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2019年 11月 21日

パクセーからコーン島へ

さて、パクセーからコーン島に移動する朝がきた。
ミニバスのピックアップは7時半。寝坊はできん。早起きし、リュック用荷物を分け、
チェックアウトし、「2日したらまた来る」といって大きな荷物はホテルに預ける。
コーン島は道路状況が悪そうで、ゴロゴロなんて引きずって行けないのである。

ホテルの朝食も7時半からだから食ってる時間はない。ヘタに食って消化器が刺激され、
途中でトイレ行きたくなっても困る。しかしお腹カラッポのまま昼までっていうのも
ツラいから、大急ぎで小さい菓子パンと&トマトだけのプチ朝食。トホホ・・。
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迎えの車は7時40分くらいに来た。さらにいくつかホテルを回って客をピックアップし、
一路ナカサンへ。約3時間かかって、途中でトイレ休憩が1回あった。
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シーパンドンに行く観光客の大半は欧米人で、アジア系旅行者はほとんどいない。
「欧米人にはやけに人気のラオス」という傾向、相変わらずだなぁ。

ひたすらラオスの田舎風景を見ながら約3時間。
国道をひたすら走って右折。この道を数km行けばナカサンの船着き場のはず。
はー・・やっと着いた・・と思ったら、この最後の数kmがすごかった。

過去東南アジアであれだけ穴だらけの道路って記憶にない。一応舗装してあって、
それであの状態ってのは想像を絶する。すべての車もバイクも車線なんて関係なく、
少しでも穴の少なそうな部分を求め、超低速で蛇行。それでも揺れはすさまじい。
乗客はみんな何かにつかまって揺れに耐え続けるしかない。

ようやくドン詰まりの船着き場に到着。やっと着いたか。ここからはボートだから
とりあえず激しく揺れることはあるまい。コーン島かデット島に行く観光客は右折して
40mほど進めということですか。
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ここが乗船所らしい。パクセーから来た観光客はほとんど「車+ボートセット券」を
買ってて、イ課長もそう。7万キープの代金の中にボート代2万キープも含まれてる。
もちろんここで2万キープ払ってボートに乗ることもできるんだろう。
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するとこんな切符をくれる。乗船券か。コーン島行きは黄色の切符。デット島行きは
たしかグリーンで、これを乗る時に船頭に渡す。これなら間違えて乗ることはないだろうな。
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さぁいよいよメコン川ボートの旅ざます。
出発前は「ラオスの南の果ての島に行くためにメコン川のボートに乗る自分」ってのを
どうしても想像できなかったけど、それが現実になっておる。よく来られたなぁ。
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コーン島までは20分くらい乗る。いやー・・秘境だ・・ド秘境ですよコレは。イ課長が
これまで行った海外のどんな田舎よりも秘境感に満ちておる。まるで「地獄の黙示録」状態。
こんな秘境を一人旅できるのも今のうちと思ってムリして来て良かった。素晴らしい。
この秘境に2泊するんだ。うきゃきゃ。

ボートはやがてコーン島船着き場に到着。時間的にはこれが大体お昼頃だったはず。
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さて、これから秘境での二日間が始まるわけだが、まずは予約したゲストハウスに行き、
次にどこかで明日のコーンパペンの滝見学とあさってのパクセー戻りを手配せんといかん。
「遊びは現地に着いてから方式」の場合、目的地に到着してもすぐ気を緩められない。
いろヤルべきことがあって忙しいのである。ぜいぜい・・。

 


by tohoiwanya | 2019-11-21 00:20 | 2019.08 ラオス・タイ旅行 | Comments(2)
2019年 11月 17日

ラオス雑感、雑食、雑風景

さて、ワット・プーを見学した後から旅を再開するか。
あの記事からもう一ヶ月以上間が空いちゃったけど、一応続きってことで(笑)。

ワット・プーからパクセーに戻る車中、イ課長はけっこうリラックスしてた。
今朝到着した時は今後の移動がマッタク手配できてない、不安な状態だったけど
こうしてちゃんとワット・プーは見られたし、明日のコーン島移動もすでに手配した。
「遊びは現地に着いてから方式」の出だしがとりあえずうまくいって、当面のところは
不安要素がない状態だったからね。
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気楽な気分で眺めるラオス南部の車窓風景はホントに、つくづく、田舎だった(笑)。
ラオスって地形的には日本と同じで山が多く、民族的には多民族国家とされる。
だから民族の分類方法に「低地ラオ人」「丘陵地ラオ人」「高地ラオ人」って具合に
住む場所の標高で分ける独特の分類方法がある。
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基本的に水稲農業ができるのは低地ラオ人で、高地の人は焼畑農業。でも最近はだんだん
“混じる”度合が増えてるらしいけどね。

