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2012年 07月 17日

パリ・巣ごもりの夜

関東はまだ梅雨明けも宣言されてないのに、イッキに真夏の暑さ。
汗っかきのイ課長は完全に「全身ポストイットおばけ」と化しております。

さて、そんな暑さの中、寒かった去年11月の欧州出張ネタを続けよう。
今日も「出張から解放された、あの夜」の続きを書く(よほど嬉しかったんだな)。

2011年11月25日金曜日の夜22時ちょい過ぎ。
シュツットガルトを出発したTGVは無事、イ課長をパリ東駅まで届けてくれた。
パリとイ課長との、2年半ぶりの再会。

しかし、何せ時期は11月下旬で、時刻は22時をまわってる。
パリの街は冬の長い夜のトバリに包まれてるし、一方のイ課長もまたドイツから移動して
クタクタという状態。あまり感動的な再会の光景とは言い難い。

東駅や北駅(この二つは近い)周辺の夜の治安が極端に悪いとは思ってなかったけど、
かと言って良くもなさそうだし(笑)、イ課長は疲れてるし、寒いし、とりあえず今夜は
サッサとホテルにチェックインして、メシ食ってビール飲んでバタッと寝ちまおうぜ。

夜遅く到着することは分かってたから、ホテルは東駅近くの安ホテルをとった。
徒歩5~6分ってとこかな。チェックインして、部屋に入る。大した部屋じゃない(笑)。
しかし窓をひょいと開けてみたら…

うわぁ~~、このホテル、窓からパリ東駅が一面に見渡せるんだ。ちょっといいねぇ。
駅のざわめきがかすかに聞こえて、旅情をかきたててくれるじゃん。うーむ…
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…なんて感慨にひたってる場合ではない。
とりあえず今夜のメシ調達のため、イ課長はふたたび夜の東駅に向けて出撃した。
こんな夜遅くに開いてそうな食い物屋は駅周辺しかなさそうだったからね。
できればテーブル席で食うんじゃなく、何かテイクアウトして、ついでに缶ビールを
確保した上で、今夜はホテルでのんびり巣ごもりしたい気分だった。

結局、東駅近くの、さびれ果てたピザ屋でピザを買い、通りすがりの店で缶ビールも
調達することが出来た。この頃にはもう夜11時を過ぎてたはずだ。
ホテルに戻る道もほとんど店じまいしちゃってたくらいで、こんな夜遅くに
ピザと缶ビールという「ホテル巣ごもりグッズ」を確保できたのは上出来だったといえる。
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ホテルの部屋に戻り、リラックスしてビールをぐびり。
まだナマ温かいピザを食う…わびしい海外出張サラリーマンの悲哀が漂うよねぇ。

しかしだ。
意外に思うかもしれないけど、この時のイ課長はやけに満ち足りてたんだよ(笑)。
安ホテルの一室で、アルミホイルを皿がわりに冷えかけたピザを食い、缶ビールを飲む。
海外出張にありがちな孤独でうらぶれた夜だ。しかしこの夜は何せ…
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①無事出張前半ドイツでの仕事が終わり、つつがなく移動してこられたわけだし
②宿も、清潔なシーツのベッドも、メシも、缶ビールも、ちゃんと確保できてるし
③今夜はもうこれ食ってバッタリ寝ればいいだけだし、
④明日、あさっては休日だし
⑤いま自分がいる街はパリだし

…という諸々の条件が重なってたからねー。パリのホテルでこうやって巣ごもりして、
「明日の仕事」の心配をせずに過ごせることが嬉しくてしょうがなかった。

天にもパリにも昇る心地で、金曜の夜遅くパリに着いたイ課長。
その最初の夜はこんな風に物質的には極めてみすぼらしく、精神的には極めて充足した状況で
過ぎていったわけなのでありました。

もちろん、このあとピザを食い終わったイ課長が「いつ眠ったか覚えてない」くらい
すみやかに寝てしまったのは言うまでもないのである。

 

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by tohoiwanya | 2012-07-17 00:03 | 2011.11 欧州出張 | Comments(0)
2012年 04月 20日

ホテル・ベートーヴェンの続き

さすが音楽の都ウィーンと言うべきか。
ホテル予約サイトでウィーンのホテルを探しをした時に
「やっぱ作曲家にちなんだホテル名が多いんだなぁ」と実感した。

たとえばホテル・モーツァルト。ウィーンならではのホテルって感じだよね。
ホテル・シューベルトっていうのもあった。
ホテル・シュトラウスも見たような気がする。
ホテル・ブラームスもあったんじゃなかったかなぁ?(だんだんアヤフヤ)

その中で我々が泊まったのはホテル・ベートーヴェンというわけだ。
ウィーンで「楽聖」の名のついたホテル名を名乗ることは大きなPR効果があるだろうし
ホテル側としても「ウチはホテル・ベートーヴェンなんざますッ!」ってことを
力を込めてアピールしたいはずだ。まぁその気持ちはわかる。
そうなるとBeethovenっていうロゴだけじゃ弱い。ビジュアルでガンガン訴えよう。

…と、経営者が思ったのかどうかは知らないけど、とにかくこのホテル、そこらじゅうに
ベートーヴェン様の顔があるのだ。メッチャ気難しくて不機嫌そうな、あの顔で(笑)。
宿泊客はホテル・ベートーヴェンに泊まったら、毎日いたるところでベートーヴェン様の
不機嫌そうなご尊顔をイヤッてほど拝することになるのである。
そのいくつか(全部は到底ムリ)を写真に撮ってきたからご紹介しよう。

まずホテルの看板のテッペンにベートーヴェン様の顔だ。
まぁこの程度はどうってことはない。道路からだと顔に気づかないかもしれないし。
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部屋のカード・キーにだってベートーヴェン様の顔だ。このあたりもまだ序の口だ。
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ロビーにもこうしてベートーヴェン様が口をヘの字にして不機嫌そうに立ってらっしゃる。
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基本的にこのホテルのロビーや廊下はベートーヴェン様だらけと言っていい。
ちょっと歩くと必ずどこかでベートーヴェン様とお目にかかることができる。
ほら、ココにだってこうして胸像が。
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ここにも。これは見たことある絵だけど、もちろん複製画だよな。
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うおっ、これはスゴい。これは上の複製画と違ってオリジナリティにあふれてる。
しかしこれだけ殴り描きみたいな絵でもベートーヴェン様とわかってしまうあたり、
画家の力というよりモデルのキャラと言うべきだろうな。
ペンを持ってる手元が子供が描く絵みたいでオカシい。
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もちろん客室に入ってもベートーヴェン様から逃れることはできない。。
これはイ課長&トホ妻の部屋にかかってた絵だけど、しかしこれは…有名な肖像画を
加工したわけだろうけど、金色とか使ってはいるけど、重厚感はまるでないな。
おそらく全客室にこうやってベートーヴェン様の肖像画がかかってるに違いない。
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おおっ、なんとッ。
部屋のハンガーでもベートーヴェン様がニラミをきかせてるではないか…こんなトコにまで。
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ひー。風呂上り用のガウンにまでベートーヴェン様が。恐れ入りやした。
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…といった具合に、見事なほど「ベートーヴェンづくし」だったホテル・ベートーヴェン。
しかしまぁアン・デア・ウィーン劇場の隣にあるんだから、このホテルには
ベートーヴェンを名乗る資格はあるだろうな。いいホテルだったよここは。

