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2010年 01月 04日

海外美女図鑑

あけましておめでとうございます。
とうとう足掛け3年目に突入したイ課長ブログ。これがどこまで続くかは、
今年の出張次第なのである(笑)。ちょいと軽く模様替えしてみました。

去年の新年最初の更新が何だったか見てみたら、「欧州ヘンなもの図鑑」だった。

年の始めに肩の凝らない(まぁこんなヤワラカいブログ読んで肩が凝る人もいないだろうが(笑))
写真を並べるというのは悪くない。
そこで、今年の最初の更新は人物写真企画でいってみようかと思う。

出張でも旅行でも海外に行くと、風景ばっかりじゃなく人物写真を撮りたいと思う。
しかし実際には人物写真を撮るのってけっこう難しいんだよね。

出張の場合、そもそも写真を撮る自由が大幅に制限された状態なわけだから、
人物写真なんて撮るチャンス自体が非常に少ない。

パリ旅行みたいに自由に写真撮れると、「パリ行く人々」の時のように人物を集中的に
撮るなんてことも、多少はできる。
しかし、通りがかりの現地の人に「すみません、アナタの写真撮っていいですか?」なんて
現地語で頼むなんて芸当はイ課長にはしょせんムリだから、結局、海外で撮った写真の中で
人物写真は数自体が少ないし、どうしても盗み撮りっぽいものになっちゃうんだよね(笑)。
 
たとえばコレ。
昨年11月のドイツ・ベルギー出張の最後、ブリュッセル空港の搭乗ロビーで撮った。
まぁ搭乗ロビーで居眠りするくらいは珍しくもないけど、毛布をかぶってここまで本格的に
コンコンと熟睡する人ってのも少ないなぁ…と思って撮らせていただいた。ごめんなさい。
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この女性は珍しくチャンと頼んで撮らせてもらった人物写真だ。
パリのバスティーユ広場近くのテントショップでネクタイを買った時の売り子さん。
客の強みを発揮して(笑)、撮らせてもらったわけだ。ちょっとはにかんでるけど、
いかにもパリジェンヌっぽい、オシャレな人だった。
 
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こちらはふたたび盗撮系。
パリのモンパルナス駅の入口で通行人に何かを配ってたキャンペーン・ガールだけど、
ちょっと東洋系の血が混じってるのかな?「うわ」と思うくらい可憐なコだったので
望遠ズームで撮らせてきただきました。ごめんなさい。
 
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このヒトはウェンディーさんという人で、シンガポール出張のときたまたま入った
足ツボマッサージ店の店長さんだったのだ。
マッサージされてる間、イ課長のヘタな英語でもなぜか話がはずみ、
話がはずんだ結果、店の外での撮影とあいなったのである。
(ウェンディーさんについてはこのブログでいずれ詳しく書くつもり)
かなりイケイケ系に見えるけど、実は年齢はイ課長と1歳しか違わないんだよ(笑)。
そう考えるとすごく若く見える人だった。
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最後もシンガポール出張で撮った写真で、例によって盗撮系。

この人はおそらくインド系だと思われる。
シンガポールのラッフルズ・プレイスにあった芝生のワキに座ってたヒトだけど、
「おお」っていうくらいキレイな人だったので望遠で撮らせていただきました。ごめんなさい。
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上に載せたいくつかの人物、さらにパリ旅行ではコドモの写真なんかもけっこう撮ったことを
考え合わせると、イ課長の海外における人物写真の志向は「女コドモ」を撮りたいという
傾向が顕著に認められる。  …まぁ当然っちゃ、当然だが(笑)。

というわけで、今年の最初の更新は2009年撮影の海外写真で未掲載の中からチョイスした
「海外美女図鑑」でした(笑)。イ課長ブログ、今年もよろしくお願い致します。

 

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by tohoiwanya | 2010-01-04 00:35 | 出張・旅行あれこれ | Comments(0)
2009年 11月 11日

