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2010年 03月 08日

フランクフルト中央駅というところ その2

フランクフルト中央駅の地上部分は東京の上野駅と同じように行き止まり式のホームで、
東西に伸びるホームとカマボコ型の天井が南北に並ぶという形になってる。
行き止まり式ホームって欧州には多いけど、ここは特に天井ドームが高くて見通しがいい。
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行き止まり式ホームという構造上、反対側に立つと列車の先頭部分が左右にいくつも並ぶ形になる。
フランクフルト中央駅の中央部に立って左右に広がったホームを見わたすのがイ課長は好きで、
この駅に来るたびに同じような場所に立って、深々とドイツの空気を深呼吸する。

2007年、初めてのドイツ出張のとき、その位置から写真を撮った。中央ドームの真ん中だ。
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2008年のドイツ出張でもまた撮った。これは18番・19番線だから上の写真よりちょっと北寄りか。
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去年の出張でも似たようなアングルで撮った。こんどは10番・11番線。いいかげんにしろって?(笑)
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フランクフルト中央駅の構内アナウンスには独特の調子みたいなものがある。
♪ミ ♪ド くらいの音階で電子音が鳴ったあと、低い男の声で発着案内がある。
この駅に立ってホームを見渡しながら、あのアナウンスを聞くことは、イ課長にとって
自分がドイツに来たことの確認行為になってるな、完全に。

そんなフランクフルト中央駅。当然トイレもある。
考えてみたら、これまでイ課長はこの駅のトイレを使ったことなかったんだよね。
駅の近くのホテルに泊まることが多かったから、駅でスるっていう局面がなかった。

去年の出張で初めてトイレを使った。
この時はもうホテルをチェックアウトして、荷物だけ預けた状態の時だったから
初めてフランクフルト中央駅のトイレを使う機会が訪れたってわけだ。
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おお、欧州でよくみかける有料トイレだ。70セント…90円ってところかな。
さすがにトイレの中の写真までは撮ってないけど、有料トイレだけあってキレイだったよ。

さて、3年連続、4回来たフランクフルト中央駅だが、そろそろお別れだ。
フランクフルト始発のICEでケルンやアーヘン、リエージュなんかを通ってブリュッセルまで約3時間。
乗り換えなしで行けるのは便利でイイんだけど、イ課長の指定座席がたまたま先頭車両だったから
長〜いホームをゴロゴロスーツケースを引っ張って先頭車両までひたすら歩くことになった。

このICE、どうやらフランクフルト中央駅の中で最も長いホームに停車したらしい。
先頭車両に来たときはもう他のホームが見えなくなって、自分がいまいるホームの先端だけが
西に向かって突き出てるよ。
フランクフルト中央駅の東側、つまり行き止まりガワからの駅の光景は見慣れてるけど、
こうして西側の開口部(っていうのかな?)の風景もなかなか新鮮だ。
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2009年11月19日、出張のちょうど半分が終わった日にフランクフルトで撮った最後の写真がこれでした。


また行くことあるかなぁ?フランクフルト中央駅。
それは「今年もドイツ出張があるかなぁ?」というのと、ほぼ同義語なわけだが。

可能性は…うーん…3割程度はあるかな。いまのイ課長に言えるのはそれだけだ(笑)。



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by tohoiwanya | 2010-03-08 00:06 | 2009.11 欧州出張 | Comments(0)
2010年 03月 04日

フランクフルト中央駅というところ その1

フランクフルト ハウプト バーンホフ
イ課長にとって、フランクフルト中央駅はもはや「懐かしい場所」という表現こそふさわしい。
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「イ課長が最も親しんだ外国の駅大賞」という賞があれば(ねぇよ、そんなの)、
フランクフルト中央駅がぶっちぎりで大賞を獲得することは絶対に間違いない。

20年近く前に旅行で1度来たけど、さすがにその時の記憶は薄い。
ここ数年のドイツ出張のたびにフランクフルト中央駅をハゲシく利用したことで
この駅に対するイ課長の親しみは特別のものになった。

鉄道移動のためにももちろん何度も使う。しかし、前に書いたように出張中の食事や
買い物なんかでもしょっちゅう使う。ホテルに次いで重要な生活拠点といえる。

外国人出張者だけじゃなく、現地で暮らす人にとっても中央駅は重要な生活拠点。
一昨年、通訳さんに通訳料を払ったら、彼女はそれをすぐに中央駅構内の窓口?から
口座に入金してたっけ。