途中けっこう激しい雨に降られたりもしたけど、パクセーが近づく頃にはやんだ。
町に近いエリアに来ても、相変わらず道の真ん中をおウシ様がのんびり歩いてる。
今回はラオスでもタイでも、ほんとによくウシを見たよ。
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この橋を渡るとパクセー市街だ。
この橋、日本の援助で作られたそうで、その名も「日本・ラオス友好橋」。
片道1車線ずつで、前にノロい車が走ってても追い抜けないような狭い橋なんだけど、
これがあるとないじゃ大違いだよ。昔は渡し船使って行き来してたのかなぁ?
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ホテルに戻ったところでドライバー氏と記念写真。お疲れ様でした。
彼とはこの翌日、コーン島行く時とか、3日後のウボン行き国境越えバス乗る時とか
ホテルの前で迎えを待ってるといつも会った。仕事柄、彼もいろんなホテル回って
観光客をピックアップしてるわけだ。
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さて、パクセーに戻って最初にすること、それはメシだ。
今日は朝5時に起きてから現在(午後2時過ぎだった)まで、ラオス国営航空ン中で
あんまり美味しくないコーンクリームパン食っただけ。激しく空腹ざます。

ホテル近くのレストランで遅いランチ。まずはコレですね。ラオスの外食では
昼だろうが夜だろうが常にビアラオが付くのである。
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食ったのはおなじみガパオライス。卵で栄養つけなくちゃ(←卵信仰)。
タイじゃ何度も食ったけど、ラオスで食うのは初めてだ。野菜が多めのヘルシーな
ガパオライスで25,000キープ。ビール代と合わせて35,000キープだから、
420~430円くらいの感じか。
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パクセーには今朝飛行機で着いたばかりで、到着後すぐワット・プー往復。
だもんでパクセーの街の様子は全然見てないんだよね。腹もふくらんだところで
パクセー散歩でもしてみっか。大したものはなさそうな町だが(笑)。

 


by tohoiwanya | 2019-11-17 00:21 | 2019.08 ラオス・タイ旅行 | Comments(2)
2019年 10月 23日

【タイ国鉄の旅】ウボン〜スリン編

旅行前、ウボンからバンコクまでタイ国鉄乗り継いで行くんだと、タイに詳しい人に
話したら「そんなのタイ人だってやらないよ」と言われた(笑)。だがイ課長はヤルのだ。
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地図だとこういう感じになる。ウボンラチャタニから乗って、まずスリンで2泊、
ナコンラチャシマ(コラート)でも2泊、ケンコーイで1泊して、バンコクというわけ。
地図右端のパクセーが切れてしまった。すまぬ。
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つまりウボン~バンコクを4回に分けて乗ったわけで、乗車時間は合計8時間45分。
さらにケンコーイから片道約1時間半の超ローカル線を往復したから、総乗車時間は
ほぼ12時間。よく乗ったもんだよなー。あのタイ国鉄の旅は本当に楽しかった。
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楽しかった理由はいろいろある。ローカル感たっぷりの駅の風景やオンボロ車体は
東南アジア鉄道旅情をかきたてるし、車窓風景もある時は単調な田んぼばかりかと思うと
ある時は山越えカーブだらけだったりして変化に富む。

しかし楽しさの最大の理由はタイの人たちとのちょっとした触れ合いだよね。
イ課長が駅で列車を待ってる時、あるいは乗ってる間、とにかくまぁ駅員や乗客から
「どこに行く?」「どこで降りる?」とやたら聞かれた。

要するにタイ国鉄に不慣れそうなガイジンのことをみんな心配してくれてるんだよね。
特に3等車自由席なんかだとガイジンなんてイ課長しかいない。気にしてないようで、
実はみんなイ課長のこと気にしてるわけ。「乗客はみんな家族」的な、あの雰囲気に
混じって旅するのは楽しくてしょうがなかった。
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そんなタイ国鉄の旅。最初の乗車区間はウボン~スリンだ。
乗る列車は特急で、切符はネット予約で入手済み。しかもウボン駅はタイの東の果てで、
列車は全部ここ始発だから遅れる可能性も低い。今回の計画の中では最も不安要素の少ない
乗車区間だったといえる。
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ウボン駅で列車が入線するのを待ってると、駅員が「どこまで行く?」って質問してきた。
この後タイ鉄道の旅で散々聞かれる質問だけど、これが最初だったわけで、この時は
怪しいガイジン乗客だから目ェつけられたのかと一瞬思った。