モンパルナス墓地 -その2-

モンパルナス墓地めぐりは続く。
いやしかしね、モンパルナス墓地の「お墓設置密度」って相当に高い。
こんな感じでギシーーッとお墓同士がくっついて建てられてるから、墓と墓のスキマを通って
向こう側に行くしかない、なんて場所もけっこうある。
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こんなに墓だらけじゃ、ブラブラ歩いて著名人のお墓を偶然発見するなんてことは不可能だ。
今回、イ課長は入念に事前調査し、どの辺に誰の墓があるか調べておいたけど、それでも
お目当てのお墓を見つけるのにはけっこう時間がかかったよ。

本日は女優さんのお墓を巡りながら、生前の彼女たちの美しかった頃を偲びたい。
著作を読んだこともない偉大な哲学者のお墓より、映画で見た女優さんのお墓の方が
イ課長にとって思い入れが深くなるのは当然なのだ。

…といっても、モンパルナス墓地でイ課長が事前に位置を確認できた女優さんは二人だけ。
その一人がデルフィーヌ・セーリグだ。

この人は「去年マリエンバートで」っていう映画に出たことで映画史に名を残した。
他にも「ロバと王女」とか、いろいろ出てるんだけど、イ課長が見て、しかも印象深く覚えてるのは
何といっても「ジャッカルの日」で演じた上流階級有閑マダム役だな。
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調べてみると1932年生まれで1990年に亡くなってる。まだ58歳だったんだ。
キュッと微笑んだ時の口元がキレイな、すごい美人だった。
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モンパルナス墓地の、わりとヘリの方に彼女のお墓がある。
セルジュ・ゲンズブールの墓みたいにワンサカお供え物があるわけじゃないけど、
生前の彼女のファンが今でも墓参に来るんだろうな。赤い花がキレイだ。

モンパルナス墓地に眠る女優さんで最も有名な人となるとおそらくジーン・セバーグだろう。

この人はそんなにたくさんの映画に出たわけじゃない。しかし彼女の名は映画史に永久に残る。
サガンの原作を映画化した「悲しみよこんにちわ」に出演して、イッキに有名になった。
彼女のショート・カット姿があまりにチャーミングで、同じようなベリーショートの髪型を
セシール・カットというようになったのだ。
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そして何といってもゴダール監督の「勝手にしやがれ」で彼女は時代のミューズになったんだよね。
この映画におけるジーン・セバーグの魅力には、世界が打ちのめされた。
「勝手にしやがれのジーン・セバーグ」は映画史においてはすでに一つの偶像と言ってもいい。
この映画の彼女のファッションをハリウッド女優がマネしたなんて話は今でも聞く。
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「勝手にしやがれ」の衝撃があまりに強かったから、ジーン・セバーグは当然フランス女優だろうって
気がしちゃうけど、この人、実はアメリカ出身のレッキとしたアメリカ人なんだよね。

イ課長としては中学生のときにテレビで見た「大空港」で、バート・ランカスターと惹かれ合う
空港職員役が印象深いなぁ。この映画だとちゃんとアメリカ人に見える(笑)。
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ジーン・セバーグがどうして死んだのか、イ課長は全く知らなかった。この人って実は
晩年(といっても若いけど)はかなり心を病んで、結局パリで自殺したんだって。
車の中で睡眠薬自殺したらしい。まだ40歳の若さで…だ。美人薄命って言葉は本当なんだなぁ。
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彼女のお墓はモンパルナス墓地のわりと中央部にある。
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誰が作ったのか、小石のハートマークがあった。
彼女の美しさを忘れられない、熱心なファンが並べたんだろうな。
アメリカ生まれではあるけれど、パリを舞台にしたフランス映画で映画史に永遠の名を刻んだ
ジーン・セバーグの永眠の地は、やはりパリ・モンパルナス墓地こそふさわしいんだろう…。

