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2018年 12月 07日

真間の手児奈 伝説の地

真間山弘法寺のあるあたりは、「真間の手児奈」伝説で有名な場所でもある。

そういう“地元伝説”があることは高校の頃から知ってた。しかしテコナって女に
まつわる話っていう程度の認識しかなくて、詳しいストーリーは今回初めて知った。
一応簡単にご紹介すると・・

昔、真間の地に井戸があり、近所の女たちがそこに水を汲みにきていた。
その一人が手児奈という女で、身なりは貧しいけどバツグンに美しかったもんだから
近隣の男たちがこぞって嫁にしようと争った。しかし誰かと結婚しちゃうと、他の全員を
フらなければならない。それを苦にした手児奈は海に入水自殺。あーあ。

Wikipediaでは手児奈は一度他国に嫁ぎ、子も生まれたけど、国同士の争いに巻き込まれ、
子供と共に真間に戻ってひっそり暮らしていた(で、毎日真間の井戸に水を汲みに行って・・
・・と、上の話に続くんだろう、きっと)ことになってる。

万葉集には手児奈にまつわる歌がいくつもあるらしい。
前回書いた真間山弘法寺も、行基って坊さんが手児奈の霊を弔うために作ったのが
起源だそうだから、737年には手児奈さんはもうとっくに死んでたわけだ
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真間の手児奈にまつわる場所は、前回書いた真間山の階段のすぐ近くにある。
そんな近くにそんなモノがあったことも、当時は存じませんでした。
 
はい、これが手児奈が水を汲みに来たという「手児奈の井」です。
いくら何でもこれが奈良時代そのままの井戸とはトーテー思えない。桶なんて新品(笑)。
でもそこはホレ、やっぱ歴史はロマンですよ。固いこと言うのはやめましょう。
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はい、これは手児奈霊神堂。要するに手児奈を祀ったお寺らしい。上の井戸から見て
通りを挟んだハス向かいくらいの位置関係。さすがは手児奈伝説というべきか、イ課長が
滞在してたごく短い間だけでも何人もの人が参拝に来てた。
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ここは本堂の中に入れるらしい。靴を脱いで入ると、お坊さんが「どうぞお参りを」って
ロウソクに火をつけてくれたから、お線香をあげさせていただきました。
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「写真を撮ってもよろしいですか?」って聞いたら「ご本尊はちょっとアレですが、
天井なんかはどうぞ」って言ってくれた。だから上の写真もご本尊は写らないように
しているわけ。さて、天井っていうのは?
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うはぁーーー!!こりゃすごく古い。歴史的価値ありそうだ。
鳥とか動物とか、全部生き物の絵で格子天井が覆われてる。ものすごい数だよ。
これは一見の価値があるよ。手児奈霊神堂、なかなかすごいじゃん。
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真間山からすぐ近くの高校に3年間通い、「真間の手児奈」も名前だけは知ってたけど
高校生当時はそれにちなんだ場所を見てみようなんて殊勝な了見はゼロ。あの頃は
食い物と週刊誌のヌードグラビア以外のことには関心がなかったんだと思われる(笑)。

「かつて通学した地にあった伝説」にまつわる旧跡を、このトシになって初めて
散歩してみた、初冬の昼下がりというわけでございました。

 

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by tohoiwanya | 2018-12-07 00:07 | 日本での私生活 | Comments(0)
2018年 12月 05日

真間山弘法寺に行ってきた

ここんところ、たまたま巡り合わせで国内ネタが続く。

先週の土曜日は高校の同期会だったのである。
当然、全員還暦直後か直前。クラスの連中とは20代前半の頃に会ったのが最後の
はずだから、推定約35年ぶりで会ったことになる。

こうなるとさすがに会ってもすぐわかんないね。そういうイ課長もみんなから
「あれ誰?」と相当思われてたみたい。なにせ昔は天然ウェーブヘアだった男子が
坊主刈りの白ヒゲじじいだもんねぇ(笑)。