3年連続・4回目のフランクフルト訪問となった去年の欧州出張。空港からSバーンに乗って
中央駅に着くと、ガイコクに来た緊張感どころか、「ああ、ここに戻ってホッとするぜ」っていう
安心感が湧いてきちゃう。まぁそういうのもドウかと思うが…(笑)。

去年も到着初日の晩メシは駅で食ったっけ。この写真は前にも載せたよね。
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駅構内のメシ屋でイ課長が好きなのは駅の南寄りフードコートにあるトルコ料理屋。
毎回ドネル・ケバブなんかを食うんだけど、去年はチキンを食った。ボリューム多い。しかも安い。
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もちろん、こんな風にナイフとフォークを使ってゆっくり食うメシ屋ばかりじゃなく、
駅構内にはパン屋・サンドイッチ屋、ファーストフードのたぐいもワンサとある。
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列車の発車時刻が近いけど、ちょっと腹減ったなぁ…なんて時はこういう店に限る。
去年、ブリュッセルまで3時間移動の出発直前にも中央駅でサンドイッチを食った。
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これはウマかったよ。酢漬けの魚(イワシかなぁ?)と玉ねぎをはさんだだけのごくシンプルな
サンドイッチだけど、すげーウマかった。もちろんビールも一緒にね。

イ課長にとっちゃ毎回の欧州出張における、まさにベースキャンプみたいなところだ。
次回はそんなフランクフルト中央駅の、食い物以外の部分をご紹介しましょう(笑)。
 
 


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by tohoiwanya | 2010-03-04 18:47 | 2009.11 欧州出張 | Comments(0)
2009年 12月 24日

ランスへの旅

「ランスへの旅」っていうのはロッシーニのオペラの題名でもある。
ランスにある大聖堂は歴代のフランス王の戴冠式が行われる場所としても有名。

「ゴシックの大聖堂を見る」というのはパリ旅行の大きな目的の一つだったけど、
その最後のターゲット、ランス大聖堂を見に行ったのはパリ旅行最終日、
ホテルもチェックアウトして荷物を預け、その日の夜には日本への飛行機に乗るっていう
5月22日金曜日のことだった。

アミアン大聖堂への列車はパリ北駅から出た。
シャルトル大聖堂への列車はモンパルナス駅から出た。
そして、ランス大聖堂への列車はパリ東駅から出るのである。
何でそうまでバラバラなんだ?ま、いろんな駅を見られてコッチは楽しいけどさ。
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東駅は北駅のすぐ近くにあるんだけど、感じはだいぶ違う。
ロンドン行きユーロスターやケルン行きタリスが出る北駅ほど巨大ターミナル駅っていう
雰囲気が希薄で、どちらかというと「大きなローカル駅」ってうフゼイだ。
何せ駅の中にハトがとまってるんだからね(笑)。のどかなもんだよ。
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しかしそこはパリ。細部を見るとなかなか凝った作りになっている。
正面(なのかな?)ファサードの半円形の飾り窓はアール・デコっぽい意匠になってるけど、
今回の旅行でゴシック教会建築を散々見たイ課長には何となくバラ窓に見えちゃうぜ。
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うわ、こんなデカい絵も飾ってあるよ。これは人物の服装の感じからして、
第一次大戦の頃の駅を描いたんじゃないかなぁ?絵自体も描かれてから相当たってるっぽいね。

実は、パリ東駅からランスへの旅でイ課長は初めてTGVに乗った。
フランス国鉄が誇る、超高速列車だ(下の写真はランスの駅で撮った)。
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列車の中はこんな感じ。さすがフランス。色使いが大胆でモダンな感じやのう。
さて、TGVに乗って、パリ旅行での最後の「行きたかったトコロ」、ランス大聖堂に向かおうか。
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(こんな調子で年内にパリ旅行ネタが消化しきれるのだろうか?(笑))



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by tohoiwanya | 2009-12-24 00:07 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(0)
2009年 12月 04日