ホテル・ベートーヴェン、お勧めできます。
ここに泊まれば、こんな「ベートーヴェンづくし」がアナタを待っているのである。



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by tohoiwanya | 2012-04-20 23:36 | 2011.06 ウィーン旅行 | Comments(10)
2012年 04月 18日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 No.17

去年のウィーン旅行で7泊したホテル。もうそろそろいいかげんにやらないとな。
このホテルについてはいっぱい書きたいこともあるし、写真も多いのだ。

ウィーンでのホテルはいつものホテル予約サイトで見つけた。
いろいろ候補はあったんだけど、ソコに決めた主な理由は以下の3つ。

①地下鉄の乗り換えターミナルであるカールスプラッツ駅から歩いて数分。
②1泊約14,000円。1泊がこの部屋代と考えれば相当高い。しかし一人あたりなら
  7,000円だ。そんなに高くないじゃん。
③ウィーンで大作曲家の名前がついたホテルに泊まるという誘惑に負けた。

ウィーン滞在のすべて、7泊全部ここに泊まった。
4ツ星ホテルで、しかも同じダブルの部屋の中でもグレードの高い「デラックスダブル」。
上にも書いたようにトホ妻と二人連れだと、こういうやや高い部屋に泊まっても
一人当たりコストパフォーマンスはいいよねぇ。単独出張だったらとても泊まれなかったよ。

Best Western Hotel Beethoven
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ここはねぇ、もうサイコウと言っていい。
ほとんど文句のつけようもなくて、ほめるばかりになるけど、まぁ書いていこう。

利便性:★★★★★
まず文句ナッシングと言っていいだろ、ここは。
上にも書いたようにカールス・プラッツ駅からは近いし、カールス・プラッツ駅は
東京で言やぁ地下鉄の大手町駅みたいなとこだから、どこに行くにも便がいい。
飲食店の多いナッシュマルクトにも近いし、ちょっと歩けばスーパーもある。

交通の便がいいってだけじゃなく、分離派会館とかアン・デア・ウィーン劇場とか、
ウィーンの歴史を感じさせる観光スポットが近いのも嬉しいよね。アン・デア・ウィーン劇場の
歴史あるパパゲーノ門なんて徒歩0秒。窓から見えるくらいだし(笑)。
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部屋:★★★★★
これまた文句ナッシング。一人だったら絶対泊まらない「デラックスダブル」だけあって
パパゲーノ門に面したガワに部屋が丸く張り出してたりして、立派な部屋だったよ。
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バス・トイレも何の問題なかったし、明らかにイ課長&トホ妻には贅沢すぎたな(笑)。
部屋ン中にはエスプレッソマシンがあって、好きに飲むことができるサービスもナイス。
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朝食:★★★★★
朝食に関しては気分的には星6つあげたいくらいだ。
美味しかったし、パンもおかずも飲物も種類が豊富で、毎日食って全然飽きない。
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ドイツ的な質実剛健さに加えて、ウィーンらしくスィーツ系菓子パン類が充実してるのが
個人的には特に嬉しい。これはある日のイ課長の朝メシ。
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ホテル・ベートーヴェンはこうやって狭いながらも屋外テラスもあるから、ここで
朝食を食うことも出来る。これがまたいいんだ。最終日はここで朝食を食った。
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さぁ、上の写真の左右どちらがイ課長メシで、どちらがトホ妻メシでしょうか?
正解はイ課長が左側(ゆで卵のある方)、右がトホ妻。ここの朝メシが美味しいもんだから
二人とも日を経るごとに飽きるどころか、むしろどんどん食う量が増えていくアリサマで(笑)、
最後の頃はとうとうトホ妻はイ課長より食う女になった(ヤツはこの後お代わりもしたのだ!)
いや~ホントによかったよ、ここの朝食は。文句なく星5つ。

従業員:★★★★☆
ここ、おそらく昔は家族経営に近い規模でやってたホテルで、そこが何かの理由で
ベスト・ウエスタンのフランチャイズホテルになったんじゃないかなぁ?
フロントスタッフなんかの印象が日本の旅館っぽい親切さがあって、
「仕事でやってるんデス」的な冷たさがない。非常に感じよかったね。
まぁあまりに褒めすぎるのもナンだから★4つにしたけど、不満は全然なかったよ。

というわけで、とにかく良かったんだよホテル・ベートーヴェン。
ベスト・ウエスタン系列とはいえ、画一的なインターナショナルホテルっぽくない、
「ウィーンのホテル」っていう感じが濃厚に残ってるところが非常にヨロシイ。

一人で泊まるには高いだろうけど(シングルの料金がいくらか知らないのだが)、
お二人連れなら一人当たり約7000円/日で快適なウィーン滞在になるんだから
断然お勧めですよ、ホテルベートーヴェン。

このホテルは非常に良かったので、続篇も書く予定なのである(笑)。

 

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by tohoiwanya | 2012-04-18 00:39 | 2011.06 ウィーン旅行 | Comments(14)
2012年 02月 06日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 No.16

前回書き残したシュツットガルトのホテル、いってみよう。

Kronen Hotel

ここ、実は4ツ星ホテルなんだよね。
アーヘンのホテルが駅に近いことだけでかなり安い宿にしたから、それなりにつらい思いを
することは泊まる前からある程度予想がついた(笑)。だから、せめて翌日に行く
シュツットガルトくらいはマトモなホテルに泊まりたくて、4ツ星。いいじゃんかよ!