せっかく市川に行くなら同期会の前にちょっと寄り道しようと思った。そこで、
市川駅ではなく、高校時代毎日通った国府台駅へ。何十年ぶりかな?ここは千葉と
東京の境で、駅の向こうはすぐ江戸川、そのまた向こうは東京都になる。
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毎朝のぼったダラダラ坂。この先にイ課長の出身高校があるんだけど、行きたかったのは
学校ではなく、この道を右に曲がった先にある真間山弘法寺という所なのである。
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弘法大師と同じ字だから、イ課長も最初は「こうぼうじ」って読んでたんだけど、
「ぐほうじ」というお寺。そもそもの歴史は天平9年(737年)に遡るっつうんだから
やたら歴史があるお寺なのである(在学当時はもちろん、そんなこと知らなかった)。

あの高校の運動部に入ってた連中にはここを覚えている人が少なくないはずだ。
イ課長は弱小部に入ってたので週2日はグラウンドが使えず、真間山に来てたから
利用した回数は運動部の中でもかなり多くて、その分懐かしいんだよね。

運動部が真間山に何しに来てたのか?まぁ順を追って説明しよう。
冬の初めの境内は紅葉がキレイだったよ。高校生当時はバカだったから(今でもだが)、
お寺なんてキチンと見なかったけど、境内は広くて、散歩する人もけっこう多かった。
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お、仁王門です。ここは運動部と共にイ課長が所属した映画研究同好会で、イ課長より
一つ上の上級生たちが自主製作した映画「羅生門」のロケ地。今みてもたいへん立派な
仁王門で、これなら羅生門ってことにしてもそう違和感ないでしょ?その時下級生だった
イ課長は、門内に横たわる死体の役で出演したのである(笑)。
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その仁王門を抜けると、ガクンと高低差のある光景。あっちが市川駅方面になる。
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ここですよ、イ課長が何十年ぶりかで来たかったのは。
真間山弘法寺はコッチ側が急斜面で落ち込んでて、そこにすごい石段がある。
グラウンドが使えない日はここでひたすら基礎トレーニングに明け暮れたんだよね。
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ここで階段ダッシュだの、手押し車だの、散々やらされたよなぁ。
いま降りると、一段の高さが普通の階段よりかなり高いことに改めて驚く。高校生ン時は
ここを数えきれないくらいダッシュで登ったわけで、イ課長がこのトシになってもとりあえず
足腰がマトモなのは、この真間山の階段で鍛えられたことが寄与していると信じて疑わない。
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イ課長たちがここで階段ダッシュしてた当時は真ん中に手すりはなかったはずだけど
今は赤い手すりがついてる。こうなるとトレーニングにはちょいと使いづらいけど、
あの高校の運動部は今でもこの階段使ってるのかな??

真間山に来たのは高校卒業以来のはずだから、41年ぶりってことだ。
文字通りイ課長の「汗が染み込んだ」石段を下りて、このあとまたほんのちょっと
寄り道するんだけど、それについては次回に。
 
 

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by tohoiwanya | 2018-12-05 00:04 | 日本での私生活 | Comments(0)
2018年 12月 03日

福井でプラネタリウムを見る

福井出張のつづき。
3時半に福井駅に戻ったものの、遠出できる時間ではない。かと言ってこのまま
真っすぐ帰るのもつまらん。ちょいと寄り道したい。そこで、福井駅前にある
「セーレンプラネット」っていう施設に行ってみたのである。
 
実はイ課長、プラネタリウムが好きなんです。
まだ小学生だった頃、当時習ってたピアノの先生が初めて渋谷の東急文化会館にあった
五島プラネタリウムに連れてってくれたんだけど、あの時の感激は忘れられない。
コドモの頃にうけた感銘はその後のジンセイを支配する。成長してからもイ課長の
プラネタリウム好きは続いたのだ。

セーレンプラネットって正式には「福井市自然博物館分館」で、様々な科学展示のほか
プラネタリウムが併設されてる。それならちょっと見てみようじゃないの。
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渋谷のプラネタリウムは何とも不思議な形の大型投影機がドーム中央に設置されてた。
ところが、ここには何と投影機がない。ええ?一体どういう仕掛けになってんだ?
やがて始まる4時の回の投影は「今夜の星空さんぽ」。
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しかしプラネタリウム投影中の写真は当然のことながら、ない(笑)。