ちょっとしんみりしてきました…。
 
しかし、イ課長がモンパルナス墓地で本当にお墓参りしたかった人は別にいるのだ。
次回「その3」でその人のことを書こう。もっとしんみりしちゃうと思うけど(笑)。
  


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by tohoiwanya | 2009-11-11 00:16 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(0)
2009年 11月 09日

モンパルナス墓地 -その1-

パリ旅行ネタには「その1、その2…」って感じで、連続してタップリ書きたいネタが多い。
今回はモンパルナス墓地について書こう。このネタもやはり1回では終わらない(笑)。

墓地に観光に行くっていうのは変といえばヘンだけど、有名人のお墓が多い墓地って
けっこう観光地化してる。ウィーンなんかだと中央墓地に行って有名作曲家のお墓めぐりってのが
完全に定番観光コースになってるよね。

パリにはモンパルナス、モンマルトル、ペール・ラシューズっていう有名な3つの墓地があって、
それぞれ誰もが知ってる作家だの哲学者だの映画監督だの俳優だの音楽家だのが
「おお、あの人がここに」って感じで眠っている。その中でイ課長が行ったのはモンパルナス墓地だった。

ここにはシャルトル大聖堂に行ってパリに戻ってきた、その足で行った。
平日の、そろそろ夕方になる時刻の墓地。それでもけっこう人が歩いてたけど、その中には
イ課長みたいな「観光墓参り」に来た人も多かったんだと思う。

モンパルナス墓地にある著名人のお墓として、必ず真っ先に挙がるのが
サルトルとボーヴォワールのお墓だ。
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実存主義哲学の第一人者、20世紀を代表する哲学者サルトル。
「人は女に生まれるのではない。女になるのだ」の「第二の性」で有名な作家ボーヴォワール。
この二人は法的には結婚してなかったけど、実質的には生涯のパートナーだった。
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法的に夫婦じゃなくても、一緒のお墓に入るのはこの二人にとってこの上なく自然だったはずだ。
こういう有名人のお墓には花を供えることが多いのは万国共通だけど、パリではなぜか
メトロの切符を置く、という風習?があるようだ。でも、イ課長の切符はまだここでは置かない。

これは「悪の華」で有名な詩人ボードレールのお墓。
サルトルもボーヴォワールも読んでないイ課長だが、「悪の華」は高校生の時に読んだよ。感慨深いなぁ。
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ボードレールって人はなかなかシャレ者だったんだけど実際には父親の遺産を使い果たして禁治産者になったり、
実生活上では相当破滅型の人だったらしい。

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20世紀を代表する名フルーティスト、ジャン・ピエール・ランパルのお墓もモンパルナス墓地にある。
彼の演奏したフルート曲はイ課長のiPodにも何曲も入ってるよ。日本びいきとしても知られてて
琴の名曲「春の海」をフルートで録音したりもしてる。
そんなに昔の人じゃなくて亡くなったのは2000年。まだ新しい墓石の上に供えられた花がキレイだ。
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フランス国内での人気・知名度という点じゃこの人かも。歌手のセルジュ・ゲンズブール。
イ課長としてはこの人には特に思い入れはなくて、ジェーン・バーキンと結婚して、その娘が
女優のシャルロット・ゲンズブールであるってことくらいだけど、フランスでは未だに大変な人気らしい。
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死後も人気が高くて、みんなが花だの写真だの、争うようにお供えするもんだから
墓なんてほとんど見えないよ。まるで花屋の店頭みたいなスゴいことになってる(笑)。
 
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セーヌ左岸の、都会の中にある墓地で、周りにはビルが建ってるけど、墓地の中はシンと静かだ。
パリを愛した人たちが眠るにはイイところと言えるかもしれない。

というわけで、モンパルナス墓地の観光墓参りは「その2」に続くのである。
次回は「女優さんのお墓めぐり」ざます。
  


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by tohoiwanya | 2009-11-09 00:23 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(0)
2009年 11月 04日

