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2009年 06月 17日

エッフェル塔という塔 -その1-

むかし、「日本人の建築センスのなさ」の象徴として、エッフェル塔と東京タワーを
比較した話を読んだのを覚えてる。

東京タワーはエッフェル塔より高い。しかし東京タワーはエッフェル塔より醜い。
その醜さの最たるブブンが塔の真下に作られたブザマな建築物で、エッフェル塔の
真下を何もない“素通し”にしてる、その美的センスに比べて東京タワーの
マタの下に作られた建物は日本人の美的センスのなさソノモノ、みたいな話だった。

少年イ課長はこれを読んで、「ふーむ確かに言われてみれば…」と思ったんだけど、
今回、実際に行ってみてそのコトを非常に強く思った。エッフェル塔は大したモンだ。
マタの下に変な建物がないことはもちろん、細部の意匠を見ても本当に美しい。
世界一高い塔っていうだけでなく、美しい建築物にしようという設計者の強い意志が
そこカシコに感じられて、ホントに感心したんだよね、イ課長は。
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セーヌ川の右岸から左岸に渡りながら、徐々にエッフェル塔が大きく見えてくる。
歩きながら「ウワ!エッフェル塔って、実物は思ってた以上に美しい!」と思ってワクワクした。
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昔読んだ本の言う通り、塔の下を何もない空間にしたというのは確かに建築美学上の
大勝利だと思ったよ。市民や観光客がエッフェル塔のマタの下を自由に行き来する。
いやー美しい空間だココは。
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マタの下からの見上げがまたすごい。鉄骨構造物としての力感みたいなものを感じる。
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真下からだとこう。いやもうすごいすごい。こうなるともはや鉄骨構造物というより
一種幻想的な光景になってくる。すっごいなーー。
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凱旋門を見たときとは大違いで(笑)、エッフェル塔にはホントに感心した。
感心したから、エッフェル塔については -その2- を書く予定なのである。

 


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by tohoiwanya | 2009-06-17 13:16 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(2)
2009年 06月 11日

パリ・凱旋門

次回、すべてが明かされると書いておきながら、
今日はシベールの日曜日とは別の話題(笑)。


  
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3回も続けてヲタク話だと読む方もウンザリだろうから、今日は中休み?で
パリ観光定番スポットへご案内、というわけで凱旋門ざます。
一応、多少は気を使っているイ課長なんざます(笑)。

凱旋門にはヴィル・ダヴレーからの帰りに寄り道して行ってみたんだよね。

ご存知のように凱旋門の周りって道路がグルリと取り巻いたロータリーになってる。
広い道路をわたって、どうやって門に行くんだろ?…と思ってたんだけど、実はここって
地下から行く構造になってたんだね。こんなことも初めて知るイ課長なのでした。
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うーんむ…デカいっす。
アーチ内側の意匠もすごいっす。
凱旋門の延長線上にラ・デファンスの「新凱旋門」が見えるわけだ。なるほど。
何せ天下のパリ・エトワール広場の凱旋門。観光客もわんさかいる。
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しかしだ。…正直に言っていい?

イ課長にとっては「ふーん…すごいねー」っていうだけで、建築物として特に
何か感じるモノっていうのはなかったんだよね、凱旋門に対して。
これがあの有名なアレかぁ。大きいねー、すごいねー。写真撮った。はいオワリ。
門の壁面(っていうのかな?)にある巨大石像レリーフも壮麗で有名だけど、
いざ実際に見ると、ああこれが有名なアレか、っていうだけ。
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写真を何枚か撮り、「さて、凱旋門はこんなトコでいいかな」と思ってたら、
シャンゼリゼ通りからパカパカと騎馬警官の大行列。観光客は大喜びだった。
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同じパリ観光定番スポットでも、エッフェル塔を見た時はイ課長は非常に感心して、
その後、ライトアップされた夜のエッフェル塔とか何度も見て、写真もいっぱい撮った。
ところが凱旋門に対してはやけに冷淡なんだよなコレが。
 
