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2015年 07月 01日

クロントゥーイ線路長屋の子供たち

クロントゥーイ・スラムの線路長屋では子供をけっこう見かけた。
そういう子供たちの写真も何枚か撮ることができたので、まとめてご紹介しよう。

線路ぎわの家の地べたでは女のコたちが二次元版着せ替え人形で遊んでた。
イ課長がガキの頃は日本でも女子がこういうので遊ぶことあったけど、今見ると
ものすごーく懐かしいモノに見える。ゲームで遊ぶのが当たり前の最近の日本の女子は
今やこんなモンで遊ばないんじゃないか?
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立ち止まって1枚写真を撮った。二人の方もすぐイ課長に気づいた。
巨大ガイジンに覗き込まれて警戒するかな?と思ったけど、ちょっと照れながらも
「ガイジンさんがあたしたちのこと見てるゥ」って感じで、むしろ面白がってる。
右の女のコが小学校3~4年、左のコはもしかすると中学生かもな。笑顔がかわいい。
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前回記事で、線路長屋でジイさんから「ハロー」って挨拶されたって書いた。
ハローって言うってことは、イ課長を見知らぬガイジンと知った上で英語で挨拶してるわけだ。
そういうジイさんといい、上の写真の女のコといい、みんなすごく人懐っこい。

スラムっていうくらいだから住民たちは貧しいんだろう。
そういう人たちを写真に撮るとなると「写すならカネくれ」なんて言われる可能性だって
なくはないはずだけど、この線路長屋にはそういう雰囲気は全然ない。
「あ、ガイジンさんだ」って感じでちょっと珍しがり、かつ面白がってる様子がうかがえる。

線路長屋にはちゃんとゲーセンもあるんだね。男のコたちはテレビゲームに夢中。
うーむ、もっと体を使って元気に遊べ。
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この日は12月30日だ。日本だったら確実に冬休みで学校は休みのはずだけど、
タイの小学校にも冬休みっていうのはあるんだろうか?
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明らかに就学前の小さな子供たちもいる。こっちは天真爛漫でめちゃくちゃ元気だ。
何のオモチャも遊具もなしで、それでもとにかくやたら楽しそうに遊んでる。
2~4歳くらいって感じだね。
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特にこのダイダイ色のシャツ着た子がハジケてる。
何やってんだろうなぁ?タイのテレビ番組の真似でもしてるのかな?
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イ課長がカメラを向けると、大はしゃぎで全員でぴょんぴょん飛び跳ねる。
あんまり飛び跳ねるからちゃんと撮れるか心配したけど、何とかマトモに撮れた。
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左から二番目のダイダイ色の服のコと、右端のピンクの服のコが姉妹なのは
絶対に間違いない。顔が同じだもん(笑)。かわいいねーー。自分たちが写った写真を
カメラのモニターで見せてあげるときゃあきゃあ言って大喜びしてた。

スラムっていうから、行く前はほんのちょっとだけ緊張してたんだけど、実際には
クロントゥーイ・スラムの線路長屋は本当に平和でのどかで、心なごむ場所だったと
言ってもいいくらいだ。
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バンコクに行ったらぜひ、と人サマにお勧めするほどの勇気はさすがにないけど(笑)
少なくともイ課長にとっては、このクロントゥーイスラムの線路長屋はバンコクの中でも
なかなか忘れ難い場所になったのである。
  
 

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by tohoiwanya | 2015-07-01 00:03 | 2013.12 バンコク旅行 | Comments(2)
2015年 03月 26日

ソンテウに乗ってみる

さて読者諸君(まだやってる)、いまこそソンテウが何かを説明するときが来たようだ。
前号の文脈からも十分推測できるように、ソンテウとは交通機関の名称なのである。

大都会バンコクならタクシーでもバスでもトゥクトゥクでも、道路交通機関はよりどりみどり。
しかしタイの郊外・田舎ともなると四輪タクシーなんてトンと見かけなくなる。そういうタイの
“非都市エリア”において重要な交通機関が少なくとも二つあって、その一つがロトゥー。これは
メークロンに来る時にイ課長も初めて利用した乗り合いバンで、バンだから車内は密閉されており
エアコンもあって快適。幹線道路を使って町と町を結ぶ中距離路線が中心。

もう一つが問題のソンテウ。これはいわばローカルなミニバスと思えばいいんだろう(と思う)。
メークロンくらいの町でも路線の数は相当あるようで、途中にはいくつも停車ポイントがある。
モノは軽トラなんかの荷台を客車風に改造したもので、ロトゥーと違って客席部分は密閉されてない。
エアコンは当然ないし、ホコリは入るし排気ガスも吸う。その代わり数(路線数・台数)が多くて
料金は安い。そういう交通機関なわけ。フィリピンのジプニーと同じようなものなんだろうな。
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事前の情報収集でメークロンからアムパワーまでソンテウを使って行けるという話は読んでいた。
しかしどこから乗りゃいいのか?アムパワー行きソンテウをどうやって探しゃいいのか?いくらかかるのか?
仮に乗れたとしても「次がアムパワー」とどうやって知ることができるのか?わかんないことだらけ。
まぁしょうがねぇ、ここまで来たんだからとにかくトライしてみようじゃねぇか。

メークロン市場の近くに水色のソンテウがずらりと並んだ一角があった。たぶんここが乗り場だろう。
ところがどのソンテウも行き先がタイ語表示ときやがった。英語表記ゼロ。これじゃ読めましぇ~ん。
しょうがない。手近にいた一台のソンテウのドライバーに聞いてみた。「アムパワー?」
そのドライバー(女性だった)は首をふり、もっとアッチだと指をさす。

アッチって言われてもなぁ・・あっちにもソンテウはズラリと並んでるんだよ?その中のドレなの?
順ぐりに1台ずつ「アムパワー?」「アムパワー?」ってドライバーに聞くのもかったるいしなー。

そこでソンテウ乗り場の正面に露店を出してたおっちゃんに「アムパワー?」って聞いてみた。
このおっちゃんがまたイイ人でさぁ、すごくデカい声で「アムパワー!!」って叫んでアムパワー行きの
ソンテウに呼びかけてくれた。「このガイジンさんがアムパワー行きたいってよー!」というわけだ。

