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2015年 12月 12日

アンコール・ワット【第一回廊】

西参道でまず感動したら、いよいよアンコール・ワットの内部に入っていくぞ。
おそらくガイドさんは第一回廊壁面に彫られた素晴らしいレリーフへとアナタを誘うはずだ。

前回使ったDrexel大学の図をもう一度見ていただきたい。
画像下の方の西門を越え、今われわれは中央の四角に囲まれたアンコール・ワットのヘリに
さしかかったわけで、第一回廊とはこの外側の四角のことなのである。
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事前にガイドブックには目を通してたけど、正直言ってイ課長はここに来るまで
「第一回廊のレリーフ」にはほとんど注目してなかった。アンコール・ワットといやぁ、やっぱ
石で作られた建物そのものがスゴいわけで、壁の彫りモノなんて大体どこの遺跡にもあるじゃん
・・と、まぁその程度の認識だったのである。

ところがこれが素晴らしい。
この第一回廊はグルッと一周すると760mあるらしいから正方形と考えれば一辺は190mだ。
真ん中に出入り口があって、回廊一辺が真ん中で左右95mずつに分けられてることになる。
その左右の壁面にそれぞれ違うテーマのレリーフがあるわけよ。1辺に二つあるわけだから
第一回廊全部グルッと回れば八つの異なるレリーフを目にすることになる。

西側回廊の真ん中から入って、ガイドさんはたぶん右折するはずだ。
そこにはラーマーヤナの壮大な戦闘シーンのレリーフがある。これを見てイ課長は驚いた。
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ううううわ、何だか知らんがこれはすごい。
ガイドブックの小さな写真見ただけじゃ想像もしなかったけど、ものすごいスケール。
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歩兵・騎兵・馬車等々、まさに両軍入り乱れての激闘が95mにおよぶ壮大な巨大レリーフ絵巻に
なってるわけだから圧倒的スケールだ。こんなにスゴいものだったのかよ!
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長さのスケールもすごいし、レリーフ自体の精巧さも大したもんだ。
ラーマーヤナって主人公軍団にサル軍団が味方してワルモノ軍団と戦う(らしい)んだけど、
密集戦の中をヨロイを着たサル兵士が飛ぶように走り回ってる姿とか、すごい躍動感がある。

しかしこんなモンで驚いていてはいけない。
西回廊の右半分を見るとカドを曲がって次は南回廊の左半分。そこは別名「王の歴史回廊」とも
言われてて、アンコール・ワットを建てたスールヤヴァルマン2世って王様の治世の様子が
彫られてる。これがスールヤヴァルマン2世で、お釈迦様の姿で描かれてる。現人神さまなのだ。
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さらに中央の出入り口を通って南回廊の右半分にいくとそこは「天国と地獄」だ。
古代歴史叙事詩(ラーマーヤナ)、現代史(当時の王様の様子)、宗教画(天国と地獄)と、
回廊のカドを曲がったり、出入り口を通り過ぎるたびに新しいレリーフ絵巻が繰り広げられる。
第一回廊のことを「あたかも劇場」って書いた本があったけど、まさにそんな感じだ。
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「事前に写真で見た程度」で、ロクに予習もせずに第一回廊のレリーフ大絵巻を見たイ課長は
最初驚き、だんだん興奮し、そのうちカンドウし始めた。個々の造形は素朴で、ある意味マンガ的に
様式化されてるんだけど、それらが自由奔放かつ高密度な構図で配置されてて、圧倒的な
ボリューム感がある。まさに圧巻の出来。こんなに素晴らしかったんだ。
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で、ちょうどこの辺でデジカメのバッテリー様が昇天あそばされたのである(笑)。
すでに午前中のタ・プロム遺跡とアンコール・トムで散々撮りまくったからなぁ。

本当にもうこの時は切歯扼腕というか、オノレのバカさ加減を深く呪った。
その時は知らなかったけど、実は第一回廊最大の見どころはさらにカドを曲がった東回廊の
左半分にあるんだよ。その直前でバッテリー切れとは神は何と残酷なのだ。

当然、この先の写真はない。ないけどイ課長は書くぞ書いてやろうじゃねぇか。
続きは次回だくぬやろう。

 

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by tohoiwanya | 2015-12-12 00:05 | 2014.09 ベト・カン・タイ旅行 | Comments(4)
2015年 12月 10日

アンコール・ワット【西参道】

イ課長がシェムリアップ到着翌日に参加した遺跡見学ツアー、メニューはこういう順番だった。

参加者の宿泊ホテルに順ぐりお迎え。
          ↓
①最初にタ・プロム遺跡見学
          ↓
②次にアンコール・トム遺跡見学
          ↓
③いったんシェムリアップ市街に戻って昼食
          ↓
④お待ちかねアンコール・ワット遺跡見学
          ↓
⑤プノン・バケン遺跡で夕日鑑賞
          ↓
お土産物屋に立ち寄り、宿泊ホテルに順ぐりに送ってもらって終了

しかしこのブログでは最後に近い④アンコール・ワットからご紹介していこう。
一番有名だし、写真が少ない(もしくは全くない)見学先を早めに書いてしまいたいのである(笑)。