何でだろうなぁ~?
もちろん実物を見てガッカリしたっていうわけじゃない。
凱旋門は世界三大ガッカリのブリュッセル・小便小僧とは違う(笑)。
立派で、デカくて、すごいと思うよ?思うけど…結局それだけ。
凱旋門について詳しく知りたいとも思わないし、また見たいともあまり思わない。
アウクスブルクの黄金の間を見た時の印象にやや似てるかもな。

考えてみたら凱旋門って、要するにナポレオンが戦勝記念に作らせた門だ。
黄金の間が「財力の誇示」であるとすれば、凱旋門はさしずめ「軍事的威光の誇示」か。

まぁ歴史的建築物なんて、多かれ少なかれ何かを「誇示」してる場合が多いけど、
それが前面に出すぎると「誇示してるだけのモノ」になっちゃうのかもなぁ…


そんなことを考えながら、凱旋門からの地下道をシャンゼリゼ通りに向かって歩いた
イ課長なのであった。

 


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by tohoiwanya | 2009-06-11 12:02 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(4)
2009年 05月 06日

プラハという街 -その5-

思えば2007年のドイツ・チェコ出張のとき。
仕事を委託してきたトコから「ドイツに行って欲しい」って言われ、打合せのときにイ課長は
内心じゃ「こりゃー大変なことになった」と思ってた。すると、そこのエラいおじいさんが
「旧東欧エリアの状況も知りたいですなぁ…チェコあたりに行っていただいて…」なんて
さらにムボウな要求をしてきた。

結局、そのせいでイ課長はプラハに行くことになったのだ。
あの時は「ええええ?!ンな…!無理っすよ!」と思ったけど、今になってみれば
プラハに行く機会を与えてくれたあのおじいさんに感謝しよう。
汲めども尽きぬ、美しきプラハの思い出。

前にも書いたけど、プラハを表すのに「百塔の街」っていう言葉がある。

これは確かに行ってみると感じる。
要するに先ッチョのとんがった塔がそこらじゅうにいっぱいあるんだよね。

ヨーロッパの古い建築で屋根の先端が尖ってるっていうのはそう珍しくはないけど、
プラハの場合、尖り方が鋭くて、しかもやたらにいっぱいある。

プラハ観光スポットとしては有名なカレル橋から旧市街を見るとそれを実感する。
ツンツンと尖った塔がいっぱいあるでしょ?まさに注射針を並べたみたいだ。
ヨーロッパの他の街でこういうチクチク尖った屋根がこんなにたくさんあるのって
あんまり記憶にないんだよなぁ。
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言わば「プラハ様式」みたいなもんなんだろうか?
お、この風景いいな、と思って写真を撮ると、必ずツンツン屋根が入ってくる。ほら。
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観光客でにぎわうヴァーツラフ広場の両側には瀟酒な建物がズラリと並んでるけど
ここもとんがり屋根がたくさんある。このチクチクした針刺しみたいなスカイラインを見ると
「ああ、プラハだなぁ…」という気分になる。
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イ課長にとっては忘れがたき、美しき街・プラハ。
ただ、先端恐怖症の人にとってはプラハは苦痛の多い街かもしれない(笑)。
  
 

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by tohoiwanya | 2009-05-06 02:29 | 2007.10 ドイツ・チェコ出張 | Comments(0)
2009年 03月 02日

ニューヨークという街 -その3-

アメリカ出張最後の金曜、ニューヨークに4時間半しか滞在できなかったのは
返すガエスも残念。行きたかったところが一杯あった。

世界同時不況にあえぐウォール街をチラリとでも覗いて、歩いてみたかった。
9.11でなくなっちゃった世界貿易センタービルの跡地にも行っておきたかった。
しかし、これらは全部ダウンタウンにある。ミッドタウンで2件のアポがあって
夕方にはラガーディア空港に戻るという制約があっちゃ、ちょっと厳しい。