「スリン」と答えて切符を見せるとふむふむって感じでうなずいて、この車両番号なら
もうちょっと後ろで待ってなさいと教えてくれる。おお、親切な駅員さんではないか。
こういう親切はこのあとの鉄道の旅でずっと続くことになるわけだが。

しょっちゅう遅れることで知られるタイ国鉄だけど、始発時間だけは厳格だそうで
この時も発車15分前くらいに入線。機関車に引っ張られるタイプじゃなくて、
自走式のディーゼル列車(タイの鉄道はほとんど電化されてない)。
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中はこんな感じ。特急だから冷房付き、さらに扇風機付き。
荷物棚が狭くてゴロゴロを乗せられなかったら困るなぁと思ってたけど、荷物棚も
けっこうゆったり。この車両はおそらく韓国製の中古だろうと思われる。
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うわ、すげぇ。14時50分ぴったりに発車だ。
途中ではしょっちゅう遅れるくせに、始発時間だけには厳しいタイ国鉄。
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あとはひたすらイーサーンの平坦な台地を走る、走る。
この区間はほとんどカーブがない直線で起伏もないからスピードもけっこう出てる。
中古車両とはいえ、一応特急だしねぇ。走ってるとすごく頻繁に警笛を鳴らすんだけど、
あれは線路際(ないし線路上)のウシをどかすためではないかと想像される。
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そして1時間50分くらい乗ったら着きましたスリン。ほぼ定刻通り。なんて優秀な特急。
イ課長を残し、列車番号22の優秀な特急さんはトットとスリン駅を発車して次の駅に向かう。
長いタイ国鉄の旅の最初の区間は意外なくらいスムーズだった。
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しかし、スムーズに移動できたウボン~スリン区間は特急指定席ってこともあって、
乗り合わせたタイ人と触れ合う機会はほとんどなかった。そういう意味では
「一番つまらない」区間でもあったことをこの後イ課長は知ることになるわけだが、
次の乗車区間の話はまた回を改めて。

 


by tohoiwanya | 2019-10-23 00:01 | 2019.08 ラオス・タイ旅行 | Comments(0)
2019年 10月 11日

イーサーンというところ

さて、ラグビーW杯観戦記事も終わって8月のラオス・タイ旅行に戻るわけだが、
タイのイーサーン地方についてちょっと書こう。今回イ課長が回ったエリアなわけだが
イーサーンっつうても、知らない人がほとんどだろうからね。

イーサーンってタイ東北部の総称で、面積的にはタイの1/4くらいを軽く占めちゃう。
バンコクなんかの低地と違って標高200mくらいの広大なコラート台地の上にある。
水利が悪くて稲作に適さない土地が多いみたいで、灌漑インフラも少ない。結局
雨に頼った天水農業しかできない所が多いらしい。

だから、イーサーンといやぁ昔から「貧しいイナカ」の代名詞。今は昔ほどじゃ
ないんだろうけど、やっぱタイの中では相対的に所得が低い地域なんだと思う。
(下の画像はWikiさん)
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イーサーンの主要産業って、昔も今もたぶん農業のはず。観光っつうても、大した
観光地はない。だからバンコクに出稼ぎする人がすごく多い。バンコクのサービス産業は
イーサーン出身者で支えられてるのでは?と思うくらいで、イ課長もけっこう会ってる。
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最初に覚えてるのは2013年末、ゴーゴーバーでお話しした高見恭子さんに出身地を
聞いて「イーサーン」って言われた時だ。聞き覚えのある地名だったけど、その時は
町の名前かと思った。だが実際にはそうではない。日本で言えば「関西」とか「東北」と
同じくらい漠然と広いエリアを指し、その中にいろんな県や町がある。

毎回マッサージしてもらうスーさんもイーサーンのスリン出身。昔ゴーゴーバーで
知り合って記事にも書いたビーさんの出身地・ウドンタニも北部イーサーン。
今回もバンコクのマッサージ屋では片っ端から施術者の出身を聞いたけど、ウボンが二人、
スリンが一人いた。バンコクのサービス産業における「イーサーンからの出稼ぎ率」は
ものすごく高いと感じる。
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不思議なことに、チェンマイとかパタヤとか、イーサーン以外からバンコクに働きに
来てる人たちは自分の出身を町の名前で言うのに、イーサーンの人たちはまず
「イーサーン」って言うんだよね。

