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2019年 12月 29日

ヤードムを知っていますか?

年末最後はいつものあのネタ、新年最初は恒例のあのネタ・・となると続き物は
書きづらいから、スリンの話を中断してヤードムの話でも書こう。

イ課長がヤードムというブツを初めて知ったのはずいぶん昔で、タイ土産として
もらった。見た目的にはリップクリームみたいな感じ。
ヤードムを知っていますか?_f0189467_02092307.jpg
 
ところが話を聞くと「鼻の穴に突っ込み、吸い込んでスキッとするもの」だという。
ナニそれ?!最初は冗談かと思ったけど、これはマジなのだ。タイではみんなが
このヤードムを持ち、鼻につっこんで吸い込む。

もちろん麻薬ではない(笑)。
下の容器に少量の液体が入ってて、それを嗅ぐわけ。メンソレータムの匂いにたいへん近い。
スーハー感のあるイイ匂いなんだよ。これがフタをとって「鼻に入れる状態」。
ヤードムを知っていますか?_f0189467_02092393.jpg
 
中身の液体はメントールとかユーカリオイルとかのアロマ成分が調合されてるらしい。
タイでは誰もが持ってると言っていいくらい普及してて、イ課長もタイ人がこれを
鼻の穴に入れたまま座ってるのを見たことある。「鼻の穴にしばらく入れっぱなし」
というのもヤードムの使い方としては正当なものなのである。
 
イ課長は今回初めてタイでヤードムを買ってみた。
コンビニでも1本売りしてるみたいだけど、薬屋で6本セットっていうのを買った。
色がいろいろあるってことは、フレーバーにもちょっとずつ違いがあるのかもしれない。
6本で108バーツ。今なら370~80円くらいか。1本あたり約60円。安いし、珍しいし、
バラマキ用タイ土産によく使われる。イ課長も最初それでもらったわけだしね。
ヤードムを知っていますか?_f0189467_17023602.jpg
 
とりあえず自分でも1本使ってるけど、これ、けっこうイイんだよ確かに
使い方しだいで期待できる効能もいろいろある。「鼻の穴につっこむ」場合は・・・

①気分転換して頭スッキリ
②鼻の通りをよくする といったものらしい。イ課長はヤードムを突っ込むと
反対側の鼻の穴を指で押さえ、吸引圧を高めた状態で吸い込んだりもするけど、
人目がない時は「しばらく突っ込みっぱなし」もやる。やると気持ちイイ。
ヤードムを知っていますか?_f0189467_23375348.jpg
 
さらにだ。このヤードムはもう一段分解できるのだ。これが素晴らしい。
フタをはずし、「鼻ツッコミ用アタッチメント」をはずすと小さい容器があって、
中の液体を指とかにつけられる。そうするとまた別の効能があってだね・・
ヤードムを知っていますか?_f0189467_02092357.jpg
 
③眠気覚まし
これはイ課長が会社で使ってる。中身の液体をごく少量、目の下とか目尻につける。
そうするとスーハー成分で目が刺激されて眠気退散。これ、わりと効く。

さらに④頭痛(コメカミとかに塗るらしい)、⑤車酔い⑥虫除け虫さされetc・・・
その効能は大変多い(とされる)。タイ人は男も女も大抵1本は持ってるそうで、
夜遅くまで勉強する受験生なんかは眠気覚まし+頭スッキリ効果で必需品。

このヤードム、東南アジア圏でもタイ以外の国にはないらしい。確かに他の国じゃ
見た記憶はないもんな。なぜタイだけでこんなに普及してるのか?不思議だ。

実際に6本セットを買って、ホテルでシゲシゲと見てたらさらに驚いたことがある。
ロシア語が印刷されとる!!あと中国語も。ってことは、これはロシアや中国で
製造したものをタイが輸入・・・とは考えづらいから、逆にロシアや中国にたくさん
輸出してるのか?ロシア人もこれを鼻の穴に突っ込んでるの?いやまさか・・・。
ヤードムを知っていますか?_f0189467_17260486.jpg
 
いろいろナゾの多いヤードムだが、とにかくタイでは極めてありふれた製品。
イ課長は今のところ1本自分で使ってるだけで、残り5本はまだ誰にもあげてない。
値段の安いバラマキ用土産とはいえ「鼻の穴に突っ込む」という特殊な使用法。
タイなら当たり前でも日本だとなかなか人前じゃ使いづらいだろうしねぇ・・。

 


by tohoiwanya | 2019-12-29 00:05 | 2019.08 ラオス・タイ旅行 | Comments(6)
2019年 12月 11日

ドイツのオーガニック専門店Alnatura

前回記事で書いた日本風居酒屋で、ドイツ駐在歴の長い人と会食してて、たまたま
ドイツ土産の話になった。彼は日独間の往復が多いから、日本用にドイツ土産、
ドイツ用に日本土産を買う機会が多くて、いろいろ詳しい。

イ課長も出張でけっこう何度もドイツ来たけど、しょせん買い物に情熱のないヤロウ。
トホ妻&会社用に買う土産は判で押したようにワンパターン。だからこう言った。

「ドイツ土産はいつも空港でニーダーエッガー2~3箱買っておしまいですねぇ」

すると、彼が「いやもっとイイのがあるんですよ」と画期的?なドイツ土産を
教えてくれた。Alnatura(アルナチューラ)というオーガニック系雑貨のブランドで、
これがスゴくいいと力説するのだ。

「BODY SHOPよりイイんですか?」と聞くと、言下に「いいッ!」と断言。
彼が日本帰国時にこの店の製品を土産に買っていくと、日本のご婦人層に絶大な人気で、
「次にドイツから帰国する時、またこないだの●●買ってきて」とねだられるんだと。
ここのハチミツなんてめちゃくちゃ美味しいって大好評らしいんだよ。へぇ~・・。