さぁそういうわけでアンコール・ワットだ。
イ課長が過去行ったタージ・マハルとかアルハンブラ宮殿みたいな世界的超有名観光スポットと並んで
アンコール・ワットはまさに「世界の観光地」と言うにふさわしい。実際に行ってつくづくそう思った。

写真やテレビでなら誰でも見たことはある。しかし実際行ってみると確かに「うはーこりゃすげぇ」と
うなるしかないような素晴らしさ。「地雷を踏んだらサヨウナラ」で有名なカメラマン、一ノ瀬泰造さんは
アンコール・ワット見たさ、撮りたさに突き動かされるまま内戦下で治安の悪いシェムリアップに行き、
その地でクメール・ルージュによって殺害された。

上から見たアンコール・ワットはこんな感じでほぼ正方形。豊かに水をたたえる掘に周囲を囲まれてて
見学者は必ず西側の参道から入っていく(下の図では手前から奥に向かって進む形)。
(下図はDrexel大学のサイトから拝借)
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画像で一番下真ん中あたり描かれてる西参道からアンコール・ワットを見るとこんな感じ。
この時はそこまで気が回らなかったけど、今改めてこの写真を見ると、ここってものすごく視覚効果を考えて
作られてるんだなぁと思う。
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上の写真に見えている正面の建物はアンコール・ワットの西門であって有名な中央の祠堂ではない。
祠堂はもっと奥にあって、もっと大きいんだけど、重要なのはこの位置からだと奥の巨大な祠堂が
西門に隠れて見えないことだ。逆に言うと奥にある祠堂は手間にある西門からほとんどはみだしてない。
この西門の塔、元はもっと高かったと推定される(上が崩れてるっぽい)から、昔は今以上に
門の向こうが見えなかったはずで、訪問者はまずこの巨大な門に見とれることになる。
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「うわーすげぇ門」と思いながら門に近づき、その威容を見上げる。誰だってそうするだろう。
ところがだ、巨大な門をくぐってその先を見ると、そこには西門よりさらに壮大かつ荘厳な
祠堂が視界にとびこんできて訪問者はさらにぶったまげることになる。そういう風に「見え方」を
計算して作ってるはずで、すごい演出効果だと思うよ。
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アンコール・ワットの向こうからのぼる朝日鑑賞ツアーっていうのも定番だけど(参加しなかったが)
昼間であればアンコール・ワット見学は午後っていうツアーが多いはずだ。午前中だと逆光になるけど
太陽が西に回った午後なら太陽を背にして撮れるからね。
うーむやっぱ実物ならではの存在感&重量感。そして実物ならではの観光客の多さ(笑)。
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ちなみに、アンコール・ワットを見学する時は個人であれ団体であれ、現地ガイドを同行することが
必要らしい。そういうところはアウシュビッツなんかと同様で、一人で気ままにブラブラ見るわけには
いかないらしい。イ課長が参加した日本人混載ツアーを担当したガイド氏は日本語がすごく上手で、
なかなか楽しい若者だった。
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さて、それじゃいよいよ世界の観光地アンコール・ワットの中に入っていくぞ。
とりあえず次回は、その高度な芸術性で訪問者を魅了してやまない第一回廊のレリーフあたりから
ご紹介しましょうかね。

 
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by tohoiwanya | 2015-12-10 00:13 | 2014.09 ベト・カン・タイ旅行 | Comments(0)
2015年 12月 08日

アンコール遺跡群を見るということ

さーて、そろそろカンボジアのアンコール遺跡群見学について書き始めるとするか。
あそこに行ってからすでに1年3か月くらい経過してるもんな。さすがにそろそろ書かんとイカン。
2014年東南アジア旅行の、観光という点ではまさにクライマックスといっていいアンコール遺跡見学。

しかしアンコール遺跡群を見るというのがどういうことか詳しくご存じない方、つまりカンボジアに行く前の
イ課長と同程度の知識しか持ってない方のために、最初にちょっと説明しておきたいのだ。
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アンコール・ワットといやぁカンボジアが誇る「世界の観光地」。誰でも知ってる。
イ課長もカンボジアに行ったらアンコール・ワットは当然見たいと思っていた。シェムリアップから出る
アンコール・ワット見学のオプショナルツアーなんてワンサとあるに違いない。

ところが遺跡見学オプショナルツアーを研究しはじめるにつれて、イ課長は混乱し始めた。
なぜなら、いろーんな遺跡を対象にした、いろーんなツアーがものすごくたくさんあるからだ。
遺跡ってこんなにあるの?アンコール・ワット見たらめでたしめでたしってワケじゃないの?