宿泊料はスタンダード・シングルルームで120€。アーヘンのホテルのほぼ倍だけど
4ツ星にしてはそう高くない。「そう高くない」こともここを選んだ理由の一つだったんだけど、
実際はどうだったかというと…

利便性:★★☆☆☆
おっと、いきなりのイマイチ評価。だって駅からけっこう遠いんだもん。
それも、ただ遠いだけじゃない。大きな通りの横断歩道を何カ所か渡らないとダメだし
極めつけはホテル前の道が上り坂であること。
重いゴロゴロスーツケースを転がしてここを登るのはけっこう大変だったよ。

おまけに、だ。
駅から離れてるだけあって、周囲に買い物したりメシ食ったりする店がほとんどなくて、
イ課長と通訳さんは近所にタッタ1軒開いているレストランで晩飯を食ったのだ。

このレストラン、毎晩開いてるわけではないそうで、イ課長たちが泊まった時は
開いてたから良かったようなものの、ここが閉まってたら外食は大変だろうなぁ。
もちろんホテル内にレストランもあるんだろうけど(よくは知らない)。

部屋:★★★★★
しかし部屋は非常に良かった。★5つあげるよ。広くて居心地もいい。
こんな感じで、シングルだってのに立派なソファセットが置いてあるもんねぇ。
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ソファのあるガワから反対側を見ると、もう一つデスクと椅子がある。
イ課長はここにパソコンを置いてメール確認等をしたのである。
もちろんネット接続も問題なかったけど、ネットをやる場合にはチェックインの時に
リクエストして、IDをもらう必要がある。ちなみにネットは有料ね。
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広いベッドが少し奥まったところに隠れて置かれているというのも“寝室”ぽくて好きだ。
部屋については文句なしと言っておこう。
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バスルーム:★★★★★
イ課長もこれまで海外出張でいろんなホテルに泊まった。安宿専門みたいだけど(笑)
一応4ツ星ホテルにだって泊まったことはある(5ツ星はないな…)。
しかし、ジェットバスなんて機能がついた風呂があるホテルは初めてだよ。
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上の写真じゃわからないけど、このバスタブにはジェットバス機能があるのだ。
イ課長は宿泊した夜は疲れてたからすぐ寝て、翌朝ゆっくりとこの風呂に入ってみた。
ドイツ語だから操作はわかりづらいけど、あれこれボタンを押したら、確かにゴボゴボと
お湯と泡が噴き出してきたよ。ほえー、すげーー。

朝食:★★★★★
朝メシがまたサイコウだったんだワ。フランクフルトのホテル・モノポールの朝メシに
★5つあげなかったのは、このホテルの方がさらに朝メシが良かったからという記憶が
残っていたからに他ならない。
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とにかく品数豊富、オカズも選り取りみどり。スモークサーモンも確か2種類くらい
あったはずで、こんな豪勢なホテル朝食もあまり記憶にないよ。文句なく★5つ。

接客サービス:★★★★★
フロントの女性スタッフがみんなすごく感じがよく、親身にサービスしてくれる。
通訳さんが「この近所でメシ食えるとこある?あそこにあるあのレストランはどう?」って
聞いたら、夜は毎日やってない店で、今日はやってるからアナタたちはラッキーで
もし行くならこのワイン1杯無料クーポンを使いなさいとか、いろいろ親切に教えてくれる。

それとね、このホテルのフロント前にはなぜかたくさんのグラスと、たっぷりのお茶が
用意されてて、これは自由に飲んでいいんだけど、このお茶…レモンティーかな?…が
甘酸っぱくて暖かくて、冷えた体にすごく美味しく思える。

フロントで手続きしてる時もこれを飲みながらやったけど、とにかく美味しいから
「このお茶持ったまま部屋に行っていい?」って聞いて、お代わりしたほどだよ。
全体的にサービスは非常に良かったと思うよ。


というわけで、だね。
要するにこのホテル、駅から遠くて周囲にメシ屋等の利便施設がないってことを除けば
すごくいいホテルだったんだよ。部屋・メシ・サービスともに文句ナッシング。

イ課長がもしまたシュツットガルトに行く機会があれば「ちょっと駅から遠くて不便だけど、
あのホテル良かったよなぁ…またあそこ泊まろうかなぁ…」と思うはずだ。

駅からやや歩く。特にホテル前の坂道は重い荷物を持った身にはキツい。
その問題点以外はホントにいいホテルだった。ちなみに、例のホテル予約サイトでも
このホテルの評点は「9:とてもすばらしい」だ。評点が9点台のホテルって珍しいよ。
 
シュツットガルトのクローネン・ホテル。
1泊1万円強くらいは出せて、しかも荷物が少ない旅行者に対してであれば、
自信をもってお勧めできます、はい。

 

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by tohoiwanya | 2012-02-06 00:40 | 2011.11 欧州出張 | Comments(2)
2012年 02月 02日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 No.15

さて今日はアーヘンと、シュツットガルトのホテル、いってみよう。


Hotel Stadtnah

アーヘンで泊まったホテルなんだけどさ、ここは去年の欧州出張で利用したホテルの中で
最も安宿だった。二ツ星ホテルで1泊61.5ユーロ、6000円ちょいっていうんだから安い。
いくら貧乏会社の貧乏出張でも、普通だったらもう少しシッカリしたホテルにしただろう。

このホテルを選んだのは理由があって、それは駅に近いということ。それのみ。
なぜ駅からの近さだけで決めたかっていうと、ちょっと複雑な事情があるのだ。

この日の午後、イ課長はハンブルクから飛行機と電車を乗り継いで、夜7時半頃にアーヘンに入った。
しかし通訳さんは他の仕事の関係で一緒に移動できなかったため、後から鉄道で来てもらうしか
なかったのだ。順調に列車を乗り継いでもアーヘン到着予定は夜中の1時過ぎ。ひぃ。

通訳さん到着が真夜中となると、そこからまたタクシーに乗って…なんていうトコより、少しでも
駅に近い方がいい。というわけで「駅近」だけ、他は一切期待せずにこのホテルにした…が…

さすがは61.5ユーロ。なかなかヤバいホテルだったんだよ(笑)。


チェックインしやすさ:☆☆☆☆☆
ついに出ました。イ課長ミシュラン初の最低評価(笑)。
まず最初のチェックインがすでにもう大変な難関なんだよこのホテル。
今後利用する人のために(いるかなぁ?)詳しく書き残しておこうと思う。

Hotel Stadtnahという看板はアーヘン中央駅を降りれば通りの向こうにすぐ見つかる。
当然、荷物を引きずったイ課長はその看板に向かって歩いていくわけだ。
看板の下に扉があるから、そこからフロントに入ればいいと…あれ…あれ?

