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2019年 07月 01日

スクンビット・ソイ33の廃墟タワー

以前にこういう記事を書いたことがある。

サパーン・タクシン駅近くの、サトーン・ユニークタワー、別名幽霊タワーは
たぶん今でもあって、相変わらずバンコクの都市型廃墟としては一番有名で、
相変わらず立ち入り禁止のはずだ。

だがしかし。
イ課長は発見してしまったんですねー、別の廃墟タワーを。
こっちの方はまだ全然知られてないはずだけど、場所はバンコクの中心地にある。
何せイ課長が泊ったホテルの隣なんだから。

昨年の旅行では、最初4泊したホイクワンのホテルは別として、それ以外の
バンコク宿泊は一昨年と同じホテルにした。場所はスクンビットのソイ33。
以前にホテル評価にも書いたことがあるここ

ここは客室内はおそらく全室禁煙。でも外の非常階段の各階踊り場に
灰皿があって、ここが喫煙スポットになってるようだ。イ課長も時々ここで吸った。
屋外非常階段だから、吸ってる間は隣のビルがよく見える。
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・・待てよ?この隣のビル、明らかに使われてないよな。どう見ても廃墟だよな。
すげー荒れ果ててるもんなぁ。
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何階建てだ?上を見て勘定しようとしたけど途中であきらめた。いずれにしても
相当な高層建築。ソイ33にこんな高層廃墟タワーがあったのかよ。
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だって場所はココだよ?向こうにはプロンポンの駅があり、高級百貨店エンポリアムや
エムクォーティエがある。バンコクで最も繁華な場所の一つだ。そこから徒歩5~6分の、
こんなイイ場所に廃墟タワーを放置プレイとは。なんてもったいない。
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これだけの土地だ。巨大ホテルでもオフィスビルでもコンドミニアムでも好きなように
建てられるだろうに・・しかし取り壊しの費用もバクダイにかかりそうだ。もしかすると
それがネックになって放置プレイされてるのか、あるいは複雑な権利関係のせいか・・・
その辺の事情は幽霊タワーと一緒で、よくわからん。

幽霊タワーと大きく違うのは、立ち入り禁止になってなさそうってことだ。
入口はソイ33に向かって大きく開いている。そこに路上ラーメン屋台が出てるけど、
そのワキを通れば簡単に行けちゃうよ。中に入れば、ぜったい階段があるはずで、
上の方に行くのも自由自在・・・これだけユルいのもどうかと思うが。
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もちろんイ課長は行かなかったけどね。
しかしこれだけ巨大な廃墟が、これだけ繁華街に近い所にあるとは驚きだ。

冒頭書いたように、バンコクの廃墟っていうのサトーン・ユニークタワーが
世界的に有名だけど、こういう「隠れた廃墟」はけっこうそこらじゅうにあるのかも。
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最後に一応、念のために書いておかねばならない。
この記事で、この廃墟を初めて知った人もいるでしょう。行ってみたい、あるいは
登ってみたいと思った人もいるかもしれない。行くのも登るのももちろん自由です。
と同時に、自己責任であることもお忘れなく。
(勝手に入ろうとすると、あのラーメン屋に制止されるという気もするが・・)
 
 


by tohoiwanya | 2019-07-01 00:07 | 2018.08 タイ旅行 | Comments(2)
2019年 06月 17日

スコータイ中央遺跡群を再びまわる

さて、いっぱい書いたスコータイ遺跡観光ネタもこれが最後。

南遺跡群を見終わったイ課長はふたたび青い稲妻号をコギコギして、堀に囲まれた
中央遺跡群に戻ってきた。ここは一昨日の夜、昨日の早朝と歩いて散歩してはいるけど、
広大だから見てない遺跡はいっぱいあるのだ。
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このワット・シー・サワイもその一つ。離れてるから散歩じゃここまで足を伸ばせなかった。
とうもろこし型のクメール風の塔があるってことは、時代としてはかなり古いのかも。
もっとも、コレは後世に修復されたっぽい。青シャツの観光客がジャマだ。
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不思議だったのはこの塔の装飾。
ほら、下の方はすごく精密なガルーダとかの彫り物がされてるのに、上に行くに従って
急速に手抜きになっている(笑)。これは元からこうだったのか?たぶんそうなんだろうな。
まさか「全部キチンと修復するのが面倒だったから」ってことはないよな?
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中央遺跡群は歴史公園として整備されてるから、「打ち捨てられた廃墟」的雰囲気は
ないけど、自転車で回ってるとホントに気持ちいい。ふらふらコイでると遺跡があり、
見学し、また次の遺跡を求めてフラフラとコぐって感じ。車は全然走ってない。
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再びワット・マハータートに行ってみる。夜とか明け方、誰もいない時に来たけど、
昼間のこの時間は観光客がワンサカいる。なるべく観光客を入れないようなアングルで
遺跡の写真を撮ろうとするけど、なかなか難しい。
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南遺跡群の「透明人間化した遊行仏」んところで会ったドイツ人家族と、ここでばったり再会。
例のテレ屋の男の子がイ課長を発見するや「お母さん、さっきのオジサンがいるよ!」って
走って知らせに行ったのがかわいかった。