日本でも「私、九州出身で・・」「ほう、どちら?福岡?熊本?」みたいな会話、
時々あるけど、ああいう感じかもしれない。県や町の名前よりもっと広いエリアを
言っただけで、一種独特のアイデンティティを醸し出すみたいなんだよね。

田舎で、所得レベルは低くて、だからこそ素朴で親切な人が多いらしいイーサーン。
イーサーンの人に言わせりゃ「(バンコクなんかを含む)中部の連中は信用できない、
北部の連中はケチ(中国系が多いせいかな?)」ということになるらしい。
有名な観光地は少ないけど、南部イーサーンにはイ課長好みのクメール遺跡が点在してる。
イーサーン・・行ってみたいなぁ・・・と前から思ってたんだよ。
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それがやっと実現したわけですよ。イーサーンの町をめぐる鉄道の旅。
大都市・バンコクでの観光とは全然違う、田舎臭さと人情、不安と安堵と驚きが交錯する
濃厚な旅がそこにはあった。英語が通じないっていう局面も多かったけど、それだけに
ピンチもあったけど、助けられたこともたくさんある。

そんなイーサーンの旅についてもぼちぼち書いていこうと思うのである。
ラオス旅行はやっとワット・プーを見終わったトコで、順ぐりに書けばいいのに
時系列を無視してタイネタも書こうってわけだ。しかも欧州出張ネタもまだ残ってる。

ラオス、タイ、時々欧州ネタ。激しく入り乱れた展開になるイ課長ブログ。
ま、このブログではよくあることなのだが(笑)。

 


by tohoiwanya | 2019-10-11 00:40 | 2019.08 ラオス・タイ旅行 | Comments(2)
2018年 05月 30日

小豆島で堕落するイ課長とトホ妻

やっぱ、バスからフェリーへの乗り換えを6分でっていうのはいくら何でも危ない。

これがイ課長の結論だった。移動に時間の余裕を持たせるのは旅の鉄則。
13:30のフェリーで戻らないと、今日の高松での予定がパーになるとなれば、尚更だ。
そうなるともう手段は一つしか残されていない。タクシーざます。
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紅雲亭の駐車場にタクシーが1台とまってた。「予約」って書いてあるから貸切だろう。
お客が展望台行ってる間、ここで待機してるんだな。その運転手さんに紅雲亭に近そうな
タクシー会社の電話番号を聞いたら親切に教えてくれたので、携帯で迎車を頼んだ。
この運転手さん、自分のお客が降りてきて出発する時、ちょうどイ課長たちの前を通ったから
御礼にお辞儀したら、向こうも丁寧に挨拶を返してくれた。やさしい運転手さんありがとう。

しばらく待ったら迎車が来た。草壁まで乗って、タクシー代は二千円台だったはず。
この措置のおかげで、イ課長たちはフェリーが出る30分くらい前、余裕で草壁港に戻れた。

しかし貧乏性がホネまでしみつき、公共交通機関での旅行を旨とするトホ妻&イ課長夫婦にとって、
これは「堕落のタクシー」と呼ばれ、後世まで記憶されることになったのである。

とにかくこれで13時半のフェリーには乗れた。
このフェリーを逃したら、今日このあと高松で予定していたプランは全てパーになってた。
この際しょうがないじゃん・・とはいえ、堕落は堕落。寒霞渓の眺めが良すぎて、
上で時間を使ってしまったのが敗因だったよなぁ・・。
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行きは高松から土庄港まで高速艇で35分。
帰りは普通のフェリーで草壁港から高松まで1時間。こんどはデッキに出られたから、
ジカに景色が眺められる。あの辺が「二十四の瞳」で有名な、岬の分教場があったあたりらしい。
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やっぱデッキで風に吹かれるのは気分ええのう。
結局、高松まで1時間ずーーっとデッキの上にいて瀬戸内の景観を楽しんだ。
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高松港に着いても忙しいぞ。まずはJR高松駅まで移動(これは歩いていける)。
次にJR高徳線というのに乗って屋島というところまで行くのだ。乗車時間は17分。