女性の解説がつくんだけど、最初に「ご興味がおありの方は、終了後にこちらの
コンソールをご見学ください」と言ってくれたので、投影が終わったらさっそく行った。
(そんなことする客はイ課長ひとりだった。ま、客も少なかったが)。

投影機ナシでどうしてたかっていうと、実は全天を8つに分け、ドームのヘリのところにある
8台のプロジェクターで映してたんだって。操作台に当日の日付が入ってるってことは、
任意の日付を入力すれば自動的にその日の星空になるんだ。すげー。最新型プラネタリウムの
スゴさを勉強させていただきました。暗くてやや見づらいが、このチャーミングな女性が
あの時の解説員の方なのである。親切にいろいろ教えていただき、ありがとうございました。
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それでも、ガリレオやケプラーの古臭~い肖像画がいっぱい並んだ、東急文化会館の
アソコこそがイ課長にとってはやっぱり唯一無二の場所。一浪したあとの受験で、第一志望の
大学に落ち、何となくキモチの整理がつかないまま合格発表会場から足を運んだのも渋谷の
プラネタリウムだった。

行ったことある人はご存知のように、あそこのドームには渋谷から見た東京の景色が
黒いシルエットで描かれていた。第一志望の大学に落ちた以上、オレが行く大学はすでに
受かっているアソコ・・それはこの景色だとあの辺か・・なんて思ったもんだったよ。

やがて大学を出て、20代のチンピラサラリーマンだったイ課長は東急系列のある会社の、
ブチョウさんからこんな話を教えられたことがある。

イカチョーくん知ってるか?東急文化会館のプラネタリウムはね、年に一度技術者が来て
 投影機のメンテナンスをするから、その日は客を入れない。そのメンテナンスでは投影機の
 すべての機能をぜ〜んぶ一通りチェックするから、北半球から南半球、1月から12月まで
 あらゆる星を一日で全て見られるんだよ

その話を聞いた時はちょっと興奮した。そのメンテナンスの日に行きたいなぁ・・と思った。
だが今や五島プラネタリウムも、東急文化会館もなくなってしまった(渋谷はある)。
あそこの最終投影に行列作ってトホ妻と一緒に行ったのも、今やずいぶん昔の話だ。

久しぶりに福井でプラネタリウムを見たもんで、本日はちょいとばかり脱線して
イ課長のプラネタリウム思い出話ということで、この辺で失礼をいたします。

 

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by tohoiwanya | 2018-12-03 00:09 | 国内出張・旅行 | Comments(2)
2018年 11月 30日

福井出張に行ってきた

また国内ネタ。
水曜日は日帰りで福井まで出張してきたのである。ふう。

福井は以前にも何度か出張した。当時は東海道新幹線ひかり、米原で乗り換えて、
特急しらさぎで行くというのが定番ルートだった。
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しかし北陸新幹線ができた今は迷う。金沢経由で行った方が早いの?
比べてみると時間的にはほとんど差がない。で、結局、従来通り米原経由で
行くことにしたのである(その方がほんの少しだけ安い)。

先方で約2時間の面談のために、往復約8時間かけて東京~福井往復。
とりあえず最初の腹ごしらえは新幹線ホームの立ち食いそばでちくわ天ぷらそばだ。
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福井着は12時59分。
そのまま先方に行って面談に入ったから昼飯はヌキ。よくあるパターン。

面談が終わって福井駅に戻ってきたのが15時半。
とりあえず腹減ったよ。というわけでこんどは福井駅の立ち食いそば。
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イ課長は国内出張じゃ立ち食いそばしか食わんのか?・・と思ってはいけない。
その傾向が顕著なのは認めるが、北陸に行ったら帰りの列車ン中では少しだけ
贅沢するのが常なのである。北陸といやぁ、やっぱ魚が美味いことで有名。