おっちゃんが指差す方向に歩き、そこら辺に停まってたソンテウを指差して「これ?」と聞いてみた。
するとおっちゃん「もっと向こう」って手で示す。隣のソンテウの前に行ってまた「これ?」って顔すると
おっちゃんがうなづいた。どうやらコレらしい。

ドライバーに「アムパワー?」って聞いたらうなづく。間違いない。
後部座席にまわってみるとすでに半分くらい乗客で埋まってるからさっそく乗り込む。
地元のタイ人に混じって違和感アリアリの巨大ロボット外国人。
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ほどなく発車。初めてのソンテウ乗車経験。ロトゥーの方は日本でも見かける当たり前のバンだけど、
ソンテウみたいな荷台改造&開放型の後部座席に乗るなんて経験メッタにないから何となく嬉しくなってくる。
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客席の構造上、車窓風景は車のケツの開口部から見ることになる。景色は横に流れないで遠ざかる一方。
でも初めて利用するソンテウの荷台から遠ざかるタイの田舎の風景を眺めるっていうのもなかなかオツだったよ。
ローカル交通機関に乗ってタイのローカルエリアを走る。これもまた東南アジア旅情ってもんだ。
 
さてここまでは何とかなってる。最後の問題はどこで降りればいいのか、だ。
ソンテウって停留所の標識みたいなものはないんだけど、途中で降りる客はけっこういるし、
道端に立ってる人を乗せたりもする。

つまりドライバーと地元の乗客たちはソンテウのそれぞれの停車ポイントを知ってるわけで、
アムパワーにも最寄りの停車ポイントがあるはずだけど、どのくらい走ればそこに着くのか知らないし
アムパワーが終点なのか途中停車ポイントなのかもわかってないっつうんだから話にならん。

降りる人はこのブザーを押してドライバーに連絡するらしい。
しかし車内アナウンスはないし、アムパワーがドコなのか知らないんだからいつ押しゃいいのか
わかるわけがない。素人ガイジンにとってこのブザーは役に立たない。
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こういう時は他の乗客に助けを求めるしかない。
ある停車ポイントに来たとき、わざキョロキョロして他の乗客に「アムパワー?」って聞いてみた。
すると何人かが首を振る。まだらしい。これでイ課長が「アムパワーで降りたいガイジン」であることを
他の乗客に認識させることができたはずだ。

15分くらい乗ったかなぁ?何度目かの停車ポイントで何人かが降りた。そのうちの一人がイ課長に
「アムパワー」って声をかけてくれた。やった、ここで降りればいいらしい。教えてくれてサンキュウ。
ちなみにメークロンからアムパワーまでのソンテウ代は8バーツ。これは降りた時にドライバーに支払う。
8バーツつうたら25円程度だ(当時はね)。やっすぅーー。
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こうしてイ課長は生まれて初めてのソンテウに乗ってアムパワー水上マーケットに来ることが出来た。
ソンテウ乗り場のおっちゃんとか、乗り合わせた乗客たちとか、途中で会ったタイ人たちの親切がなきゃ
絶対に来ることは出来なかっただろう。ありがとうタイの人たち。
 
アムパワー水上マーケットの様子は次回ご紹介しまっす。待て次号!(ヲイまたかよ)

  
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by tohoiwanya | 2015-03-26 00:29 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(8)
2015年 02月 18日

ハノイを去る日

すっかり気に入った街・ハノイを離れる日はちょいとばかり悲しかった。

「もっとこの街にいたいなぁ・・」っていう気分はホイアンを離れる朝も感じたことで、あの時は
「ハノイなんか行く予定にしなきゃ良かったかも」なんて思ったもんだったけど、いざそのハノイを
離れる段になると、やっぱり同じように「もっとハノイにいたいなぁ・・」と思っちまうんだから
人間とは何と勝手なイキモノであろうか(笑)。

ハノイを去るということは、同時にベトナムも去ることになる。
5泊しただけだったけど、もうこの時には完全に「オレはベトナムを気に入ったぜ」って気分だったから
そのベトナムから離れるということも加わって、ハノイを去る日は二重に残念だった。

とはいえ、感傷にばかりに浸っちゃおれん。
バンコク移動の飛行機は夕方で、午後まで自由時間があったから、この日も線路長屋を見たり
女性博物館を見たり、ナンさんに別れの挨拶に行ったり、コーカソイドの温度感覚に驚いたり、
それなりにあちこち歩き回っていたわけだけどさ。
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クソ暑い中を散々歩き回ってさすがに疲れたし、何か冷たいものでも飲んで休もう。
ホアンキエム湖北のゴチャゴチャした一角を歩いてて、すいたカフェレストランがあったから入った。

「ドリンクだけでもいい?」って聞いたらいいよっていうから、マンゴージュースを頼んだ。
39,000ドン。約200円ってところか。ハノイ旧市街のこじゃれたカフェレストランだけあって、
ホイアンの川っぺりで飲んださとうきびジュースと比べるとぐっと高い(あっちは50円)。

ホイアンでさとうきびジュースを飲んだ時もしみじみとベトナム旅情に浸ったもんだったけど、
いまこうしてハノイでマンゴージュースを飲みながら、同じような気分になってきた。
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初めて来たベトナム。
サイゴンから始まってホイアン、ハノイ・・・良かったなぁ。特にホイアンとハノイは居心地よかった。

何でなんだろうなぁ?いろいろ考えてみた。
この前書いたみたいに街の様子はサイゴンとハノイじゃけっこう違うと思うし、街の真ん中に
小さな湖があって、そこからすぐ路地だらけの旧市街がつづくっていう感じがイ課長の嗜好に
合致したっていうのは確かだ。
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「自分がガキの頃の、昭和の時代の東京にいるような・・」的な懐かしさもかなり影響してると思う。
他の国でそんなこと考えたことないし、サイゴンにいる時はそんなこと考えなかったけど、
ホイアンがあまりにレトロでノスタルジックで良かったもんだから、あの気分を引きずったまま
ハノイでも同じような懐かしさを感じたんだろうな、きっと。
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しかし結局のところは、ベトナムで、特にハノイで何人も顔見知りが出来たこと、コレだろうな。
サイゴンに着いた時はまだ「初ベトナム」で多少緊張してたけど、ホイアンから調子が出始めて
ハノイでは街を見るのと同じくらい、人と接し、人と知り合うのが楽しかった。