このあたりはホントに、どこを向いても遺跡だらけって感じだ。これが遺跡ではなく
ちゃんと壁や屋根がある仏教寺院だったスコータイ王朝の頃(日本でいうと鎌倉時代頃)は
さぞかしすごい寺院密度の、壮大な都だったんだろうなぁ。
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あ、ラムカムヘーン王だ。
タイの歴史観によれば、このスコータイ王朝が「最初のタイ人の国」とされているようで、
それ以前はタイのタイ半は当時隆盛を誇ったクメール王国に支配される土地だった。
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ラムカムヘーン王はそのクメール人を駆逐して最初のタイの王朝を作った人というわけで、
大変尊敬されてて、チュラロンコン王など共に「タイ三大王」の一人とされる。
大学や通りの名前にもなってるし、タイの紙幣にも同じ銅像が印刷されてる。ほら。
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スコータイから発掘された「ラムカムヘーン大王碑文」っていう遺物があって、
そこにはスコータイ王国の楽園ぶりが「水に魚あり、田に稲あり」と記されている。
この碑文はラーマ4世による捏造説もあって、歴史的にはちょっとハテナマークが
つくんだけど、タイでは国語の教科書にも載るくらい有名。

イ課長にとってスコータイは「歴史公園に遺跡あり、食堂の天井にヤモリあり」かな(笑)。
ツアーで半日サッと回っただけのアユタヤ遺跡と違って、自分で自転車コイであちこち行き、
カンペーンペッ弾丸往復までやった。「スコータイ遺跡をたっぷり見た」という充実感は
極めて高い。青い稲妻号もご苦労だったな(笑)。
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いやー・・満喫させていただきました、スコータイ。
タイに行って、バンコクだけじゃつまんないから1~2泊どこかに遠出しようかな、と
お考えの方にはもう大お勧めですよ、スコータイ。
 
 


by tohoiwanya | 2019-06-17 00:23 | 2018.08 タイ旅行 | Comments(0)
2019年 06月 10日

スコータイ南遺跡群をまわる

さて、南遺跡群だ。
四角い堀に囲まれた中央部を突っ切り、南の堀を越え、青い稲妻号をコイでひたすら南下。
あーもうホントにのどかなタイの田舎って感じ。
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南遺跡群は北のアチャナ仏みたいな派手な見どころはないので省略する人も多い。
しかし、イ課長は観光リビドーが高まってるんだし、時間もあるんだし、ガンガン見るぜ。
まずワット・トンチャンというのに行ってみよう。

あ、ここか。看板がある。危うく見落とすとこだったぜ。
ってことは、ここを曲がればいいわけだな?
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細い田舎道をコイでいくと、お、ありました。うわー・・これは荒れた遺跡だねぇ。
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誰もいない荒廃した遺跡・・静かで、ムードたっぷりだ。
おお、これは仏像か。今やレンガしか残ってないが、それでもちゃんとアグラかいて
座った姿になってる。透明人間化した遊行仏もそうだけど、「もはやソレの原型は
全くとどめてないけど、でもソレとわかる遺跡」って、実にキブンだ。
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スコータイ遺跡はアユタヤよりさらに古いから、こういうブッ壊れた遺跡も多い。
しかしイ課長としては、カンボジアで見たベンメリア遺跡みたいで、こういう
廃墟ムードたっぷりの遺跡を見るとつい興奮する。あたりに誰もいないというのが
一層廃墟ムードを高めてくれる。

ここでも青い稲妻号の写真を撮ってやった。
観光客なんて誰一人見に来ない、静謐なワット・トンチャン遺跡を見たのは
オレと、オマエだけだもんな(笑)。
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さて次は・・ワット・チェトゥーポンか。地図だとワット・トンチャンのすぐ隣に
あるように描かれてる。

