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2018年 01月 25日

ヤンゴン中央駅というところ

汲めども尽きぬヤンゴンネタ。

前にも書いたように、雨が多そうだったのでヤンゴンには一泊しかしなかった。
ヤンゴン行ったらやってみたいなぁと思ってたけど、滞在日数を減らしたカンケイで
あきらめたこともある。その代表がヤンゴンで鉄道に乗ることだ。
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ミャンマーには鉄道網がソコソコ整備されてる。旧式で速度もノロいが一応あるのだ。
イ課長は夜行バス使ったけど、バガンまで鉄道で行くことだってできる。

これって英国統治の名残りなのかな?インドやバングラデシュも国内主要都市を結ぶ鉄道路線が
けっこうあるし、世界遺産に登録されてるムンバイのチャトラパティ・シヴァージ駅なんて
名前からして間違いなく英国植民地時代に作られたはず(旧駅名はビクトリア駅だった)。
同じ英国植民地だったミャンマーも英国統治時代に鉄道整備されたんじゃないかな。

フランス植民地だったカンボジアやラオスが鉄道不毛の地に近いことを考えると、両国の
植民地経営コンセプトの違いなのかもしれん。

・・・なんて、まぁそんなことはどうでもいい。
とにかく古いながらも鉄道網が一応は整備されたミャンマー、主要都市間の路線はもちろん、
首都ヤンゴンには環状線というのもあるのだ。これに乗ってみたかったんだよねー。
ダイヤなんかも事前にいろいろ研究した。

十分予想されるように環状線を走る電車の数はあまり多くない。ヤンゴン中央駅から出るのは
1時間にせいぜい2~3本。しかも一周にかかる所要時間が約3時間ときた。ヤンゴン環状鉄道を
周回しようと思ったら十分時間を確保する必要がある。

環状線には途中に「駅が市場になってる」なんて駅もあるらしい。み、見たい。
しかしそこまで行って、降りて、次の電車で戻ってこようとしたらさらに時間がかかる。
うーん・・やっぱ「到着した翌日には夜行バス」っていう1泊2日間じゃ厳しいか・・。
というわけで、ヤンゴン鉄道体験はスッパリあきらめた。

しかし駅を見るくらいはいいだろ?というわけでヤンゴン中央駅に行ってみた。
海外に行くとマイルド鉄っちゃんになるイ課長、あきらめが非常に悪い(笑)。
事前に写真で見るとすごく立派そうだったヤンゴン中央駅。実際も確かに立派だ。
ただし「使用感」があんまりなくて・・・なーんか廃墟じみてるぜ?
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なんだい?これ。一応首都の中央駅だろ?現役だろ?なんだってこんなにサビレてんの?
人なんて誰もいないぞ。大丈夫かヲイ。やる気あんのか中央駅。

ヤンゴン中央駅のワキには道路橋が通ってる。この道路橋の歩道から駅のホームに階段が通じてて、
駅利用者の多くはさっきの廃墟駅舎じゃなく、この階段の方を利用してるようだ。なるほど。
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「ってことはホームまでは誰でも降りられるのか?写真だけ撮りに行けるか?」と思ったけど、
たぶんダメ。ちゃんと途中に係員が座ったデスクがあって、おそらくあれが切符販売所および
「切符のねぇやつぁ、こっから先には行けねぇぜ」という関所ではないかと思われる。

しょうがないから道路橋の上から線路やホームを眺める。
海外の鉄道や駅を眺めるのって好きなんだよ。フランフルト中央駅みたいな大ターミナル駅も、
東南アジアの、こうやって犬がウダウダしてるような駅も、それぞれ味わい深い。
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うわすげぇ〜〜線路が雑草の中にフェードアウトしてる(笑)。写真の上部1/3だけ見れば
単なる原っぱにしか見えん。
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あの奥に停まってる電車だって、周囲がここまで草だらけになっちゃ身動きとれないのでは?
線路だか原っぱだかわかんない場所に放置された意味不明の車両。廃車か?
先進国の駅構内じゃお目にかかれない光景だ。
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てな感じで嬉々として写真を撮ってると、向こうから汽笛が聞こえてきた。
お?列車が来るのか?見たい見たい(←ガキ)。さっそく移動して先頭車両を正面から。
これ、何となく日本で使われてた中古車両じゃないかって気がするなぁ。
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もうちょっとワキに移動して列車全体を見てみよう。
おおお、けっこう長い編成じゃん。しかも車体にはミャンマービアの全面広告。へぇーー。
これだけ見ると開発途上国のオンボロ列車って感じには見えないぞ。やるじゃん、ミャンマー。
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ずーーっと列車を見送って、最後尾のところでもう一枚パチリ。
窓やドアが開けっ放しだから冷房なしの車両なんだね。ああいいなー。イ課長もこんな風に
のんびり座って景色を眺めながら環状線一周したかった・・。
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こうやって、道路橋の歩道から線路や列車の写真撮ってるじゃん?
やたらに外人フレンドリーなミャンマー人。そういう時でもイ課長に声かけてくるんだよ。
「キミと駅とを一緒に撮ってあげようか?」みたいな感じで。

イ課長としてはテメェのバカ面入りの鉄道写真なんて欲しくないから(笑)遠慮したけど、
ミャンマー人のフレンドリーさ加減にはここでも感心したイ課長なのでした。

 

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by tohoiwanya | 2018-01-25 00:02 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(2)
2017年 10月 10日

コーフ城への道のり その1

ミャンマーからバンコクに話が飛んだと思ったら、今度はいきなり英国ネタ。
さすがに自分でもいかがなものかと思うけど、昨年の英国銀婚旅行で重要なネタが一つ残ってる。
いつまでも残しておけんから書く。一応前回記事とは「廃墟つながり」ということで・・・(笑)。