パリ行く人々 -サン・マルタン運河編-

パリ行く人々定点観測シリーズ、サン・マルタン運河編。

天気のいいサン・マルタン運河の堤防でメシを食いながら、パリジェンヌたちを眺める。
ここもやっぱりオシャレでカッコいい連中が多いんだよ、まったく憎たらしい。

イ課長の近くで、やはり運河の堤防の上でランチを楽しむ女子学生たち。
日本の公園のベンチでコンビニ弁当食ってるOLと基本的には同じなんだけど、
何だかオシャレに見えるんだよな〜。ハラ立つよなぁ〜。
え?昼間から缶ビールのイ課長より食ってるモノもオシャレっぽい?さいざんすか。
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こちらでは4人組が運河ぞいでおしゃべり。
まだ若い(おそらく)女子学生で、高価なものを着てるようには全然見えないが
なぜかみんなサマになってる。特にこの黒人の女のコのピンクのヘアバンドが目をひく。
右から二人目のハダシの女の子もカワイイね。
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あははは、こっちじゃもうみんなハダシになってるよ(笑)。
たぶんこの辺に高校か大学があるんだと思うんだよなぁ、女子学生がやけに多かった。
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こっちでも(たぶん)女子学生がアイス食ってる。
このグループは、女子は黒いタイツをはくというキマリでもあるんだろうか?(笑)
しかし、この黒人の女のコはすっげースラリとしたスタイルでカッコよかった。
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以前のバスティーユ広場の定点観測、そしてこのサン・マルタン運河での定点観測を
総合して考察するとだね、「パリ行く人々」がなぜオシャレでカッコよく見えるのか、
イ課長なりの仮説が考えられる。

ポイントは色使いにあると見た。カラーコーディネートが巧みなんだよ。
どこかに鮮やかな色を使ったり、その日のテーマカラーで揃えたりしてるように思える。

前に載せたバスティーユ広場の観測例だと、たとえばこのマダム。
彼女の今日のテーマカラーは明らかにエビ茶だ。手にさげる紙袋までカラーコーディネートしてる。
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この左の女子はムラサキだ。シャツ、スカーフそして肩にかけたバッグの色が見事に揃ってる。すごい。
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4番目の写真の、アイス食ってる黒人の女の子の場合は黒いタイツと明るいペパーミントグリーンの
サマーセーターという、色の組み合わせが実に鮮やかでキマッてる。

要するにそういうことだ。
パリ行く人々がオシャレに見える要因。それは彼らのカラーセンスの良さにあり…と。
以上がパリ行く人々を定点観測したイ課長による深遠なファッション考察の結論なのでした。おほん。

…え?イモダサ中年男・イ課長の単なるタワゴト?さいざんすか。

 


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by tohoiwanya | 2009-11-04 00:07 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(2)
2009年 09月 28日

パリの赤い風車の下で…

アミアン大聖堂からパリ北駅に帰ってきて、サクレ・クールに行った日。

サクレ・クールのふもとに降りて、そのままアテもなくふらふらと歩いた。
割と庶民的な店が並ぶ道をずっと歩いてたら、そのうち店の様相がガラリと変わり、
大通りの両側にはSEX SHOPなんぞという看板が目立つようになった。

およよ、何だここは?パリの歌舞伎町なのか?

とはいったって、別にハンブルクの飾り窓じゃないんだし、どうってことはない。
まだ明るいし、ぜんぜん妖しげなムードもないから、そのまま歩いてたら…うお!
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赤い風車があるやん!ここが有名なムーラン・ルージュか!
ははぁ〜…つまり、ムーラン・ルージュっていうのは歌舞伎町みたいなパリの歓楽街の
一角にドンと位置してたというわけだ。なーるほど。

歩き疲れたし、ちょっとこの辺で一休みするかってんで、ムーラン・ルージュのまん前にある
カフェに入った。例によって外のテーブルに座ってビールを頼む。
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のんびりとビールを飲んでると、面白い光景に出会った。
ちょうどムーラン・ルージュ前の大通りで何かの交通取り締まりをしてたんだよ。