この高徳線。名前から考えて高松と徳島を結ぶ路線だ。隣接県の県庁所在地どうしを
結ぶならローカル線とは言うのは不適当だろうけど、実際乗ってみると一両のワンマン電車。
しかも線路は単線。ふーむ・・ワンマン電車って北陸出張で乗って以来だな。
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屋島に着いたのは15時18分。ここからは「ことでん屋島山上シャトルバス」というのが
出てる。それに乗って途中の屋島山麓の四国村というところまで行くのだ。37分の発車まで
しばし休息。すでに今日一度「堕落のタクシー」を使ってる以上、バスがあるなら
多少時間がかかってもバスを使うのだ(だいたい駅前にタクシーなんてなかったし)。
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そして着いた四国村。さて、四国村って一体ナンなのか?
ここはトホ妻が見学を強く希望したところで、強烈にヤツ好みの施設なのだ。
ま、長くなったから続きは次回ということで。

 


by tohoiwanya | 2018-05-30 00:10 | 国内出張・旅行 | Comments(0)
2018年 05月 28日

小豆島を歩く ③寒霞渓

さて、アナタは寒霞渓(かんかけい)という観光地を知っていましたか?

これもイ課長は知らなかった。要するに小豆島のこと何も知らなかったんだよね。
小豆島にそういう名称の観光地があることを初めて知ったのはようやく出発直前。
無知ですんまそん。

ここはロープウェイの上から雄大かつ絶景の渓谷美が楽しめるという場所らしい。
イ課長としてはここまで足を伸ばすつもりはあまりなかったんだけど、トホ妻が
行きたいと所望した。今回はオクサマの希望優先。ほんじゃま、行くか。

数少ない路線バス便の乗り継ぎは予定通りにいき、紅雲亭という所に着いた。
ここからはロープウェイ。料金は往復で1,470円×2人。
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いやー何の予備知識もなく行ったんだけど、素晴らしかったね、寒霞渓は。
「日本三大奇景」の一つとされる絶景。こんなにすごいとは存じませんでした。
(ちなみに、あとの二つは群馬県の妙義山と、大分県の耶馬渓)
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ロープウェイからの眺めも素晴らしかったけど、展望台からの眺望もまた素晴らしい。
今回の旅行、ものすごく天気に恵まれたんだよねー。
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上の写真、手前のところに直線で区切られた水面が見える。これ、ダムなのだ。
ダムって山奥にあるって固定観念があるから、こうやってダム湖の向こうに
すぐ海があるなんて光景も初めてだ。しかもその海には瀬戸内の島々・・。
 
海に浮かぶ島々の眺めがまた素晴らしい。
遠くの方が少しかすんで、水平線が見えないから、遠〜〜〜くにある島は
まるで空中に浮かんでいるような錯覚に陥る。いやもうウットリだぜ。
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秋になって、この寒霞渓が全山紅葉したら、失禁ものに美しいだろうなぁ。
うーむ・・ここは確かに素晴らしい。「素晴らしい」ばっかで申し訳ないが、
ホントに素晴らしい眺望だったよ。
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だが、このウットリするような眺めに落とし穴がひそんでいた。
もし寒霞渓の眺めが大したことなければ、イ課長たちは「ふーん」とザッと見て、
またロープウェイに乗り、バスに乗って草壁港まで問題なく戻れただろう。

しかし眺めがイイもんだから、つい長居をした。
そろそろ降りようかと思って時間を計算してみると、ロープウェイを降りてから
草壁行きバスまでエイトマンのように走らねばならぬ。何てこった。さっき出た
一つ前のロープウェイに乗ればちょうど良かったのに(12分おきに出る)。

このバスに乗れないとなったら、その次のバスってことになる。だが便数は少ない。
次のバスは13:10発、草壁着が13:24分。だがここでも重大な問題が発生する。
草壁港から高松行きのフェリーに乗ろうとしたんだが(それがあることは展望台で聞いた)
その出発時刻が13:30なのだ。

バス降りてからフェリーに乗るまで6分?・・・きわどい。

バスに乗る時、ちょっと離れたところに「高松行きフェリー」っていう看板が見えた。
たぶんあれが乗り場なんだろう。バスを降りてエイトマンのようにあそこまで走り、
切符を買って、桟橋に行って・・6分で大丈夫か?つうか、そもそもバスが必ず
時間通りに着くという保証はない。3〜4分でも遅れたらオワリだ。

うーむ・・どうしよう。寒霞渓の眺めが良すぎるからこういうことになるのだ。
行き当たりバッタリ小豆島観光。草壁で6分の乗り換えに賭けるか?(つづく)