初めてFacebook友達になったナンさんとか、正直堂のおっちゃんとか、COM食堂のおばちゃんとか、
風俗マッサージの店だと最初は思ったフォーさんとか、チャーミングなフォンさんとか、
たった2泊で、こんなに具体的に何人もの顔見知りを思い出せる旅ってのもあまり記憶にない。
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しかしそんなハノイともお別れなのだ。ちょっとしんみり。
濃密で楽しかったベトナムの旅を思い出してるうちに、冷たいマンゴージュースのグラスは
すっかり汗をかいて濡れきた。
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店内に流れる単調なベトナムポップス(かなぁ?)を聞きながら、定年後にこの街に長期滞在して
顔見知りの人たちと挨拶を交わしながらのんびり過ごすのもいいなぁ、なんてちょっと考えちゃったよ。

さて、もうそろそろ時間もなくなってきた。行かなきゃ。
荷物を預けたホテルに戻ってノイバイ空港まで送ってもらって17年ぶりのバンコクに移動だ。
残ったマンゴージュースを飲み干し、ハノイに、そしてベトナムに別れを告げるイ課長なのであった。
(結局、ガマンできずに翌年またサイゴンを再訪するわけだが・・・)
 
 
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by tohoiwanya | 2015-02-18 00:05 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(2)
2015年 01月 26日

ぼったくられても楽しいハノイ

ゴーゴーバーやらエアアジアやらが済んだところで、またハノイネタに戻る。
今考えると、最初のサイゴンにいた2泊の間はまだイ課長がベトナムに慣れる期間という部分があった。

しかし田舎町ホイアンに1泊したことでイ課長の“ベトナム化”がイッキに進行して、ハノイに着いた頃には
すっかり「そういうベトナムが好き」という気分になってた。だからベトナムのぼったくり商法もハノイにおいては
ぼったくりに遭うかどうかを、運だめし的な行為と思える程度に緩い気分になっていた。

ハノイはベトナム最後の滞在地だったから、旅先での買い物にはまったく頓着ないイ課長も
多少はベトナム土産を買おうと思って買物したわけだけど、どの店でも必ず何かあるんだよね。
品物を見る、定価を見る、お金払う、それじゃね、みたいにスンナリいくことは決してないのである(笑)。

たとえばハノイ大聖堂の近くのある雑貨店。
ベトナム雑貨って日本の女性に人気あるから、ここでも手提げバッグを買った。
仮にそれが18万ドン、約900円だったとしよう(確かそんな感じの値段だった)。
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こんなゼロの多い支払いを、財布にミッチリ詰まった9種類ものお札でしなきゃいけないんだから大変だ。
えー・・ちょっと待ってね、まず10万ドン札を1枚・・あともう1枚・・あれ、もう1枚はないかな?(というより
大量の札の中から特定のお札を探すのが面倒になってきてる)あーもういいや、20万ドン札で払おう。
あれ?さっきここに置いた10万ドンは?

「あなたお金出してないよ」
「え?いまここに10万ドン札一度置いたやん、置かなかった?置いたよ」
「置いてないよ、アナタお金なんて置いてないよ」

定価より高い値段をふっかけてくる可能性というのはこちらもある程度織り込み済みだが、
とりあえず出したお金をクスネるというのは意外な手口。っていうか、いくら何でもそんなことするかい?

「いまここに10万ドン置いたよね?」
「知らない!アナタお金おいてないよ!」日本人のオッサンとベトナムのオバちゃんの水掛け論。
イ課長が「じゃ、いいよ」って言って店を出ようとすると、オバちゃんは泣かんばかりの抗議の姿勢を見せ
店の奥にいたゴッドマザーのごとき、もっとスゴそうなオバちゃんにイ課長のことを言いつける(笑)。

これ、実際のところ今に至るまでどっちが悪いのかわからない。
巨大数の国だし、お札の種類も多い。実際、ベトナムでイ課長は支払いで間違えたことがあった。
イ課長の勘違いという可能性もある。お札を置いたつもりで手に持ってたのかもしれん。それに置いた金を
クスネて知らんぷりって、手口としてさすがに・・って気もするしねぇ。

まぁしょうがない。自分が絶対正しいという自信もないわけだから、お金を払ってバッグを買った。
こうなったら写真くらい撮らせてもらおうじゃねぇか。右がイ課長と水掛け論したオバちゃん、
左が「もっとスゴそうな」オバちゃん。こうして見るとどっちもスゴそうに見えるね(笑)。
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ハノイではベトナム土産としてランチョンマットも買った。
スダレみたいなのを巻いたヤツで、それが6本セットになったのがあったんだよ。
これは軽いし、2本セットであげても3人分のおみやげになるし(笑)、いいかもしれん。買うか。

まだ割と若いおかみさんが近づいてきたから聞いた。「ハウマッチ?」
「20万ドン(1000円)」

スダレ風ランチョンマット6枚で1000円。そんなもんかと思うかもしれないけど、ベトナムじゃすげぇ高い。
さぁ価格交渉の始まりだ。さていくらからスタートするか・・・あまり考えずにイ課長はこう言った。

「15万ドン(750円)にしてよ」

イ課長が提示したこの“対抗価格”をアナタはどう思いますか?
これは明らかにイ課長の甘さが出た。最低でも半額、コトによったら3分の1くらいから始めるべきだった。

一瞬の間をおいて「・・・・オーケー!!」と答えた彼女の表情は明らかには嬉しさを押し殺してたね(笑)。
「なーんてユルい金額で値切ってくる客だろ」と思ったのは間違いない。バッカでー、イ課長。