Alnaturaはドイツ国内にたくさん店舗があって、調べるとミュンヘンにも数軒あった。
うち一つはホテルから徒歩圏だ。んじゃまぁ行ってみっかってんで行ってみた。
食品、化粧品、浴用剤や石けんその他モロモロ・・すごく品数豊富みたいだけど、
表示が全部ドイツ語だからなぁ・・。
ドイツのオーガニック専門店Alnatura_f0189467_16362964.jpg
 
彼が「ご婦人絶賛アイテム」の一つとして推奨してたハンドクリームを土産に買うか。
汗っかきの自分用に制汗デオドラントスプレーというのも買ってみた。
ドイツのオーガニック専門店Alnatura_f0189467_16371057.jpg
 
Alnatura以外のブランドも置いてあるけど、オーガニック系という商品コンセプトは
統一されてるようだ。品数はまことに豊富。しかし表示がドイツ語しかない以上、
イ課長にはシャンプーと浴用剤の区別もつかん。やっぱ食い物でいくか。バラマキ用に
チョコレートを大量購入。ピーナッツバターなんかも買ったんだなぁ。重いのに。
ドイツのオーガニック専門店Alnatura_f0189467_16370580.jpg
 
こちらはお茶。これは軽い。トホ妻用とオフクロ用かな。
このワッフルみたいなのはいかにもトホ妻が好きそうな風情。買っとこう。軽いし。
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あ、美味しそうなグミがある。これはイ課長が好き(笑)。
バラマキ用も兼ねて、またいっぱい買ってしまった。
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絶品だというAlnatura製ハチミツは買わなかった。っていうかドイツ語表示がわからず
発見できず(笑)。それにハチミツ重いからねぇ。この記事書いてて気がついたけど、
二つ上の写真のワッフルの袋に書いてあるHonigっていうのがたぶん「蜂蜜」だよな。
(↑第二外国語でドイツ語習ったのは約40年前)

とはいえ、何だカンだでけっこういろいろ買った。どうやって持って帰ろう。
あ、別売りのバッグ売ってる。このデザインいいなぁ。よし、この袋も買って、
全部入れて持って帰るとしよう。
ドイツのオーガニック専門店Alnatura_f0189467_16370983.jpg
 
というわけで、安いもの中心だけどけっこういっぱい買ったよ。
買い物ホルモンの分泌に障害があるイ課長にしてはわりと珍しいことだ。

で、味はどうかというと、イマイチよくわからない(笑)。
グミはかなり自分でも食って美味しかった。しかし他のグミより美味しいかと
言われると返答に窮する。まぁグミで比較するのもどうかと思うが。

商品特性をよくわかってないイ課長なんかが行ってもダメなんだよな、たぶん。
オーガニック志向、ナチュラル志向の強い女性にとっちゃ極楽のような店だろう。
自然派商品をお好みのアナタは今すぐドイツ行き航空券を予約だ!
 
 


by tohoiwanya | 2019-12-11 00:06 | 2019.02 欧州出張 | Comments(2)
2019年 07月 15日

タイの蚊よけ剤

去年の旅行、出発直前にダッカをキャンセルして急遽予約したホイクワンのホテル。
このホテルの裏庭みたいなところにちょっとした喫煙スペースがあった。南国らしく
大きなヤシの木がある、なかなか気持ちいい裏庭だった。
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小さなイスとテーブルが置かれ、灰皿がある。
テーブルの上には小さなボトルが2本。このボトルは何だべ・・?
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ボトルを見ると、蚊の絵があった。
ははぁ〜、これ、蚊よけスプレーか。ここは屋外だから、夜ここでタバコ吸ってると
蚊に刺される可能性は非常に高い。そういう人のためにお使い下さいっていうんで
置いてあるわけだ。細やかなサービス精神のあるホテルではないか。
 
「タイみやげに蚊よけってイイかもな・・・」と、この時思った。
どうせタイして高くないだろうし、南国の蚊よけって強力な効能ありそうじゃん?
バンコク滞在中、薬屋があったら買ってみるか。

ホイクワンの町を夜歩いてたら薬屋発見。よしさっそく買ってみよう。
ところで「蚊よけ」って英語で何て言うの?モスキート・プロテクション・・・とか?
英語ですらわかんないんだから、タイ語の蚊よけなんてマッタクわからない。

だがイ課長には意図だけはわかってもらえる自信があった。
薬屋に入り、女性店員のところに行って以下のようなジェスチャーをしたのである。

①右手人差し指を空中に泳がせ、高い、小さな声で「ウ〜〜〜ン・・」と言う。
②その右手人差し指を自分の左腕にピトッとくっつける。
③とたんに、その場所を右手でパンッ!!と叩く。


イッパツで理解してもらえた。ついでに言えば、女性店員にはすごくウケて(笑)、
笑いながら蚊よけ剤のある棚に案内してくれた。そこで買ったのがこの二つ。
タイの蚊よけ剤_f0189467_00462694.jpg
 
同じブランドっぽいけど、左がスプレータイプで右は乳液?タイプっぽい。
どっちかが55バーツで、どっちかが65バーツだったはず。180〜220円くらいか。
どっちかをおフクロ、どっちかをアネキにあげたんじゃなかったかな。

値段も安いし、もうちょっと買ってみようかという気になり、スコータイの
コンビニでも2本買った。左のヤツは、ホイクワンのホテルにあった透明ボトルと
同じじゃないかな?ハーバル系らしい。
タイの蚊よけ剤_f0189467_00462698.jpg
 