扉は施錠されててマッタク開かない。中も真っ暗だ。誰もいないのか?でもまだ8時前だぜ?
呼び鈴方式かと思ってボタンを探したけど、それらしき呼び鈴もない。どうなってんだ?
ここはHotel Stadtnahの入口だろ?どうやったら中に入れるのさ?

困った顔で中を覗いてたら、通りすがりのジイさんがイ課長に声をかけた。
どうも、このホテルにチェックインするには、近くにある別のホテルで手続きしろと
言ってるようだが…ええ?別のホテルでチェックインするの?

Hotel Stadtnahから数十m離れたところにHotel Banhhof って名前のホテルがある。
ここ、おそらくHotel Stadtnahと同じ経営なんだろう。そこはちゃんと入口が開いて、
フロントにおばさんもいて、結局そこでチェックインした。しかし初めて来たガイジンが
そんなことわかるわけねぇじゃん!

通りすがりのジイさんが親切に教えてくれなかったら、イ課長は一晩中あのドアの前で
苦闘してたのかも…と思うと慄然とする。あの時のジイさんありがとう。長生きしてね。
だが、このホテルは早く死んだ方が世の中のためかもしれない。


接客サービス:★☆☆☆☆
Hotel Banhhofのフロントにいたのはだいぶ年季の入ったオバさん。
自分はHotel Stadtnahに2部屋予約した者であり、連れは夜中に着く予定だとイ課長が告げると、
このオバさん、いきなり2つのキーを渡してくるではないか。
番号からすると3階の部屋と4階の部屋と、二つの部屋のカギのようだが…。

ここは夜は誰もいなくなるからね。到着が遅くなるお連れさんのカギも渡しとくわ
…と、どうやらそんなことを言う。ってことは、通訳さんを部屋に入れてあげるには
イ課長が夜中の1時過ぎまで起きてて、カギを渡してあげないといけないの?まいったね…

しかし二つの鍵を渡された以上、確認しておかなきゃいけないことがある。それを聞いた。
エート…ドチラノ鍵ガ、ワタシノ部屋ノ鍵デアリマスカ?
フロントオバさんは相変わらずニコリともせず、イ課長のゴロゴロスーツケースを指さすと
冷徹な口調でこう言った。
そんな大きな荷物があるなら、あんたは3階(つまり低い方)の部屋にするべきね

え?…ということは…もしかして…


建物の設備:★☆☆☆☆
さよう。このホテルにはエレベーターがないのである(笑)。
重いゴロゴロスーツケースをかかえて3階まで、クソ狭い階段を昇らないといけない。
「おまえが3階の部屋にすべき」という彼女の忠告は正しかったが…ううう…いくら駅近だけで
決めたとはいえ、部屋に入るまでに用意された障害がここまでハードだったとは…。
荷物運びはキツかったよ。か弱い女性だったら相当苦しむ…つうか、ムリだべ、たぶん。


部屋:★★★☆☆
ようやく自分の泊まる部屋までたどり着いた。はぁはぁ…ここまで苦しい道のりだった。

部屋は大したことはないけど、最初から期待してなかったし、宿泊代の安さを考えれば
★3つあげていいんじゃない?駅に近いけど静かだったと、一応積極的評価も書いておこう(笑)。
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他のホテルではおおむね部屋に入った直後の、ベッドなんかもきれいな状態で写真撮ってるのに、
ここでは荷物を散らかし、布団も乱れてる状態の写真。ワザとそうしたわけじゃないけど、
クリスマスマーケットに行ってきた後に撮ったからこんな乱れた部屋になってしまったのである。
ベッドからの写真もご覧にいれよう。こんな感じ。一応、薄型テレビも備え付けられてる。
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ついでに言えばバスルームはこう。
何度もいうけど、最初から期待してなかったことを思えば、部屋には特に不満はない。
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朝食:★★★☆☆
さすがドイツのホテルだけあって、朝メシは安ホテルとしてはまぁまぁのレベルだったと
言っていいと思う。一応、ほのかに生野菜も食えたしね。この肉ダンゴみたいなやつも
美味しかったし、朝食は思った以上にマトモだったといえる。
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このホテルでもう一つ触れておかなければならないのは、カギだ。
最初にイ課長が戸惑った入口扉なんかは各部屋のカギで開けられるようになっていた。
だから客が外出しても、フロントを通らずに直接建物に入れるわけだが…
ってことはだよ?…客室のカギが共通で入口扉に使えるってことはだよ?
カギは入口扉と全客室共通の同じカギなのかい?!そんなバカな!

そこで実験してみた。通訳さん用の4階部屋のカギで、イ課長の3階部屋の扉が開くか?
これがね、開かないようにうまく出来てるんだよ。部屋に至るまでの入口扉とか中扉とかは
共通キーとして使えるけど、部屋に入る時は各自のカギになるという仕掛けらしい。ふーん…

ちなみにこのホテル、朝はちゃんとオバちゃんが常駐してて、チェックアウトも
ここでやった。夜になると入口を施錠して、誰もいなくなっちゃうってことなんだろうな。

なお、通訳さんは予定通り夜中の1時過ぎにアーヘン中央駅に着き、イ課長を
電話で起こしてくれたから(笑)、イ課長が1階まで降りていって例の扉は内側から
開けてあげて、問題なく泊まることができたのである。よかったよかった…。

なかなか特殊な経験をイ課長にさせてくれたホテル・スタッドナー。
アーヘン大聖堂とか、旧市街の中心部にも徒歩で行けるし、駅にも近いんだから
安さと利便性を重視する人にはお勧めできなくもない。部屋自体はそうヒドくないし、
このブログを読んでおけば、チェックインで戸惑うこともないだろうしね。
ただ、荷物は多いけど腕力はないって人は、宿泊は不可能じゃないかなぁ?(笑)

ううう…アーヘンのホテルがかなりスゴかったから、長くなってしまった。
シュツットガルトのホテル評価はまた後日。

 
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by tohoiwanya | 2012-02-02 00:08 | 2011.11 欧州出張 | Comments(2)
2012年 01月 31日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 No.14

当ブログの定番ネタ、ホテル評価を少しやっておこう。

何せ昨年の欧州出張では2週間にわたって泊まったホテルの数も多かったから
評価すべきホテルがいっぱい貯まっている。しかも今度の出張でまた増える可能性が
大きいわけだから、記憶が薄れないうちにやっておこう。