そこで、北陸出張では押し寿司を買うことが多い。
ふだん駅弁なんてまず食わないイ課長だが、北陸では押し寿司弁当を買って
電車ン中で食うのだ。今回は「焼き鯖寿司」。税込み1,188円。まぁぜいたく。
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17時36分発「しらさぎ14号」の車中でこれを食うわけだが、食うまでけっこう大変。
びっちりとラップに覆われてるから、一度持ち上げて慎重にはがし、再び箱の中に
戻さないといかん。ここで手がすべって床に落としたら目もあてられんぞ。
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ようやく食える。ガツガツ。うまいっすね焼きサバ。ほのかなコゲ味が美味しいんだワ。
車中で押し寿司と缶ビールなんて、絵に描いたようなオヤジサラリーマン出張帰りの光景だが
イ課長がオヤジサラリーマンでいるのも、もうそんなに長くはない。この際だから
うんとオヤジサラリーマンしてやろうじゃねぇか。グビグビ。
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米原で18時57分発の「ひかり」に乗り換え、東京駅に着いたのが21時10分。
そんな日帰り福井出張における、イ課長の食生活のご紹介でした。

でも15時半に福井駅に戻ってきて、17時36分発の「しらさぎ」に乗るまで2時間も
間があくのは不自然では?・・と思った方は敏腕刑事なみに観察力が鋭い。
確かに福井でほんのちょっとだけ寄り道したんだけど、そのお話は次回にでも。

 

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by tohoiwanya | 2018-11-30 00:08 | 国内出張・旅行 | Comments(4)
2018年 07月 16日

高松で骨付き鳥を食らう

一通り、高松旅行の観光ネタが終わったところで、食い物ネタに移るぞ。

香川県の、あるいは高松のご当地グルメといえば?・・と聞かれれば、
誰もが「うどん」って言うよね、たぶん。イ課長だってそう答えるし、高松行ったら
うどんを食うつもりでいた。

しかし今回事前調査をしたら、うどんだけじゃなさそうなんだよ、高松グルメは。
「骨付き鳥」というものが高松、ないし香川名物としてグイグイ頭角を表してる。
知ってた?骨付き鳥。イ課長は全然知らんかった。
 
下の「萌え系・骨付き鳥ポスター」は高松で撮ったものだけど、これを見ると骨付き鳥って
丸亀由来の食い物のようでもある。しかし高松にも骨付き鳥の看板を出す居酒屋は
ものすごく多かった。
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うどんはどうせあちこちで食うから(実際はほとんど食わんかったが)、高松での
晩飯は骨付き鳥とやらをかじりながらビールを飲むのがオツかもしれん。これも立派な
「香川ご当地グルメ」だべさ。

というわけで、初日、琴平から高松市内に戻って、さっそく食いに行ってみた。
場所はホテルからも近い、飲み屋が連なるライオン通り。
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手近な店に入り、ビールと骨付き鳥を注文。親鳥とひな鳥があって、
親の方はシッカリした歯ごたえ、ひなの方は柔らかさがウリらしい。とりあえず
親鳥を注文。焼くのに少し時間がかかるらしいので、枝豆と冷や奴でつなぐ。
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で、しばらくしたら来ました。(たぶん)香川名物・骨付き鳥。
その名の通り、骨に付いたまま出てくるから、ハサミで切って食うのである。
この辺の流儀はちょっと韓国焼肉風。
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翌日の夜も別の店で骨付き鳥を食った。
昨夜は親鳥だったから、こんどはひな鳥にしようと思ったら「一種類しかない」と
言われた(笑)。しかも前日食った店は800円だったけど、翌日食った店では
たしか1,560円。何でこんなに値段が違うのだ?骨付き鳥。量も味も最初の店と
そんなに変わんなかったけどなぁ(写真撮り忘れた、すまぬ)。

スパイシーで美味しいし、モモ肉1羽分だから食いでもある。
高松でのビールのお供として推奨できるが、同じ食い物なのに店によって値段が
倍近く違うのは解せぬ。もし次回食う機会があったら、安い方の店に行こうと思う、
貧乏性イ課長なのでありました。
 