ってことは、あの道を行くんだな・・というわけでワキ道を入ってみたわけだが、
全然ソレらしきものがない。あるのはタイのひなびた農村風景ばっかり。
「ヘンなヤツが来たぞ」って感じでウシたちがイ課長をガン見(笑)。
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要するに道を間違えたわけ。でも、この時間違えて入っていったタイの田舎の静けさ、
のどかさ、風景の美しさはかなり印象深いものがある。途中、ジイさんと挨拶を交わした。
タイ北部の農村に生きる老人と東京に生きるサラリーマンの、たった一度だけの邂逅。
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相当奥まで入り込んで、どうやら道を間違えたらしいと悟って元の道に戻った。実際には
ワット・チェトゥーポンはもっとずーっと先。あの地図にだまされてはいけない。
しばらくコイでいくと、ほら、あるじゃん。
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ッ!!今やイ課長がすっかり惚れ込んでしまった、透明人間化した遊行仏が
ここにもあるではないか!!いやー・・これまた素敵。北遺跡群で見たやつに比べると
足とか腹部とか、それでもまだ残ってる部分が多い。
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イ課長はルーブル美術館の「サモトラケのニケ」がすごく好きなんだけど、こういう
「失われた遊行仏」にも通じるものがあるのかもしれん。あっちの場合は首と腕が
なくなり、こっちは首はもちろん身体全体が透明化している。そうやってニンゲンとしての
人格性が希薄化し、純粋な造形美(の片鱗)だけが残ってるってのが好きみたいだ。

遺跡に見とれてたら、男の子を連れた欧米人のファミリーから道を聞かれた。
中央部の遺跡はどっち?っていうからアッチですよ、って教えてあげたついでに
「どちらから?」って聞いたら「ドイツから」だって。男の子がイ課長のことジッと
見てるから「グーテンターク」ってドイツ語で挨拶したら、照れてた(笑)。

スコータイの南遺跡群といったら、上にご紹介した二つと、あと一つくらいしかない。
暑い中、わざわざ自転車コイで見にいくほどのことは・・という人もいるだろうけど、
観光バスで見物客がぞろぞろ集まる北遺跡群のアチャナ仏とは違う、静かでのどか~な
農村的雰囲気がすごくイイ感じだったよ。
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日帰りで、一日で急いで見て回らなきゃいけない場合はしょうがないだろうけど、
多少お時間に余裕のある方はぜひスコータイの南遺跡群まで足を伸ばしてみることを
お勧めしたいのである。ステキだよ?

ついでにエリアごとの入場チケット料金のことも触れておこう。
スコータイ遺跡はそのエリアごとにチケットと自転車乗り入れ代を払う必要がある。
①中央遺跡群はチケット100バーツ+自転車乗り入れ代10バーツ=110バーツ(380円くらい)
②北遺跡群も上に同じ。徒歩なら100バーツだけでいいわけだが、フツーの人は自転車使う。
③西遺跡は100バーツ。あそこはチケット売り場から先は徒歩だから自転車代なし。

④そして栄光の南遺跡群は・・・・・無料

ね?スコータイ南遺跡群はとってもステキなところなのですよ(笑)。

  


by tohoiwanya | 2019-06-10 00:07 | 2018.08 タイ旅行 | Comments(0)
2019年 06月 07日

スコータイ北遺跡群をまわる

さて、スコータイに戻ろう。
ワット・シー・チュムを後にし、イ課長は再び青い稲妻号にまたがった。
一番の人気スポットは見たわけだが、北遺跡群はワット・シー・チュムだけじゃない。
人もいないし、静かだし、もう少しこぎ回ろう。

この辺は自転車で走ってるとホントに気持ちがいい。
数少ない道路はほとんど車もバイクも走ってなくて、お?あれは?という遺跡を見かけたら
芝生の上を自転車を押して(自転車用の細い道がある場合もある)入っていくわけ。
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お?あれは?という遺跡があった。
特徴的なトウモロコシ型はクメール様式だ。この記事を書くので調べたら、この遺跡は
ワット・プラパーイ・ルアンって名前らしくて、クメール王国盛んなりし頃にカンボジアの
王様が建てたらしい。こんな北部までクメール王国の勢力は及んでたのかよ!!
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ってことはスコータイ空港にアンコール・ワットのミニチュアがあったのは全然関係ないって
わけでもなかったのか?・・とも考えられるわけだが、今は遺跡の話を続けよう(笑)。

おおお何てことだ、ここには首のない仏像がいっぱいある。
かつて見たアユタヤの遺跡を思い出させる光景だ。これもビルマのへいたいさん
持ってっちゃったんだろうか?しかしアユタヤとスコータイじゃ時代が違うが・・
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あっちにある、アレは何だろ?・・と思って行ってみると・・あ・・あッあッ!!
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な、な、なんて素敵。原型を全くとどめてないが、巨大な遊行仏ではないか。
破損が進み、胴体がほとんど消滅しちゃった遊行仏ってカンペーンペッでも見たけど、
スコータイにもあるんだ。これ個人的にすげーー好き。

この「向こうが透けて見える」的なところが何ともいえない雰囲気を出してる。
透明化した遊行仏。もはや実態を失ってカゲロウみたいになっても、そこにはちゃんと
仏の慈悲が残っているって感じで・・いやぁ・・これいいなぁ。