話は旅行前、トホ妻がある本で、英国の某廃墟に関する記述を読んだところから始まる。
ソコは「廃墟の中の廃墟」と言われるほどの、英国を代表する廃墟。まさにキング・オブ・廃墟。
廃墟好きのトホ妻はたちまち魅了され、「行きたい」と言い出した。今回の銀婚旅行は基本的に
ヤツの好み優先。たちまち交通手段検討から時刻表調べ、切符予約作業等々が全てイ課長の肩に。
何て献身的な夫。結婚生活が25年もったのはひとえに・・まぁそんなことはどうでもいい。

その「廃墟の中の廃墟」とはコーフ城というところなのである。

甲府城じゃありませんよ?コーフ城。コー・・だから甲府城じゃねぇっつってんだろッ!
漢字じゃなくカタカナで言えってぇの!(ムリ)

ここ、何でも征服王ウィリアムの頃に作られた城だそうで、今は完全なる廃墟。ただその廃墟っぷりが
あまりにも素敵すぎて、現在では英国ナショナルトラストが管理する立派な観光地になった。
写真を見ると確かに廃墟ムードたっぷりで良さそうなんだよ。
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調べてみると英国のドーセット州というところにあるようで、一応ロンドンから日帰りはできそうだ。
ロンドンから鉄道で2時間。乗るのは切符予約時に大トラブルをぶっコイてくれた南西鉄道。
南西鉄道でプールって駅まで行き、そこからさらにバスで約50分。ただしバスの便数は少ない。
メチャクチャ難しいわけでもないが、ラクでもない道のりってとこか。

コーフ城への行き方について詳しく書いたものなんて少ないから、ここでは詳しく書くぞ。
結局ロンドンからの往路のタイムスケジュールはこうなったのである。
08:35ロンドン・ウォータールー駅発 ⇒南西鉄道 ⇒ 10:36プール駅着
11:30プール駅発 ⇒ブリーザーバス ⇒ 12:19コーフ城着

バス待ちだナンだかんだで片道4時間近くかかる。
最初にコーフ城への行き方を調べた時、「プールからバスに乗って○○分」と書かれたものを読んで
どっかの市民プール前のバス停から乗るんだと勘違いし、「どこの町のプール?!」と思って
アセッたバカは私です。プールっていう地名なの。イギリス南岸、ポーツマスなんかと近い。
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というわけで2016年6月20日の月曜日、大廃墟観光のスタートはおなじみウォータールー駅。 
恨み重なるクソバカ鉄道会社・南西鉄道だからこそというべきか、乗車ン時もひどかったよー?
なかなか改札口がオープンしねぇで、発車ギリギリにようやくゲートオープン。
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当然改札口にはアセッた乗客が殺到だ。そこを何とか通り抜けて自分の乗るべき車両に向かって
歩いてる途中でもう発車のベル。ヲイこんなのアリか。改札開始から発車まで短すぎるってば!
最後に改札口を抜けた乗客が足の弱ったお年寄りだったら絶対乗り遅れてる。なんたるヒドさ。
南西鉄道社員は全員英国陸軍の射撃訓練の的となって、国家に奉仕して死ね。
(あれは鉄道会社じゃなく、駅側の運営のマズさだろうとは思うが)
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アホダラ南西鉄道だからさらに故障して遅延して脱線転覆事故起こして・・ということはなく、
一応ほぼ定刻通りにプールに到着。見てよこの景色。ドンヨリと曇る空、そぼ降る雨。
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何なのこの風景。まさに灰色の港町。「何て魅力なさそうなトコだろう」と思ったよ(笑)。
ま、行くのはコーフ城なわけでプールの町自体に用はないのだが。
 
だがここからコーフ城までの道のりはまだまだ長い。ここからバスでさらに50分。
当然、話は次回に続くのである。

 

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by tohoiwanya | 2017-10-10 23:36 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2017年 07月 18日

グリニッジに行ってみよう

土曜の夕方にロンドンに到着し、
 日曜はコッツウォルズの日
  月曜は大廃墟観光の日(まだ書いてない)
   火曜はカンタベリーの日+ロイヤル・オペラ
    水曜は大聖堂の日
     木曜はストーン・ヘンジの日+ロイヤル・フェスティバルホール

・・・と、主なスケジュールではこんな具合だった英国銀婚旅行。
土曜の昼には帰国便に乗るわけだから、金曜は実質的にロンドン滞在最終日ってことになる。
その金曜日が一体「何の日」だったのかというと、「夜の観劇以外は何も決まってない日」だったのである。

さすがにねぇ、全部の日のスケジュールをびっしり事前に決めちゃうと息苦しい気がするじゃん?
長距離移動が必要ならともかく、ロンドン市内観光なら何も予約しなくても大丈夫だろうというわけで、
金曜日は一種の予備日として空白スケジュールになってた。

とはいえ、イ課長には腹案があった。
金曜はグリニッジに行こうかな、と思ってたのだ。
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グリニッジといえばグリニッジ天文台であり、子午線であり、東経と西経の境い目なわけだけど、
それだけじゃなく、なかなか風光明媚な公園やら、古い建物やら、巨大帆船やら、それなりに
いろいろ見るべきものはありそうだった。それにグリニッジ往復で乗る交通機関や徒歩経路も
ちょっと面白そうだったんだよね。

で、イ課長は金曜は「グリニッジの日」ということにした。
トホ妻は「ビクトリア・アルバート博物館の日」にすることも考えてたみたいなんだけど、前に書いたように
視力が衰えて盲導犬・イ課長と別行動は不安があったのか(笑)、一緒についてきた。

