲にして安心を優先するというなら立地も利便性もいいと言えるだろう。
しかし「インドらしさ」を犠牲にしたことが残念でしょうがないイ課長としては、やや評価は低くなる。
地下鉄の駅までけっこう歩くっていうのもマイナスポイントかな。
(実際にはここに泊まる人はいちいち地下鉄なんて使わないんだろうが)


客室★★★★★ 
しかしそこは何てったってヒルトン。客室のグレードは欧州出張でよく泊まるプチホテルとは違う。
けっこう広い部屋にドカーンと大きなベッドが二つ。まぁ立派。
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ベッドには枕が3つだ。トリプル枕というのはヒルトンのやり方なのかな?
この辺については枕評論家のコメントを待ちたいところだ(笑)。
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モダンなガラス製デスクも広い。薄型テレビが置かれてもまだこれだけ余裕があるもんね。
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バスルームもきれいだったね。浴室の“流し”が凹んでなくて、こういう風にドンブリ型になってるのは
最近のホテルでよく見かける。日本のビジネスホテルじゃついぞ見かけないが。
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ドリンク類も充実してたねー。水のボトルが2本にコーヒー・紅茶等の各種ホットドリンクも飲める。
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部屋に関して文句つける部分はなかったと言っていい。
ふだん安ホテルに慣らされたイ課長なんて、「なんて贅沢な部屋だろう」って気になったもんだよ。


朝食★★★★★ 
朝食も良かったよ。
これはベーコンやソーセージといった「西洋朝食」にインディカ米と煮物?の「インド朝食」の
コンビネーション。
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メシを食ってると例のジュウボクズたちが「卵は召し上がりますか?スクランブル?」と声をかけられる。
目玉焼きを所望するとこんな感じで出てくる。
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もちろんカレーもある。
この手前にある白い丸いものは蒸しパンみたいな感じのものだった。
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衛生・安全★★★★☆ 
インドの場合、これは無視できない要素だ。そもそもこの要素のせいでヒルトンに変更したんだから。

まぁこれに関しては一応変更した甲斐はあったと言うべきだろう。
「水道の水で歯を磨いただけでゲーリーになる」と脅かされたインドだけど、このホテルの蛇口の水で
歯を磨き、さらに朝食を食い、晩飯も食い、ビールも飲んだイ課長は結局下痢にならずに済んだ。

ただねぇ、これに関してはホテルのおかげなのか、デリー全体の衛生レベル向上のおかげなのか
わからないのも確か。まぁ安くて汚いホテルよりヒルトンの方がマトモなのは間違いないだろうけどね。

ちなみに、ホテル周囲の治安はいい。ただ、それはソレなりの警戒の結果でもある。
外からホテルに戻ってきた宿泊客は必ず金属探知機くぐりと、荷物のX線検査がある。毎回ある。
さらに隣のショッピングモールに行こうとすると、そこまでもまた金属探知機とX線検査・・・やれやれ。
「入口で飛行機並みのチェック」はムンバイのホテルでも同様だったから、たぶんインドのホテルで
中級以上のところはそういうのがけっこう当たり前なのかも。


娯楽★★☆☆☆ 
これは完全に評価が分かれるブブンだろう。
隣接するショッピングモールには高級ブティックからハードロックカフェまでいろいろあって、退屈しない。
ここに行けば夜でもいろいろ楽しめるのは間違いない・・・好きな人にとってはね(笑)。

だがイ課長にとっちゃ、ちーとも魅力ないのよハッキリ言って。
インドに来て高級ブティックなんか見てどうすんのヨ。「海外の有名ブランドがインドにも進出してんだねぇ」と
思うだけのこと。面白くもナンともない。おまけに中華メシ屋に入ってもビール置いてねぇし・・・。

海外床屋フェチのイ課長だが、インドでは床屋に行きそこなった。
実はモールの中にこんな高級ヘアサロンがあるのはわかってたんだよ。しかしせっかくインドに来て
こんなつまんなそうな高級床屋で髪を刈る気になれなかった。
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高級ショッピングモールを併設したヒルトン。
そういうのが好きな人には面白い。しかしイ課長にとっちゃまったくプラス評価要素にならぬのであった。
ホテルの近くにゴチャゴチャした市場でもありゃ、逆に評価はグッとあがるのだが。


というわけで、デリーのヒルトンは滞在も長かったし、書きたいことも多い。
以前、ジュウボクズことだけ書いたことからもわかるように、従業員は極めてフレンドリーで態度もいい。
「今日チェックアウトする」って言ったらボーイからプレゼントもらうなんて、空前絶後の経験だ。

ちなみに、イ課長は5泊して34,000ルピー。5泊で5万円ちょいだから1泊だいたい1万円か。

インドの混沌を肌で感じたいという人には勧められない。
多少高くてもいいから、インドじゃ衛生や安全を優先したいという人なら十分お勧めできる。
フレンドリーすぎるジュウボクズたちの話し相手になれる程度の英語力があれば、なお結構(笑)。


 

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by tohoiwanya | 2014-04-24 00:59 | 2012.10 インド出張 | Comments(2)