仕方ない。15万ドンで買ったよ。ちくしょー。こうなったら少しでもモトとるために写真とってやる。
うーむ・・び、美人じゃねぇか、くそ(笑)。
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ハノイには他にもナンさんや、正直堂店主もいた。風俗マッサージかと見まごうフォンさんの店もあった。
ナゾの麺屋のエンマおばさんCOM食堂のおばちゃん・・・買物や飲食等々でお金を使う機会すべてが
何かネタになるって感じだった。ある人からは正価を請求され、ある人からはぼったくられ、ある人とは
Facebook友達になった(笑)。楽しくてしょうがなかったよ。
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ハノイはイ課長にとって本当に好きな街になった。
ハノイについてはけっこう書いたけど、まだ書きたいことがあるから、もうちょっと書くと思うよ。
 
 

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by tohoiwanya | 2015-01-26 00:02 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(8)
2015年 01月 19日

ゴーゴーバーというところ その4

ゴーゴーバー初潜入ネタ、今日で完結させます、必ずさせます。

さて、ノッポの彼女が属するチームのダンスタイムが終った。交代で次のチームが舞台にあがる。
すぐにさっきのノッポギャルがイ課長の席に来た。ちなみに、こうやってダンサーをご指名して
話をしてる客はせいぜい2割くらいかな。大多数の客は見てるだけ。

飲み物をおごることが重要という16年前のマニラで仕入れた知識、まずあれを活用しよう。
「ドリンク サムシン?(何か飲む?)」と聞くと、彼女はワイ(タイ人が手を合わせて挨拶したり
御礼をする時の、あのポーズ)をして自分用の飲み物を取りにいき、赤いドリンクを手にして戻ってきた。

「アナタ、どこから来たの?」
「日本から」
「ビジネス?」
「ノー、観光」

日本語はできないけど英語は多少できるようで、おなじみ東南アジアヘボ英会話のスタート。
このノッポギャル、東南アジアというより北東アジア的な顔立ちの女子で、K-POPなんかの
セクシー女性グループあたりにいそうな感じだ。まずその方向からホメることにしよう。

「アナタは北東アジア・・日本とか韓国あたりの女性のように見えます」
「そう?」
「とてもチャーミングですね」
「ありがとう」

この辺からイ課長はゴーゴーバー店内で交わす会話の困難性に気づき始めた。
店内は大音響で音楽が鳴ってる。だから何を言うにも相手の耳元に口を近づけて大声で話さないと
よく聞こえない。昔のディスコ(古いねぇ)みたいで、ムーディな雰囲気とは言いがたい。

しばらくヨモヤマ話をしたあと、いよいよ聞きたかった質問をしてみた。

「あなたは何歳ですか?」
「23」

23歳ということは・・・イ課長が絵本を送った頃は13歳くらいだったことになる。
もっとも、そんな計算は彼女の出身地が「パヤオ」である場合にのみ、意味を持つのだが・・・

「アナタはどこで生まれたのですか?バンコク?」
「イエス」

ははぁ~バンコク生まれとな。地方出身者が多いかと思ってたけど、都会っ子もけっこういるんだね。
パヤオ出身じゃないと知って正直少しホッとした。「子供の頃パヤオで日本語の絵本読んだわ」なんて
言われたら(まぁあり得ないけどさ)、その偶然に驚く一方で、イ課長が送った絵本を読んだコドモの
これまで&これからの人生を考えて、複雑な気持にもなっただろう。

出身地を聞くときだけちょっとドキドキしたけど、あとはまぁお気楽な会話で過ごそう。

「アナタはとてもスタイルがよくてグッドルッキングです」
「ありがとう」
「店の中でアナタの写真を撮ることは困難ですよね?」
「外なら写真OKよ」
「え?そと?!店の外で?」
「ペイバー」

おおっと、来たな?
バンコクのゴーゴーバーには「ペイバー」というシステムがあるって話を事前に読んでた。
要するにダンサーの持ち出し、店外デートのことで、「ダンサー持ち出し料金」として店に何百バーツか払う。
そのフィーを払って店外デートしてくれるなら外でアタシの写真撮ってもいいわよ、ということだろう。

店外デートとなりゃ、あとはもう食事するなり、酒飲むなり、口説くなり、どこかにシケ込むなり、
自由恋愛の世界らしい。もちろんタダではなくて何をするにも価格は交渉制。彼女としてはイ課長に
「持ち出し」てもらってひと稼ぎしたいから、その営業トークが始まったわけだ。

時間があればイ課長だってペイバーしてメシでもご一緒したいところだが、何せ時間がない。
8時半までもう残りは10分くらい。正直にそう言うしかない。
「私には時間がありません。私は今夜の飛行機で日本に帰ります。10分後に私は空港に向かうでしょう」
それを聞いて彼女の“営業意欲”はイッキにトーンダウンしたようだ。

やがてまたチーム交代の時間がきた。「ステージに戻らなきゃ」と言って、ノッポギャルは去って行った。
なるほど、彼女らにしてみれば自分を店外持ち出ししてくれる客こそ上客であって、
ドリンクをおごってもらったくらいじゃ大した稼ぎにはならないんだろうなぁ。

それでも彼女の飲み物代は(ちょっと飲ませてもらったけど、単なるイチゴジュースぽかった)
ささやかなチップにはなっただろうし、話もできた。17年前は「魔窟」と思ったゴーゴーバーに入って
ご指名を敢行し、ダンサーと話をするところまでコギつけたのだ。頑張ったと思うよ。
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あーもう本当に時間がない。ウェイトレスを呼んで会計してもらい、帰ることにした。
イ課長のビール代、彼女におごったドリンク代ともに180バーツで計360バーツ。千円ちょっと。
テーブルチャージみたいなものはないみたいで飲み物代だけ。たしかに明朗会計。

こうして騒々しい店を出たイ課長は歩いてホテルに戻り、預けてた荷物をピックアップして
タクシーに乗って空港に向かったのでありました。あの東南アジア旅行で最後にしたことが
ゴーゴーバーに入ることだったわけだ。