値段はどっちかが59バーツ、どっちかが60バーツ。タイの蚊よけ剤って価格的には
大体みんなこの程度みたいだ。

この2本は土産にせずウチにある(笑)。夏に庭の草むしりすると、もう狂ったように
蚊に刺されるから、その時に使おうと思ったんだけど、草むしりン時は長袖+長ズボンで
やることが多いから(これも蚊対策)、まだあんまり使ってない。

でも、上の写真の左側のボトルに英語が書いてあるおかげで英単語は覚えた。
蚊よけって、英語では mosquito repellent っていうんだね。直訳すると
「蚊忌避剤」ってことになるらしい。へぇ〜。

しかし、タイ語で蚊よけを何て言うかは依然として不明のままなのである。
 
 


by tohoiwanya | 2019-07-15 00:11 | 2018.08 タイ旅行 | Comments(2)
2019年 02月 27日

最後の海外出張を振り返る

出発前はドナドナの仔牛のような心境だった海外出張も無事終了。
やっぱ「無事」であることが重要で、どっかでチョンボしたり病気になったり
パスポート盗まれたりしてたら、出張成果以前の問題。とてもこうして
ゆったり出張を振り返ることはできんかった。あー無事でよかった。
最後の海外出張を振り返る_f0189467_15035659.jpg
  
全貌としてはこんな感じの出張だったのである。

2月18日(月)早起きして成田へ。チューリッヒ経由でブリュッセル入り。初めて
       スイス国際航空というエアラインに乗った。

2月19日(火)初日、ブリュッセルでのアポは午後に2件。だから午前中は久しぶりの
       ブリュッセルを徒歩観光。文句あっか。

2月20日(水)この日はアポが午前に2件(ひぃ)。今度は午後が空いちまったから、
       ブリュッセルで散髪。鉄道で夜デュッセルドルフ入り。

2月21日(木)午前中にデュッセルドルフで面談1件。すぐ鉄道でミュンヘンへ移動。
       デュッセル→ミュンヘン間となると4時間半くらいかかる。

2月22日(金)アポは午後。昼にSバーン(近郊鉄道)に乗って行こうとしたら、何と
       止まってやがる。てめぇ~・・このあと意地の切符払い戻しに奔走。

2月23日(土)午前中ミュンヘン徒歩観光。午後のルフトハンザ直行便に乗って
       翌24日に帰国。ミュンヘン空港が激混みで乗り遅れるかと思った。
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ブリュッセルには出張で何度も行ってて、今回で6回目。遊びではゼロ。
今やブリュッセルはイ課長にとって「フランクフルトに次いで訪問回数が多い
ヨーロッパの都市」だよなぁ。あのテロ事件のあと訪れるのは初めてだったけど、
依然として変わらないこの街の「1.5流の大都市」ぶりが好きだ。

デュッセルドルフも2007年の欧州出張で行ってるけど、泊ったのは今回が初めて。
でも夜着いて、翌朝に訪問面談、昼にはもう出発だから、近場の散歩がせいぜい。
きれいな町なんだけどね、デュッセルドルフ・・。

ミュンヘンも2008年欧州出張で行った街だ。要するに今回は全部「行ったこと
ある街」ばかりを巡ったことになる。ま、出張なんてこんなモンよ。ミュンヘンは
11年ぶりの出張訪問ってことになるわけだが、変わってなかったなぁ。

イ課長は海外出張すると時々「いかにもその街らしい置きもの」を買い、それを
会社のデスクに置く。最初は2008年11月のワシントン出張で、ちょうどオバマが
大統領選挙に勝った直後だったから、ワシントンはそこらじゅうオバマグッズだらけ。
そこで、記念に首振りオバマ人形を買ったのだ。

その後も海外出張で時々「その町(国)らしい置物」を買った。
パリでエッフェル塔とか、ロンドンで赤い二階建てバスとかね。ところが、
ドイツはあれだけ何度も出張で行ったのに、まだ何も買ってなかった。

どうせ(たぶん)最後の海外出張だ。ドイツの記念品を何か買っとこう。
しかし、ぱっと見ただけで「いかにもドイツ」とわかる置物って何だろ?
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結局、23日の午前観光の時、上の土産物ショップでミニビールジョッキを購入。
4.5€。これでイ課長デスクはまた少しばかり賑やかになった(笑)。
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久しぶりの欧州出張。時差ボケは依然としてある。夕方には会社で死ぬ程眠くなり、
ウチ帰ってメシ食って倒れるように寝るんだけど、なぜか夜中にスッと目が覚め、
そのまま眠れないんだよねー。しばらくはこんな感じが続くと思われる。

ま、とにかく(たぶん)最後の海外出張は終わったのだ。もう誰が行くもんか。
デスクの記念品はこれ以上増えなくていい。

金曜日には北陸出張が待っている。さすがに国内出張だと今回が最後になるとは
思えないけど、国内なら気楽なモンよ。週末だし、仕事が終わったらどこかで
一泊してチンタラしてこようと思ってるのである。

 


by tohoiwanya | 2019-02-27 00:08 | 2019.02 欧州出張 | Comments(4)
2016年 12月 21日

Tシャツから東南アジアの産業進化を考える

イ課長は東南アジアに行くとよく自分用にTシャツを買う。
これは土産物というより、旅行中に着るシャツという意味合いが強い。日本から大量の衣料を
持参するわけじゃないしと、わざボロを着てって現地で捨てちゃうなんてことも多いから
マトモなシャツを現地調達する必要があるのだ。

東南アジアでイ課長が好むTシャツが現地のビール銘柄であることもすでにおなじみ。
ベトナムでは333、カンボジアではアンコール・ビア、ラオスではビアラオ、タイに行きゃ
シンハーかチャンビア柄のTシャツを買う。
 