たとえば大体のツアーでアンコール・ワットと一緒に回ることになるのがアンコール・トム遺跡。
あーアンコール・トムっていうのは聞き覚えがあるよ。アンコール・ワットと一緒に行くってことは
きっと両者は近くにあるんだろう。じゃ、主なものはこの二つなのかって?とんでもない。
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ツアーの見学コースにはバイヨンとか象のテラスとかっていうのも含まれてる。何それ?
(これは広大なアンコール・トムの中にある構造物で、それだけで小さな遺跡ひとつ分の規模がある)。
タ・プロム遺跡とかプノン・バケンで夕日鑑賞っていうのもツアーに入ってる。聞いたことないなー、ナニそれ?
その他にもバンテアイ・スレイだのクバル・スピアンだのベンメリアだの聞いたこともない遺跡をまわるツアーが
どっさりある。一体ドレを見るべきなの?ドレがドウすごいの?

そもそも世界遺産登録名称が「アンコール遺跡」。アンコール・ワット以外にも見るべき遺跡は
周囲にヤマほどあるんだよ。一方遺跡に関するイ課長の知識はゴミほどしかない。それでもとにかく
どのオプショナルツアーに申し込むかは決めないといけない。
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これは重要なことだから、これからカンボジアに行く人のために強調しておきたい。

アンコール遺跡群を全部見るなんてことは普通の人には絶対不可能と言っていい。
見学コースがぜーんぶ決まってるツアーとかでない限り、アンコール遺跡群の「ドレを見たいか」選択する
作業が必要になるわけだ。これは言い換えると「どの遺跡を断念するか」を決める作業でもある。
「アレとコレとソレを見る」以上、他はあきらめなければならない。何せシェムリアップに比較的近い
遺跡や見どころだけでもこれだけあるんだから(画像はWikipedia)。
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加えて、入場チケット問題も重要。
世界遺産になってるアンコール遺跡群を見るには、一種の共通入場券みたいなものを買う。
これ一枚買えば、この範囲にある遺跡ならどこでも入れますってヤツ(何と購入者顔写真つき)。
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これが高いんだよ。1日券で20$、3日券40$、一週間券で60$だもん。カンボジア物価で60$って、
日本でいえば軽く1万円とか2万円レベルのチケットって感じだと思う。さらに悪いことにチケットは
上の3種類しかないから、二日間とか四日間だけ遺跡見学しようなんて日程はコスト効率が悪いのだ。

イ課長もこの点は考慮した。3泊するとはいえ、3日券買っても3日目はムダになる日程だったからね。
それだったら・・というわけで、1日券しか買わず、二日目は共通入場券対象エリアからはずれた、遠くの
ヨサゲな遺跡を見ることにしたのである。こんな具合に、自分の興味や意欲だけじゃなく日程とかお金とか、
様々な要素も考えつつ、ドコを見てドコをあきらめるか決めないといけないのだ。

こうして多くの遺跡を断念した末に実現したアンコール遺跡群見学。
どうだった?と聞かれれば、そりゃーもう素晴らしかったと答えるよ。こんな神秘的な遺跡の数々を
こんなにたくさん、こんなに濃密に見学できる場所が世界で他にあるんだろうか?と思う。
そういう意味じゃ今回あきらめた多くの遺跡もいずれはぜひ見たい、また行きたい。
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そんな神秘と感動に包まれたアンコール遺跡群見学。
たぁ~っぷりご紹介していこうと思うのである。
デジカメのバッテリーが切れる前に見た遺跡については写真もたっぷりあるからね(笑)。
 
 

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by tohoiwanya | 2015-12-08 00:02 | 2014.09 ベト・カン・タイ旅行 | Comments(2)
2014年 12月 05日

バンコクの廃墟の池を鯉の群れが泳ぐ

さて、気を取り直してブログを書こう。
書き手が気分的にお疲れ気味だから(明日も母の事故状況調査?同席のため病院に行くのだ)、
この際うーーーーんと変テコリンなネタを投入してくれようじゃねぇか。

まずこの記事を読んで欲しい。

今日の変テコリンな標題はこのことだったのである。
要するにショッピングモールが火事で焼け、天井のない廃墟となった→天井がないから雨水がたまる→
そこに大量のボウフラ+蚊が発生→ボウフラを食わせるために鯉を放してみた→この鯉が大繁殖しちまった→
廃墟ビルの池の中に鯉の大群が生息するという、あり得べからざる光景が現出・・・

・・と、そういうことらしい。

とにかく写真を見るとあまりにも異様な光景。異様すぎて、ほとんど幻想的ですらある。
このニュースを知ったのは9月の東南アジア旅行直前。こうなるとイ課長のモノズキ魂に火がつく。
スゴいじゃんここ。中に入って見られるのかな??ちょっと行ってみたいな・・・
(写真はhuffingtonpostから拝借)
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この廃墟、元はNew World っていうショッピングセンターだったらしいけど住所不明。
一体バンコクのどこにあるのか?記事に書かれた断片的手がかりを元に必死の捜索を続け、ようやく
「おそらくここ」という場所を絞り込んだ。こういうことになると異常に熱心になるのは相変わらずなのだ。

バンコク到着の翌日、北バスターミナルに行く用事があったから、その帰りに路線バスで行ってみることにした。
「この辺に行きたい」って言ったらバスターミナルの親切な職員が何番のバスに乗れって教えてくれた。