この初潜入が一昨年6月の話。同じ年の12月末、イ課長もう一度短いバンコク旅行に行った。
調子に乗ってふたたびソイカウボーイのゴーゴーバーにも行った。

しかしバンコクの夜は甘くない。12月に行ったときはイ課長は深くふかぁーく反省させられることになる。
その時のことはいずれ書こう。とりあえず一昨年6月の「ゴーゴーバー初潜入編」の一席はこれにて。
お長くなりました。



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by tohoiwanya | 2015-01-19 00:30 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(4)
2015年 01月 03日

海外美女図鑑 -2015年版-

みなさま明けましておめでとうございます。
イ課長ブログ、本年もよろしくお願いいたします。

年明け最初の更新は吉例?の美女図鑑。
去年はベトナム・カンボジア・タイという東南アジアしか行ってないわけだけど、
この3カ国だけでも美女図鑑の素材にはこと欠かないのである。


①美女図鑑 タイ編
旅程の順序とは逆に、タイから行こう。

去年の美女図鑑でタイ舞踊のダンサーの写真をご紹介した。実はあの場所が何ていう所なのか
あの時は知らなかったんだけど今は知ってる。なぜかというとまた同じ場所に行ったからだ。
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ここはエラワン廟っていうところ。詳しくはいずれ書くけど、とにかく昼間ここに来れば
ご利益を得たい人たちでごった返してて、ついでにきらびやかな衣装のタイ美女による
優雅な舞踊をタダで見られる(笑)。安上がりで目の保養ができる場所なのである。


②美女図鑑 カンボジア編
カンボジアは初めて行ったけど、ハデさのない素朴な感じの女性が多くて大変よい国だ(笑)。

たとえばこちらのお嬢さん、シェムリアップのパブストリートのレストランにいた子。
これはカンボジアに限らないけど、こういう「客のほとんどは外国人旅行者」なんていう
観光地で働いてる子って好奇心が旺盛で、イ課長みたいな妖しいヒゲのオッサン撮影依頼にも
にっこり応じてくれる。大変よい子である。
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こちらはプノンペンで泊まったホテルのフロントの女性。
室内だから暗めに写ってるけど、キレイな人だったよ。チェックアウトの時撮らせてもらった。
ホテルのメールアドレスに写真を送ってって言われたから、シェムリアップのホテルから送ったら
ホテルのマネージャー?がわざわざ丁寧なお礼のメールをくれた。
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こちらはシェムリアップのマーケットの衣料品店のお姉さん。
とにかく元気が良くて、アニメみたいな高い声。彼女と値段交渉するのは大変だけど面白かった。
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到着の日に彼女からTシャツを買い、買ったTシャツを着て二日後に市場を歩いてたら、またこの
お姉さんとバッタリ。すぐイ課長だと(および自分が売ったシャツだと)わかって、たちまち
「似合ってるからもう一枚何か買いなさい!」と攻撃された(笑)。結局トホ妻用のクメールパンツを
また買ったんだけど(丈合わせは彼女にモデルになってもらった)、いかにも暑い国向けの
柔らかいだぼだぼパンツで、夏用としてトホ妻に大好評だったのである。


③美女図鑑 ベトナム編
一昨年初めて行き、昨年早くも2回目の訪問。ベトナムは今やイ課長お気に入りの国なのである。

ベトナムといえばアオザイ。ここはやっぱりアオザイ美女をご紹介したいところだ。
そこで、サイゴンの観光スポットでもある中央郵便局の土産物屋さんにいたお二人。
おそらくこの二人は学生さんで、この土産物屋さんでアルバイトしてるんだと思うんだよね。
赤いアオザイがとてもキレイだったので頼んだらにっこりポーズをとってくれた。
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写真を送ろうか?って言ったらメールアドレスを教えてくれた。
そのアドレスが左右どちらの女子のものか、あるいは第三者のものか、こっちは全然わからない。
とにかくそのアドレスにこの写真を送った。

写真は届いたようで、お礼のメールが来た。その時点ではそれが左右どちらのお嬢さんなのか
こちらはまだわからない。しかしそのメールがきっかけでFacebook友達になり、そこでやっと
写真を送ったのは左のお嬢さんだったということが判明した。彼女もこの写真が気に入ったようで、
友達申請した時点では彼女はすでに自分のタイムラインにこの写真を載せてあった(笑)。


というわけで、今年もあでやかな美女図鑑で始まったイ課長ブログ。
今年、イ課長は一体どの国に行くのか行かないのか、さっぱりわからないけど、
なにとぞ本年もよろしくお願いいたします。


 

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by tohoiwanya | 2015-01-03 00:03 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(4)
2014年 11月 03日

バンコク、タニヤ、カラオケ その4

タニヤ・カラオケネタは今日で終わらせるぞ。
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さて、CDで日本語を勉強したプラーさん(仮名)、日本語が上手なだけじゃなく、日本のことに
やけに詳しい。たとえば、彼女の出身地パタヤについてもこんな説明をしてくれる。

パタヤ、バンコクからちかいよ、とうきょうからよこはま、おなじくらい
東京から横浜って・・詳しいね、プラーさん日本行ったことあるの?
あるよ、ともだち、にほんじんとけっこんした。○○ホテル、ぱーてぃ、いった
・・・?・・・あーひょっとして○○ホテルの結婚パーティに出たの?
そう、ともだちの だんなさん、あたしたちのこと、よんでくれた、ただでいけた
ひええーーー

○○ホテル(有名な一流ホテルだ)で披露宴、新婦の友人の来日渡航費も出してくれるなんて、
プラーさんの友達が結婚した相手はかなりのお金持ちなんだろう。

「女子上昇婚」っていう言葉を聞いたことがある。
独身女性が結婚によって今の暮らし(父親の経済力)より「よい暮らし」を手に入れることで、
国際結婚においてはその傾向がことのほか顕著に現れるらしい。

日本人女性は米国とか欧州とかの男性と結婚する割合が高く、日本人男性は主にアジアの、有体に言えば
日本ほど豊かじゃない国の女性と結婚する比率が高い。データでは明らかにそういう傾向がある。