巨大仏があったワット・シー・チュムは観光バスが乗り付けるくらいの人気スポット。
一方こちらのワット・プラパーイ・ルアンはだれ一人見る人もいない静かな遺跡だけど
ここは良かったなぁ・・。
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ついでだ。遺跡をバックに、たった一人の同行者・青い稲妻号も撮ってやろう(笑)。
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さて、北遺跡群を堪能したところで、今度は南を攻めるか。
そのためにはこの四角い中央遺跡群を突っ切って、南まで行かなければならない。
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レンタル自転車屋がくれた上の地図だと、北や南の遺跡群はお堀のすぐキワみたいに
描いてあるけど、実際にはずーーっと離れてる。これにダマされてこのあとイ課長は
ちょっと道に迷ったりもするんだが、そのあたりは次回に。

 


by tohoiwanya | 2019-06-07 00:10 | 2018.08 タイ旅行 | Comments(0)
2019年 05月 29日

「スコータイの青い稲妻号」が走る

スコータイ3日目。夕方には飛行機乗ってバンコクに戻る日。
さぁ頑張ってスコータイのまだ見てない遺跡を見まくってやるぜ。
他の観光客が動きだす前に早々に貸自転車を借り、観光活動スタート。

昨日の「孤独な狼号」は長いハンドルでまことに扱いづらかったから、今日は
しっかり短いハンドルのやつを選択。車体は青。イ課長はさっそくコイツに
「ブルー サンダー オブ スコータイ:スコータイの青い稲妻号」という
電光のように走りそうな名前を与えることにした。
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ハンドルが短くてまことに乗りやすい。目指すは北の遺跡群。
この地図、前にも見せたけど、真ン中の四角い堀に囲まれた中央部以外に、
イ課長としては北、南、西を見たかった。昨日は西だけ見たわけで、今日はまず
北だ、北。ここは人気があるから観光客で混まないうちに行こう。
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しかし中央部を北に向かって走ってる間にも、そこココに遺跡が目白押し。そうなりゃ
誰だってちょっと眺める。うわー、立派な象のテラスを持った仏塔発見。象の保存状態も
けっこうキレイっぽい。青い稲妻号を停めて、見に行かずにはいられない。
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スコータイらしく、茶色いレンガの土台部分のたくさんの象。立派な仏塔だぁ。
せっかくだから象のテラスをバックに、青い稲妻号の記念写真を撮ってやろう。
身体の大きい人はこういうハンドルの短い自転車の方が断然コギやすい。
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うわーー、あっちにはまた立派な仏像が。つくづく、すごい遺跡密度だ。
まだ堀を越えてないのに、中央部で道草ばっかり食っちまう。
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こんな感じでフラフラ寄り道しながら、ようやく北の堀を超える。
この先に目指す北遺跡群があるわけだ。さぁ走れ、青い稲妻号。
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うわーー、のっそのっそと移動する牛の大群に遭遇。
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これが牛の大群を後ろからまとめている牛飼いのじいさん。
今や牛飼いもバイクでやる時代なんだ。へぇーー。
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横にはオクサンと思われるおばあさんが自転車で並走。
観光地・スコータイもお堀の外に出ると、ホントにのどかな田舎なんだなぁ。
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いかんいかん。牛でもないのに、道草ばかり食ってるではないか。
トットと、目指すワット・シー・チュムに行かねぇか!

はいはい。着きました。
主だった遺跡には大体こういう自転車置き場がある。
キーチェーンは自転車を借りると必ずくっついてるから、自転車を停める時は
こうやってキーチェーンをはめればいいのだ。
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ワット・シー・チュムにある仏像は、スコータイ遺跡の中でも非常に有名。
スコータイっていうと、必ずここの写真が出てくる。大きさもかなりデカくて
ここは絶対見逃せない。

うおおッ、見えました。お堂に向かって歩いていくと、壁の細長い切れ目から
仏像の顔がのぞくように設計・配置されてる。さぁ中に入るぞ。わくわく。
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しかし、ここに来る途中で見たものについてもいろいろ書いたから長くなってしまった。
スコータイを代表する巨大仏像の詳細は次回更新で詳しくご紹介することにする。
途中でいろいろ「おっ?」ってモノをイ課長に見せるから悪いのだ。文句があるなら、
象のテラスか牛飼いのじいさんに言ってほしい(笑)。

 


by tohoiwanya | 2019-05-29 00:10 | 2018.08 タイ旅行 | Comments(0)
2019年 05月 26日

「スコータイの孤独な狼号」が走る

さて、スコータイ遺跡観光の話に戻ろう。

一応これまでのあらすじを・・(笑)。
カンペーンペッ弾丸往復して遺跡観光を済ませ、拷問絶叫ソンテウで戻ってきて
その車中で出家者の触女人戒にからむ面白い経験をシタヨ、と、そこまで書いた。
最後の記事は5月3日。3週間たっちまった。ひどい。