 

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by tohoiwanya | 2018-07-16 23:38 | 国内出張・旅行 | Comments(0)
2018年 07月 04日

早朝の栗林公園を歩く

さてだ・・・8月の旅行出発まであとひと月。
ミャンマーネタも残ってるんだが、とりあえず4月の四国旅行ネタは書き終えてから
出発したい。そろそろ3ヶ月前の話になっちまう(ミャンマーは11ヶ月前だが(笑))。
というわけで、また四国旅行の話。あっち行ったりこっち行ったり・・。

ちなみに、この四国旅行に関しては完全に行動した順に書いてる。だから二日目の最後の
夕焼けまで書いたわけだ。そして迎えた2泊3日旅行の3日目。つまり東京に戻る日。
前日はトホ妻もイ課長もクッタクタに疲れて眠りについた。

早朝にホテル出て、高松港から小豆島に行き、エンジェルロードやら寒霞渓やら見たあと
フェリーで高松に戻ったと思ったら四国村に移動して歩き回り、最後に夕日・夜景観賞。
ちなみに、昼メシは抜き。そりゃ疲れますって。
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その疲れがまだ抜けぬまま、ダルく目覚めた4月22日・日曜日の朝。
重要な観光は大体昨日済ませたし、今日は少し寝坊して・・なんてフヌケたことは
許されないのだ。トホ妻との旅行は常にスパルタ旅行なのだ(笑)。

この日は昨日よりもっと早く、たしか6時頃ホテル出たんじゃなかったかな?
どこに行くのか?もちろん栗林公園に行くんですよ。今回調べてみて驚いたんだけど、
栗林公園ってこの時期、朝の5時半から開園してるのね。それなら早朝見に行って
ホテルにいったん戻ってからチェックアウトしようということになったのだ。

最初に栗林公園に来たのも約30年前、高松出張の時だった。
ここはキレイなとこだよね。日本庭園散策なんて結構な趣味は持たないイ課長だが
この公園のキレイさは印象に残っている。長年にわたって整備され続けた庭園で、
造園の始まりは江戸時代にさかのぼるらしい。
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ここがキレイな理由、造園技術的にはいろいろあるんだろうが、個人的にはやっぱ
後ろの山を借景として庭園の景観の一部に取り込んでるのが大きいと思うのだ。
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下が栗林公園の中でも屈指の眺望スポット、飛来峰。
金沢・兼六園で、池をバックに片足がだけ長い灯籠があるアソコと並ぶ、
お約束撮影場所だ。早朝で、まだ観光客もほとんどいないから園内は静かだった。
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しかし、庭園の中を散策するトホ妻とイ課長は次第に口数が減っていった。
ホテルから栗林公園まで・・たぶん徒歩で30分くらいだったかなあ。早朝でタクシーも
走ってないから往復とも徒歩。もちろん園内の散策も徒歩。何から何まで徒歩。

昨日は歩きすぎて足の筋肉がボロ綿のように疲れた。
しかし今日は早朝からまた歩きづめっていうんだから、そりゃ口数も減る。
公園からホテルへの帰り道は二人ともほとんど無言で、ダルい足をひきづって歩いた。
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ホテルに戻り、途中コンビニで買った菓子パンと缶コーヒーで朝食。
すでにチェックアウト前の朝メシの段階で相当疲れてるって、ナンなんだ一体。
しかし二度寝などしてるヒマはない。荷物をまとめるのだ。チェックアウトだ。
スパルタ旅行はまだまだ続くのである。

 

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by tohoiwanya | 2018-07-04 00:04 | 国内出張・旅行 | Comments(0)
2018年 06月 08日

さいこうの ゆうやけ

まだ独身だった20代の頃に札幌に出張したことがある。あれが初めての北海道だった。

日曜日に羊が丘公園という所の展望台に行ったら、見事な二重の虹がかかった。
ちょうど札幌市街を覆うように二重の虹がかかって、あれは素晴らしい眺めだった。
あの時見た虹は今までのところ「人生最高の虹」だったと思うのだ。