 


by tohoiwanya | 2018-05-28 00:04 | 国内出張・旅行 | Comments(0)
2018年 05月 25日

小豆島を歩く ②エンジェルロード

土渕海峡から迷路のまちを抜けると海に出る。この向こうに第2の目的地があるはずだ。
その目的地こそ、小豆島が誇るラッキースポット、エンジェルロードに他ならない。

え?知らない?
実はイ課長も小豆島に行く直前まで知らなかった(笑)。
ここって、いわば「ミニ・モンサンミシェル」で、潮の干満によって島が陸続きになったり
海で隔てられたりする場所なのだ。干潮の時は小島まで歩いて行ける。

出発直前にエンジェル・ロードのことを調べると、4月21日の干潮は午前中らしい。つまり
午前中に行けば渡れるわけだ。これはもう行くしかないでしょう。「干潮の時だけ現れる道」を
2人で手をつないで渡れば、その男女は幸せになれるとかナンとか、ここは特にカップルにとって
「幸運の場所」として知られてるらしい。ま、イ課長たちだって一応カップルだしぃ(笑)。

場所はちょうど小豆島国際ホテルの裏にある。
おっ、見えてきた。狙い通り、干潮で島までの道はちゃんとあるようで、そこを渡っている
観光客の姿も見える。
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エンジェルロード、“陸側”から島の方を見るとこんな感じ。
幸運を願うカップルというにはトシくいすぎだが、オレらも渡ってみるべ。
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ここは海に突き出してるから眺めはとてもいい。島まで行って下を見ると水もすごくキレイだ。
夏にシュノーケリングとかしたら気分良さそうだが、遊泳禁止なのかなぁ?
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泳ぐ人はいなかったが、すごく立派なカメラ機材+立派なドレスを着たお姉さんがいた。
カップルに幸運をもたらす道・エンジェルロードでリキの入った写真を撮ろうってことだろう。
外国人観光客がすごく多かったけど、この二人もたぶんアジア系外国人じゃないかな。
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せっかくだからイ課長も「タジオポーズ(謎)」で記念写真。
天気もすごく良くて、しかもちょうど干潮。観光客にとっては写真を撮りたくなる場所だわな。
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さて、徒歩観光で想定していたのはここまで。
このだいぶ先に夕日のキレイな場所があるらしいんだけど、まだ午前中だし、歩き疲れた。
こっから先はバスにしねぇか?

売店でバスのことを聞くと、親切なお姉さんが時刻表をくれた。
10時21分発のバスに乗ると草壁というところに10時51分に着く。で、草壁から11時発のバスに
乗り継ぐと、寒霞渓ロープウェイが出る紅雲亭というところに11時14分着。乗り継ぎとしては
いいんじゃないか?

ちなみに、その10時21分発のバスっていうのはものすごく貴重で、次のバスが来るのは
12時31分。もはや考える余地はない。とりあえず10:21に乗っちまうのだ。

行きあたりバッタリ小豆島観光。
朝着いた土庄港からはどんどん離れて、小豆島の奥地に入っていく我々。
高松でも今日のうちに行きたい場所がいくつかあるってのに、大丈夫か?(つづく)

 


by tohoiwanya | 2018-05-25 00:02 | 国内出張・旅行 | Comments(2)
2018年 05月 23日

小豆島を歩く ①土渕海峡〜迷路の町

さて、小豆島の土庄港から徒歩で行ける観光スポットって、ドコなのか。

小豆島におけるトホ妻の希望は「寒霞渓に行く」だったが、これは徒歩じゃ絶対無理。
一方、イ課長はもっと小規模な徒歩観光を想定して、土庄港から歩いていけそうな近場の
見どころを数カ所抽出し、プリントアウトしておいた。だからまずそこに行こうではないか。

そのためにはまず土庄町役場のあたりまで行く必要がある。途中、明らかに地元民とおぼしき
おばさんに「あのー、土庄町役場ってこっちですか?」って聞いたら
コンビニを指さして「中の店員に聞いて下さい」って言われちまった。もしかすると
どしょうまちやくば」って言ったのがいけなかったのか?

まぁそれでも方向は間違ってなかったようで、15分ほど歩くと最初の目的地に着いた。
土庄町役場のすぐ裏っ手にあるその目的地、その名も土渕海峡。海峡っつうからには
海が狭くなったところなわけだが、この土渕海峡は「世界で最も狭い海峡」として
ギネスブックにも載ってるという、珍名所なのである。
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ちゃんとギネス認定って書いてある。
一番狭いところでは幅9.93mしかないそうで、神田川より狭い(笑)。しかしこれは
川ではなく、あくまでも海峡らしいんだよ。
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地図で見るとこうなる。海峡の左側は港につながってるから、確かに海だろうな。
右側はこの地図だと伝法川の河口部分につながってて、その先はやはり海。
ふーむ・・この土渕海峡の水は海水だろうから、やっぱ海峡ってことになるんだろう。
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というわけで、まずはギネスブック掲載名所を一つクリアし、次なる徒歩観光へ。
この土渕海峡からちょっと南に行くと「迷路のまち」と言われる一角がある。この辺はかつて
海賊から住民を守るため、あるいは海風から建物を守るためにワザと狭い道を複雑怪奇に
作ったそうで、今では「迷路のまち」として知られるようになってる。