しかしミッドタウンの高層ビルは、日本人がイメージする「マンハッタン」そのもので
ソレはそれだけでも十分「ああニューヨークにいる」と思わせるものがある。

ラガーディア空港からのバスはグランド・セントラル駅に着く。
グランド・セントラル駅のバックに建つモダンなパンナム・ビルっていうのも
マンハッタンを代表する光景だよね。今やビルの所有者はパンナムじゃなくて
メットライフになってしまったが…。
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ご存知エンパイア・ステート・ビルも冬の日を横から浴びて輝いてた。
個人的には、このビルの屋上から見るニューヨークの景色が最も美しいと思う。
95年に、ここに登って見たマンハッタンの夜景は忘れがたいものだ。
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しかしニューヨークで「最も美しいビル」の投票をすれば、たぶんここが
一位になるんじゃないかな。アール・デコの建築物といえば必ず例にあがる
クライスラー・ビル。これは本当にキレイなビルだ。
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夕方4時頃には帰りのバスに乗るためにグランド・セントラル駅にいた。
ここもまた名建築として名高い。寸暇を惜しんで駅の構内の写真を撮る。
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この駅は真ん中に広〜いホールがあって、そこの天井には星座図が描かれてるので
有名だ。「フィッシャー・キング」っていう映画がこの駅のホールを使って
舞踏会のロケを敢行したのも忘れられないなぁ。
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ああー…ニューヨークに日帰りなんて、今思い返してもホントに残念だ。
今度行くときは4時間半じゃなくて、せめて4日半は滞在したいぜ、ホント。
 
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by tohoiwanya | 2009-03-02 02:23 | 2008.11 ワシントン出張 | Comments(0)
2009年 02月 10日

ヌードな人々

ヤケに早寝したらヤケに早く目が覚めちまった…。
今日はヌードな人々のハナシ。高潔なイ課長ブログに似つかわしくない標題だ(笑)。

欧米の建築物にはよく男女の裸体像がくっついてる。
大体の場合はかなり様式的に作られてるから姿は裸でも印象は全然エロくない。
まぁ公共の屋外に置くヌード像なんだから、エロじゃ困るよな。

 
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たとえばワシントンDCの橋にいたこの金粉ヌード?の御婦人。
完全な全裸だ。オールヌードだ。だがしかし、いくら全裸でもこんな女子プロレスラー
みたいな身体見てエロを感じる男がたくさんいるとは考えづらい
少なくともイ課長はごめんこうむりたい(笑)。

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ニューヨークのビルにくっついてたこちらの方々もまた全然ヒワイじゃない。
みなさん、ワザとらしく肝心なところを隠しているけど、そんな必要があるとも思えぬ。
こんなレリーフの、様式化されたヌード見てヒワイと感じる方が不思議だ。

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だがベルリンの国会議事堂にいたこのカレになると、少~し印象が変わる。
裸体が様式的じゃなくて非常にリアルなんだよね。リアルだからナマナマしい。
そういう点じゃ、彼が下半身を布で隠したのは賢明な措置だった(笑)。

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どーん、これはどう?下半身に布もまとわぬ全裸男性。
女性読者の方々、エロいと思いますか?(笑)。ちなみに、この写真はプラハで撮った。
まぁ一応全裸ではあるけど、ヒワイって感じはしないよねぇ。ベルリンの彼と違って
プラハのコイツの造形は人造人間ターミネーター的で、その分エロさも少ない(と思う)。

プラハって意外に開放的?な街で、全裸の方々は他にもいらっしゃる。
これなんかどう?

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率直に言おう。イ課長はこのお二人を見たときだけは「ちょっとヒワイ…」と思った。
二人とも下半身に布ナシ。これも無視できぬ問題だが、この裸体像がヒワイな
理由の大半は男の方にあると思う。

このオッサン、身体は大してマッチョじゃないし顔も美男子じゃなくて、そのくせ
髪は長髪ってとこはミョーに個性的。要するに、「まるでそこらにいるおヒト」に
見えるんだな。「そこらにいそう」な人が全裸で立ってると、これはヒワイだよ(笑)。
実在のヒトをモデルにして作ったっぽい気がするんだが。
このオッサンには見た瞬間から“ヒワイな違和感”があって、写真に撮っちまった。

ビルオーナーのみなさん。建物に裸体像をくっつけるときは、あまりリアルではなく
様式的な造形を心がけ、ビミョーだと思ったら念のため下半身は布で覆いましょう。

 
 