屋島の、獅子の霊巌から見た夕日も「人生最高の夕焼け」の重要な候補になるだろう。
イ課長はラオスでもミャンマーでも「夕日運」がないことで有名なのだが(笑)
この日の夕焼けはそれらを全部取り返してオツリがあったな。

ちょうど夕日が沈むところに埠頭が突き出してて、ダイダイに光る海と黒い埠頭との
コントラストが素晴らしい。そのダイダイ色に輝く海の上を船が通ったりすると、
もう美しすぎて言葉はいりません。
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何度も言うが、獅子の霊巌の眺望の素晴らしさは、とにかく視界が広いことだ。
方角でいうと南から北までずーーっと見渡せて、その真ん中あたりの西に夕陽が沈む。
あの素晴らしさを何とか伝えるべく、「なんちゃってパノラマ」を作ってみた。
こんな感じなんだよ。ホントは太陽から右ももっと広いんだが。
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ここからは天気が良ければ瀬戸大橋も見えるとか。
・・と思ってたら、ウワほんとに見えるよ。ちょうど夕日が沈むところにホラ。
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あーー・・・お日様が沈んでいく・・もう水面もキラキラ反射しなくなった・・・。
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暗くなるにつれて、高松市内の明かりが灯りはじめる。
これがまた美しい。さすがは「ゆうやけい」と言われるだけのことはある。
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結局、この獅子の霊巌に1時間半くらいいたかな。時を忘れるとはこのこと。
7時頃になって、ようやく暗い道を駐車場まで戻り、携帯でタクシーを呼んだら
「20分くらいかかる」と言われた。20分・・・するとトホ妻が「タクシー来るまで
もう一度見てこようか」と言い出した。獅子の霊巌まではちょっと遠いけど、途中に
もう一つ小さい展望台があった。あそこなら近い。

で、行ってみた。
おーーもう高松市内は完全に夜景になっとる。美しい~~。
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海の方に目を転じると、まだ薄ぼんやりと女木島が見える。
あーー・・・なんて幻想的なんだ。
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もしアナタが高松観光する機会があったら、好天の日の夕方、屋島の獅子の霊巌で
夕焼けを鑑賞することを強くお勧めしたい。アナタの人生の有力な「最高の夕焼け」候補地に
なることは間違いないと思うのだ。ただし夕方以降はバスがないので、山上駐車場まで
迎車を呼べるように、タクシー会社の電話番号はチェックしておきましょう。

 

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by tohoiwanya | 2018-06-08 00:02 | 国内出張・旅行 | Comments(2)
2018年 06月 06日

獅子の霊巌から夕焼けを眺める

さて、ヘンなのが一つ挟まったが(笑)、高松旅行の話に戻ろう。
四国村からタクシーに乗って屋島山上に向かったところまで書いた。

屋島というのは高松の重要な観光エリアと言っていい(はずだ)。
前回書いた四国村も屋島エリアだし、「那須与一・扇の的」や「義経の弓流し」で知られる
源平・屋島の合戦のあった古戦場でもある。しかし今回の目的は古戦場見学ではない。

屋島には「獅子の霊巖」と呼ばれる展望台がある。
ここは「日本夕陽100選」「日本夜景100選」に選ばれるほどの、チョー絶景スポットらしい。
夕焼けから夜景まで連続して見事すぎるので「ゆうやけいスポット」なんて呼ばれ方もされてる。
そんなにスヴァらしいの?それなら、せっかくだからタクシー使って行って、見てみようぜ。
これに関してはイ課長が強く希望したのである。