こうしてあちこちの国でTシャツ買ってると、国ごとの品質差がけっこうある。
イ課長の場合、特にサイズが問題だ。巨大ロボットだから買う時は必ず「XLある?」と聞き、
XLサイズを買うんだけど、ホテルにもどって試着してみるとまるっきり小さいことがある。
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以前サイゴンで買った333Tシャツも小さくてトホ妻にあげたけど、ルアンパバーンの
ナイトマーケットで2枚買ったビアラオ柄Tシャツのうちの1枚も小さかったねぇ。黒とブルー
2枚買ったけどブルーの方はXLどころかLより小さかったんじゃないか?
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ほら、Tシャツのスソがズボンのベルトあたり。つまりヘソのちょっと下くらいまでしかない。
全然XLじゃないじゃんよーーー。小さすぎるからこれも帰国後はトホ妻行き。それでも旅行中は
着るものがないからこういうチビTシャツも着ざるを得ないのである。ちょっと恥ずかしい。
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もう1枚の黒い方はタイで着たんだけど、1回着たら早くもソデの縫製がほころびてやんの。
まだ一度も洗濯してねぇのにコレかよヲイ。しょうもねぇTシャツだなー。
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その点、タイで買ったTシャツはいつもそこそこの品質は保ってる。
サイズもちゃんとXLにふさわしい大きさで洗濯もしてないのにホコロビるなんてこともない。
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このTシャツ品質差。一人当たりGDPの高い国、平たく言えば豊かな国ほど、売るTシャツの
品質も高いように思える(タイは相対的には豊か)。でも2014年にシェムリアップで買った
アンコール・ビア柄のTシャツはしっかりしてて2年たった今でも時々着る。カンボジアはタイより
かなり貧しいはずだが・・。
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この国による品質差。その国の産業化の度合いの差が反映されてるのかもしれん。
Tシャツみたいな縫製産業、あるいは靴の製造業みたいな、比較的ローテクで人による加工を
必要とする産業って人件費の安い国に集まる。

日本も明治~戦前までは繊維製品って輸出の花形だった。タイも昔はそうだったはずだ。
しかし今やタイはそこを通過してもっと工業化が進み、そういう産業はベトナムやカンボジア、
あるいはバングラデシュみたいな、さらに人件費の安い国にどんどん移動してる。
ただ、ラオスはまだそこまでの産業化にも至ってないって気がするんだよね。

まぁイ課長が東南アジアで買ったTシャツが全部「その国製」だという保証は全くない。
タイで買ったTシャツがカンボジアで縫製されたものだったなんて可能性は十分ある。
でも結局のところ「発注国側の要求品質レベル」が高いと、他国製でも縫製やサイズといった
品質管理がキチンとしてるということになる。東南アジア製日本ブランドも同じことだが。
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産業化の進展に比例して、いずれベトナムのTシャツ品質要求レベルも高まり、
サイズ管理もキチンとしたものになるかもしれん。カンボジアもそうなる可能性はある。

しかしラオスはどうかなぁ〜〜?
個人的な願望を率直に言えば、ラオスは産業化なんてしなくていいから、今のまま
素朴で静かであってほしいと思う。たとえTシャツが小さくてすぐホコロビても。
ま、こんなのは旅行者の勝手な思いで、ラオスだって今後徐々に産業化していくんだろうが。


 


by tohoiwanya | 2016-12-21 00:27 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(4)
2016年 11月 21日

ラオスの織物の村に行ってみる

さて、名古屋からラオスに話を戻そう。

ルアンパバーンには3泊したわけだから、到着日と出発日以外に真ん中二日間を丸々使えた。
そのうちの一日はクアンシーの滝日帰り遠足に行ったわけだが、さて二日目は・・・?

普通なら「パクオー洞窟への日帰り遠足」っていうのが定番だと思うんだよ。
しかし二日目は他の人が行きそうもないトコロに行きたいという、ヘソ曲がり根性が顔を出す。
ルアンパバーン周囲には「織物の村」だの「紙づくりの村」だの「酒づくりの村」だの、
特徴的な伝統産業を有する村がいろいろ点在してるみたいで、そういうトコ行ってみたいじゃん?
となれば、やっぱ織物の村だろ。
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イ課長はテキスタイルに知識があるわけじゃないけど、隠れテキスタイル大国・ラオスに来て、
現地で女性たちの着るシンをたくさん見れば、紙や地酒よりはやっぱ織物の村を見たくなるってもんだ。
昔ながらの織り機でパッタンパッタン織ってる様子とか、ぜひ見たい。それに何せトホ妻が
この分野にはうるさいからね。「ラオスの織物の村で買ってきたんだぜ」と言って、シックな
ラオ・テキスタイルでも土産にすれば、バカ亭主のこともちったぁホメてくれる・・かもしれない。

で、いろいろ調べたところ、ルアンパバーン周辺には織物の村らしきものが二つあると知った。
一つはサンコン村(バーン・サンコン)で、ルアンパバーンから竹で編んだ橋(!)を渡って
行くようなんだけど、今は雨季だからその竹橋が撤去されてたんだよね。季節性のある橋。
しかし橋がないと、サンコン村まではドえらく遠回りしないといかん・・・

もう一つはパノム村(バーン・パノム、つまりバーンがラオス語では村って意味なんだな)ってとこで、
こっちは橋の有無とは関係ない位置。ほんじゃまぁ、明日はパノム村に行ってみっか。