グリニッジまで、往路はドックランズ・ライト・レイルウェイというのに乗ることにした。
愚かなるイ課長は最初「犬が走る」=Dog Runs って変な路線名だなぁと思ったけど、
造船所なんかにあるDockのことなんだな。人間ドックのドックと同じ。

通常はDLRと略される。ライト・レイルウェイってくらいだから普通の鉄道じゃなくて、
東京でいうと「ゆりかもめ」や日暮里舎人ライナーに近い。もちろん初めて乗る。

このDLR、「●●と○○を結ぶ」みたいな単純な路線じゃなくて、やたらあちこち広がってる。
とりあえず路線図の左端っこにあるBANKってとこまで普通の地下鉄で行き、そこでDLRに乗り換え、
グリニッジに行こうってわけだけど、ある理由があって降りるのは川の手前の駅と決めていた。
(グリニッジはテムズ川の向こう岸、サウス・バンクにある)
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で、まずBANK駅だ。DLRは地下鉄よりさらに深いところにあるようで、けっこう下に降りたと思う。
やがてDLRがやってきたけど、見た目はゆりかもめっつうより普通の地下鉄と同じに見える。
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BANKを出た時は地下だったけど、やがて地上の高架路線を走る。
さっきまでいた金融街シティのガーキンだとかウォーキー・トーキー・ビルが見える。
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車内はこんな感じ。確かに普通の地下鉄に比べると少~し車幅がせまいか?
でも東京のゆりかもめとか日暮里舎人ライナーなんかよりは大型車両に思えるけどなぁ。
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で、着きました。グリニッジを川向うに望むIsland Gardens 駅。さっきまで高架だったけど
ここでDLRはテムズ川の下をくぐって渡るためにまた地下鉄になり、地上には駅舎しかない。
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川向こうには例の「子午線上の発電所」が見える(この時はそんなこと気づいてなかったが)。
さて、我々もテムズ川を超えて向こう岸に行くわけだが、その手段は徒歩なのである。
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橋を渡る?ノンノン。なぜかここにはトンネルが川の下を通ってるのである。
テムズ川の下をくぐる歩行者専用トンネルだよ?これは通ってみたいじゃん?(←モノズキ)
地図を見てトンネルを発見した瞬間、手前の駅で降りてトンネルを徒歩横断しようと決めた。

さすがテムズ川の下をくぐるだけあって、けっこう深いトンネルのようだ。エレベーターがある。
階段もあるけど、ひとつこの自転車ニイチャンと一緒にエレベータでトンネルに降りてみるか。
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これからトンネルをじっくりご覧に入れたいところだが、長くなったから
無慈悲に次回に続くのである。別にもったいぶるほどのトンネルじゃないんだが(笑)。

 

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by tohoiwanya | 2017-07-18 00:05 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2017年 06月 30日

英国ナショナル・レールの予約変更問題

ひさーーしぶりに英国鉄道問題について考えてみようではないか。
え?もう聞きたくない?まぁそう言わないで・・・。
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仮にアナタが英国の鉄道を使ってロンドンからどこかに日帰り旅行したいとする。
英国鉄道切符のネット予約に問題は多いが、あなたが運のいい人で往復の切符を
スムーズにネット予約し、現地で発券もできたとする

さてだ。
切符予約時はまだ日本にいるわけで、現地での観光活動がどの程度時間がかかるのか
よくわからん。そういう時は誰だって少し時間に余裕をもたせて帰りの列車を予約するよな。
イ課長もそうした。現地でアセるのはいやだからね。

しかし幸いなことに現地では道にも迷わずトラブルもなく、目的の観光物件もシッカリ見て
順調に駅に戻ってくることができた・・・となると余裕をもたせた分、帰りの列車まで時間が
けっこう余る。英国ではこういうことが何度か発生した。

カフェあたりでヒマつぶしてればいいんだろうけど、もし予約した列車より1本か2本早い
ロンドン行きがあるなら、それに乗って早くロンドンに戻っておきたい。ここで予約変更問題が
持ちあがってくるわけだ。

予約した列車の変更は可能なのか?イ課長はそれを実際に英国で試してみたわけだが、
結果がどうだったかというと・・

 ①カンタベリー往復の時のSOUTHEAST TRAINS
  ⇒その切符のまま、同区間・同料金の別の列車に乗り、テキトウな席に座って問題なし

 ②プール往復の時のSOUTHWEST TRAINS(これはまだ書いてない)
  ⇒その切符のまま、同区間・同料金の別の列車に乗り、テキトウな席に座って問題なし

 ③イーリーやピーターバラ行った時のThameslink(でも乗った列車は大北部鉄道)
  ⇒その切符は予約した列車以外使えない。1本前の列車?それなら別に切符買わなあかんで。

てな具合で、予約変更の可否は鉄道会社による差が大きいことがわかった。
①②がOKだったから、イーリーから1本早い列車に乗る時も問題ないんだろうと思ったんだけど
念のため、乗車前に駅員に確認したのは正解だった。もし乗っちまった後に検札に遭ったら
たぶん二人分の別の切符代を請求されただろう。

旅行者にとっちゃネット予約した切符の変更ができるかどうかは気になる部分だ。
それが鉄道会社によって対応が違うとなると困る。統一してくんねぇかなぁ。
え?切符に書いてなかったのかって?そんな細かいこと(しかも英語)、読んでましぇん。
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予約通りの列車に乗らなきゃダメと言われたら、待つしかない。
ピーターバラに行く列車を一つ見送って、イーリー駅のホームにあるカフェでお茶を飲んだ。
雨があがったのだけは幸いだった。