ホテルでしばし休んだイ課長は再びクソ暑い外に出て、貸し自転車屋に行った。
今日の夕方までにさらに「もうひと観光」しようとしたわけ。この日のイ課長の
観光欲ときたら、スゴかったね。

スコータイ遺跡って四角いお堀に囲まれた部分に遺跡がゴッソリあり、さらに
堀の外、東西南北にも遺跡が分散している。イ課長としてはそのうち北・西・南は
見たいわけで、一番遠い西だけ今日のうちに見ておこうと思ったのだ。
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30バーツ(約100円)でグリーンの自転車を借りて西へ向かった。
な〜んにもない田舎道をコギながら、退屈だからこの自転車に何か勇壮な名前を
つけてやろうかと考えた(←バカ)。結局、「ロンリーウルフ オブ スコータイ:
スコータイの孤独な狼号」というグレイトな名前を与えることにしたのである。
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ところがこの孤独な狼号、すげー乗りづらい。長いハンドルが手前に伸びるタイプは
体格に全く合わん。ウチで毎日乗り慣れてる短いハンドルの(それなら腕が伸ばせる)
自転車を選ぶべきだった。貸し自転車屋のオバさんが「これ」っていうから、何も考えず
乗っちまったんだが、失敗したぜ。

そんな乗りづらい孤独な狼号に乗ってひたすら西へ。目指すワット・サパーン・ヒンまで
地図を見るとザッと3kmってとこかな。途中の道端にチケット売り場があって、そこから先は
自転車は乗り入れられないので500mほど歩くことになる。

とーころが、チケット買ってたらトツゼンものすげー雨が降ってきやがった。
おい、これから徒歩になろうって時にこの仕打ちか?オレ何か悪いことしたか?
しょうがないから木の下で雨宿りだ。大変なスコールで、道路にあたって跳ね返った
水しぶきで向こうがカスんで見える。参ったね・・。
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ようやく小降りになったから歩く。しばらく行くと看板発見。ここか。
この時はもう4時頃だったはずで、すこーしずつ夕方が近づいてきた。
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そこからはこの石段というか、石の坂道をひたすら登る。ワット・サパーン・ヒンの
ホトケさまはこの頂上にあるのだ。足場は悪いし、濡れてるし、気をつけんと。
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はぁはぁ・・やっと頂上。これこれ。これが見たかった。大きくて立派で、
スコータイ遺跡を代表する仏像の一つといえるだろう。
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スコータイ遺跡にある他の仏像は多少の差はあれ、ほとんどが経年劣化で変色してたり
傷んでたりするのに対し、この仏像は保存状態が大変いい。昔の写真を見ると
あちこち黒ずんでるから、比較的最近修復されたことは間違いない。
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ここからは眺めもいい・・っつうても、木しか見えんが(笑)。
さっきゼイゼイいいながら登ってきた石の坂道が道路まで続いてるのがわかる。
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これだけ見事な仏像があるワット・サパーン・ヒン。
だがここでは2007年に日本人女性観光客が殺されるという事件が起きている。
わざわざここまで来る観光客は少ないようで、イ課長が行った時はスコール直後で
夕方近くだったせいもあっただろうけど、文字通り人っ子一人いなかった。
 
この辺り、人気が少ないのは確かなようです。気をつけなきゃいけないのは
どこだって同じだけど、ここを見たいという方、特にご婦人は極力複数で、
真ッ昼間に行くようにしましょう。
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今日は早朝の遺跡散歩から始まってカンペーンペッ往復、そしてワット・サパーン・ヒン見学。
まことに充実していたが、さすがに疲れたぜ。しかし今日がんばったから、明日はけっこう
余裕をもって観光できるぞ。さて、再びコギづらい孤独な狼号にまたがって中心部に戻ろう。
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最後にスコータイの孤独な狼号の写真を撮ってやった(笑)。オマエとはな、今日限りだ。
明日は絶対、ハンドルの短い自転車借りるからな、まったくもう・・。

 


by tohoiwanya | 2019-05-26 22:42 | 2018.08 タイ旅行 | Comments(0)
2019年 04月 28日

カンペーンペッ超かけ足観光

スコータイと同じように、カンペーンペッも遺跡集積ゾーンは歴史公園として
整備されてる。でも花壇なんかが作られてるスコータイに比べてこちらはさほど
人の手を感じさせない。