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by tohoiwanya | 2009-02-10 05:26 | 出張・旅行あれこれ | Comments(2)
2009年 01月 26日

プラハという街 -その1-

「黄金のプラハ」「北のローマ」「百塔の街」…

プラハはホントに素敵な街だからいろんな呼び名がついているけど、その一つに
「建築博物館の街」というのがある。

プラハはロマネスクやゴシックの教会建築からアール・ヌーボー、果ては前衛的で
トンでもない建築物に至るまで、とにかくいろんな様式の建物がある。
そもそも、イ課長がゴシック建築だ新古典様式だって建築のことをトヤカク言うように
なったのも、プラハの影響でシロウト向けの建築の本を読んだからなんだよね。
建築博物館のような街の、作品のような建築物のいくつかは実際に行って、写真を撮った。
時代的に古い順からいってみるか。

城の奥にあるイジー教会は厚い壁で建物の重さを支えるロマネスク様式で作られてる。
ゴシックの大聖堂みたいな壮大さはないけど、内部はなかなか神秘的だった。
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聖ヴィータ教会は典型的なゴシック建築だな。ケルン大聖堂をモデルに作ったと
言われるだけあって、構造は非常によく似ている。
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内部はまさにゴシック建築の精粋といえる。特にこの高~い天井アーチの組み方は
この教会独特の様式なんだって。
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こちらは新古典様式…そう、ドイツやワシントンではとにかくコレばっかり多くて
イ課長がヘキエキしたギリシャ風の建築だ。こうやっていろんな様式の中に混じって
建ってればチャンと立派に見えるのに…。ちなみに、これはドイツ劇場っていう
オペラ劇場で、イ課長がプラハでオペラを見たのはここなのだ。
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プラハといえば華麗なるアール・ヌーボー建築を忘れるわけにはいかない。
これはミュシャもデザインに参加したと言われるプラハの市民会館。
アール・ヌーボー建築っていうと必ず例に挙がる有名な建築物だ。
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最後はプラハの前衛建築として有名な、通称ダンシング・ビル。
これはイ課長は実物を見て来なかったから、ヨソ様のHPから写真だけもらってきた。
建設当時は「街の外観を壊す」ってんで反対も多かったらしいけど、いまや立派な
プラハの観光名所の一つになってる。すごいビルだ、しかし(笑)。
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ああ…プラハ。
忘れがたき街プラハ…。
プラハの話は尽きないよなぁ…。
  
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by tohoiwanya | 2009-01-26 02:16 | 2007.10 ドイツ・チェコ出張 | Comments(0)
2009年 01月 05日

欧州ヘンなもの図鑑

みなさま明けましておめでとうございます。
いつまで続くのか先のわからないイ課長ブログ、本年もよろしくお願いいたします。

さて、新年最初の更新だし、気楽なネタでいこうではないか。

海外を歩いてると道ばたの銅像とか、教会建築の一部に
「ヘンチクリンなもの」を見かけることが時々ある。

代表的なのがゴシック教会建築につきものの「ガーゴイル」だ。
これって要するに雨ドイの排水口なんだけど、どんなにマジメで神聖なゴシック教会でも
この排水口だけは「ヘンチクリンなもの作って遊んでヨイ」っていうお約束があるみたいで、
大体ヒドいものがくっついてることが多い。

ブリュッセルのグラン・プラスに面した建物のガーゴイル。
雨の日はこの口から雨水がジャバジャバ出てくるわけで、ゲロ吐き野郎そのものだ(笑)。
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こっちはプラハの聖ヴィータ教会にくっついてたガーゴイル。
こっちでもハデに吐いてる。雨の日のコイツらを見たいような、見たくないような…
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プラハにはこんなものもあった。
カレル橋の欄干の(たぶん)銅のレリーフなんだけど、おそらく何かの理由があって、
「このイヌを撫でるとイイことがある」とか何とかっていう言い伝えがあるんだろうな。
あまりにみんなが撫でるもんだからイヌだけツルツルに磨かれた状態になってるよ。
なにやら神聖な光に輝く、神聖なものに見えるではないか。イヌのくせしやがって。
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プラハのコレも覚えてるよ。
カブトをかぶった騎士の像…なんだろうけど、顔がなくてノッペラボウ。
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顔だけ摩耗してこんなノッペラボウになるとは思えない。何で顔を作らなかったんだ?
実は顔はカブトの中に隠れている…とも考えられるけど、だとすると
何もない顔に見えるところはアゴから首ってことに…いや、そうは見えないなぁ。
眺めてるうちに、この像がダースベーダーに見えてきてしょうがなかった(笑)。