「カンタベリーん時は早い列車でもOKだったのになぁ・・」なんて思いながらホームを
歩いてたらこんな看板が。平均的な人間は一日に10回は笑うんだって。今日そんなに笑ったかな?
わかりましたよ笑いますよ。あーーっははは、英国ナショナル・レールは最高だぁ。
・・・・・・けっ。
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何度もいうけど、ネット予約した切符の変更問題は鉄道を使う旅行者にとっちゃ無視できない。
フランスとかベルギーあたりじゃテキトウな列車を予約しても、それはいわば「乗車券」だから
同じ区間の異なる時刻の列車に平気で乗ってたような記憶があるんだけどなぁ。
もちろんTGVみたいな高速特急列車の場合は別だけど。

ひょっとすると座席指定の有無で予約変更の可否が決まるのかな?
でもイーリーからピーターバラまでなんて長くもない乗車区間だし、
座席指定なんてしなかったと思うのだが・・・。

ちなみに、ピーターバラからロンドンに戻る時も予約列車の変更はできなかった。
やっぱテームズリンク(ないし大北部鉄道)はダメなんだと思われる。ピーターバラの駅じゃ
待合室のベンチでぼんやり待った(しかもこの時は到着遅延しやがった、ばかたれ)。
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南東鉄道と南西鉄道は同区間の1〜2本早い列車に乗れたけど、これだって常にそうなのか?
たとえば予約したのと別の日付だったらどうなのか?となるとよくわからない。ましてや、
今回の旅行で乗ってない他の鉄道会社はどうなのかもサッパリわからない。

英国は鉄道網が発達してて、鉄道の旅がしやすいし快適だ(除、切符のネット予約)。
しかしいっぱいある鉄道会社ごとに予約変更の規定は違うようだから、これから
ナショナル・レールの切符をネット予約しようなんて方は、その辺ご留意下さい。
 
 

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by tohoiwanya | 2017-06-30 00:16 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2017年 06月 04日

大聖堂の日

去年の英国銀婚旅行では曜日ごとに“その日の観光テーマ”が決まってることが多かった。
日曜は「コッツウォルズ観光の日」、火曜は「カンタベリー観光の日」みたいにね。

そういう感じの日程になることは海外旅行ではよくあるけど、英国旅行の時は到着翌日の
日曜(コッツウォルズの日)から木曜(ストーンヘンジの日)まで連日そういう感じだった。
だから月曜も火曜も水曜も「何かの日」だったんだよ。ちなみに、まだ書いてない月曜日は
「廃墟の日」で、水曜が本日標題の「大聖堂の日」だったのである。

カンタベリー以外にもう一日、どこかに英国ゴシック教会を見に行きたいというのはイ課長が
希望したことで、どうせトホ妻は他のトコに行きたがるだろうから、水曜は別行動になると
思ってたんだけど、トホ妻も同行すると言い出したので二人で行った。
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問題はどの大聖堂を見に行くかだ。ロンドンから日帰り可能範囲に限っても有名な大聖堂は
いっぱいある。せっかく「大聖堂の日」なんだから、ここはイッキに2か所くらい見たい。
そうなると「その大聖堂の見たさ加減」「ロンドンからの移動距離」だけじゃなく、二つの町の間の
移動時間も考慮せねばならず、ドコとドコに行くか、かなり迷った。

結果として決まったのは以下の通り。

①まずロンドンからイーリーの町に行き、かの有名なイーリー大聖堂を見学
②イーリーからピーターバラに移動し、かの有名なピーターバラ大聖堂を見学
③ピーターバラからロンドンに戻る


・・と、こう書くと全然どうってことない旅程に見えるけど、この結論に落ち着くまではホント迷ったよ。
ソールズベリ大聖堂も見たいし、グロスター大聖堂も見たいし、リンカンやオックスフォードその他
見たい大聖堂は多い。だがしょせんは短期旅行者、かなう希望よりあきらめる希望の方が多いのだ。

それでもまぁ一日でイーリーとピーターバラの2か所見られりゃオンの字ってもんだ。
二つの町は共にロンドンの北にあるので、「大聖堂の日」の旅の出発はキングス・クロス駅。
ここはロンドンから北に行く主要鉄道路線の始発駅で、ハリー・ポッターでも有名な駅だ。
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しかしイ課長にとってここは過去の出張で何度も使った駅として記憶深い。
クソ寒い冬の早朝、隣りのセント・パンクラス駅の時計台が7時を指す頃にキングス・クロス駅で
通訳さんと待ち合わせし、リーズハルの街に行ったもんだった。今こうして同じ駅をプライベートな
旅行で利用できるなんて、ちょいと感慨深いぜ。
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北に行くだけあって、乗った電車は「大北部鉄道」ときたもんだ。
チケット予約した鉄道会社はテームズ・リンクとかって名称だったはずだが、相互乗り入れ?
コードシェア?まぁとにかくイーリーに行く列車はこれだからコレに乗るのだ。
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車内はこんな感じ。なかなかキレイでモダン。しかしこのガラ空きぶりは何なのだ。
こんな乗車率で大北部鉄道の経営は成り立つのかね?
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そして列車は定刻通り、大北部に向けてキングス・クロス駅を出発。
いよいよ「大聖堂の日」の幕が開く・・・ということで本日は例によって
出発したところで終わるのでした(笑)。

 

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by tohoiwanya | 2017-06-04 00:17 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(0)
2017年 02月 27日