一応ここが迷路のまちのベスト撮影ポイントらしい。
どの観光案内にも必ずここの写真が載ってる。後ろの五重塔みたいに見えるのは、
実は三重塔なんだけど、高台にあるから、この位置からだとうまい具合に写るのだ。
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しかし「迷路のまち」は、まぁいわば行きがけの駄賃みたいなもので、本来の目的は
もっと先にある。すでに土庄港を出発してからかなり歩いているが、我が2本の脚だけが頼りの
大消耗観光はまだ始まったばかりなのである。

 


by tohoiwanya | 2018-05-23 00:02 | 国内出張・旅行 | Comments(0)
2018年 05月 21日

小豆島に行ってみよう

東南アジアから再び四国ネタ。めちゃくちゃな展開(笑)。

四国旅行についてはこれまで「行った順」に書いてる。1日目の主要イベントは
①夜行バス ②こんぴら歌舞伎 ③金毘羅参拝 ・・と、ここまで書いたわけだ。
その夜はビールを鯨飲し、疲れ果てて豚のように寝た(笑)。

で、翌朝は早くお目覚め。まだ5時台だったかなぁ?前夜は10時頃に寝たからねぇ。
シャワーを浴び、7時前にはホテルを出て高松港まで歩く。高松市最大の繁華街である
丸亀町商店街もまだ人影まばら。ここって日本一長いアーケード街らしい。
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この日は小豆島に行こうというプランだったのである。しかし朝メシ抜きのまま着いた
高松フェリーターミナルにメシを食えそうなところはない。7:40の高速艇があるから
とりあえずそれに乗っちまおう。小豆島まで朝メシはおあずけ。
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高速艇ってこれね。普通のフェリーだと1時間のところを35分っつうから、確かに高速。
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しかし残念なのは、普通の船みたいにデッキに出ることができないみたいで、
瀬戸内の風景は窓ごしに見るしかない。ま、窓越しでも十分キレイだからいいけどさ。
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小豆島観光は当初、全然予定してなかった。しかし「せっかく四国に行くなら
瀬戸内の島に行きたい」と出発直前にトホ妻が言い出したので、行くことになった。
従って観光情報収集は不十分で、地図も持ってない。完全な行きあたりバッタリ。
ま、地図や路線バス案内なんかは島に行きゃ手に入る。

と言ってるうちに船は土庄の港に着いた。
実はイ課長、この地名はてっきり「どしょう」って読むんだと思い込んでたんだが、
「とのしょう」と読むことを東京に戻ってから知りました(笑)。すんません。
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この段階で早くもイ課長たちの見込みは大きくハズレた。
現地に着けば地図やバスの時刻表等々の観光情報はいくらでもあるだろうとタカを
くくってたんだけど、フェリー発着所に全然ないの。パンフレット用のラックは
カラッポ。どうなってんだこりゃ。

どうもねぇ、小豆島に来る観光客って「自家用車で来る」か「団体でバスで周る」人が
多いようで、我々みたいに「個人で、公共交通機関を使って」なんて人は少ないっぽい。
当然、そういう人向けの観光手段もまた少ないっぽい。フェリー乗り場で聞くと、
コースの決まった遊覧バスがあるからそれに乗ってはどうか、みたいなことを言われた。
要するに「バスの団体」に加わるのがいちばん手っ取り早そうなんだよね。

しかしその遊覧バスが何時に、どこから出るのかもわからん。パンフレットなし。
うーむ・・・日本国内の旅行なのに、ミャンマー並みにわかんないことだらけ。

行き当たりばったり小豆島観光、早くもカベにぶち当たる貧乏性夫婦。
しかしいつまでも港で呆然としているわけにもいかん。そこで、とりあえず
「徒歩で行けそうな見どころ」を目指して歩き始める我々なのであった。(つづく)