最後は去年10月出張で行ったミュンヘン市庁舎前の噴水にいた魚。
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オイ何なんだいコレは?! ドッカから空気入れられて身体がふくらんでるのか?
空気入れられすぎて目玉が飛び出してるぞ(笑)。じき爆発するぞ。まったくもう…。

というわけで、新年最初のイ課長ブログは「欧州ヘンなもの」図鑑でした。
 
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by tohoiwanya | 2009-01-05 03:01 | 出張・旅行あれこれ | Comments(0)
2008年 11月 05日

ミュンヘンという街-その1-

ミュンヘンには15年くらい前、トホ妻と観光で来て以来だった。

深夜にホテルに入って、翌日の午後にアポイントがあった。
午前中に大急ぎでノイエ・ピナコテークを見学しようと思ってホテルから歩いた。
歩いてて、フと気づいてフと足を止め、イ課長はその場でグルリと一回転した。

あーーーー…またコレかよ。

ベルリンでゲップが出るほど見た新古典様式の建物がここにもたくさん。
確かに、立派な公共建築物を作ろうとして、ギリシャ神殿風に威厳のある外観に
したい、だからネオ・クラシック様式でいこう、と考えたくなる気持ちはわかる。
しかしもう少しバリエーションってモノがあってもイイのではないか?ドイツ人よー。

イ課長が足を止めてグルリと一回転したところから撮った3枚の写真を見せよう。
まず正面にはコレ。なんだかわからんがギリシャ風。柱頭はドーリス式だな。
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そのまま右に120度ほど回転してパチリ。こんどはイオニア式柱頭のギリシャ風建物。
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そのままさらに120度回転するとこんどはコリント式柱頭のギリシャ風建物。
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まぁ3方向にギリシャ風古典様式建築物を対称に配するというのもそれはそれで
一つのヤリ方だとは思う。しかし、ブリュッセルやプラハではこんなに「コレばっかり」
集めるようなトコはなかった。明らかに好きなんだよ、ドイツ人は、コレが。


バイエルン国立歌劇場にしてからが、こうだもんなぁ(笑)。
たまには四角い柱にしてみようとか、アーチ構造にしようとか思わんのか?ドイツ人。
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すでに9月出張のベルリンで、この「ドイツ人の新古典志向の強さ」には
いささかヘキエキ気味なのだ、イ課長は。

…と、なんだか悪口ばっかり書いたけど、ミュンヘンっていうのはイイ街だと思う。
15年前に来たときもそう思ったし、今回もそう思った。-その2-以降じゃ少し
ミュンヘンのこと、ほめてあげるから(笑)。
 
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by tohoiwanya | 2008-11-05 15:43 | 2008.10 欧州出張 | Comments(0)
2008年 10月 27日

ブリュッセルという街-その1-

イ課長にとって生まれて初めてのベルギー、生まれて初めてのフランス語圏。

図書館で借りた「地球の歩き方」で、主要都市別の詳細な地図やガイド情報を
持っていたドイツに対し、ブリュッセルに関する予備知識収集はけっこう手抜きだった。
「どうせ1泊だし」っていうんで、Googleマップをプリントアウトした地図だけが頼り。