カンタベリーに行ってみよう

だんだん英国ネタの出現頻度が高まってきた。タイのネタがあと少し残ってるけど、
それが終わればあとは全部英国ネタになるから、そろそろ英国の長編ネタに取りかかろう。
というわけで、カンタベリーの話なのである。

カンタベリー。地名だけはご存知の方が多いはずだ。まず有名な大聖堂がある。
英国国教会で一番格の高い、いわば総本山で、そこの一番エラい人がカンタベリー大司教。
有名な中世文学「カンタベリー物語」なんていうのもあった。

・・と、イ課長がカンタベリーについて知ってることといえばこの程度(笑)。とにかく中世から
大聖堂を中心に栄えたいわば門前町で、今も中世の面影を残す町らしい。一応「マイルドな
ゴシック建築オタク」のイ課長だから、何はともあれカンタベリー大聖堂は見たかった。
カンタベリー訪問はトホ妻も異論なしだったから二人で行ったのである。

元々ゴシック教会建築って、極めて特化した目的のために発達した一種の“異常建築”だけど
写真なんかで見ると英国ゴシックってその“異常度”がフランスなんかより一段と高そうなんだよね。
中世の香り残す町・カンタベリーで英国随一と言われる大聖堂を拝ませてもらおうじゃないの。

というわけで、イ課長&トホ妻はビクトリア駅から8:34発のカンタベリー行き列車に乗った。
カンタベリー西駅着予定は10:19だから、ロンドンから1時間45分の英国・鉄道の旅。
切符予約ではホトホト苦労したけど乗ってる分には快適(笑)。
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で、着きました西駅。カンタベリーには東駅と西駅とがあって、どっちも町の中心から少し離れてる。
ロンドンからカンタベリーに行く列車は東西どっちの駅に行くのも同じくらい本数があり、
ロンドンに戻る列車もやはり同じくらい本数がある。要するにどっちでもいいのだ。
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西駅を出てしばらく歩くと、おおおっ、早くも中世ムードたっぷりの門が旅行者を迎えてくれる。
門の中は現在は道路になってるけど、この狭さだから1車線分しか幅がなくて、反対車線は門を
ウネッと迂回してる。昔は人間と、せいぜい馬車くらいしか通らなかった門だろうからねぇ。
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町の中心、すなわち大聖堂がある方向に歩くにつれ、人通りも増えて賑やかになる。
観光客だらけというわけではなく、地元の人たちもくり出すショッピング街って感じだ。
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うおーーいい感じの風景。
フランスのノルマンディー地方なんかと同じく、英国南部にもこういう木組みの家が多いんだね。
窓からシェイクスピアがひょいと顔をのぞかせてもおかしくない中世ムード。
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これは1575年からある家みたいで(小さくて読みづらいが)エリザベスさんのGUEST CHAMBERSって
書いてあるから、当時はおそらく巡礼者用の旅籠だったに違いない。こういう旅籠に同宿した巡礼者が
お互いに持ち寄った話を集めたものって設定で「カンタベリー物語」は書かれてる(読んでないが)。
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おっとー見えてきました。路地の向こうに見えるツンツン尖り建造物。
あれこそ名高きカンタベリー大聖堂に違いない。ホントに町の中心にあるんだね。
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うーーーむ・・・何ともご立派かつ壮大なお姿。
ここに来るまでは古い木組みの家が並ぶ狭い道で、いかにも中世風の面影があったけど、
この大聖堂の周りはかなり広い敷地が整備されているようだ。
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さて、それではいよいよカンタベリー大聖堂の中に入ってみましょうかね。
ここんとこ東南アジア旅行が続いたから、久しぶりの欧州ゴシック大聖堂見学だ。
というわけで、当然のごとく次回につづくのである。

 
 

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by tohoiwanya | 2017-02-27 00:02 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(4)
2017年 01月 20日

ビクトリア駅 【ロンドンの駅シリーズ:5】

例によって東南アジアネタの間に突然はさまる英国ネタ。
いやーしかしこれはすごく懐かしい企画だ(笑)。

2010年秋の欧州出張でロンドン主要ターミナル駅を4カ所利用したから、翌2011年に
このシリーズ名で「4」まで書いた。しかしロンドンのターミナル駅はこの4つだけじゃない。
昨年の旅行ではまだ書いてなかった駅を利用したから、今回追加というわけだ。
6年ぶり復活のロンドンの駅シリーズ。それはロンドン・ビクトリア駅でございます。
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ビクトリア駅は鉄道のターミナル駅なのはもちろんだけど、駅の近くに巨大な
バスターミナルもある。だからバスで行ったコッツウォルズやストーンヘンジの
現地ツアーの集合場所でもあったけど、本日はカンタベリーに行くためにここから
列車に乗った時のことを主に書こう。

この駅からは主にロンドンから南の方に行く列車が出る。カンタベリーも一応
ロンドンから見れば南東だから、この駅ということになる。名前からして当然だが
ビクトリア女王の時代に作られた駅で開業は1860年(東京駅は1914年)。まさに
ホームズやワトソン君の時代からあったんだよ。

この時もヘボ地下鉄の遅れが怖くてすごく早くホテルを出て、駅で時間がかなり余った。
どら、せっかくだから駅舎の外観でも見にいってみっか。

ほほーーさすがはビクトリア駅。レンガじゃなく石造りの立派な建物だ。
後で知ったんだけど、このビクトリア駅には立派な駅舎が二つあって、下の写真は
上に名前が彫ってあるようにサザン・レイルウェイ社が作った。
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その隣、写真の奥にチラッと写ってるのがもう一つの壮大なレンガ造りの駅舎で、
これは別の鉄道会社が作ったらしい。いろいろフクザツなのだ。