スクーターに乗った青年が婦人警官に停められて免許証の提示を求められる。
「えー?オレ、なんもしてないスよ?」って言ってるのが聞こえてくるようだ。
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ところが婦人警官は彼の免許証を持ったまま車の中に入ってしまった。
おそらく、免許証番号を何かのデータベースと照合してるんだろうな。
「ちえーーー、ついてねぇなぁ…ったくよう」
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照合にはけっこう時間がかかる。なかなか免許証を返してもらえない。
「けっ、しょうがねぇから音楽でも聞いてよ」
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やっと免許証を返してもらい、無罪放免。彼はヘルメットをかぶって走り出す。
「ったく、冗談じゃねぇぜホントによ〜」
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そんな4コマ漫画みたいな光景がビールを飲むイ課長の前で展開していく(笑)。
何の取り締まりなんだかよくわかんないんだけど、とにかく二輪車をターゲットに
してるのは間違いないようで、この後も引っかかったライダーがいる。
彼は免許証を照合する婦警さんのそばまで言って何か交渉してるよ。
「ねぇ、急いでんスから、早く免許証返してくださいよ〜」てな感じかな。
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まったくバカバカしい光景の写真を撮ったもんだと我ながら思う。
しかし、こういうバカバカしい写真をわざわざ紹介したのは、ある目的があるからだ。

免許証を取り上げ、パトカーの中で番号を照合する。
フランスの警察官はこういうコトを日常的にやるようだ、というのは上の写真でもわかるけど、
実はムーラン・ルージュ前でこの写真を撮った翌日、イ課長自身が同じような目に遭ったのである。

警官に取り調べられた場所はシェルブールだった。
何だってまたイ課長が警官に…? そう思うでしょ? イ課長自身もそう思った(笑)。

その時の事情は次回の更新で明かされるのである。

  


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by tohoiwanya | 2009-09-28 00:30 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(0)
2009年 09月 09日

パリ行く人々 -バスティーユ広場編-

パリジェンヌはオシャレでちょっとタカビー…というイメージがある。
パリジャンはキザなシャレ者…というイメージもある。

実際にパリに行って、「パリ行く人々」をワンサと観察したイ課長としてはだね、
こういった既存のイメージに対して、ハッキリとこう言いたい。
パリジェンヌ、パリジャンたちに対する上述のようなイメージはだねぇ、



まったくその通りなんだよ と。

いやもうね、コレにはイ課長、率直に言ってたまげました。
イカした個性派男優・個性派女優がそこらじゅうにゴロゴロしてるような感じなんだから。

日曜にヴィル・ダヴレーから電車に乗ったら、同じ車両に4人の若い男がいた。
全員黒いスーツに白ワイシャツに黒ネクタイという、やけにジミな服装だ。
4人で大声で話してダハダハ笑ってる姿はあまり上品とも知的とも言えない。

ところが、この4人のスーツ&シャツ&ネクタイの着こなしが実にイイんだ。
日曜のミサか、それとも葬式か、とにかく黒スーツを着る本来の目的が済んで、
電車の中ではネクタイなんかも少しゆるめて崩したカッコになってるんだけど、
崩しててもちゃんとオシャレに見える。「人じゃなくスーツが歩いてる」的な貧弱感が全くない。
シックな黒のスーツが見事に似合ってる。4人全員がそうだっつうんだから驚く。

しかもこの4人の顔が、またやけにイイんだこれが。憎たらしいことに。
さすがにアラン・ドロンとまでは言わんが、ジャン・ポール・ベルモンドクラスは
十分クリアしてる。全員ヴァンサン・カッセルよりはレベル高かったと思う(笑)。

もちろん、女性もみんな実にキレイでオシャレでカッコいいんだよ。
さすがにカトリーヌ・ドヌーヴとまでは言わんが、オシャレに決めたエマニュアル・ベアールや
サンドリーヌ・ボネールがそこらじゅう歩いてるような感じ。
シャルロット・ゲンズブール程度の女は相当ゴロゴロいると言っていい。