こんな風に「おお、何やらゴリッパな建物があるけど、ありゃ何だ?」と思っても
確認するスベがない。だからわからない(笑)。まぁそういう意味じゃブリュッセルって
由緒ありそうな、立派な建物だらけの街とも言えるのだが。
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意外だったのはブリュッセルってかなり坂の多い街だったっていうことだ。
コッチが海、コッチが山っていう斜面構造じゃなくて、街のあちこちがデコボコ
丘になってるっていう感じ。だから自分がいるところが実はけっこう丘の上で、
ヒョイと視界が開けると遥か彼方まで見通せるなんてことがあった。
キレイな街だったけど、例の「雨で寒かった日」の写真だからやけに暗い街にみえる(笑)。
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街の建物はベルリンみたいな重厚古典主義志向と違って、アール・デコ調の
すごくキレイな建物があったりして、印象としては去年行ったプラハにやや近いかな。
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暗い写真ばっかりでも可哀想だから、夕方になって天気が回復してから撮った写真。
こんな具合に上の方を曲線で仕上げた建物なんていうのはドイツじゃ見かけない。
ナニ風っていうのかしらないけど、ドイツのゴツゴツ系建物ばっか見慣れた目には
ちょいとオシャレに見えるね。
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この街は、建物にも乗り物にもヒトにも「へぇ〜」と思うことが多かった。
考えてみたら今回の出張で散髪したのもブリュッセルだったしね。
イ課長ブログ「ブリュッセルという街」シリーズはけっこう続くことになるのである。
 
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by tohoiwanya | 2008-10-27 02:26 | 2008.10 欧州出張 | Comments(0)
2008年 10月 10日

レンガゴシック

あーあーあー… あさってからイ課長はまたドイツ出張です。

前回の出張に関して、もっといろいろ書きたいコトはあるんだけど
それを消化しきる前にまた新たな出張ネタがたまることになるのか…。
海外出張ネタ便秘状態(笑)。ま、だからこそこのブログを作ったわけだが。

まぁいい。とりあえず今日のところは9月出張のときのネタを粛々と
書こうではないか。前に触れた、リューベックのレンガ造りゴシック教会特集。

リューベックのレンガゴシック教会の最高峰といえばこのマリエン教会。
ドイツで三番目に大きいだったか、三番目に天井が高いだったか、とにかく
そういう立派な教会(笑)。レンガだけど形式としては典型的ゴシック教会だ。
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内部も全部レンガで作ってあるんだろうけど、天井なんかはおそらく漆喰を塗って
そこに華麗な装飾画が書かれてる。レンガの質朴な感じが強いのかと思ってたら
意外なほどデコラティヴだ。これは身廊の天井。
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ゴシック教会は石でできた針葉樹林である…って何かに書いてあったけど、
こうしてみるとホントにレンガでできた森みたいだ。素晴らしいねぇ。ちなみに、この
パイプオルガンは欧州屈指の名器で、バッハも昔ここに聞きにきたんだって。
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しかしイ課長が最も衝撃を受けたのはコレだよ。
この教会、よーく見るとホレ、柱がグニャッとタワんでるのがわかるでしょ?
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この柱だけじゃないんだよ。けっこうあちこちでタワんでるもんだから驚いた。
どうしてこんなコトになったんだ?ワザとそうする必要があったのか??

あるいはレンガ職人が下からレンガを積んでいく途中で自然に少し曲がった…とか?
それとも、最初まっすぐだったんだけど、ホルステン門みたいに地盤のせいで
タワんだ…?いや、建物全体が傾いてるっていうならそれで説明がつくけど、
こういう風に柱がグニャッとなる理由にはならんよなぁ。ナニにせよびっくりした。

レンガって、石に比べるとたぶん建材としては多少軽いはずだけど
マリエン教会くらい天井を高くするとやっぱ「横に広がろうとする力」が働くんだな。
石造ゴシック教会と同じように、こうやってフライング・バットレスが壁を支えてる。
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こっちはペトリ教会(…だったかな?)。
これもたぶんレンガなんだろけど、白いからパッと見には石のように見える。
ちょうどナナメから日が差し込んでキレイだったなぁ…。
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神の光が汝を照らす。悔い改めよ。

だが、ペトリ教会では「写真を撮る」と「トイレを借りる」以外のことは
何もしてこなかったバチ当たりのイ課長なのであった。
 
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by tohoiwanya | 2008-10-10 10:32 | 2008.09 ドイツ出張 | Comments(0)