天気がいいから「今日はキレイな夕焼けですよぉ~~」とタクシー運転手さんも心強い予言。
夕焼けを見るために屋島に来る客は少なくないらしい。山上の駐車場でタクシーを降りる時に
彼が「屋島寺ン中を抜けると展望台がありますから」と親切に教えてくれたので、言われた通り
寺の中を進む。ちなみに、この屋島寺は四国八十八霊場の一つでもある。
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しばらく歩くと・・うひょ お お お おーーーー。
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いやこれは・・・・しばし言葉を失う。何という見晴らしの良さ。こりゃ驚いた。
お日様が沈みつつあるところを中心にして、左右の視界の広がりがすごい。
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まさに絵に描いたような「海と陸の境い目に沈む夕陽」だ。
夕焼けというにはまだちょっと早い、時間でいうと17時半頃だったと思うけど、
運転手さんの予言通り、これはキレイな夕焼けになるぞーー。
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もうすでにこの段階で、あまりの眺めの良さにイ課長もトホ妻も感動してた。
こりゃあ日本夕陽100選に入るのも当然だ。その視界の広さがとにかく素晴らしい。

左を見れば高松市の南部、こんもりと山々が連なる。
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視線をだんだん右に移すと高松市中心部と港。
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夕陽からさらに右に目を向けると、そのまま瀬戸内の島々が同じ視界でつながるのが素晴らしい。
鬼伝説で有名な女木島とかが見えて、船が行き交う。いやもう眺め良すぎ。うっとり。
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この日の夕焼けは実に忘れがたいものだった。
せっかくだからあの見事な夕焼け~夜景の「ゆうやけい」を次回続けたいと思う。
1回で終わらせるには惜しい景観だったんだよ、実際。

 

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by tohoiwanya | 2018-06-06 00:06 | 国内出張・旅行 | Comments(0)
2018年 06月 01日

ミンカの女・トホ妻、四国村を歩く

旅先でどんなものを見たがるかは人それぞれ。たとえばイ課長は東南アジアでは
市場を見かけると必ず吸い寄せられるし、欧州に行くと大聖堂を見たがる。

一方トホ妻は国内でも海外でも「民家系施設」を見たがる。古い民家が博物館として
保存されてる、なんていうのがあると必ず見たがる。実はミンカの女なの、トホ妻は。

四国村って、別名「四国民家博物館」ともいうらしい。四国中から伝統的古民家や
歴史的建造物を集め、移築した野外博物館・・と聞いただけで、トホ妻が行きたがるのは
自然の成り行き。で、こうして来たわけだ。

屋島山上ことでんバスを「四国村」で降りると入口は目の前。
入場料は900円。本来は1,000円だけど、ギャラリーが準備中という理由で100円割引。
四国村はとても律儀な施設のようだ。

村内に入ると・・げっ!いきなりスゴい橋がお出迎え。「かずら橋」というらしい。
こりゃースキップしながらルンルン渡れる橋じゃないぜ。還暦間近の老夫婦が
小豆島帰りの疲れた足で慎重に渡る。
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ちなみに、この橋を回避したい人のための迂回路もちゃんとあるからご安心下さい。
ブダペストのくさり橋では怖くなったイ課長だが、こういうのは低いから全然平気なの。
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この橋を渡ると展示ゾーン。あとはもうグダグダ説明せず、写真でご紹介するのが
いいだろう。こういう感じの「●●家住宅」なんて古い民家がいっぱいあるわけ。
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この四国村がイイのは、民家の展示内容ももちろんだが、その配置。
山の斜面に作られてるから、順路を周る間に高低差がすごくあって、山の自然が
そのまま生かされている感じ。その分、足は疲れるが・・。
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四国村の(おそらく)一番高いゾーンには古い灯台や、灯台守の住居なんかがある。
「おーいらみーさきのー とうだいもーりーはー♪」という、モロあの世界なわけだが
けっこう洋風でモダンな住居も展示されてた。
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これは昔の醤油蔵。入るとホノカに醤油の臭いが漂う。
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こちらは「砂糖しめ小屋」で、牛に引かせてこの歯車を回し、間にサトウキビを突っ込んで
汁を搾ったらしい。搾り汁はまた別の釜で加熱するのだ。
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てな具合に夕方までグルッと順路をまわり終わる頃には二人とも足がクタクタ。
昨日は金毘羅様のぼったし、今日も小豆島から始まってよく歩いたからなぁ・・。
 