で、「その辺」とおぼしきあたりでバスを降りてみた。
イ課長の事前調査ではその廃墟ビルは十字路に面したカドに建っているはず。しかしこの辺りの建物、
どれもボロくて多かれ少なかれ廃墟っぽいんですが・・(笑)。しかし問題のビルは相当大きいはずで・・・
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あ、これだ。たぶんこれだよ。いかにも巨大廃墟というたたずまい。
バンコクの、チャイナタウンの奥の方といえばいいのかな・・有名なカオサン通りなんかと割と近い。
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まぁ常識的に考えれば立ち入り禁止だろうとは思ったけど、ちょっと中を覗けないかなぁ?と思って
シャッターのあたりに近づくと、やせたオッサンがいた。ダメもとで「中に入れるの?」ってジェスチャーで
聞いたら、このオッサン、「あっち、あっち」と向こう側を指さす。あっちに入口があんの?マジ?

しょうがないから廃墟ビルに沿ってソッチに歩いてみた。露店がたくさん並んでるだけで入口らしきものはない。
廃墟ビルを四辺形として、「あっち」と教えられた角から一辺を歩いたけどサッパリわからん。
次の二辺めはさらにゴチャゴチャしてますますわからない。
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仕方ないんで露店のオッサンにまた聞いてみると「もっとあっち、あっち」って指さす。ヘンだなぁ?
三辺めもキョロキョロしながら歩いたけど、廃墟ビルの隣のビルしか見えないんだよなー。

そこらの露店にいたオバサンにもう一度聞いてみた「このビル、中に入れるの?」
すると答えは「フォービドゥン(禁止されてる)」え?やっぱそうなの?まぁそりゃそうだよなぁ。

結局、四辺形の建物をグルリと一周して元のカドに戻ってきた。
中に入れないなら、せめてどこかスキマから写真くらい撮れないかな?

何せ廃墟だから、あちこち錆びついてたり、板でふさいだりしてあって、多少スキマがある。
そんなスキマに顔を押し付けてみると・・おお、確かに中に水がたまってるのが見える!
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屋根が壊れてるだけあって、水面の日があたってるところ、日陰のところの明るさの差がすごい。
ヒナタの部分に水面に白っぽいものがホノ見えるけど、あれが鯉かなぁ?

もっと近づけないかなー?おっ?何やら扉がある。
よし、この柵を乗り越えてあの扉を開けてみようか・・・なんてことを実行しなくて良かった。
この板があるのは地面ではない。水面に浮いてるのだ(笑)。慌てて飛び降りてたらエラいことになってた。
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うーん・・中に入れないのは残念だが、まぁこんな廃墟が立ち入り自由のわけないもんな。
この「廃墟の鯉」のニュース、イ課長が知ったのは英語サイトだったんだけど、撮影者は
当然特別の許可を得て撮影させてもらったんだろう。
(ちなみに、鯉のことを英語でKoi と表記するってことをその記事で初めて知った)


・・・と、思っていた。少なくともこの記事を書くまでは。

しかし、今回、この「廃墟の鯉」に関する日本語の記事を読んだら、どうもコッソリ中に入れる
秘密ルートを地元の人が勝手にこしらえたみたいなことが書いてあるではないか。
(写真もhuffingtonpostのサイトから拝借。写真右のミドリのところが秘密の入口らしいんだよ)
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えーーー実は中に入れたのぉ? 
確かに、廃墟ビルをぐるり一周した時こんな感じのところも通ったような気はする。
しかし事前に知らなきゃわかりっこないよー。もしここから入れるとしたら、見学料とか取るのかな??

地元の人は時々廃墟の池にいる鯉やナマズを釣っちゃぁ食ってるなんて話もあるくらいだから(笑)、
中に入れる抜け道があることは間違いなさそうだ。よし、廃墟の場所はちゃんと覚えてるから、
次回バンコクに行ったら今度こそ中に侵入して・・・

・・なんてこと、品行方正なイ課長ブログは書きません。
ここは立ち入り禁止の廃墟ですよ?中に入ってはイカン。アナタがこの記事を読んで「その気」になって、
廃墟の中に入ってケガしたり、水に落ちて鯉に食われたりしてもイ課長は知りませんよ。
 
ちなみに、このビルを見に行ったってことを現地でマッサージしてもらいながらスーさんに話したら、
「たくさん魚がいるビル?」って言ってたから、地元バンコクじゃかなり有名な廃墟なんだと思われる。
しかし世界のモノズキが集まる「バンコク裏名所」とはいえ、いずれは取り壊される運命にあるんだろう。

取り壊されないうちにアナタもぜひ・・・なんてこと、品行方正なイ課長ブログは決して書きません(笑)。


 
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by tohoiwanya | 2014-12-05 00:01 | 2014.09 ベト・カン・タイ旅行 | Comments(4)
2014年 08月 18日