 


by tohoiwanya | 2018-05-21 00:10 | 国内出張・旅行 | Comments(2)
2017年 12月 10日

かぎりなく遠くに来にけるかな・・

    かぎりなく遠くに来にけるかな

これは在原業平の「伊勢物語」の有名な東下りの一節。はるか昔、古文の授業で習った。
先生は詠嘆の助詞「かな」のことを説明し、「かぎりなく遠くにきたことであるよなぁ」と
現代語訳を教えてくれた。今回調べ直したら原文は「遠く来にける~」らしいんだけど、
イ課長の記憶じゃ「遠くに」なんだよなぁ。ここは記憶の方を優先して書こう。

11月から集中的に続いた一連の国内出張。実は訪問先ってぜーんぶ工場だったんだよね。
ご存知のように工場って大体人里離れた所に立地してる。そういうところを回るわけだから
初めて乗る電車に乗り、聞いたこともない駅で降り、そこからタクシーってことになる。

たとえば、ある日の訪問先は京都府のずーっと奥の方。
そこでイ課長はまず京都まで新幹線で行き、近鉄というのに乗り換えなければならぬ。
京都から近鉄乗るなんて初めてじゃないかなぁ?
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近鉄のある駅で下車。しかし目的地はさらに遠いのだ。
近鉄駅から歩いてJR駅に乗り換え。二つの駅は接近してはいるがつながっていないのだ。
ま、徒歩5~6分程度の距離だから歩いたっていいけどさ。

そこからまたJR学研都市線という初めて乗る電車に乗り、初めて降りる駅で降りる。
駅前にはなぜか一休さんの像が。この駅と一休さんの関係は不明。
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でもタクシーはあるよな・・と見ると、一台停まってるものの運転手がいないではないか。
まずい・・時間的にはまだ余裕があるが、このままいつまでたっても運転手が来ないと
結局アポに遅れちまう。早く来い運転手。ドコ行ったんだ。客が待ってるぞ。

・・と思ったら「すいませ~ん」と言いながら運転手が来た(買い物してたようだ)。
このタクシー逃すとまた次いつ来るかわからん。目的地の工場まで行ってしまおう。
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着いた。アポまで時間はまだ30分くらい余っている。
あたりには原っぱ、遠くに工場。それ以外なーーーんもない。散歩して時間をつぶそうにも
こう何もないと・・・。
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・・・かぎりなく遠くに来にけるかな・・・

・・と、ここで例の文句を思い出すわけですよ。
一応京都府内だし、距離的には大して遠いわけじゃないけど、なんか隔絶感が大きくて。
周りはホントに何もなくて、30分時間つぶすのが大変だった。何もないところを
ウロウロ歩くしかないんだから(ジッとしてると寒いし)。

面談が終わると、行きのタクシー領収書にあった電話番号にかけて迎車を頼み、
さっきの駅に戻るというのが「その日の仕事」のパターン。業務時間自体は短いけど、
移動にやたら時間をとられ、何もない場所で時間が余るというのが定型パターン。

名古屋郊外のある工場、アポは朝9時半。早めに行ってみるとまたナニもない。
ああ・・・限りなく遠くに来にけるかな・・と思いながらボウゼンとうろうろして
アポまで時間をつぶすしかないのヨ。不審者に見えたかも。
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タクシーがいない、もしくは極めて少ないタクシー乗り場ってのもけっこうあった。
磐田市のある工場に行った時もこんな状態で、電話して駅前まで来てもらった。
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で、工場まで行く。例によってアポまでは間がある。仕方なく川の土手にのぼってみる。
天竜川ごしに浜松のアクトシティが見えるよ。仕事終わったらまたあそこで乗り換えて
名古屋に戻るのか・・ああ・・かぎりなく遠くに来にけるかな・・。
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浜松から在来線で名古屋に戻る(浜松停車のひかりは本数少ないからね)。
車窓ごしに見る夕焼けがキレイだったのだけが救いか。
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かくのごとく「電車で郊外に行き、タクシーを探し、さらに郊外に行き、時間が余って
工場周囲をぶらつく」のを繰り返したわけですよ。宿泊ホテルは都市部だけど、昼間は
常に「都会から隔絶されたところでアポまでヒマをつぶす」を繰り返した。
ジミな出張であったことよなぁ(詠嘆)。

ま、こんなもんなんですよ、イ課長の国内出張なんて。
しかし出張中に撮った写真が全部がゼンブこんなのばっかりというわけでもない。
初冬の国内出張シリーズ、次回は多少ハデめな写真も載せたいと思いますです、ハイ。
 
 


by tohoiwanya | 2017-12-10 00:23 | 国内出張・旅行 | Comments(0)