タイの一般庶民の女性にとって、日本人男性との結婚って「上昇婚」なんだろうな、きっと。
別に大金持ちでなく、普通の大企業のバンコク駐在員くらいの地位と収入で十分だから
日本人と結婚しタイ、日本に住みタイっていうタイの女子はけっこういるんじゃないかと思う。

日本企業の場合、海外に駐在させる社員は原則として既婚者に限るっていうところが多いけど
そう考える企業側の気持ちもわかる。バンコクに独身社員を送り込むのはアブナイと思うよ(笑)。

いろいろ考えさせられるのう。
17年ぶりのタニヤ・カラオケ再訪、なかなか意義深い(結局歌は1曲も唄わなかったが)。
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タニヤで働いてれは接客相手はほぼ100%日本人で、話すのは日本語。日本文化に接する機会は
多いわけで、日本に行ってみたいと思う人もいるはずだ。実はプラーさんもそうみたいなんだけど、
その実践ぶりがすごい。

昨年6月に会ったとき、彼女は「秋に日本行く」と言ってた。実際秋に日本の写真をFacebookに載せてた。
年末に会ったとき、彼女は「春に日本行く」と言ってた。翌年、ホントに来て金沢の写真とか載せてた。
さらにタマゲるのは今年秋にもまた来たんだよ。宮島の写真とか載せてるんでびっくりした。
イ課長と会った後だけで3度の日本旅行。よっぽど日本のことが好きみたいだ。

こうなると、ハノイのナンさんと同じことを勧誘したくなるよね。
年末に再会した時、イ課長は実際に勧誘してみた。

プラーさん、日本けっこう好きみたいだし、友達も日本人と結婚して日本にいるんでしょ?
 この際、プラーさんも誰か日本人と結婚して日本に住んじゃえば?
だれかしょうかいして よろしくおねがいしまーす
うーー・・でもオレの知り合いとなると、みんなトシだから・・
とし、かんけーない、かお、かんけーない

ふむ、日本人男性との結婚にはけっこう前向きな様子だ。イ課長の周囲にはロクな独身がいないけど、
誠実な日本の独身男性にはプラーさん(仮名)を強く推奨したい。美人である。
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プラーさん、昼は美容師、夜はカラオケ店というダブルジョブ体制で働いてるらしい。すごい頑張り屋。
たぶん同年代の平均的タイ女性より収入も多いはずで、その稼ぎをガンガン旅行につぎ込んで
ガンガン日本に来てるんだと思われる。普通の若いタイ女性の収入ではなかなかそうはいくまい。
実にありがたいというか、もったいないというか・・・。

プラーさんとは昨年6月にタニヤで初めてお会いし、昨年末にもタニヤで再会できた。
今やプラーさんはイ課長にとっちゃ立派な「タニヤの知り合い」だ。

日本には「よく行くカラオケバー」なんて一軒もないし、なじみのママやホステスさんもいないのに
バンコクのタニヤには知り合いがいる。不思議だ。イ課長はよほどグローバルでインターナショナルな
男なのであろう。


  

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by tohoiwanya | 2014-11-03 00:22 | 2013.12 バンコク旅行 | Comments(4)
2014年 10月 31日

バンコク、タニヤ、カラオケ その3

さかなちゃん(仮名)とイ課長は店の一番奥のソファー席に移動した。
テーブルにはビールがつがれたコップが置かれ、おつまみのカッパえびせんの小皿が置かれる。
イ課長が不得意とする接客ご婦人との一対一の1時間が始まるのである。
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「さかなちゃん」っていうのはあだ名だろうから、とりあえずまず名前を聞くか。

さかなちゃんっていうのはアダ名でしょ?お名前はなんていうの?
ぷらー
え?・・ぷらぁ?
そう、ぷらー。さかなちゃん

ふーむ、「プラー」というのがタイ語の源氏名で、「さかな」が日本語の源氏名ってことか?
ってことは、このコのことは「プラーさん」と呼べばいいのか?
・・・あ!!そうか!頭の中でヒラメキ電球が光った。

もしかしてさかなちゃん・・プラーさんのプラーって・・・ナンプラー(魚醤)のプラー?!
そぉ〜、プラー、さかなちゃん、よろしく

実際、彼女の源氏名はある水棲生物のタイ語で、上の会話と全く同じようなやりとりがあった。
だが、この記事では仮名のプラーさんで通させていただく。

「ビジネスか?ホリデイか?」「何日滞在する?」「バンコクのどこを観光した?」みたいな
おきまりの会話が進んで多少打ち解けたところでイ課長はさっそく肝心な質問をしてみた。

ところでプラーさんって、お年はいくつ?
さんじゅう

これはその後の経験でも思ったことなんだけど、タイの女性って自分の年齢とかをあまり隠さない。
こういう商売だとサバを読むこともありがちって気がするけど、あっけらかんと本当の年齢を言う。
「いくつに見える?うふ」とかモッタイぶらないところは非常に好感が持てると思うんだよ。
30とすると10年前はハタチ・・・もう絵本読む年齢じゃないか・・と思いつつ、なおも質問を続けた。

プラーさん、生まれたのはどこ?
わたし? 

ギクッ!!まさか「パヤオ」?!ついにあり得ないような偶然が起きるのか?