ゾウに乗ったイ課長

さて、ちょいと間があいてしまったが、アユタヤ半日観光の最終回。

イ課長が申し込んだアユタヤ半日ツアーには「象乗り体験」というのが含まれていた。
観光用のゾウが飼われてる「ゾウ園」みたいなのがあって、そこで乗るのである。

正直言って、特に乗りたくはなかった(笑)。
しかしツアーのメニューである以上、連れていかれる。
 
うわぁ、ホントにゾウだらけだよ。どうしよう。
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ゾウ乗りのコースには三つあって、ツアー料金に組み込まれているのは一番短いコースのみ。
追加料金を払えばもっと長いコースを乗れるらしい。

そんなに乗りたくないイ課長はそのまま一番短いコースを選択。従って追加料金なし。
しかしイ課長以外の二人は追加料金を払ってもっと長いコースにしてた。貴重な経験なんだから
積極的に取り組もうというその姿勢は評価されるべきで、イ課長って消極的。

いよいよ乗る。ゾウの背中は高いから、階段のある「ゾウ乗り台」みたいなところまで昇って、
そこからエイヤと乗るのである。前にはゾウ使いが必ず同乗する。

はい、これがゾウの上から見た世界です。ゾウ使いの背中、ゾウの耳の裏側も見えるね。
写真右手前に映ってるのがイ課長の右足、さらに手前の黒いものがイ課長のカバンなのである。
歩いてる動物の背中に乗るわけだから、当然のことながら席はゆらりん、ゆらりん、と揺れる。
人によってはこの揺れで「ゾウ酔い」する人もいるらしい。
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ゾウに乗ったまま道路に出る。うーーーん異様だ。高さ的には二階建てバスの上階くらいかな。
しかし乗ってるのはバスではなくゾウ。実にヘンな気分で落ち着かない。
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やがて池の向こうに遺跡の塔が見えてきた。おお、実に美しい。
しかしゾウの背中に乗ってると思うとゆったり風景を鑑賞という気分にもなりづらい。
何せ、さっきも言ったようにゆっくりと、しかしけっこうな振幅で揺れるからね。
写真撮るのだってラクじゃないのだ。
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イ課長の前にいたゾウ使いがこっちを向いて、おまえのカメラを貸せという。
で、彼がイ課長を撮ってくれた。もう少し楽しそうな顔したらどうなのだ(笑)。
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このあと彼は「チップ、チップ」とチップを要求してきた。
「え?さっきチップ渡すなって看板があったよ?」って日本語で答えたら、
何となく意味がわかったのか、彼もあきらめた。
乗る前にゾウ園で「チップはあげないでください」って看板があったのを見てたんだよ。
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しかし、後で見たら「ゾウ使いにカメラは渡さないでください」という記述もあった。あらら。
確かに、揺れるゾウの上でカメラを渡そうとすると落とす危険性がある。ゾウの上から落とせば
確実にカメラは崩壊する。その責任はとれませんよっていうことなんだろうな。

幸い、イ課長のカメラは落っことされることなく返ってきたけど、本来はイケナイことだったんだよ。
ゾウ使いにカメラを渡すという禁を犯し、写真を撮ってもらいながら、チップはあげなかったイ課長。
まさに外道。鬼畜の所行。あーごめんなさい。この場を借りて謝ります。

なおもゾウは進む。こんな遺跡も現れた。この辺はアユタヤ歴史公園として整備されてるから
こういう風景はいたるところにあるんだろうな。視線の高さと電線の高さがほぼ同じ。
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はぁ、ようやくゾウ園に戻ってきた。いやー実に希有な経験をさせていただきました。
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こういう話を読むと「ゾウがかわいそう」と思う方もいるだろう。
ダメーさん(仮名)もその辺を意識してか、ゾウ園の由来についてくわしく説明してくれた。
実はこのゾウ園はゾウの保護のために作られたそうで、昔エサもなくてヘロヘロになってたゾウを
集めて保護施設を作り、こういう観光収入を施設運営費にあてているらしい。
このアユタヤのゾウ乗り。日本の秋篠宮ご一家も乗ったようで、こんな写真も貼ってあった。
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あとの二人が長いコースを選択したから、イ課長が一番早く戻ってくることになって、
ゾウ園の待合室でダメーさんと二人で話をする機会があった。
このダメーさん、バンコクのどこか(チュラロンコンだったかなー?)大学で政治を学んだ人で、
特に日本語を勉強したわけでもないのに日本語がこんなに上手。優秀なんだなぁ。

バンコクに戻る道路はちょっと渋滞で遅くなったけど、それでも昼すぎには戻れた。
最後にイ課長以外の三人のツアーメンバーの後ろ姿を載せておこう。
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日傘をさした、スラリとした女性がガイドのダメーさん(仮名)、その後ろの女性と左の紳士、
そしてこの写真を撮ったイ課長という四人で行ったアユタヤ半日観光だったのでありました。
楽しゅうございました。

 


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by tohoiwanya | 2014-08-18 00:02 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(4)
2014年 08月 11日