昨年の出張ではドイツで1泊ずつ4カ所のホテルに泊まったから、
二つずついってみるか。まずは泊まった順番でフランクフルトから。

あ、ちなみに、前回から導入した☆印評価基準を再掲しておこう。こんな感じね。

★★★★★  サイコウ
★★★★☆  ケッコウイイ
★★★☆☆  マァマァ
★★☆☆☆  イマイチ
★☆☆☆☆  ダメダメ
☆☆☆☆☆  ウンコ


Hotel Monopol

ここ、実は2007年にイ課長が生まれて初めての欧州出張でフランクフルトに滞在したときに
利用したホテルで、4年ぶりに泊まったことになる。だから、なかなかいいホテルで
あることを知った上で泊まったわけで、非常に安心感があった。
このホテル、一応4ツ星ホテルで、フランクフルトモーターショウ開催時なんかは
料金も高くなるけど、イ課長が泊まったときは1泊77€。約8000円。安いよねー。


利便性:★★★★★
ここは★5つあげていいだろ。フランクフルト中央駅南出口から徒歩数分だから
重い荷物を引きずっても何の問題もない距離。周囲にレストランやスーパーはないけど、
そういうのは駅構内の店を使えばいいわけだから問題ナッシング。

部屋:★★★★☆
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写真見て思い出したけど、ツインのシングルユースだったんだ。これで77€は改めて安い。
建物自体がけっこう古いはずで、部屋もそれなりに年季が入った感じはあるけど、
泊まる上では別に何の支障もない。部屋の中で無線でネット接続もできたし、ちゃんと
バスタブもついたバスルームだったし、何度も言うが77€でこれなら文句ナッシング。
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朝食:★★★★☆
朝食は良かった。一応4ツ星ホテルだから品数は多いし、ロンドンのホテルと違って(笑)
パンにしてもソーセージにしても卵にしてもちゃんとそれぞれ美味しい。
特に(2007年もそうだったけど)スモーク・サーモンがついてるのが個人的には嬉しい。

さらに驚くべきことに、スープとしてワカメの味噌汁が用意されていたんだよ。
アジア系・東洋系の宿泊客が多いことを意識してそうしたのかもしれないけど、
これにはびっくりだ。飲んでみたけどチャンと美味しかった。
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出張でフランクフルトに行くたびに「またモノポールに泊まろうかな?」と思うことが多かった。
そのくらい最初に利用したときの印象が良かったんだけど、4年ぶりに泊まって相変わらずイイ。
今回みたいに空いてる時期だとコストパフォーマンスはほんとに高いしね。お勧めホテルです。


Hotel Graf Moltke Novum

フランクフルトの次にハンブルクで泊まったホテル。
いつものホテル予約サイトで見つけたんだけど、何て読むのかわかなかった(笑)。
グラフ モルトケ ノヴム って読むらしい。ノヴム。
ここは「コンフォート・ダブル」って部屋で1泊89€。約9000円。モノポールよりは若干高い。

利便性:★★★★☆
ハンブルク中央駅から歩いて3~4分ってとこかなぁ。
駅からの近さならフランクフルトのホテルとさほど差はないけど、まぁ★4つにしとこう。
食事や買い物は駅構内を使える距離だから、利便性は高いし、駅前通りに沿って
ホテルやレストランが並んでるから、メシはそこでも食える(実際そうした)。

ただね、駅とは反対方向だけど、近くにポルノ映画館みたいなのがあったんだよ。
まぁ普通の宿泊客なら夜に駅ガワじゃなく、あっちガワに行く人は少ないと思うし、
別に治安が心配ってほどのモノではないんだけどね。

なお、ハンブルクで一番華やかな市庁舎前広場には地下鉄で2駅くらいだけど、
ブラブラ歩いても10分か15分くらいで着く。観光拠点としてもイイと思うよ。

部屋:★★★★☆
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部屋は問題なし。モノポールより少し新しい建物っぽくて、わりとモダンな感じの部屋。
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部屋自体もけっこう広いし、バスルームもきれいだった。まぁバスタブがないっていうのが
残念といえば残念だけど、89€だとこんなもんだろ。むしろモノポールが77€で
バスタブ付きだったことの方がスゴいといえる。

朝食:★★★☆☆
ごめん、朝食の写真を撮ってこなかった。
スクランブルエッグとか、焼きソーセージみたいな温かい料理が何品かあって、
さらにハムやチーズといった冷たい料理、パンの種類とジャム・ママレード類の種類は豊富。
ドイツのホテルのビュッフェ式朝食としてまずは標準的ってレベルの朝食だったと思うよ。
(もっとも、時間がなくてあまりゆっくり食えなかったのだが)

ハンブルクは2008年の出張の時に、やはり中央駅近くのホテルに泊まったんだけど、
ここはけっこうヒドいホテルで、イ課長としてはハンブルクのホテルに対する警戒感が
ちょいとばかりあったんだけど、モルトケ・ノヴムはまぁまともなホテルだったよ、うん。
またハンブルクに行くことがあったとして、ここならまた利用してもいいかなと思う。
 
次回はアーヘンとシュツットガルトのホテルをご紹介しましょう(←世界の車窓から風に)。

  

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by tohoiwanya | 2012-01-31 00:12 | 2011.11 欧州出張 | Comments(0)
2011年 07月 22日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 No.13

ウィーンネタの間隙をぬって昨年の欧州出張ネタも地道に展開し続けるのである。
ロンドンで泊まったホテルの評価をまだやってなかったから、今日はソレをやろう。

今回から、☆印による評価制度を導入してみた(笑)。大体の目安はこんな感じか。

★★★★★  サイコウ
★★★★☆  ケッコウイイ
★★★☆☆  マァマァ
★★☆☆☆  イマイチ
★☆☆☆☆  ダメダメ
☆☆☆☆☆  ウンコ

まぁイ課長だって、アホはアホなりに「なるべく安くていいホテルを」と思いながら
探すわけだから、下二列のような評価にブチあたることはないと思うんだが…(笑)。


The Darington Hyde Park

ロンドンのホテル探しはかなり苦労した。
いつものホテル予約サイトで探したんだけど、フランクフルトに比べて相場が高くて
マトモそうなホテルは平気で1泊2.5万円くらいする。
もっと安いホテルはっつうと、どこもすこぶるユーザー・レビューが悪い(笑)。

いわく「狭い」「不潔」「うるさい」「二度と泊まらん」云々…
ロンドンには三ツ星程度で、なかなかいいホテルってもんがないのかよ?
いくら高級ホテルを除外して探してるとはいえ、やけに評価が低い。
評価が高いところはっつうと、値段もやけに高い。ったくもう…ロンドンときたら…。