駅の中はこんな感じ。欧州によくある行き止まり式ホームで、駅構内は別に
鉄道会社別に分かれてるなんてことはない。平日の朝だから通勤客が多くて活気がある。
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反対側を見るとこんな感じ。
窓があるレンガの壁もおそらくビクトリア時代に作られた駅舎内側の壁のはずで、
昔は切符売場なんかの機能はぜんぶ駅舎、そこから出るともうホームしかない
という構造だったんじゃないかと推測される。
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ビクトリア時代に比べれば今は駅の利用者も飛躍的に増えただろうから、現在は
こうして大屋根の下に切符売場はもちろん、飲食店や物販店等の店もいっぱい並んでる。
まだ時間はたっぷりあるし、イ課長たちもここで朝メシ食うとするか。
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というわけで、ある店でパンとコーヒーを買ってベンチで食った(上の店ね)。
ロンドン滞在中、日帰り鉄道の旅に行く日の朝飯っていうとこのパターンが多かったが、
イ課長が食うのは常にこのタイプのレーズンロール(食いかけですまぬ)。
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思い起こせば26年前の新婚旅行。夜のガトウィック空港に着き、そこから
薄暗い列車で到着したロンドンの駅がこのビクトリア駅だった。ここから雨がそぼ降る
夜のロンドンを見て「あーオレはとうとうヨーロッパに来たんだ」と感動したっけなぁ。
いわばイ課長が人生で初めて降り立ったヨーロッパの駅なんだよ、ここは。

そんな懐かしいビクトリア駅を「ロンドンの駅シリーズ」に新たに加えることができて
ちょっと嬉しいイ課長なのである。


 

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by tohoiwanya | 2017-01-20 00:07 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(10)
2016年 10月 23日

ロンドン地下鉄からの物体X

せっかくだからロンドン地下鉄ネタを続けよう。
前回記事じゃロンドン地下鉄のことをアバズレと書いたけど、本日の記事を読めば
「それでも乗りたいロンドン地下鉄」と思っていただけるかもしれない(笑)。ただし本日の記事は
数あるロンドン旅行ネタの中でも特にバカバカしい話だということをご了承いただきたい。

標題に「ロンドン地下鉄からの物体X」って書いたけど、イ課長が経験した範囲では物体Xが
出現するのはセントラル線のみ。ベイカールー線やディストリクト線等々、他の路線には
出現しないはずなのである。

なぜセントラル線だけ物体Xが出現するかというと、理由はイチにもニにも車両の窓構造にある。
たぶんロンドン地下鉄で一番多い車体は下の写真のタイプのはずで、天井がカマボコドーム状に
湾曲してるけど、窓ガラスは垂直平面というもの。カマボコ天井ドームがけっこう低いという
特徴を除けば、日本の地下鉄と劇的な違いはない。
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ところが(イ課長が乗った範囲では)セントラル線だけは窓ガラスそのものも湾曲して
上の方まで続いてるんだよ。つまり他の路線と違ってセントラル線では窓一枚の面積が大きく、
それが曲がった形で天井ドームの一部を構成している。この「窓が曲がってる」ということが重要なのだ。

ご存知のように地下鉄走行中、トンネル内は暗いから窓ガラスには明るい車内の様子が映る。
これが平らな窓ガラスなら問題ないんだけど、ぐぃーんと湾曲したガラスに物体が映ると、
原理的には凹面鏡にモノを映すのと同じことでヘンな映り方をする。どうなるかって?

こういう感じになるのだ。
立った状態で窓を見ると、自分の足のヒザのあたりでつながった、もう一本のサカサマ足がある。
足と足がつながった足。いくら凹面鏡のせいとわかっててもその異様な光景に目が釘付けだ。
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セントラル線では立った状態でガラスに映る自分の顔を見ることは難しい。
特にイ課長みたいに背が大きくて視線が上の方にある人間だと、角度的にどうしても「足しか見えない」
ということになる。周囲の人も足しか映らないから、結果的に「足だけが林立する地下鉄」という
異様な光景が窓ガラスに現出する。
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座席後ろの窓の場合、さらに異様だ。座ってる人はみんな頭部がびよーーーーんとつながった状態で
逆さまにもう一人同じ人が乗っかってるわけだからね。この現象に気付いてからというもの、もう
セントラル線に乗るたびにこの「びよーーーん」が気になって気になって・・・(笑)。
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何度かセントラル線に乗り、この「物体X」にすっかり魅了?されたある日、たまたま我々は
空いた車両に座る機会があった。前には誰もいないから向こうのガラスに自分の顔が映る。セントラル線で
初めて窓に映る自分の顔を見たことになる。しかしそれもまた凹面鏡の原理からは逃れられないわけで・・・
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オデコでつながる謎の物体X。出来の悪いヒョウタンみたいではないか。
セントラル線に乗れば誰でもこうやって「自分の物体X」を撮ることができるはずだけど、
こんな落花生みたいな物体Xを出現させられるのは、例によって散髪直後で坊主刈りに近かった
イ課長じゃなきゃムリだぜ、はっはっは(⇦バカ)。

英国人はこれ見て違和感ないのかね?まぁすっかり慣れちゃったってことなんだろうけどさ。
しかし物体Xをここまで面白がって写真撮るガイジンもあまりいないだろうなぁ。
 
こういう湾曲した窓ガラスを持った車両がロンドン地下鉄でどの程度使われてるのかわからない。
しかしセントラル線なら確実にある。ロンドンでセントラル線(路線図では赤)に乗る機会があったら、
ぜひアナタも「自分自身の物体X」の写真を撮って楽しんで頂きたいと思うのである(笑)。


 
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by tohoiwanya | 2016-10-23 00:11 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2016年 10月 20日