公園は大きく二つに分かれてて、イ課長が来たのはまず北の方のエリア。
チケット売場でもらった地図を片手に北エリアをすごい速度で歩き回る。
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遺跡はもうそこらじゅうにあるよ。やはりレンガが多く使われてて、これなんか
土台部分がレンガだ。柱にはかつて塗られてたであろう漆喰がけっこう残ってるね。
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う?・・うわ・・うわあッ!・・・ななな、何て素敵!急いでるのに思わず足がとまる。
腰からヒザしか残ってないけど、これ遊行仏だよ。歩いてるポーズになってるもん。
後ろのレンガが見えて、化けそこなった透明人間みたいに見えるけど、それが逆に
すごい効果を生んでる・・と、少なくとも個人的には思う。すごくイイなーこれ。
古代遺跡・廃墟ムードたっぷりじゃん。しばし見とれる。
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こちらの立像は保存状態がいい。早朝にみたスコータイの立像と似てるね。
同じスコータイ様式なんだから当然といえば当然だが。
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こちらは「芯だけ」になっちゃった仏像。
ふーむ・・こうやってレンガでまずラフな人体像を作り、上から漆喰か何かで
細かい造形を施して仏像にしたんだと思われる。ラフとはいっても、キレイに
身体の曲面に合わせてレンガを積んでるよ。それとも積んだ後に削ったのかな?
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うわーこっちにはものすごく立派な象のテラスが。すごい。
カンペーンペッ歴史公園、北の方だけでも見どころ一杯じゃないか。
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早足で、汗ダクになりながら次々と遺跡をまわる。
北エリアのめぼしい遺跡を大体見終わったら(ここに紹介した以外にもたくさんある)
次は南エリアに移動だ。レンタサイクルがあるはずだが貸し自転車屋が見当たらん。
早足で歩くしかない。南エリアまで10分くらいだったかなぁ?超早足で、だが。

さぁ南エリアに来たぞ。ここにはカンペーンペッで一番見たかったものがある。
あっちの方にあるはずだ。さらに足は早まる。はぁはぁ・・汗ダクダク・・。
あッ!あれだ。あれが後ろ姿だ。早く前から見たいミタイ!
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じゃーーん。これですよこれ。これが見たかった。
座像二つの前に寝釈迦。こういう構成って他じゃ見たことない。おそらく
タイにおいても非常に珍しいんじゃないかなぁ?すごいホトケ密度。
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カンペーンペッに行こうかなぁと検討した時、この場所の写真をあちこちで見た。
「カンペーンペッといえばここ」ってくらい、有名なスポットなんだな。
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どの仏様も左右の眉がつながってる(笑)。ちょっとマンガチックというか、
のどかで素朴な仏像で、ぜひ実物を見たかったんだよ。ああ見られてよかった。
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三体仏像の実物をジックリ見て、達成感に浸りながら南エリア出口に向かって歩く。
その途中にも大きな仏塔とか、建物の土台とか、遺跡だらけ。
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いやー・・早足観光だったけど(記事もかけ足だったなー)、カンペーンペッ遺跡観光
ちゃんとできたじゃん、オレ。おんぼろソンテウでスコータイを出発した時はどうなるかと
思ったけど、こうして見たかったものを見られた。よかった。

しかし安心するのは早い。肝心のスコータイ遺跡の方はまだ中心部しか見てない。
明日の夜の飛行機でバンコクに戻るのに、見るべき場所はまだいっぱいあるのだ。
早いとこスコータイに戻って夕方まで観光せねば。ああ忙しい。

 


by tohoiwanya | 2019-04-28 23:46 | 2018.08 タイ旅行 | Comments(0)
2019年 04月 26日

突然気が変わってカンペーンペッに行くぞ

人間というのは気が変わりやすい生物である。

ホテルで朝飯を食い、再びスコータイ歴史公園まで来たイ課長は、そこに
スコータイ新市街行きと思われるソンテウが停車してるのを見た。すると発作的に
カンペーンペッに行っちゃおうか!」という衝動が湧いてきた。

前にも書いたように、カンペーンペッは行きたいと思ってたのだ。スコータイと一緒に
世界遺産に登録されてて、遺跡はいっぱいある。たしかスコータイから車で1時間くらい
だったような気が・・まだ朝だし、このソンテウで新市街に行き、バスか何かに乗り換えて、
カンペーンペッに行って、見学して、そんなに遅くならずに戻って来られるんじゃない?

まさに発作的衝動。これも観光気分が高揚したせいなのだろうか。往復の交通手段なんて
ロクに調べてない。大丈夫か?しかしイ課長はこの危険なギャンブルに賭ける気になった。
一度は行こうと検討し、結局あきらめたカンペーンペッ。大急ぎで行ってこよう!