・・タヤ

あーーびっくりした・・・パタヤね(ぜいぜい)。パタヤといえばバンコクから近い海浜リゾート地。
そこの出身なんだ。ガッカリしたようなホッとしたような気分でさらに重要な質問を続ける。

プラーさん、すごく日本語上手だけど、学校で習ったの?
ううん、ほんとは えいごのほうが とくい
じゃ、日本語はどうやって・・・本で勉強したとか?
ううん、しーでぃーでべんきょうした

おおおおなるほどCDとな。タイ人向けの日本語学習用CDなんかがあるわけだ。
子供が日本語に接するキッカケは絵本ってこともアリだろうけど、大人がちゃんと覚えようと思えば
CDを使って一人で練習する時代なわけだ。なーるほど、勉強になるなぁ。

彼女にとっては面白い話題じゃないと知りつつ、イ課長が昔タイのパヤオに絵本を送ったって話をした。
プラーさんが特に感銘をうけた様子はなかった(笑)。ヘンな話するつまらない客と思ったはずだ。
この辺、1996年からぜんぜん進歩がみられない。
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もしかすると「ウチの店の○○ちゃんパヤオ出身よ、会ってみる?」なんて偶然があるかな?と思ったけど、
実際にはそんなこともなかった。ま、世の中こんなもんヨ。

ビールを何杯かお代わりしつつ、この後もプラーさんとの会話は続く。
いろいろ考えさせられる話も多かったから、もう1回だけこのネタで続けさせちくり。


 
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by tohoiwanya | 2014-10-31 00:01 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(4)
2014年 10月 29日

バンコク、タニヤ、カラオケ その2

今回、タニヤのカラオケに一人で行った理由として、前回書いた悪しき記憶の存在はもちろん大きい。
タイ美人と楽しい会話に花を咲かせ、「オレもちったぁコナレた男になった」と思いたかったのは確かだ。

もう一つの理由はやっぱりあの絵本プロジェクトだな。
あれから10年。あの絵本を読んだ子供が大人になって、バンコクにいるかもしれない・・といっても
「あなたはいくつ?どこの出身?」なんてことを見ず知らずのタイの若者に聞くわけにもいかない。
少しは落ち着いた状況で、少しは会話の通じる相手と話をしないといかん。

タニヤのカラオケで働く女性たちは業務上の必要もあって、必ず日本語を少し話せる。
何らかの方法で日本語を勉強した経験があるはずだ。そのきっかけが子供の頃読んだ絵本・・・
なーんて偶然はあり得ないだろうけど、日本語学習のきっかけやどんな本で勉強したか、なんて話は
ぜひ聞いてみたかった。タニヤならそういう話を日本語でできるのだ。そんな場所、たぶん他にない。

そこでバンコク滞在二日目の夜、懐かしいタニヤ通りに行ってみましたですよ。
昔に比べると斜陽ぎみらしいけど、それでも相変わらず日本語の看板だらけの、実に不思議な通りだ。
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さてタニヤに来たはいいが、どこの店がいいのか悪いのかトンと見当がつかない。
日本のカラオケボックスみたいに「1時間いくら方式」なのかどうかすらさっぱりわからない。
まぁこんな風に歩いてれば声かけられるだろうと思っていたら、たちまち声をかけられた。

あなたカラオケどうぞカラオケ。いちじかん600バーツ、ビールのみほうだい
「1時間600バーツで飲み放題?600バーツだけ?」

ふーむ、600バーツっつうたら約1800円。
日本のカラオケボックスの1時間料金よりはずっと高いが、ビール飲み放題+お姉さま接客付きだからね。
二人くらいから声をかけられたけど「1時間600バーツ&ビールのみ放題」というのは共通してたから
どうやらこれが「タニヤ相場」らしい。そうと分かれば、ドコの店でもいいわけだが・・

ある店の前ですごく熱心に呼び止められた。ママさんと小柄な若い女性の二人がかり。
600バーツ、のみほうだい、はいどうぞ、いらっしゃいどうぞ
「う・・・あ・・・(まぁこの店でいいか思ったから、あまり抵抗しない)」
エレベーターで上の階に連れて行かれると、店内にお客さんは全然いなくて店はガラすき。
これじゃ呼び込みにも熱がはいるわなぁ。

入り口近くのソファー席にお姉さまたちがズラーっと座ってる。10人くらいいたかな?
ママさんが彼女たちを指して「はーい、だれがいいですかー?」と聞いてきた。え?
この中から誰かひとり選べってことですか?!ぎええーーーこういう状況、苦手っす。

17年前は選ぶもナニもないままブンさんが隣に来たけど、今はそういう選択方式なの?
しかし誰を選ぶにせよ、それ以外の女性は全員落選させるってことだろ?すげー選びづらい。
まぁとりあえずこっちは歌を唄いたいわけではない。話をしたいのだ。そこで聞いてみた。
「えーと・・あの・・この中で日本語を話せる人は?」

ママさんが「はいにほんごしゃべれるひとーーー」と聞くと
と全員が元気よく手をあげる。
そ、そうだよな。ここはタニヤだもんな。我ながら愚問の至りであった。

しょうがない。とにかく誰か一人チョイスせねば。
お姉さまたちは揃いの制服を着てたんだけど、中で一人だけ私服のコがいた。
さっきママさんと一緒に下でイ課長を呼び込んだ小柄な女性だ。このコにするか。
「さっき下で会ったから」というのは他の女性全員を落選させる理由として穏当なものだろうし。

「じゃ、あの・・さっき下で会った彼女を・・」と言った。
ママさんが「はーーい。さかなちゃん(仮名)でーーす」と宣言すると残ったお姉さまがたが一斉に拍手。
あの・・ですから・・・こういう状況、苦手なんスが・・。

ここからイ課長とさかなちゃん(仮名)との1時間が始まるわけだが、
お長くなったので続きはまた次回・・すまぬ。


 

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by tohoiwanya | 2014-10-29 00:13 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(4)
2014年 10月 27日

バンコク、タニヤ、カラオケ その1

さて、昨年の東南アジア旅行におけるバンコク「大ネタ」のひとつに着手しよう。
大ネタといっても観光系の話ではない。でも1回じゃ絶対終わらない。だから「その1」(笑)。

仕事でバンコク出張したサラリーマンのかなりの割合、推定7割くらいの方は今日の標題を見て
「ああ、オレもバンコク出張ン時に連れて行かれたよ」と思うんじゃなかろうか。

仕事でバンコクに駐在したサラリーマンの、推定9割くらいの方は今日の標題を見て
「ああ、出張者が来るたびに連れてって、何度行ったか数えきれないよ」と思うんじゃなかろうか。

バンコクにはタニヤ通りという場所があり、そこには局所的に日本人向けカラオケバーが密集してる。
タニヤって事実上「日本人専用カラオケ通り」と化してるんだよ。現地駐在サラリーマンにとって
「日本から客(特に男性)が来たらタニヤに連れて行く」というのはバンコク接待シーンにおける
鉄板パターンだと思われるのである。
 