ロケーション的に泊まりたい場所はある程度ハッキリしていた。
金曜のリーズ行きではキングス・クロス駅周辺が、最後の帰国時にヒースロー・エクスプレスに
乗るんだったらパディントン駅周辺が便利。この二つの駅のドッチかだろう。
だが、聞いた話ではキングス・クロス駅周辺ってのは治安がイマイチらしい。だもんで、
パディントン駅周辺を中心に探し、探し、探し疲れた頃に、あるホテルのユーザー・レビューに
こう書かれてるのを発見した(日本人が書いてた)。

ロンドンのベスト・バリューホテルの一つとして現地の雑誌で取り上げられてた

…ふぅ~~む。ここなら、そうメチャクチャひどくはないんじゃないか?
3泊324£だから1泊100£ちょい。安くはない(1泊1.4~1.5万円ってとこか)。
フランクフルトのあのナイスなホテルでも、1泊90€(1.1万円くらい)だったんだから
全然安くはない…が、バカ高くもないし、他の人の評価もまぁまぁだし、もう探すのに疲れたし(笑)、
面倒臭くなってここにしたのだ。さて、実際はどうだったのかというと…。


寝室:★★★☆☆ 
まぁ★3.5くらいあげてもいいんだが…。
イ課長が泊まったのは最上階の4階の部屋で、部屋はけっこう広かった。

特に、このデスクがすごく広かったっていうのは非常に使いやすかったね。
PCを置き、書類を広げ、なおかつ缶ビールとツマミを置いてもまだスペースに余裕がある。
外も静かだったし、全体としては悪くない部屋だったといえる。
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ただ、この部屋には問題が一つあって、それは床鳴りがヒドいってことだ。
配線類を通しやすくするためにジュウタンの下を二重床にしてたんだろうが、これがもう…
部屋ン中を歩くたびに「ギィーッ」「ギシッ」「ミシーッ」「ギシーッ」って音が
1歩につき1回鳴る。同階の隣の部屋が床鳴りしてるのもよく聞こえた(笑)。
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これ、イ課長は最上階の4階だったからまだマシだったといえる。階下の人はかなり
うるさかったと思うなぁ。下の人ごめんなさい。しかしイ課長だって生きている以上は
部屋の中をあちこち動くわけだからさ、しょうがなかったんだよ。


バスルーム:★★★★☆
これはまぁ特に優れているわけじゃないけど、一応バスタブらしきものが付いてたし
お湯の出も悪くなかったし、バスルームは床鳴りしなかったから(笑)、一応★4つ。
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朝食:★★★☆☆
おそらくロンドン中級ホテルの朝食としては「かなりいい」レベルだったと思うんだが、
その直前まで泊まってた、ドイツ・フランクフルトのあの朝食の直後じゃねぇ…。

ちなみに、最初の日によく知らぬまま「オカズ全部盛り」を食うハメになったイ課長。
最後の土曜は(金曜は早朝出発で朝飯食う時間がなかった)、オカズのオーダー量を減らし、
代わりに生グレープフルーツ(これは美味しかった)を大量にむさぼり食ったのである。
身体がビタミンを欲してたのかもね。
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利便性:★★★★☆
これは★4つあげていいだろ。
パディントン駅からは徒歩5~6分程度で、地下鉄に乗ればロンドンのドコに行くにも便利。
駅の周辺にはレストラン、パブ、土産物屋、缶ビールの買える店等々、いっぱいあって
生活にはまず困らない。
最後の帰国時に重いスーツケース運ぶのも、このホテルから駅までだったら問題ないよ。
しかもパディントン駅からならヒースロー空港まで約15分。これは助かる。
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従業員の態度:★★☆☆☆
これがねー…
いや、サービスや接客内容が悪いわけじゃないんだよ。必要な対応はしてくれた。
ただね、イ課長がよく会ったメガネの男性スタッフ、彼には全く「笑顔」ってものがない。
常に冷静に、事務的に、キチンと仕事をこなすけど、ニコリとも笑わず、英語の不自由な
イ課長に対して少し分かりやすくしゃべってあげよう的な心遣いもない。

何度も言うが、仕事自体はチャンとしてる。荷物も預かってくれたし、前の宿泊客の
忘れ物とおぼしき封書(未使用のクレジットカード入り!)を持ってってあげた時も
「ありがとうございます。おお、ミスター●●ですね、存じてます、連絡します」って感じで
的確に対応はしてくれた。ただ、その対応の間にマッタク笑顔はない…
何だかロボットのフロントマンと話してるみたいでさぁ…ブツブツ。

他の中級ホテル(おおむね良くないらしい)に泊まってないから比較できないけど、
ロンドンの三ツ星B&Bとしては、確かになかなかイイ方なんだと思う。
高級ホテルは無理だけど、そうヒドいところでも困る、っていう、イ課長みたいな
ごくフツーの旅行者or出張者にはお勧めできると思う。
ゴージャスなホテルで思い出に残るロンドンの夜を楽しみたいって人には論外(笑)。



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by tohoiwanya | 2011-07-22 00:23 | 2010.11 欧州出張 | Comments(5)
2011年 04月 07日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 No.11

ハンプトン・コートが続いたから、中休みってことで久しぶりにホテル評価。
フランクフルトにしようか、ロンドンにしようか、福井にしようか迷った結果、
本日は昨年11月出張の前半に3泊したフランクフルトのホテルを取り上げる。

InterCityHotel Frankfurt

3泊で272.7ユーロだから、1泊約90ユーロ。当時のレートで1.1万円/泊くらいかな。
そう高くはない。★★★三ツ星ホテルとして標準的な宿泊料金だと思う。

ズバリ言う。ココはいい。
ココはお勧めするよ。特にフランクフルト中央駅から朝早い移動が多い人には大お勧め。
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利便性:バツグン
とにかく駅からバカ近い。駅の北出口を出てから徒歩1〜2分ってとこか。
雨が降っても、傘ないけど駅まで走っちゃえという気に十分なれる近さだよ。
列車移動の利便性、缶ビールやメシの調達という面での利便性、まずは文句なし。
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居住性:マァマァ
まぁ特にゴージャスでも広くもないけど、出張で泊まるホテルとして問題はない。
強いていえばバスタブがないのが残念だったってことくらいかな。
ちなみに、ドイツのホテルではなぜか必ずベッドメイクされたシーツの上にお菓子が置かれてる。
ここのホテルの場合、おなじみハリボの熊グミの小さい袋でした。
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ネット接続:マァマァ
ここはフロントに申し込んで、接続用のユーザーネームとパスワードを発行してもらうという
システム。こうやってレシートにして出力して渡してくれる。
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これは当初問題なく接続できた。しかし次に接続しようとするとなぜかダメで、再発行してもらった。
さらに次に接続しようと思ったら、今度はパソコン側に問題が生じてダメになった(笑)。
だから非常に困ったんだけど、これはこのホテルのせいじゃないから仕方ない。