で、着いた(やけに早い)。これがパノム村の・・まぁ何というかテキスタイル・センターみたいなトコで
ここでテキスタイルの販売はもちろん、機織りの実演も見られるらしい。
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中はこんな感じ。
商品を見ると・・・うーむ・・イ課長にはこういうテキスタイルの良しあしなんてわからないけど、
シロウト目にはすごく見事な織物に見えるぞ。
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トホ妻の話によると、日本でラオ・テキスタイルの評価が非常に高い理由の一つは、これが
模様や材質といった点で和服用の生地としてすごくイイらしんだよね。確かにこういう織物で
帯とか作ったら、すごくイイのが出来そうに思える。
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それにしてもこのテキスタイルセンター、とにかく呆れるほどヒマだ(笑)。イ課長以外の来店者は
結局一人も来なかった。でもここ、テキスタイル好きのご婦人にはたまらんだろうなぁと思うわけで、
お好きな方はぜひ足を運んでみていただきたい。
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奥に行くと実際に機織りをやってた。おおお。こういう木製の古めかしい機織り機で
パッタンパッタン織ってる姿、テレビじゃ何度も見てるけど実物を見るのは初めてだと思うぞ。
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うーむ、こうやって糸一本分ずつ織るなんて、気が遠くなる作業だよなぁといつも思うけど、
織ってる人にすればどうってことない日常の仕事。他のオバさんと話したりしながら
リラックスした仕事風景だ。、もちろん織ってる女性もまた見事なラオ・テキスタイル製の
シンを着用しているのは言うまでもないのである。
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さて、せっかくここまで来たんだからトホ妻用に何か買って、点数稼ぎしておくか。
といっても何に使うための、どんな織物を買うなんてビジョンは全くないわけだから、
純粋に柄のシックさだけで選んだのがこれ。あとでホテルのベッドに置いて撮った。
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そんなに広い面積の織物じゃない。ちょっとしたスカーフないしショールって感じかな。
イ課長は特にこの織り柄の見事さに感心したのである。そんなに厚みはなくて柔らかくて、
トホ妻も今のところ肩掛けショールみたいにして使ってるようだ。
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さぁ、それではここで問題です。
トホ妻土産に買ったこのラオ・テキスタイル1枚、はたして日本円にするといくらだったでしょうか?

答えは次回更新で。


 


by tohoiwanya | 2016-11-21 00:10 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(8)
2016年 11月 04日

ナイトマーケットのひそやかな愉しみ

さて、名古屋観光の話はまたいずれ書くとしてラオスに話を戻そう。

ルアンパバーンみたいな田舎町にナイトプレイスポットなんてご立派なものはない。
晩メシ食ったらあとはナイトマーケットをひやかしながら散歩するくらい。
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しょせん買い物に興味がないイ課長だからナイトマーケットなんて特に楽しくない・・
・・かと思いきや、ここがすごく良くてさぁ、毎晩ほっつき歩いたよ。
民芸品や土産物にマッタク興味がない人でも、このナイトマーケットの雰囲気は
好きになるんじゃないかと思うのだ。
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売ってるのはほぼ全員女性。中学生くらいの店番の女の子もいるけど、一番多いのは
小さな子供がいそうなお母さんが売ってる店だな。商品を自分で作ってるとは思えない。
昼間は別の仕事してるお母さんが家計の足しに夜はナイトマーケット、って感じじゃ
ないかと思う。東南アジアのお母さんはみんな働き者なのだ。
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商品はぜんぶ地面に(道路に)敷いたシートの上に並べられている。
商品としては反物からポーチや財布やスリッパ、Tシャツ、木彫の置きものまでいろいろ
あるけど、隠れテキスタイル大国・ラオスだけあってやっぱ「布もの」がメインかな。
民芸調バッグなんかが好きな人がここに来たら歓喜のあまり狂い買いするのは間違いない。
トホ妻を連れて行くのはちょっと危険かもしれない(笑)。
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この渦巻模様がこの地方独特の模様らしい。バッグとか、スリッパとか、いろんなものに
渦巻模様が使われてた。素朴でシンプルだけど力強いデザインだよね。
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しかしイ課長がこのナイトマーケットを好きになった最大の理由はそこに売られている
商品でも、売っているラオスのお母ちゃんたちでもない。このマーケットを支配する
静けさがもう最高に居心地がいいんだよ。ここを歩いてるとね、店番してるラオス女性たちの

   サバイディー・・
          サバイディー・・

ラオス語の「こんばんは」っていう控えめな挨拶の声だけがひっそりと聞こえてくるわけ。
大声での呼び込みもないし、騒々しいBGMもない。何てステキな静けさであろうか。
色鮮やかな土産物を眺めつつ、あちこちからかかる「サバイディー・・」って声を聞きながら
歩いてるとなんかこう・・ラオス旅情が身体にしみ込んでくる感じなんですよオクサン。
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これがタイの観光客向けマーケットだったらもう少し賑やかに、ラジカセで音楽とかかけながら
売るだろう(実際、この後行ったチェンマイのサンデーマーケットはそういう感じだった)。
サイゴンのベンタイン市場なんかだったら、観光客を見ると「ほらガイジンさん、これ安いよ」
って感じでパワフルなお母ちゃんたちが積極的に売り込んでくるだろう。
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でもルアンパバーンのナイトマーケットはラジカセもなければ呼び込みもない。
店々の女性たちの「サバイディー・・」という控えめな挨拶だけ。なんて静かで居心地イイんだ。
観光客向け土産物を売ってて、実際観光客がたくさんウロウロしてるのに、こんなに静かでひそやかな
マーケットが他にあるだろうか?そう、まさに「ひそやか」という言葉を使いたくなるんだよ。
すっかりここが気に入ったイ課長は毎晩このマーケットをうろつき、毎晩何か買った。

①カンボジアパンツ2本で75,000キープ(=約1,100円。1枚550円。値切り足りなかったな)
②ビアラオプリントのTシャツ2枚で50,000キープ(=約750円。1枚375円ならまぁこんなもんか)
③ゾウさん刺繍のある布サイフ5個で30,000キープ(=約450円。1個90円ならまぁよかろう)