しかーーし。今日の観光はまだ終わりではないのだ。まだ続きがあるのだ。
イ課長は携帯で四国村入口まで再びタクシーの迎車を頼んだ。
バスのない夕方のこの時間、自動車専用道路で屋島山上に行くにはこの方法しかない。
当初からその計画だったわけで、これは「堕落のタクシー」じゃないの(笑)。

こんな夕方になってからわざわざ屋島の上まで行って何をするのか?
続きは次回なのである。

 

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by tohoiwanya | 2018-06-01 00:08 | 国内出張・旅行 | Comments(2)
2018年 05月 30日

小豆島で堕落するイ課長とトホ妻

やっぱ、バスからフェリーへの乗り換えを6分でっていうのはいくら何でも危ない。

これがイ課長の結論だった。移動に時間の余裕を持たせるのは旅の鉄則。
13:30のフェリーで戻らないと、今日の高松での予定がパーになるとなれば、尚更だ。
そうなるともう手段は一つしか残されていない。タクシーざます。
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紅雲亭の駐車場にタクシーが1台とまってた。「予約」って書いてあるから貸切だろう。
お客が展望台行ってる間、ここで待機してるんだな。その運転手さんに紅雲亭に近そうな
タクシー会社の電話番号を聞いたら親切に教えてくれたので、携帯で迎車を頼んだ。
この運転手さん、自分のお客が降りてきて出発する時、ちょうどイ課長たちの前を通ったから
御礼にお辞儀したら、向こうも丁寧に挨拶を返してくれた。やさしい運転手さんありがとう。

しばらく待ったら迎車が来た。草壁まで乗って、タクシー代は二千円台だったはず。
この措置のおかげで、イ課長たちはフェリーが出る30分くらい前、余裕で草壁港に戻れた。

しかし貧乏性がホネまでしみつき、公共交通機関での旅行を旨とするトホ妻&イ課長夫婦にとって、
これは「堕落のタクシー」と呼ばれ、後世まで記憶されることになったのである。

とにかくこれで13時半のフェリーには乗れた。
このフェリーを逃したら、今日このあと高松で予定していたプランは全てパーになってた。
この際しょうがないじゃん・・とはいえ、堕落は堕落。寒霞渓の眺めが良すぎて、
上で時間を使ってしまったのが敗因だったよなぁ・・。
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行きは高松から土庄港まで高速艇で35分。
帰りは普通のフェリーで草壁港から高松まで1時間。こんどはデッキに出られたから、
ジカに景色が眺められる。あの辺が「二十四の瞳」で有名な、岬の分教場があったあたりらしい。
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やっぱデッキで風に吹かれるのは気分ええのう。
結局、高松まで1時間ずーーっとデッキの上にいて瀬戸内の景観を楽しんだ。
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高松港に着いても忙しいぞ。まずはJR高松駅まで移動(これは歩いていける)。
次にJR高徳線というのに乗って屋島というところまで行くのだ。乗車時間は17分。

この高徳線。名前から考えて高松と徳島を結ぶ路線だ。隣接県の県庁所在地どうしを
結ぶならローカル線とは言うのは不適当だろうけど、実際乗ってみると一両のワンマン電車。
しかも線路は単線。ふーむ・・ワンマン電車って北陸出張で乗って以来だな。
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屋島に着いたのは15時18分。ここからは「ことでん屋島山上シャトルバス」というのが
出てる。それに乗って途中の屋島山麓の四国村というところまで行くのだ。37分の発車まで
しばし休息。すでに今日一度「堕落のタクシー」を使ってる以上、バスがあるなら
多少時間がかかってもバスを使うのだ(だいたい駅前にタクシーなんてなかったし)。
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そして着いた四国村。さて、四国村って一体ナンなのか?
ここはトホ妻が見学を強く希望したところで、強烈にヤツ好みの施設なのだ。
ま、長くなったから続きは次回ということで。

 

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by tohoiwanya | 2018-05-30 00:10 | 国内出張・旅行 | Comments(0)