朝食:バツグン
このホテルで一番ナニが良かったかといわれれば、イ課長は「朝食」と答えるだろう。
温かいオカズもいっぱい、チーズやハム類も種類豊富。実に充実している。
そして、さらに素晴らしいのは、このホテルは朝食が朝6時から食えるということだ。
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これまで出張先で泊まったホテルで「6時から朝食」出してくれたトコなんて記憶にない。
大体どこも7時から。6時開始って、中央駅の朝早い列車に乗らなきゃいけない客には福音だよ。
実際、イ課長はこのホテル滞在中に2度、7時前にホテルを出発しなければならなかった。
普通だったら当然朝食はアキラメるけど、ここでは腹いっぱい食えた。これは嬉しかった。
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11月のドイツの朝6時なんて、まだ真っ暗だよ。
こんな時間、誰もいないだろうと思いつつ食堂に行くと、すでにけっこうな数の宿泊客が
「朝食開始」を待ち構えてるんだから驚く。6時になると彼らは次々と、照明もロクについてない
薄暗い食堂に入り込んで行って朝メシを食い始める。
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こんなに早起きして食いに来る方もすごいが、すでに準備をすませてる方はさらにすごい。
さすが早起きドイツ人。7時過ぎンなっても「これからパン買いに行く」なんてスッとぼけたこと言ってた
ブリュッセルのホテルと比べてなんという違い(笑)。ホントに助かったよ。


欠点:
そんなにない。非常にコストパフォーマンスの高い、いいホテルだったと思うよ。
駅から近いけど、別にうるさいわけじゃないし、安眠にも問題はない。
強いて言えば、枕が平べったすぎることくらいか(笑)。イ課長は二つ折りにして使ったが。
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あと、朝夕の混むときにフロントに客の行列ができることがある…ってくらいかな。
まぁそんなに長時間待たされるわけじゃないけど。欠点なんて、ほんと、それくらい。

インターシティホテル・フランクフルト。
何度も言うけど、中央駅からの朝早い列車に乗らなきゃいけないなんていう人には
特におあつらえ向きにホテルだと思うよ。イ課長お勧めッス。



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by tohoiwanya | 2011-04-07 23:04 | 2010.11 欧州出張 | Comments(0)
2011年 01月 31日

ロンドン、ホテル朝食との対決

さて、フィッシュ&チップスを食った翌朝だ。ロンドンのホテルの朝メシとの対決だ。
「ロンドンのホテルの朝メシ」っつうとだね、イ課長はやっぱり20年前、新婚旅行の時に
対面した、あのホテルの朝メシを思い出さずにはいられないのだよ。

20年前も朝食付きホテルだったから、朝食を食おうとした(そりゃするわな)。
広いダイニングに行き、ウェイトレスから「コーヒーか?紅茶か?」と聞かれる。
ここまではまぁいい。どこの国のホテルでも大体こんな感じだ。

頼んだコーヒーを飲んでると、ウェイトレスがパンを持ってきた。問題はここからだ。
そのパンを見てイ課長とトホ妻は少なからず驚いたんだよね。

「丸いパンがいくつか、バスケットに盛られてる」的なモノを想像していたんだけど、
そのパンはもうすでに焼かれていた。え?何も頼んでないのにいきなりトースト?
他のパンってないの?パンは薄切りパンのトーストっつうだけで他に選択の余地ナシなの?

しかもやけに薄いトーストじゃないか?…しかもやけにカリカリに黒く焼いてないか?
しかもそのトーストが挟まってるこの「トースト立て」っつうのか何つうのか…コレは何だ?
頭の中にかなりたくさんのハテナマークが飛び交う朝食だったのだ。

トーストを持ってきたウェイトレスがおごそかにイ課長とトホ妻に宣言した。
「標準はこのトーストと飲み物だけ(あとはジャムとかその程度)のコンチネンタル
ブレックファストである。あとホニャポンド追加すれば肉類などを加えたイングリッシュ・
ブレックファストを食えるが、お前たちはどうする?」

薄くて黒くてカリカリで、火事場から拾ってきたベニヤ板みたいなトースト、それがタテに
ズラリと並んだ姿を見て気後れした我々は「と、とりあえずコンチネンタルでいいス…」と
答えたのである。

あれから20年。
ロンドンのホテル朝食は今どんな感じなのであろうか…?非常に興味があった。

ダイニングに行くとおネエチャンが「コーヒーか紅茶か?」と聞いてくる。ここまでは同じ。
パンはと見ると…お?小さい菓子パンっぽいのが何種類か置かれているぞ。

おお?これは意外だ。これ、何となくおフランス風の朝食じゃないかい?
しかしこれは悪くないかも。カリカリトーストより個人的には菓子パンの方がいいな。
さっそく菓子パンを二つ取り、生のグレープフルーツをたっぷり取った。
菓子パンと果物、あとジュースとコーヒーの朝食なんて、けっこういいじゃん ♪♪
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菓子パンを食ってると、コーヒーを持ってきたウェイトレスがイ課長に質問してきた。
「トーストはブラウンか●●か?トマト・ソーセージ・卵・マッシュルーム・ベーコンはどうする?」
(●●はイ課長が聞き取れなかったブブン)

…え?
こ…この菓子パンが朝食じゃなかったの?イングリッシュ・ブレックファストが別にあるの?
ビュッフェ式の朝食で、並べられたものを取って食うんだと思い込んでたけど、ココは
客ごとに厨房でオカズやトーストを調理して持ってくるの?…ぞ、存じませんでした。

動揺を隠しながら、とりあえず聞き取れた方のブラウンのパンを頼み、オカズに関しても
ウンウンとうなずいて持ってくるように頼んだ。そういう方式だったのかぁ…。
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うおおー出たーー!懐かしき「トースト立て」!!
他の国ではマッタク見かけない食器?だけど、英国では相変わらず使われてるんだ!
朝食のパンはトースト以外に選択肢なし、そしてこの独特のトースト立てに立てられた
カリカリの薄いトーストの行列。英国ホテル朝食の伝統は生きていたようだ。
トースト立てを懐かしがりながらジャムをつけてトースト食ってると、やがてオカズが来た。
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う…う…やけにスゴい量だ。さっき菓子パン二つも食っちゃってるのに…。
実はこれ、本来は「トマトとベーコンと卵にして」みたいに、5種類のオカズの中から
チョイスする方式だったみたいなんだよね(そのコトには後で気づいた)。
イ課長がウンウンとうなずくから、ウェイトレスさんはオカズ全種を持ってきたようだ(笑)。

味はっつうと…うーん…ベーコンとトマトは及第点だろうが、卵とソーセージとキノコは…
特に卵が…ホテル朝食のスクランブルエッグなんてどこでも同じような作り方のはずなのに
あまり美味くない。やけに“薄い”って感じ。牛乳入れすぎか?