そのためにはまずこのソンテウに乗って新市街まで移動しなければならない。
うおおおおお、何というボロさ。廃車にしか見えぬ。う、動くの?
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幸いソンテウは動いた(笑)。その代わり速度はおっそろしくノロい。
新市街のバスターミナルまで30分以上かかってしまい、着いたのが9時ちょい過ぎ。
ここで運よくカンペーンペッ行きソンテウをすぐ発見。よし乗り換えだ。9時半出発。
料金65バーツ(約200円)。ここまではまぁまぁ順調ではないか。
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乗ろうとすると、地元のジイさんが「なんだコイツ?」って感じのウロンな目つきで
イ課長を見る。ガイジンなんてめったに乗らないんだろうなぁ。
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家族連れも乗ってきた。この女の子がまた巨大ガイジン(イ課長)に興味シンシン。
お母さんにことわって写真を撮ろうとすると、本人大テレ。きゃはは。かわいい。
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さらに、何だかわからない穴の開いたダンボール箱がいくつも積まれる。
何これ?・・と思ったが途中でわかった。箱の中身が鳴いたからだ(笑)。
この中には生きたニワトリが入ってるんですねー。スコータイからニワトリと共に
向かうカンペーンペッ。明日がこうなるなんて、昨夜は夢にも思わなかったぜ。
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最初のソンテウと違ってスピードはけっこう出る。それはいいんだが、エンジンは
走行音っていうより、拷問される囚人の絶叫のような音を発し続ける。さらに箱の中の
ニワトリがしょっちゅう鳴く。そのたびにコドモたちが喜ぶ。実ににぎやか。

トラックの荷台改造車だからもちろんエアコンなんてない。
しかし60〜70km/hくらいで走るとすごく風が入って、けっこう涼しい。これは助かる。
だが、やがてこの風が問題になる。
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途中でだんだん人が降りて乗客が少なくなっても、箱詰めニワトリは何箱も残ってる。
ここで風が問題になるんだよ。ニワトリなんて軽いから、風で箱ごと動いちゃうの。
放っとくとそのまま道路に落下するから、乗客があわてて押さえる。しょうがないから
イ課長もひと箱“担当”し、足で押さえてあげた。いろいろ忙しいぜ。
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カンペーンペッまで1時間半くらいかかった。意外と遠いんだなぁ。乗る時ドライバーに
「歴史公園に行きたいのだ」って言ってあったから、公園入口で停まってくれた。
サンキュウ、ドライバー。最高にワケわかんなくて楽しいソンテウの旅だった。

無慈悲な衝動が命じるまま来たが、こうしてカンペーンペッ歴史公園まではどうにか着いた。
時刻は11時すぎ。スコータイに3時頃には帰りたいとすると、超高速・2時間くらいで
カンペーンペッの遺跡を見学しちまいたい。
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ニワトリと共に拷問絶叫ソンテウに揺られて1時間半。身体は疲れてたけど、
休んでる時間はない。ゆっくりしてられんのだ。さっそく150バーツ(約500円)の
チケットを買い、大股早足でカンペーンペッ歴史公園に突入していくイ課長なのであった。

 


by tohoiwanya | 2019-04-26 00:06 | 2018.08 タイ旅行 | Comments(2)
2019年 04月 24日

明け方のスコータイ歴史公園

スコータイ遺跡観光ネタを再開しよう。

夜のスコータイ遺跡散歩で観光気分が盛り上がったせいか、翌日、イ課長は
明け方のうちに目が覚めた。ま、海外ではよくあることだが。

となれば、さっそく明け方のスコータイ遺跡を散歩してみようではないか。
何せ観光気分盛り上がり状態のイ課長だから、アグレッシブなのである(笑)。
薄明るいスコータイ歴史公園に再び出撃だぜ。

きのうの夜来てるから、大まかな距離感・位置関係はわかってる。
とりあえず、もう一度ワット・マハータートに行ってみようじゃないの。

おおっ・・イイ感じ。
昨日はほとんどシルエットにしか見えなかった仏さま、こういう顔なのである。
露天状態で鎮座ましましてるから傷みが激しいけど、日本的仏教美術観だと
むしろこういう方が、これまで経てきた年月を感じさせるよね。
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こっちには立像が。これらの仏像、最初から「屋外用」だったわけではなく、
屋根のある普通のお寺に設置されてたんだろうと想像される。
おそらく屋根は木造だったはずで、風化しちゃったんだろうな。
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こっちの座像も古びた感じ。やっぱ遺跡っつうからにはこうじゃないと。
金ピカ仏を見慣れたタイで、こういう仏像を見ると新鮮だ。
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明るさが増してくると、そこらじゅうあちこちに遺跡があるのがわかってくる。
スコータイ遺跡は(アユタヤも基本的にそうだが)建築物はレンガ造が多い。
石で作るのが普通のクメール遺跡とはその辺が違うらしいのだ。
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うおっ。これこれ。たくさんある遺跡の一つだが、これが見たかった。
以前にある本でここの写真を見たことがあったんだよ。
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さっそくその本と同じアングルで撮ってみる。手前の池に柱や仏像が映り込み、
そこにピンクの蓮の花が咲いているという、実にフォトジェニックなアングル。
ううう・・観光気分がますます盛り上がるぜ。
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スコータイ様式で有名なのが「遊行仏(ゆぎょうぶつ)」、つまり歩くお釈迦様。
スコータイ独特の、非常に特徴的な仏様のイメージ。これはある遺跡の台座に
あったやつだけど、ほら、みんな拝みながら歩いてるでしょ。
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うおっと出ました。これ、これですよ。
スコータイ様式を体現した、優雅なお姿の遊行仏として有名。ということは、
世界で最も有名な遊行仏といえるのかもしれない。保存状態もいい。
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・・と、感心しながら写真撮ってると、ほら、そのまた奥にもまた遺跡が。
すごい遺跡密度だ。スコータイ遺跡の見どころは中央、東西南北と広いけど
この中央部にはホントにいっぱい遺跡がある。
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フと向こうを見れば立派な仏塔が、あっちを見れば立派な仏像が・・って感じで
いつまでたって散歩が終わらない。それどころか、どんどん奥地に誘われてしまう。
これは2011年、初めてルーブル美術館に行った時と同じ状態で、危険だ(笑)。