何か買おうとすると、ラオスの女性たちは「お客さんだ、ヨシ!」と意気込むでもなく、むしろ少し
照れるような感じで、それでも一応フッカケてきて(笑)。こっちが少し値切るとすぐOKしてくれる。
まぁ威勢のいいオバさんとの丁々発止の値切り合戦も楽しいだろうけど、このナイトマーケットの
何とも言えない、ひそやかでソフトな感じは忘れがたいよ、ホント。
 ナイトマーケットのひそやかな愉しみ_f0189467_01224457.jpg
 
田舎町ルアンパバーンにこれといったナイトライフのお楽しみはない。
しかしこのナイトマーケットに行けば、ルアンパバーンの夜がいつまでも続いてほしいという気分に
なるのではないかと思うのである。ぜひ足をお運びいただきたいのである。


  


by tohoiwanya | 2016-11-04 00:03 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(8)
2016年 09月 07日

魅惑のカンボジア・パンツ(仮称)

内容的には前回記事の続きと言っていい本日の話。
タイの寺院参拝時のドレス・コードを楽勝でクリアし、しかも涼しいという素晴らしいモノ。
そのモノの正式名称は不明なのだが、イ課長家では便宜上ソレを初めて買った国の名をとって
カンボジア・パンツと呼んでいる。
魅惑のカンボジア・パンツ(仮称)_f0189467_15041222.jpg
 
東南アジアを旅行した人なら見たことある、あるいは買ったことある人は多いはずだ。
ごくごく薄くて軽い布で作られた一種のイージーパンツみたいなもの。これ、東南アジアを旅する
欧米人の女性旅行者には特に好評みたいで、誰もカレもがこれ着て歩いてるって感じ。

初めてこれを買った時のことは前に書いた。シェムリアップのオールドマーケットのお姉さんの営業に負けて
買ったのだ。その時は「トホ妻、喜ぶかなぁ?こんなパンツ・・・」って感じで、あまり期待してなかった。
(ついでに言えば、相場を知らなかったのでものっすごくボラれた)

ところがコレがトホ妻に異常に好評だったんだワ。
着ると、とにかく軽くて涼しくて着心地バツグンなんだと。そのうえ、コレを着用して人に会うと
「アラ、そのパンツいい!」とやたらほめられるらしい。そんなコンナでトホ妻はすっかり
カンボジア・パンツが気に入り、また東南アジア行ったら買ってきてよとネダッてくる始末。

というわけで、翌年ラオスとタイに行った時もまた買った。まずルアンパバーンのナイトマーケットで2本。
2本で75,000キープ(約1,100円)にしてもらったけど、これはまだまだ値切り足りなかった(笑)。
とりあえずこの時は「トホ妻用に2本」のつもりで買ったのだ。
魅惑のカンボジア・パンツ(仮称)_f0189467_15040580.jpg
 
このパンツ、たしかに女性旅行者が着用してるケースが圧倒的に多いんだけどタイでは男性観光客も着てた。
ほう、男性用大きめサイズもあるのか?だとしたらオレも欲しいな・・というわけでチェンマイで自分用に2つ購入。
さらにその後バンコクでも2つ(これはオフクロと叔母用)買った。チェンマイもバンコクも値段は同じで、
「二つ買うから少し安くして」と頼んで2本で220バーツ(当時で700円弱か)、つまり1本350円ありゃ買えるのである。
タイで買った4本をホテルのベッドに並べて記念写真。右の二つ(緑とブルー)がイ課長用になったもの。
魅惑のカンボジア・パンツ(仮称)_f0189467_15040537.jpg
 
ホテルで試着してみたけど、おお、確かに着心地いいじゃん。ヘナヘナに軽くて柔らかい布の触感が
夏のパンツとしては実にケッコウで、これから夏は断然コレだぜっていう気になる。気に入ったから
ホテルの鏡でセルフ撮り。上から撮るとこのパンツの良さがイマイチ伝わらないのだが。
足首のところにはゴムが入ってる。
魅惑のカンボジア・パンツ(仮称)_f0189467_15041275.jpg
 
タイマッサージの時に着るダボダボの、後ろから前にヒモをまわして結ぶパンツ。あれは俗にタイ・パンツって
言うけど、カンボジア・パンツ(仮称)はあれよりもっと布がヘナヘナで柔らかい。しかも腰はゴムだから
タイ・パンツよりはくのもラク。派手なプリント柄がお約束で、圧倒的にゾウさんモチーフが多いというのが
特徴といえるだろう。

ただ、カンボジア・パンツ(仮称)には致命的弱点もある。文字通りの意味で「弱い」んだよ。
ペラペラに薄くて軽い布を縫製して作ったものだから、縫製箇所の強度は極めて低い。アグラをかいたりして
マタの部分が引っ張られ続けてると、ほどなく裂ける。イ課長用の2本は2本とも裂けちまった、トホホ。

裂けたイ課長のパンツを見て「乱暴にはくからよー」なんて威張ってたトホ妻のパンツもほどなく裂けた(笑)。
このパンツ、メンズ・レディースの区別はなく、SML みたいなサイズも厳密ではない。だから小柄な女性がはくと
ダボダボだけど(それがまた着心地イイんだ)、おデブの人とか、イ課長みたいに背がデカい人がはくと
余裕が少ない分、よけい裂けやすくなるんだろうな。アグラかく時とか気を付けないと。

このパンツをあげたオフクロと叔母も「これ夏にはいいわー」と喜んでたくらいで、夏に着心地バツグンなのは
折り紙つき。着た人は全員気に入る。しかし耐久性のなさもまた折り紙つきだから困る。