やっぱりダメだな、ロンドン地下鉄

東南アジアネタの間に時々はさむロンドン小ネタ。
今回はロンドンの地下鉄のダメさ加減について書こう。

ロンドンの地下鉄運行がいかにダメであるかについては2010年出張の時にたっぷり書いた
ところがその後、2013年出張の時に乗ったらけっこうマトモに走ってて、これは2012年の
オリンピックに合わせて大修復した効果が持続してるのではないか?みたいなことも書いた

さて2016年、リオ・オリンピックの年に乗ったロンドン地下鉄はどうだったか?
結論から言えば「4年前のオリンピック効果はすっかり失われ、元のアバズレ地下鉄に戻った」と
言わざるを得ない。ベーカーストリート駅にホームズの絵なんて描いてもダメダメなのである(笑)。
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今回、宿泊ホテルはパディントン駅とベイズウォーター駅、両方から徒歩圏というところにした。
パディントン駅はヒースロー空港との往復で必ず使うわけで、そこまで徒歩で行ける方が便利だし、
パディントン駅周辺は過去の出張でも泊まってるから多少は土地カンがある。

パディントンって位置づけ的には東京の池袋みたいな感じなんじゃないかと個人的には思う。
街の北西にある大ターミナル駅で、中心部に出る時は環状線(東京なら山手線、ロンドンならサークル線)で
グルッと周っていくこともできるし、ナナメに突っ切っていく(東京なら有楽町線や丸の内線、
ロンドンならベイカールー線とか)こともできる。とにかく交通の便はイイところで、そのことは
過去の出張滞在でも十分わかってた。

ところがだよ・・・。
ロンドンに着いてまず何に驚いたって、4月から8月まで肝心のベイカールー線パディントン駅が
ずーーっと閉鎖していると知ったことだ。
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上のタトエで言えば、池袋にホテルをとったけど、いざ行ってみたら有楽町線の池袋駅は当分閉鎖ですと
言われたのと同じ。ベイカールー線は駅の入口からも近くて、一番使いやすい路線なのに・・・
あまりと言えばあまりの仕打ち。ロンドン地下鉄・・やっぱりお前はそういう地下鉄だったんだな。
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ナナメ路線が使えないとなると、都心部に出るには主に環状線を使うしかない。
ところが、この頼りの環状線がまた怪しい。これまたちょうど我々が滞在する20日~26日にかけて
サークル線は「計画的閉鎖」ときやがった。実際、駅に行ってみたら動いてないとか、行きは動いてたのに
帰り停まってるなんてことがけっこうあって、ホトホト泣かされたぜ。
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到着翌日の日曜の早朝、そのサークル線に乗ろうとした時は別の意味で驚かされた。
だって駅が閉まってんだもん。ところがこれは「計画的閉鎖」のせいではない。西行きの始発電車が
7時09分!!そんな遅いの?!そりゃ確かに日曜はお休みだけど、始発電車が7時09分って・・・
日曜に早朝勤務のある人とか、一体どうしてるんだ?
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この時はビクトリア駅に行く必要があった。「地下鉄、何があるかわかんないから早めに出よう」ってんで
安全策をとって早起きしてホテルを出たのに、結局7時過ぎまで駅で呆然と待つハメに。
ビクトリア駅に着いた時には朝メシを食う時間も残ってなかった。まったくもう・・
(ま、途中で我々が乗り換えを一度間違えたせいもあるのだが(笑))
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ビクトリア駅以外にも、滞在中はウォータールー駅だのキングス・クロス駅だの、日帰り旅行出発駅まで
朝早く地下鉄に乗ることが毎日のように続いたけど、肝心の地下鉄がこんな状態だからホントに困った。
旅の2/3を消化する頃までは朝といい夜といい、常に「地下鉄ストレス」で苦しめられたと言っていい。
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ところが、ある日画期的な解決策が見つかった。
確か木曜日だったと思う。ベイズウィーター駅から地下鉄に乗ろうとしたらサークル線とディストリクト線
両方とも動いてねぇときた。2本の地下鉄が通ってる駅から地下鉄に乗れないサイアクの事態に。
途方に暮れてたら駅員が「アッチの駅に行け」みたいなことを言う。

あっちに駅なんてあんの?と思って歩いたら、案外近い所にもう一つ地下鉄の駅があることがわかった。
これはセントラル線のQueenswayという駅で、あとで確認したらホテルからの距離はベイズウォーター駅と
変わらないくらいの近さ。ひええ。ホテル最寄駅はパディントンかベイズウォーターの2駅だけだと
思い込んでたが(ホテルでもそう言われた)、もうひと駅あったの?事前によく調べとかんとダメやのー。
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しかもこのセントラル線、他のアバズレ路線と違ってやけにマジメに運行してるんだコレが。
遅れや運休なんて一度もなし。駅に行けば電車が来るという当たり前のことが当たり前に実行されてる。
それを知って以降、サークルやディストリクトなんていう不良路線どもとはスッパリ手を切り、
まじめなセントラル線のQueensway駅をひたすら利用することにしたのである。

2014年の記事では「いずれ元のアバズレ女に戻るんじゃねぇか?」みたいなことを書いたけど、
その懸念は当たった。2016年のロンドン地下鉄は見事なほど超アバズレ女に戻っていた。
ま、ロンドン地下鉄が東京みたいに連日全路線フツーに運行なんてことになったら、それはそれで
ちょいとばかり「ロンドン旅情」が失われたかなぁって気もするけどね(笑)。


 
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by tohoiwanya | 2016-10-20 00:10 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(10)
2016年 08月 31日