まだ観光客は誰もいないスコータイ歴史公園。たまに行き交うのはこの公園で
早朝勤務する人?くらいで、本当に静か。大きな池がいくつもある静かな公園が
薄ダイダイ色の朝焼けで明るくなっていくサマは美しかった。
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しかし、とりあえずホテルに戻って朝メシを食べましょう(笑)。
本格的な遺跡観光はこれから、これから。

 


by tohoiwanya | 2019-04-24 00:18 | 2018.08 タイ旅行 | Comments(0)
2019年 04月 15日

夜のスコータイ歴史公園

例の空港からスコータイの宿泊ホテルに着いたのは6時半頃だったと思う。
ホテルにチェックインして、部屋に荷物を置いたイ課長は休む間もなく、再び外出。
夕暮れの(というか、もう夜だが)スコータイ遺跡を見たかったのだ。
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スコータイ歴史公園のゲートには踏切遮断器みたいなのがあって、係員がいる。
「19時まで」という情報をガイドブックで見たような記憶があったので、通る時に
「もうおしまい」って言われるかと思ったけど、何も言われなかった。内心オドオド、
表向き悠々と係員に手を挙げて通ったら、彼もうなずき返す。こういうユルさが好き。

ここからは暗くなったスコータイ歴史公園を一人歩く。
ところどころに照明があるから助かる。
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まだ薄ぼんやりと遺跡が見えるよ。ふふ・・待ってろよ、明日になったら
オマエのことをジーーックリ見てやるから。
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とりあえず、最も中心的な遺跡のワット・マハータートに向かう。こっちのはずだ。
この時間だと暗くて、案内板があるのかどうかも、よくわからんが、とにかく歩く。
夕方とはいえ、歩いてるとすぐに汗がにじんでくる蒸し暑さ。

おおーーーあれか・・・。
写真だとほぼ真っ黒なシルエットだけど、この時、実際には仏像なんかのお顔が
まだかすかに見えた。神秘的だったねーーー。
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タイの仏教遺跡っていうと、2013年に見たアユタヤ遺跡以来だ。時代的にいうと
スコータイの方がアユタヤよりちょっと時代が古い。

夕暮れの遺跡なんてあんまり見る機会ないけど、歴史公園に近い旧市街に泊まった者の
特権やな。かろうじて識別できている仏像のお顔もすぐ見えなくなるだろう。
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この時、イ課長はなんだか急に嬉しくなってきた。興奮してきたと言ってもいい。
これまでの4日間はダッカ・キャンセルによって急に生じたバンコク滞在だったから
「多少は勝手知ったる街で、まだ行ってない場所、ドコ行こう?」的な、言い換えれば
「考えながらの観光活動」だった。しかしスコータイでは違うのだ。

イ課長は遺跡を見たい観光客で、その自分が今こうして初めてスコータイに来た。
明日からは強い遺跡観光欲求を持った観光客としてひたすら遺跡観光するだけ。
考える必要はないのだ。行動すればいいのだ。
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だもんで、さぁ明日からがんばって遺跡観光するぞーーって気分がモーレツに
湧いてきたワケよ。「明日はどこ行こうかな」っていうバンコク滞在時とは観光の気構えが
違うわけで、ひたすらシンプルに遺跡を見まくればいいという、そのことが嬉しかった。

スコータイ遺跡の中心部は「スコータイ歴史公園」としてキレイに整備されている。
夜間ライトアップされることもあるらしいけど、闇に沈もうとしている仏像というのも
また神秘的なものだった。もしスコータイに行かれたら、夕暮れの歴史公園を散歩するのが
お勧め・・・と言いたいところだけど、この時間になるともう観光客はほとんどいない。
ご婦人一人での散歩はおやめくださいね。

 


by tohoiwanya | 2019-04-15 00:06 | 2018.08 タイ旅行 | Comments(0)