どうしてパリの連中ってオシャレでカッコ良く見えるんだろう?
パリで「パリ行く人々」を観察しながらイ課長なりに考えてみた。

単に顔の造作がイイっていうことより(そういう側面も皆無じゃないと思うが)要するに
「自分はどういうカッコが好きで、どういうカッコが似合う」かを明確に把握してるから
なんじゃないかなぁ…?なんて思った。だからみんなオシャレに工夫と主張があり、
従ってそれぞれに個性的でカッコ良く見えると。これがイ課長の仮説。


パリのバスティーユ広場の階段の上から道行く人を望遠レンズで“定点観測”してみた。
撮影者の好み上、やはり被写体は女性が多くなるのは避けられないが(笑)。

下の写真の、白いホルターネックの女子は広場で誰かを待ってるっぽかった。
このショットだと顔コスッて眠そうだけど(笑)、歩いてる姿は実にカッコ良かった。
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こちらはサングラス姿のマダムが、やはり待ち合わせっぽい。
ことさらオメカシしてるって感じは全くないんだけど、見た感じは非常にオシャレに見えるよね。
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おっと、こっちじゃ学生っぽい二人連れが何かをモグモグ食いながら歩いてる。
左の女子の、シャツとスカーフと、そして肩にかけてるバッグを紫でまとめた
カラー・コーディネートに脱帽だぜ。右の女子の服の色使いもいいね。
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この彼、フードかぶってるから撮影したときは顔がよく見えなかったんだけど、
後で見たらカッコいいんでビックリした。これまた、紫の帽子とシャツが実に効いてる。
しかもカメラ目線だ。撮られてるのわかったのかな?
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しかし、バスティーユ広場での定点観測で最も気に入ったのはこのコだ。たぶん高校生くらい?
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イ課長のすぐ近くに座り、たった一人でメシを食い始め、そのうちリンゴを丸ごと
ガシガシかじりだしたんだけど、そのヒン曲がった性格が顔に表れてる具合が実にイイ(笑)。
まるで「性格ヒン曲がり少女の青春」っていう映画の一場面でも見てるようだよ。
あたりをニラミつける、その目つきの悪さがもうサイコウ。絶対、クラスに友達少ないに違いない。
いやー、何て魅力的なコなんだろう(笑)。写真がシャープに撮れなかったのが残念だ。

ことホドさように、パリの人たちはみんな見てて面白い、なぜか絵になる。
「めかしこむ」という意味でのオシャレとはちょっと違うんだけど、それぞれに
実に個性的で、見てると飽きない。

この定点観測は他の場所でもやってみた。その2をお楽しみに。



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by tohoiwanya | 2009-09-09 00:08 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(2)
2009年 07月 23日

サクレ・クール前広場

広場というか、公園というか、階段…いや、坂道…斜面…よくわからん。

サクレ・クールは建物も立派だし、内部もすごく立派(ただし、たぶん撮影禁止)。
完成は1914年なんだって。けっこう新しい建物なんだね。人でいっぱいだぁー。
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イスタンブールのアヤ・ソフィアみたいなビザンチン様式風の建物で、中世ゴシック
建築ばっかり見てたイ課長には非常に新鮮。写真はないけど、巨大ドームに光が射し込む
建物内部は神秘的で素晴らしかったよ。
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建物正面からのパリの眺望もまた素晴らしい。
ユトリロの絵そのままだった登りルートとはガラリと変えて、“下山”は
この眺望をながめながら観光客・行楽客でにぎわう正面階段を使うことにしよう。
しかしとりあえずちょっと休みたい。パリっ子にならってイ課長も芝生で一休み。
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このサクレ・クール正面広場は人を見てるだけでけっこう楽しい。
たとえば山頂の狭い石の門柱の上でリフティングの芸を見せてるおニイチャン。
そりゃさ、お上手でけっこうだけど、落ちるなよな、オマヘ。
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下の方には子供たちの遊び場ゾーンがある。回転木馬まであるよ。
あはは、この子は回転木馬に乗せてもらってホントに嬉しそう。かわいーー。
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こっちじゃもう少し大きい子供たちが遊んでるよ。
生意気なことに、パリのガキってけっこうおしゃれだ(大人はもっと、だが)。
ピンクのトレパンの女子、ジーンズの男子、どっちもイッパシの着こなしじゃん。
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かと思うと、一緒になってこんな小さい子もキャアキャアいって遊んでる。
パリの女の子たちはみんなかわいいのーー。
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てな感じでパリのヒトビトの写真を撮ってるうちに地上?に戻ってきた。
観光客目当てのお土産屋が軒を連ねてる。シャンゼリゼ通りとは正反対の、
高級感の全くない街のたたずまいがイ課長の貧乏性にすんなりフィットする。
いいところだったなーー、モンマルトルの丘は。
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by tohoiwanya | 2009-07-23 00:54 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(2)
2009年 02月 04日