アユタヤ遺跡めぐり-廃墟編-

アユタヤ遺跡観光っつうたら、現役のお寺も重要だが、廃墟観光をはずしては語れぬ。

前に書いたように廃墟系のアユタヤ仏教遺跡はまず例外なくビルマ軍によって破壊されたものだ。
ただ、見てて胸がつまるのは、そういう破壊された仏像はほぼ例外なく首をチョン切られてるんだよ。
熱心な仏教徒ってわけじゃない普通の日本人でも、この光景に接すると「うわ何てことだコレは」と思う。
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ご存知のようにビルマもタイと同じような仏教国だ。本来なら仏像破壊なんてもっての他のはず。
実のところビルマ軍はタイの仏像を破壊するのが目的じゃなく、持ち帰ろうとしたらしいんだな。
日本語ガイドのダメーさん(仮名)がその辺のいきさつを説明してくれた。彼女はビルマ軍のことを言うとき、
必ず「ビルマのへいたいさん」という日本語を使った。


ビルマのへいたいさんは、タイの仏像をもちかえろうとしました。でもぜんぶ船につむと
重すぎて船がしずんでしまいます。そこで、ビルマのへいたいさんは仏像のあたまだけきりとって、
それを船につんで持ち帰りました。そのあとビルマのへいたいさんはお寺をこわして焼きました


要するに、同じ仏教国であったがゆえに、ビルマのへいたいさんはタイの仏教グッズを略奪しようと
したわけで、話のニュアンスからは仏教文化や仏教美術という点で当時ビルマよりタイの方が
進んでいたことが伺える。自国のものよりダサければビルマのへいたいさんも欲しがらないはずだもんな。
この時奪われたアユタヤ朝時代の仏像の首って、今でもミャンマーに残ってるんだろうか?
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現在は廃墟のワット・プラシーサンペットにはアユタヤ朝時代の三人の王のお墓=巨大仏塔がある。
アユタヤ観光では外せないスポットだ。しかしこの周囲には頭をチョン切られた仏像の胴体だけが
そこらじゅうに今も置かれている。
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中にはこんな風にチョン切られた仏の生首がころがったまま、なんていう悲しい風景もある。
しかしまぁこれも歴史の真実を今に残す遺跡なのだ。ここは世界遺産にもなってるし、勝手に
片付けるわけにもいかないんだろうな。
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このワット・プラシーサンペットは仏塔も立派だけど、周囲に残る草むした遺跡がまた
ムードたっぷりで、何となく「天空の城ラピュタ」を思い出してしまう。
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ここでもやっぱりイヌはダラーッ。
タイにいる間、ダラーッとしたイヌはヤマほど見たけど(というか、シャンとしたイヌなんて皆無だった)、
そういうイヌを最も高頻度で見かけたのがアユタヤ遺跡だったと思う。とにかくそこらじゅうで寝てる。
アユタヤ遺跡はイヌダラ天国でもあるのだ。
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そんなイヌダラの・・いやアユタヤの廃墟系遺跡の中の白眉といえばココだろう。
ワット・マハータート。ここにある仏の首こそ、アユタヤに来て見逃してはならないものだと思う。
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これ、正確な形成プロセスはよくわかってないようだ。
おそらくビルマ軍によってチョン切られた仏の生首が偶然木の根元にころがって、木の成長につれて
根っこに取り込まれながらだんだん上の方に出てきた・・んじゃないのかなぁ?
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愚かなる人間どもの蛮行をすべて許すかのような、穏やかなお顔の仏の首。
その首を、木の根が、まるで両手で慈しむように包んであげている光景は実に感動的なもので
おそらくアユタヤ遺跡で最も有名な遺物じゃないかな。
 
というわけで、アユタヤ遺跡めぐりの廃墟編でした。
おお、今回は実に要領よく一つの記事にまとめたぞ。どんなもんだい。

ただアユタヤでは遺跡めぐり以外にもう一つだけ書くべきことが残ってるのだ。
次回、アユタヤの最終回としてそれを書かせていただこう。


 
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by tohoiwanya | 2014-08-11 00:02 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(2)
2014年 08月 07日

アユタヤ遺跡めぐり-非廃墟編2-

非廃墟編だけで続きものになってしまったお詫びに、粛々と更新するのである。
というか、大体はもうすでに書き終えてたんだけどね。

ワット・ヤイチャンモンコンと並ぶ、アユタヤ遺跡群におけるもう一つの非廃墟、現役の仏教施設、
それは(はい音読しましょう)ウィハーン・プラモンコンボーピットだ。
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ここには巨大な大仏殿があり、中に巨大な金の大仏が安置されている。
それだけでも重要な施設なんだけど、後で調べたらココってビルマの寄付で建てられたものなんだってね。
再三にわたって侵略・破壊を繰り返し、アユタヤ朝を滅亡に追いやったともいえるビルマが、後になって
こんな施設を寄付したわけだ。なかなか美しい話ではないか。