しかしいくら耐久性がないと言っても旅行中くらいはもつはずだ。
タイに行ったらまずコレを買って、寺院参拝の時はこれを着用すればドレス・コード上も問題ないし、
軽くて涼しい。もうサイコー。欧米人女性が誰もカレもこれを着用するわけだ。寺院参拝以外でも
暑い東南アジアではコレが手放せなくなること請け合い。

軽くて涼しくて寺院参拝にもピッタリ、男も女もはける万能のカンボジア・パンツ(仮称)。
日本の夏用イージーパンツに百発百中ぴったり、まず絶対にハズす心配のない、大好評間違いなしの
東南アジア土産だと思うのである。今度行ったらイ課長は自分用にまた買うぞ。

  
 

by tohoiwanya | 2016-09-07 00:09 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(8)
2016年 05月 03日

百年市場で急にアレを買いたくなる

バーンマイ百年市場で腹が減ったイ課長は何か食える店を捜した。
少し歩き疲れたし、立ち食いじゃなくイスとテーブルのある店で落ち着いて食いたいところだが・・。
百年市場で急にアレを買いたくなる_f0189467_14485482.jpg
 
歩いてたら店先のキッチンで薄焼き卵みたいなものを焼いて何か作ってる店があった。
うまそうだけど、何作ってんだろ?この店、一応レストランっぽくイスやテーブルがあるから
まぁここでいいか。

タイ語表記のみだったか、英語併記のメニューだったかよく覚えてないんだけど、どうせ一人だし
メニュー選びに迷うほどのこともない(イ課長はせっかちだから日本でも注文を決めるのは早い)。
パッタイ(タイ風やきそば)って言ってみよう。やきそばやチャーハンなら大体どこの店でもある。
というわけでパッタイとレモンジュースを注文した(ビールはなかった(笑))。

注文が済めばあとはのんびり待つだけ。
川の上に突き出たテラスレストランだから、冷房はないけど水辺のせいかすこ~し涼しい。
昨日はなくした金の捜索がメインという情けない一日だったけど、今日はようやく休暇でタイに来た
ガイジン観光客らしい気分に浸れるぜ。
百年市場で急にアレを買いたくなる_f0189467_14381558.jpg
 
ぼんやり川を見てると、かすかな、しかも不思議な音がするのに気付いた。

        コトコトコトコト・・コトコトコト・・・・・
                                         ・・コトコト・・・・・
                    コトコト・・・・コトコトコトコトコト・・・・・

なんの音?じーっと聞いてると眠くなってくるような音だ。

おおお、わかった。この音かぁ。
これ、一種の風鈴だ。日本の風鈴の場合、南部鉄であれガラスであれ、風をうけるタンザク部分が
音が鳴る部分より下にあるけど、これは逆。上にある巨大エンドウのサヤみたいなヤツが風をうけて
揺れると、ヒモにつるされた下の木も揺れ、左右にある逆さタマネギみたいな形した木製の撞木?に
あたって、 コトコトコトコトコト・・・・・ とかすかな音をたてる。
百年市場で急にアレを買いたくなる_f0189467_14381563.jpg
 
これが何本も釣り下がってるから、このレストランにいると、かすかな木の音色に包まれる感じになる。
いやーなんかコレいいわ。チリンチリーン・・っていう日本の風鈴より静かな音色だなぁ。
 
・・・なんて言ってる間にパッタイが来た。
うおおお、卵に包まれておる。さっき作ってた薄焼き卵はパッタイ用だったのか?
日本の居酒屋で時々ある「オムそば」みたいな感じだけど、こういう「オムパッタイ」は初めて見たよ。
百年市場で急にアレを買いたくなる_f0189467_14381022.jpg
 
オムパッタイの向こうにある薄茶色のコナは、たぶんピーナッツを砕いたものだと思われる。
オムパッタイだけでも美味いけど、ピーナッツを混ぜて食うとほのかな甘みが加わってこれまた美味い。
小皿の赤い辛ケチャップみたいなのをかけると、こんどは少し辛味が増して美味い。
百年市場で急にアレを買いたくなる_f0189467_14381080.jpg
 
路上屋台のヌードル屋なんかでもそうなんだけど、タイめしでは食う人が自由に調味料を加えて
味を調節することが前提ってことが多い。日本のタイめし屋でもナンプラー、酢、トウガラシ粉末、砂糖
という四つセットが大体あるよね。何も調味料を加えないと、意外と薄味ってことも多い。

この店ではペットボトルがナンプラー、スプーン入り小皿が(たぶん)酢、砂糖ツボみたいなヤツには
砂糖かトウガラシ粉末のどっちかが入ってると思われる(ちゃんと確かめた上で写真撮れって)。
百年市場で急にアレを買いたくなる_f0189467_14382290.jpg
 
この2014年旅行当時、イ課長はまだこの調味料セットをうまく使うことが出来なかった。
でも翌年の東南アジア旅行でタイ行った時は「ヌードル食う時にはトウガラシだぜ」みたいに、
だんだん慣れて、少しずつ調味料を使えるようになってきた。

さて、市場もザッと見たし、オムパッタイも食ったし、そろそろ帰ろうかと思ったんだけど、
イ課長はさっき耳にしたあの木製風鈴の音が忘れられなかった。あれ、いいなぁ・・。
夏の日の午後、眠くなるようなあの風鈴の音を聞きながら昼寝したらさぞ気持ちいいだろう。

そうだ、百年市場であの風鈴買って帰ろう!
メッタに買い物欲が湧かないイ課長が珍しく民芸品を買う気になった。ああいう木の音の風鈴って
日本じゃ珍しいし、百年市場に来たいい記念になるじゃん。で、市場を戻りながら同じ風鈴を
一生懸命捜したんだけど、売ってねぇでやがる(つうか、ああいう民芸品店自体あんまりない)