ニッコリ!!

小雨そぼ降るブリュッセルで。
街の中心部ではあるけど、さほど人通りの多くない歩道を歩いてたら
向こうから若い女性が走ってくるのが見えた。20代前半くらいかな?

ネエチャンが走ってくるワ…と思いながらイ課長は歩き続ける
彼女は相変わらずこっちに向かってバタバタと必死に走り続ける。
当然のことながら両者の距離は急速に接近し、すれ違う…その時、

すれ違いざま、彼女がイ課長に向かって笑った。
イ課長の変なツラみて笑ったんだろうって?残念ながらあれはそうじゃない。

「うふっ」とはちょっと違う…「きゃは」…あるいは「えへっ」が近いかな。
バタバタ走ってる自分を見られて、その照れ隠しみたいな感じで笑った。

言うまでもなく彼女にとってイ課長は全く見知らぬ通行人だ。
せいぜい「同じ歩道を歩いた仲」(笑)。バタバタあせって走ってる姿見られても
どうってことないわけだけど、そんな相手に思わず「えへっ」と照れスマイル。

その時は「愛嬌のあるコだな…」と思ったけど、
考えてみたら、欧米ではこうして見知らぬ相手とスマイルってケースはすごく多い。

たとえばコンビニで何か買う。「ハバナイスデイ」「サンキュ」とスマイル。
劇場で、奥の座席のヒトを通すために立つ。「フィーレンダンケ」「ビテ」とスマイル。
店員と、駅員と、ホテル従業員と、列車で隣の席になった人と…etc… スマイル。

この「知らないヒトとニッコリ挨拶」は海外旅行をすごく気分のいいものにしてくれる。
これは生まれて初めてのN.Y.旅行のときから強く感じていることで、特に欧米では
イ課長は「ニッコリ」を使ってキモチよく旅をしようと心がけてる。

見知らぬ者同士でのスマイルって、アジアではあまり印象がないんだよね。
特に日本国内、日本人同士だとこれはまず絶対にやらない。日本は明らかに
「スマイル文化圏」ではないと思われる。
たとえば、日本のホテルのエレベーターで見知らぬ日本人客と乗り合わせたら
その時アナタはその見知らぬ客にスマイルする?しないでしょ?イ課長もしない。
日本には(そして、おそらく東アジア全般に)「見知らぬもの同士でスマイル」
っていう文化的風土は存在してないみたいなんだよね。

しかし欧米では積極的にニッコリを実践した方が、何度も言うが断然気分イイ。
ホテルのエレベーターで見知らぬ人と乗り合わせたら当然ニッコリ挨拶だ。
「ニッコリに入ればニッコリに従え」。スマイル文化圏ではどんどんニッコリしよう。

うーん…今日の文章のテーマに合う写真がないなぁ…。
仕方ない。ブリュッセルの古い建物の上の方で艶然とスマイルしてる
キレイなオネエサマの写真でごまかそう(笑)。
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by tohoiwanya | 2009-02-04 09:47 | 出張・旅行あれこれ | Comments(0)