さっそく中に入っ・・・うおおおっ、もういきなりコレです。金色です。デカいです。
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実になんというか・・・親しみやすいお顔というか、クラスに一人はこんな顔のヤツいたよね。
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イ課長はこの後、年末にバンコク行ったときも例の黄金仏とか、それ以外にも金色のホトケ様をいっぱい見た。
見た結果として思うんだけど、タイの仏教施設に求められるものはやっぱり日本のお寺のソレとは全然違うのだ。
とにかくまず見た目のインパクト。サイズは小より大、素材は木や銅よりだんぜん金。
見る者をして「うおっ」と思わせるものがないとダメなんだよ。一種の「スペクタクル仏教」とでもいうか。
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ウィハーン・プラモンコンボーピット(音読した?)の巨大ゴールデンブッダはそりゃもう見た目のインパクトは
十分だからね。インパクトが強けりゃ有り難い。だからこうして参拝者は絶えないわけだ。同じ色のシャツを着た
人たちが多いけど、たぶん地方からアユタヤに来る参拝ツアーみたいなもんなんじゃないかと思う。
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寺の内部は巨大黄金仏をグルリと一周して見られるようになってるからイ課長も一周してみた。
うーむ・・こうやって背中から黄金の仏像を見るというのも初めてだと思うが、なかなか異様だ。
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小さな女の子がいた。お母さんは参拝ツアーの一員で、一緒に来たんだろうな。この子にとっては
巨大な黄金仏と同じくらい、巨大なガイジン(つまりイ課長)に興味シンシンだったようで、
イ課長の歩く方、歩く方に何となくついて回ってくる。5才くらいかな。かわいいね。
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こっちもニッコリ笑顔を返したりしてサービスしてるうちに仲良くなったので、記念の一枚。
まさかアユタヤの金の大仏殿で小さな女の子をナンパすることになるたぁ思わなかったぜ。
この後、このコのお母さんのカメラで母娘の記念写真を撮ってあげたりして、なごやかな日タイ交流が
なされたのでありました。
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というわけで、ホントは前回記事と一緒にするつもりだったんだけど、長くなったので分けた「非廃墟編」の
その2というわけでした。この後、いよいよ「廃墟編」があるわけだけど、そっちはなんとか一つの記事に
まとめるように努力しますですハイ。


 
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by tohoiwanya | 2014-08-07 09:54 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(2)
2014年 08月 06日

アユタヤ遺跡めぐり-非廃墟編-

アユタヤって地名であると同時に昔の王朝の名前でもある。
かつてアユタヤ王朝があった場所が現在のアユタヤ。要するにアユタヤって昔のタイの首都だったわけ。
バンコクがタイの首都になったのはその後なのだ。京都と東京の関係にやや近い。
ただ、京都と決定的に違うのはアユタヤが隣国のビルマ軍によって破壊され、放棄された首都だということだ。

アユタヤ復興をあきらめたタイ王は首都をバンコクに移し、これはチャクリー王朝となって現在も続く。
ミュージカル映画「王様と私」に出てきたユル・ブリンナーはチャクリー王朝のラーマ4世なんだけど
そういやあの映画でもタイ王家の子供たちがビルマをバカにする場面があったなぁ。
(ちなみに、タイでは「王様と私」ってずっと上映禁止なんだってね。初めて知った)

だからアユタヤの遺跡はビルマの侵略によって破壊された傷跡がすごい。ある意味、それで有名だともいえる。
しかしすべてが廃墟ってわけでもなくて、現在も使われてる(あるいはその後建てられた)ものもある。
イ課長が参加した半日ツアーはおおまかに「非廃墟」2カ所、「廃墟」2カ所を見学したんだけど
とりあえず今日は「非廃墟」の方をご紹介する(本日の標題はそういうことだったのだ)。

最初に行ったのは(はい音読しましょう)ワット・ヤイチャンモンコンというお寺なのである。
同じ仏教文化っつうても、日本じゃまず見られない真っ白い寝釈迦に巨大な仏塔。うーむ、東南アジアだ。
17年前に出張でバンコクに来たとき観光なんて全然できなかったから、こういう「タイ的仏教風景」を
ナマで見るのは生まれて初めてだよ。ああイ課長はいま遠くタイにこそ来にけれ(←係り結びの法則)。
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「車のところに○分後に集合」だったから、イ課長を含めて3人いた日本人客はバラバラ散って見学する。
とりあえず真ん中にある一番デカい仏塔に近づいてみよう。仏塔の周囲にはズラーーーッと
黄色い袈裟を着た石仏群が並んでいる。黄色ってタイ仏教的に高貴な色なんだろうな。
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こっちにもズラーーッ。
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犬はダラーーーッ。
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仏塔の上の方に登ってみると視界はこんな感じ。南国の緑が美しい。
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非廃墟といっても、よく見るとこのお寺にも破壊の後が見える。おそらく一度ビルマ軍に破壊されたけど
新しく仏像群もセットしなおして、部分的に建て直したんだろうな。
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本堂みたいなところには新しい祭壇とか陳列物もあって、現在も使われてることは明らかだ。
こうしてタイの人が実際にお参りしてるし。
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これはガイドのダメーさん(仮名)が「ぜひ見てほしい」とご推奨だった高僧の蝋人形(だと思う)。
ものすごくリアルに作られてて、いまにもムクッと起き上がりそう。
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こんなものもある。金の大仏・・なのかなぁ?イ課長には金の布袋さまにしか見えんが。しかもケース両脇の
二匹のブタさんはナニ?意味不明である。
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こんなのもあった。なぜここにドラえもんが大量にお供えされているのか、やはり意味不明である。
日本で水子地蔵に子供用のオモチャとかお供えすることあるけど、そういうことなのか??
イ課長の頭から巨大なハテナマークが一つ、二つと浮かんではアユタヤの空に消えていく・・・。
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うう、非廃墟を一つの記事でまとめようと思ったが、(音読しましょう)ワット・ヤイチャンモンコンだけで
けっこう長くなってしまったし、写真もかなり多くなった。
もう一つの非廃墟は次回にまわす。すまぬ。