タニヤのカラオケとイ課長の間には長い物語があって、話は1996年にさかのぼる。
イ課長が生まれて初めて、出張でバンコクを訪れたときのことだ。

当時、関係会社のオジサンがバンコクに駐在していた。よく知ってる人だ。
イ課長はバンコクの素人、駐在オジサンは当然ながらバンコクのクロウト。最初の夜の晩メシは
このオジサンに連れられてタイスキを食った。そして翌日の夜、何の情報も与えられぬまま、
トゥクトゥクで連れて行かれたのがタニヤ通りのカラオケだったのである。
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駐在オジサンはそのカラオケ店ではすっかり馴染みのようだった。
タイ人のお姉さまたちから「アラ、イラシャーイ」「●●サーーン」と声がかかる。
駐在オジサンも「よぉよぉ~○○ちゃ~ん」てな感じで慣れたもんだ。

店内は奥にスクリーン(歌詞を映すアレね)があり、L字型の大きなソファー席が並ぶ。
そこに駐在オジサンとイ課長が座ると、やがてタイ人のお姉さまが3人来た。そう、タニヤのカラオケは
単に「飲んで唄う」だけではない。お姉さまによる接客が必ず付くのである。
まぁ今だから「付くのである」なんて言えるけど、あの時は何も知らなかったから、お姉さま方が
「コンバンワ~」とか言いながら三人来た時には内心「わわわッ・・」と思ったよイ課長は。

タニヤ通りが事実上「日本人専用カラオケ通り」である以上、ここで働くお姉さまがたは全員
「日本語が少しできる」というスキルを有している。これはタニヤで働く上での、いわば業務上必要条件で、
日本人はここにくればソコソコ日本語のできるタイのご婦人に接客してもらえるわけだ。

3人のお姉さまのうち二人は駐在オジサンの両側に、一人がイ課長の横に座った。
その人の名前を仮にブンさんとしよう。アジアンビューティーらしく黒いストレートロングヘアの美人。
片やイ課長はといえば、今でもそうだけど当時はさらに「ご婦人接客つきバー」なんてモノに慣れてなかった。

すぐワキじゃ早くも駐在オジサンがお姉さま二人を両腕に抱えて「だーっはっははは!」と、まるで
漫画のようにわかりやすく盛り上がってる(笑)。イ課長としても隣のご婦人を退屈させてはいかん。
だーっははは!」はムリでも、なんとか楽しい歓談につとめようではないか。
(以下、青文字=イ課長、赤文字=ブンさん、黒太文字=駐在オジサン)

あなた、タイは、はじめてですか?
ええ、初めてです
バンコク、どうですか?
(よし、まずバンコクをホメて親近感を高める作戦でいくか)バンコクすごく楽しいです。暑いですけど
タイのごはん、なにたべましたか?
えーとぉー・・・タイスキ・・
オウ、タイスキ、おいしかったですか?
ええ、とても美味しかったです
「(両隣のお姉さまがたとますます盛り上がって)がーっはっはっは!わははは!
・・えと・・(よし、彼女の日本語をホメよう作戦に転換だ)しかしブンさん日本語お上手ですねー
いえ、うまくないです、ちょっとだけ
いやいやとんでもない、すっごくお上手ですよ
「(相変わらず盛り上がって)うわははは!そうかそうか!だはははは!
・・・えと・・ブンさんは日本に行ったことはあるんですか?
オウ、わたし、にほん、いったこと、ないです
え?行ったことないのにそんなに日本語上手なんですか?すごい
でもわたし、にほん、いきたいです。いきたいです、にほん
だっはっはっは!うわっははははは!!
・・・えと・・ブンさんは、日本のどこに行きたいですか?
オウ、わたし、きょうととならに、いきたいです、きょうととなら
ああ京都と奈良。京都と奈良には、古いお寺がたくさんあります
うははははは!!ナニするかコラ、どぅわははははは!

・・・とまぁ、こんな感じの宴が延々と続いたわけなんだけどさ・・・
 
その後長く、あのタニヤの夜のことを思い出すたびにイ課長は激しい自己嫌悪にさいなまれた。
初めて行ったバンコクの、タニヤの、カラオケバーでだよ?タイ美人相手の楽しかるべき会話でだよ?
こんなクソつまらねぇ、退屈な、日本語会話教室みたいな話しかできねぇのか?ああ?
「古いお寺がたくさんあります」だぁ?ヴァカじゃねぇのか?

ブンさんがケラケラ笑い転げるような、何か楽しい方向に話を持っていきたいな、と思うんだけど
当時のイ課長にはそういうテクニックがなかった・・というか、まぁ今でもないのだが(笑)。
自分がブンさんの立場でもイ課長を「話のつまらない客」と思うのは絶対に間違いない。ああああ・・・

タイ女性と日本語で楽しくお話できるチャンスにクソつまらない話しかできないクソつまらな野郎、それは自分。
そのコトをイヤッてほど痛感させられたのが1996年のタニヤのカラオケだったのである。
あの時イ課長の横に座るという貧乏クジをひいたブンさん(仮名)には悪いことをしたと思う。

あの晩、唯一楽しかった思い出といやぁ、イ課長が唄った「そして神戸」(古い曲しかないんだよ)が
異常なほど好評でママさんから1バーツ、チップをもらったことか。96年当時のレートで約4.5円(笑)。
しかしこの際金額は問題ではない。あの1バーツ硬貨はイ課長がこれまでの人生で唯一「歌で金を稼いだ」記念として
今も保存されている(下の写真が当該1バーツ硬貨。おそらくデザインは現在のものと変わってない)。
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・・とまぁ、そんなタニヤ初訪問から幾星霜の年月が流れ2013年。イ課長はふたたびバンコクの地を踏んだ。

で、結論からいうとイ課長は17年ぶりにタニヤのカラオケに、しかも一人でノコノコ行ったわけだが、
お長くなったから続きは次回(今日は思い出話だけでオワリかよヲイ!!)


 
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by tohoiwanya | 2014-10-27 00:03 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(0)