英国トラブル・ガイド 【リファンド請求編②】

ガキの頃に見たジャングルもの映画につきものの恐怖シーンと言えば、うっかり足を踏み入れた人間を
ズブズブ飲み込む恐ろしい底なし沼。最後に必ず泥の上に手が出て、それが沈んでいくんだよね。

その底なし沼並みにタチが悪い南西鉄道トラブル。不運なガイジン旅行者がうっかりソコに足を踏み入れたら
もう自力では出られない。コトここに至ってイ課長は「お客様個人の力」でドウコウすることを完全にあきらめ、
VI●Aに対応を頼むことにした。これは時間がかかる方法らしいがしょうがない。何せ相手はひと月以上前の
メールにやっと返信した気になって「ところであなたの名前なんだっけ?」などとスッとぼけたこと
聞いてくるトリの南西鉄道だ。トリを相手に英語でリファンドを実行させる力はイ課長には、ない。
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●ISAが作ってくれた英文の決済証明を先方に添付で二度送ったところまでは前回話した。
二度目の送付が7月12日。しかしそれに対する返答は当然なし。ま、これは十分予想されたことだ。
彼女が近い将来、あのリファンド請求メールを読んだとしても、その頃にはソレが何の件だったか
ふたたび忘れているに違いない。

しょうがないから再度V●SAに事情を説明し、「一利用者からのメールじゃいくら送ってもラチがあかない。
この際、VI●Aから直接クレームを入れてほしい」とお願いしたのが3連休明けの7月19日。
今回初めて知ったけどクレジットカード会社からのクレームって、以下のような流れになるらしい。

①基本的にリファンド請求の期限は利用日から120日以内。今回の件の場合、6月1日が利用日だから、
 期限は9月末。だから7月19日の時点ですでに120日のうちの49日はムダにしたことになる。
②VIS●からクレーム通知が南西鉄道に行き、そこから45日以内に相手から異議申し立てがなければ
 リファンドは成立するらしい。クレームは7月下旬に送られてるはずで、リファンドが成立するか、
 しないか白黒つくのは9月中旬頃になるのではないかと思われる。
③ちなみに、本来キャンセルされているべき55.8£の請求、1回は支払を止めてもらったけど、2回止めるのはムリ。
 つまり8月にはイ課長口座から引き落とされる。上記②が成立すれば後で戻されるんだって。

●ISAとしては、リファンド請求が正当なものであることを証拠だてる補強資料を用意することになる。
それはまさに南西鉄道とイ課長の間で交わされた一連の英文メールだ。それを全部送ってくれと言われた。
そこでイ課長とミス・サウスウエストとの全メールを送信日時のヘッダー等も含めてWordに貼り付け、
美しき往復書簡集に編纂しなおしてみたらA4で12枚(笑)。しょうがない。それを送りましたよ。
(こんな写真も撮ったんだっけ。英国のリス)
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こうしてV●SAによるリファンド請求にお任せした今、イ課長としてやることはなくなった。
現在の状況としては「リファンドが成立するか、しないか中途半端な待ち状態」ということになる。

ミス・サウスウエストがVI●Aからのリファンド請求を見て、相変わらず「知ーーらないッ」と何も返事しなければ
45日なんてアッという間に過ぎる。どうせ彼女のPCの中はご存知の通りの(いや、もちろん見たことないどさ(笑))
グチャグチャ状況なわけだから、イ課長とのやりとりをもう一度順を追って確認なんて出来ないだろ、きっと。

そうやって放置プレイされてる間に45日間経過して時間切れ、払い戻し決定・・・と、いうのがイ課長にとっては
望ましいシナリオだ。しかしカネの話になったとたん南西鉄道がガゼン闘志むきだしで抵抗してくる可能性だって
ないとは言えない。そうなればVI●Aだって強制徴収はできないからリファンド不成立。

するとどうなるか?VIS●がダメならまた「お客様ご自身で交渉していただく」ことになるらしい。
一人の外人利用者が南西鉄道と交渉するってことは、放っておかれるというのとほぼ同義であることは十分学んだ。
要するに、もしそうなったら最後、もうリファンドされずイ課長の泣き寝入りってことだ。

こういう経験をした以上、イ課長としてはこの場を借りて言っておかなければならない。

ナショナルレールの他の鉄道会社は知らないが、とにかく南西鉄道には注意した方がいい。
南西鉄道の切符予約でトラブルが生じたら、アナタが先方と交渉し、メールベースで問題を解決できる可能性は
ニュートリノより小さい。カード会社を通じたクレーム処理という方法を早めに検討した方がいいと思うのである。

南西鉄道って、サザンプトンとかポーツマスとか、その名の通りロンドンから南西方面を営業エリアにしてる。
ソッチ方面に鉄道で行きたければ南西鉄道を使わざるを得ない(んだと思う)。イ課長にできることは、
アナタが南西鉄道で切符を予約する時にトラブルが起きないよう祈ることだけだよ。

英国トラブル大長編の最後に、現地で実際に南西鉄道に乗った時に車内トイレのフタにあった注意書きを
ご紹介したいと思う。なかなか印象深い文言だったので写真に撮っておいたのだ。
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このトイレには・・
 おしめ、生理用ナプキン、ペーパータオル、ガム、古くなった電話機、未払いの請求書、
 ジャンクメール、あなたの昔のセーター、希望、夢、あるいは金魚
                        ・・・などを流さないで下さい
 
イ課長が送ったきり返事がないリファンド請求メール、ひょっとするとミス・サウスウエストは
面倒になってトイレに流しちゃったのかもなぁ・・。


 
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by tohoiwanya | 2016-08-31 00:19 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(10)