 

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by tohoiwanya | 2014-08-06 00:02 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(2)
2014年 08月 04日

アユタヤに行ってみよう

さてだ。
昨年の東南アジア旅行はベトナムに関しては街歩き中に拾った小ネタがヤマほどあるのに対し
タイではいわゆる大ネタがいくつかある。もうあの旅行から1年2ヶ月が経過してるんだから(笑)
そろそろ大ネタのひとつに着手しよう。まぁ続き物になるだろうな、当然。

その大ネタとはアユタヤ半日観光なのである。実にオーソドックスな、これぞ観光ネタといえる
観光ネタだ。これは事前に現地オプショナルツアーに申し込んでおいたのである。
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アユタヤはバンコクから車で1時間くらいかな。バンコク発オプショナルツアーの観光地としては
王道といえる場所で、一日ツアーとかもあるけどイ課長は早朝に出て昼に戻る半日ツアーにした。
暑い中、丸一日となると疲れるし、夜は夜であちこち行きたい場所もあったからね。

その代わり朝は早い。ホテルピックアップは6時半。6時に早起きしてロビーで迎えを待った。
オプショナルツアーのピックアップっていうと、どうしてもクラクフでのトラウマがあるから、
「ちゃんと来るんだろうな?」という疑念をぬぐい去ることができない。

ホテルロビーのソファに座り、ジッと入り口を見守るイ課長。
6時25分になっても、28分になっても迎えはこない。おい大丈夫かよ。ヤバい雰囲気じゃないか?
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6時半ぴったりに紙片を持ったオッサンがロビーに入ってきてキョロキョロしてる。
あれが迎えか?しかしこのオッサン、イ課長を見ても全く反応しない。ってことは彼が探してるのは
女性とか家族連れとか、そういう人であって、イ課長を迎えにきたわけじゃないのか?

さらに数分がすぎる。依然として迎えはこない。オッサンは依然として誰かを探している。
イ課長を迎えにきたんじゃないのかなぁ?6時半もまわってるし、とりあえずこのオッサンに確認しよう。
彼のところに行って手に持った紙片を見せてもらったら、そこに書かれていたのは・・・



  ・・・イ課長の名前じゃねぇか


そりゃね、いくら年齢や顔まではわからないとしても、キミは日本人男性一人を迎えに行くために
このホテルに来たんだろ?そこのロビーに日本人男性が一人で座ってるんだぞ?声をかけるとか、
名前の書かれた紙片をこっちに向けるとか、何かすべきことがあるだろう。

そのオッサン、車の中で言い訳してた。
「日本人はみんな小さい。お前はデカいから日本人だと思わなかった
う・・・、まぁ確かにイ課長は日本人的というよりは、どちらかというと巨神兵的かもしれんがね・・・。

あのままイ課長がこのオッサンに声かけずにジッと待ってたら、どうなってたんだろうと思うよね。
クラクフといい、バンコクといい、オプショナルツアーのピックアップってどうも危なっかしいよなー。

まぁいい。結論からいえばちゃんと迎えの車に乗れたんだからヨシとしよう。
車はそのまま、BTSで数駅離れた距離にある高級ホテルに向かう。ホテルピックアップのない人は
直接この高級ホテルに集まるというシステムだったのである。

ここで車を大型のバンに乗り換える。
中にはすでに日本人の男性一人、女性一人がおり、イ課長で3人目。そこにタイ人の女性ガイドが加わり
総勢4人でアユタヤに向けて出発することになったのである。

この女性ガイド、日本語の語感的には面白い名前の人で、自分でもそのことをネタにして自己紹介
してくれたんだけど忘れてしまった。まぁここでは仮にダメーさんとしておこう。
(日本語的にはこんな感じの意味になる面白い名前の人だったんだよ。しかし忘れてしまったのだ)

このダメーさん、ストレートロングヘアーの美人で、日本語もすごく上手。
車中で今日の半日ツアーの予定とか、アユタヤの歴史に関していろいろレクチャーしてくれた。しかし
昨夜ハノイから到着して今朝はいきなりの早起きだったイ課長、ここでつい居眠りしてしまったのだ。
失礼にもほどがある。あとでダメーさんから恨まれて、ひたすら謝った(笑)。
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というわけで、すでに現地到着前からかなりトホホな展開だが、次回以降はちゃんとマジメに
アユタヤの歴史や遺跡について、書いていこうと思うのである。


 

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by tohoiwanya | 2014-08-04 00:17 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(0)