  
     がっくり・・・(下の写真は文章と関係ありません)
百年市場で急にアレを買いたくなる_f0189467_14382224.jpg
 
この数日後、バンコクのショッピングモールでも同じ風鈴探したけどやっぱりなかった。
珍しくイ課長が土産物買おうって気になったのに・・・あの風鈴、欲しかったなぁ・・ちぇっ。

 

by tohoiwanya | 2016-05-03 00:15 | 2014.09 ベト・カン・タイ旅行 | Comments(2)
2015年 01月 26日

ぼったくられても楽しいハノイ

ゴーゴーバーやらエアアジアやらが済んだところで、またハノイネタに戻る。
今考えると、最初のサイゴンにいた2泊の間はまだイ課長がベトナムに慣れる期間という部分があった。

しかし田舎町ホイアンに1泊したことでイ課長の“ベトナム化”がイッキに進行して、ハノイに着いた頃には
すっかり「そういうベトナムが好き」という気分になってた。だからベトナムのぼったくり商法もハノイにおいては
ぼったくりに遭うかどうかを、運だめし的な行為と思える程度に緩い気分になっていた。

ハノイはベトナム最後の滞在地だったから、旅先での買い物にはまったく頓着ないイ課長も
多少はベトナム土産を買おうと思って買物したわけだけど、どの店でも必ず何かあるんだよね。
品物を見る、定価を見る、お金払う、それじゃね、みたいにスンナリいくことは決してないのである(笑)。

たとえばハノイ大聖堂の近くのある雑貨店。
ベトナム雑貨って日本の女性に人気あるから、ここでも手提げバッグを買った。
仮にそれが18万ドン、約900円だったとしよう(確かそんな感じの値段だった)。
ぼったくられても楽しいハノイ_f0189467_23475072.jpg
 
こんなゼロの多い支払いを、財布にミッチリ詰まった9種類ものお札でしなきゃいけないんだから大変だ。
えー・・ちょっと待ってね、まず10万ドン札を1枚・・あともう1枚・・あれ、もう1枚はないかな?(というより
大量の札の中から特定のお札を探すのが面倒になってきてる)あーもういいや、20万ドン札で払おう。
あれ?さっきここに置いた10万ドンは?

「あなたお金出してないよ」
「え?いまここに10万ドン札一度置いたやん、置かなかった?置いたよ」
「置いてないよ、アナタお金なんて置いてないよ」

定価より高い値段をふっかけてくる可能性というのはこちらもある程度織り込み済みだが、
とりあえず出したお金をクスネるというのは意外な手口。っていうか、いくら何でもそんなことするかい?

「いまここに10万ドン置いたよね?」
「知らない!アナタお金おいてないよ!」日本人のオッサンとベトナムのオバちゃんの水掛け論。
イ課長が「じゃ、いいよ」って言って店を出ようとすると、オバちゃんは泣かんばかりの抗議の姿勢を見せ
店の奥にいたゴッドマザーのごとき、もっとスゴそうなオバちゃんにイ課長のことを言いつける(笑)。

これ、実際のところ今に至るまでどっちが悪いのかわからない。
巨大数の国だし、お札の種類も多い。実際、ベトナムでイ課長は支払いで間違えたことがあった。
イ課長の勘違いという可能性もある。お札を置いたつもりで手に持ってたのかもしれん。それに置いた金を
クスネて知らんぷりって、手口としてさすがに・・って気もするしねぇ。

まぁしょうがない。自分が絶対正しいという自信もないわけだから、お金を払ってバッグを買った。
こうなったら写真くらい撮らせてもらおうじゃねぇか。右がイ課長と水掛け論したオバちゃん、
左が「もっとスゴそうな」オバちゃん。こうして見るとどっちもスゴそうに見えるね(笑)。
ぼったくられても楽しいハノイ_f0189467_23475882.jpg
 
ハノイではベトナム土産としてランチョンマットも買った。
スダレみたいなのを巻いたヤツで、それが6本セットになったのがあったんだよ。
これは軽いし、2本セットであげても3人分のおみやげになるし(笑)、いいかもしれん。買うか。

まだ割と若いおかみさんが近づいてきたから聞いた。「ハウマッチ?」
「20万ドン(1000円)」

スダレ風ランチョンマット6枚で1000円。そんなもんかと思うかもしれないけど、ベトナムじゃすげぇ高い。
さぁ価格交渉の始まりだ。さていくらからスタートするか・・・あまり考えずにイ課長はこう言った。

「15万ドン(750円)にしてよ」

イ課長が提示したこの“対抗価格”をアナタはどう思いますか?
これは明らかにイ課長の甘さが出た。最低でも半額、コトによったら3分の1くらいから始めるべきだった。

一瞬の間をおいて「・・・・オーケー!!」と答えた彼女の表情は明らかには嬉しさを押し殺してたね(笑)。
「なーんてユルい金額で値切ってくる客だろ」と思ったのは間違いない。バッカでー、イ課長。

仕方ない。15万ドンで買ったよ。ちくしょー。こうなったら少しでもモトとるために写真とってやる。
うーむ・・び、美人じゃねぇか、くそ(笑)。
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ハノイには他にもナンさんや、正直堂店主もいた。風俗マッサージかと見まごうフォンさんの店もあった。
ナゾの麺屋のエンマおばさんCOM食堂のおばちゃん・・・買物や飲食等々でお金を使う機会すべてが
何かネタになるって感じだった。ある人からは正価を請求され、ある人からはぼったくられ、ある人とは
Facebook友達になった(笑)。楽しくてしょうがなかったよ。
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ハノイはイ課長にとって本当に好きな街になった。
ハノイについてはけっこう書いたけど、まだ書きたいことがあるから、もうちょっと書くと思うよ。
 
 


by tohoiwanya | 2015-01-26 00:02 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(8)