ドイツのホテルと比較しちゃうと、やはり圧倒的な差があると言わざるを得ないな。
ドイツはパンの種類なんか、すげぇ豊富だったもん。もちろんトーストが欲しければ
自分でパンを切って、自分でトースターで焼ける。
ハムやソーセージや卵なんかのオカズ類にしても、段違いにドイツの方が美味しい。

しかし、この時はイ課長は「味」よりもむしろ「量」が問題だった。
すでに菓子パン二つ食ったあとにトーストと「オカズセット全種」だからね(笑)。
途中で「トーストのお代わりは?」と聞かれて、当然断ったけど、それでも最後の方は
さすがに腹一杯すぎて少し残した(主に卵とマッシュ)。ごめんなさい。

ドイツのホテル朝食に比べれば、やはり英国のホテル朝食はだいぶ落ちる。
まぁこれは十分予想されたことではある。もし逆だったら大事件だが。
しかし「不味い!」というほどではない。大したことはないけど、まぁ食える。
これは昨晩食ったフィッシュ&チップスの評価と同程度だな。
それでも品数の多さという点ではまぁまぁ多かったといえるのは確かだろう。

でも、この朝食の中で一番美味しかったのは、最初に勘違いして食った
菓子パンと生グレープフルーツだったというのが正直なところなのだ(笑)。



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by tohoiwanya | 2011-01-31 00:20 | 2010.11 欧州出張 | Comments(0)
2010年 10月 08日

新仕飯店評価のつづき

まず話の順序からして、4年前の台北旅行でイ課長が泊まったホテルのことを話そう。
ソコは、今回泊まった新仕飯店からせいぜい徒歩数分の距離にあるホテルで、
グレードとしては新仕飯店よりほんのちょびっと良いホテルだったと言えるだろう。

そのホテルにチェック・インして、棚の引き出しを開けたイ課長はちょっと驚いた。
なぜなら、そこにはゴム製の避妊具がチンマリと置いてあったからだ。

え?…えええ?
間違って置かれたとは思えん。新品だし(笑)。するとここは…連れ込みホテルなのか?
いやしかし、新仕飯店と違って入口を入るとキチンとしたフロントのあるホテルだぞ?
日本的なラヴホテルとは全然違う、普通のエコノミーホテルに見えるけどなぁ~??
台湾では普通のホテルでもそういうモノを置いておくのがマナーなのであろうか?

どういうことなのかよくわからなかった。そこで、イ課長はある実験をしたてみた。
ゴム製避妊具をイ課長が取ってしまうと(使用したわけではないぞ)、ソレが翌日
“補給”されるかどうかという極めて壮大な実験を、だ(笑)。

結果的には“補給”はされなかった。
ふーむ…ってことは別に「なくなったらすぐ補給する」というわけではないと。
歯ブラシや石鹸と違って避妊具は“1回だけ”というルールがあるのか?…わからぬ。
この4年前のナゾは、ナゾのまま残っていたのである。

さて、今回の新仕飯店。
前回の記憶があるので、今回も「コンドーム…あるのかな?」と思って引き出しを開けてみた。

…ちゃんとあるよ、新品が(笑)。
うーむ…とすると、問題の焦点は以下の2点にしぼられる。
①台湾では普通のホテルでも、歯ブラシやタオルと並んで避妊具を置くものなのか?
②イ課長が泊まったホテルが2回とも、“そういう用途”に用いられるホテルだったのか?

①なのか②なのかという判断は2つの事例だけでは判断しづらい。
もっと高級な国賓大飯店くらいに泊まっても避妊具があれば①だろうし、
そういう高級ホテルには避妊具はないのであれば、②と結論せざるを得ない。

ちなみに、新仕飯店で前回同様の実験を試みた結果、“補給”されることが判明した(笑)。
前のホテルよりサービスがいいと言うべきか(今回も使用したわけではないぞ)。

日本だったら普通のホテルとラヴホテルというのは、泊まる以前に見れば区別できる。
何も知らない外国人旅行者が新大久保のラヴホテルに泊まることはまずないだろうし、
万一泊まったとしても、「何かが違う…」と感じるはずだ。

しかし、4年前のホテルといい、新仕飯店といい、イ課長には普通のホテルにしか
見えないんだけどなぁ…?台湾では日本ほど“区別”がはっきりしてないんだろうか?

ここで一つ、興味深いものをお目にかけよう。
新仕飯店の部屋の中に貼ってあった、宿泊客向けの注意事項なのである。
注目して欲しいのは(4)の記述だ。中国語より先に日本語で書かれている。
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ガールフレンドのご紹介はお断り致します…とな。

うーーーーむ…。
いろいろ考えさせられる。
台北のホテルでは「ガールフレンドを紹介しろ」っていうニーズが大きいのか?
だからホテル側では一種のサービスとして、ゴム製避妊具を常備しておくのが一般化した…
…という考え方も成り立つのではないか?

そういうニーズは低級ホテルでも高級ホテルでも同じように発生するはずだよな。
だとすれば国賓大飯店みたいな高級ホテルもやっぱゴム製避妊具を常備してる…のかなぁ??
うーーーーーむ…わからぬ。

え?自分だってオッサン一人の台北旅行じゃないかって?そそそそりゃそうだけどさ。
イ課長は健全な一人旅だったんだってヴァ!
「ガールフレンドのご紹介」なんて頼むわけないだろッ!

…何で自分のブログでこんなことを言い訳しなきゃいかんのだ(笑)。
 


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by tohoiwanya | 2010-10-08 00:00 | 2010.08 台湾旅行 | Comments(2)