ブリュッセル北駅のコインロッカー

イ課長ブログを書いてるexcite blogは、どんな検索ワードで訪問者が来たかを
集計して見せてくれるような機能がついてる。

検索ワードの中でけっこう多いのは「海外現地情報に関しての、わりと瑣末で実務的な、
しかし本人にとっては重要な情報」を検索してイ課長ブログに来ちゃうっていうパターンだ。
たとえば、まだ数の少ない12月の検索ワードの中には
「シンガポール 地下鉄 払い戻し」「シンガポール 地下鉄 チャージ方法」なんてのがあった。
そうなんだよ。シンガポール行くときはイ課長もこれ、よくわからなくてけっこう調べた。
これで検索して来た人に10月29日の記事が役に立ってくれると嬉しいなぁ。

ほとんどの読者には関係ないけど、その国にこれから行く人にとっては有用なコマカイ情報。
そういう実用的な旅情報をご提供するのもイ課長ブログの重要な役割だと前向きに考えて
本日も極めて瑣末な情報について書こう(笑)。

それは、ブリュッセル北駅のコインロッカーの使用方法についてなのである。

出張最後の日、ブリュージュへの半日観光には北駅から電車に乗る予定だった。
戻ってきたらそのまま北駅から空港に行く予定だったから、荷物はホテルに預けずに、
駅のコインロッカーに預けられれば非常に都合がいい。

しかし…ここで「その土地に行く人にとっては重要な問題」が3つ浮上する。

①大きなゴロゴロスーツケースを入れられるような大型コインロッカーがあるか?
②仮にあったとしても、空きがあるだろうか?いつも“満席”だったりしない?
③仮に空きロッカーがあったとして、さて、その使い方は?

①②のどちらかがもしダメであれば、スーツケースはホテルに預けなきゃならない。
そうなると最後に北駅からホテルへの往復時間が余分にかかるから全体の行動計画にも影響がある。
ブリュッセル北駅のコインロッカーの状況はどうなってるか?
フランクフルトから北駅に鉄道で移動した時、イ課長が駅で最初にチェックすべき問題はソレだった。
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コインロッカーはこんな感じ。なーんだ、空きはいっぱいあるじゃん。
これなら②の問題を心配する必要はまずなさそうだな。

①については実際にスーツケースを持ってるから、実験して確認した。
大中小、3つの大きさのロッカーがあるようだけど、入れ方の向きによっては中のロッカーで
入ることがわかった。どんどん懸念事項がクリアされていく。よしよし。

さて③だ。ブリュッセルのコインロッカーは、投入口にお金を入れて番号札のついたカギを
閉める、というような日本方式とは全然違うから、ここで詳細にご紹介しよう。
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ロッカーの列の真ん中にこういう操作パネルがあって、操作はここで全部やる。
とりあえず真ん中の液晶の案内画面を見てみよう。
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おおお、なんと!日本語の説明があるじゃん。これは嬉しい!これは助かる!
さっそく右下の日本語のボタンを押してみようではないか。ぶち。
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ははぁ〜なるほど。最後まで強く扉を閉める…とな?
これって要するに、強くドアを閉めるとそこで一度“仮ロック”された状態になるってこと。
仮ロックされるとこの画面に料金が表示され、お金を投入すると“本ロック”状態になるわけで、
お金を投入しないまま1分くらいすると仮ロックが解除されてドアは再び開く、という仕組みなんだよ。

中型サイズのロッカー料金は3€50¢。
ただし、ここで注意しないといけないのは「札が使えない」「お釣りが出ない」という2点だ。
イ課長なんて、財布の中の小銭を必死に探してる最中に一度仮ロックが解除されてしまうという
醜態を演じるハメになった(笑)。
しかもだ。小銭しか使えないところにもってきて、使えるのは5¢硬貨以上ときやがった。
1¢、2¢硬貨が何十枚あってもダメ。これが一番の要注意ポイントかな。

さて、ようやくピッタリの金額の小銭を投入した。
すると本ロックがかかり、画面の下からはカタカタとバーコードのついたレシートが印刷されて出てくる。
これは絶対になくしてはいけない。
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なぜなら、この「ケット」は「ロックー」の荷物を出すときに「リーター」にかざして
施錠を解除するために必要だからだ。もちろんこれは「チケット」「ロッカー」「リーダー」で、
まぁこの程度の誤字はご愛嬌。見逃してやろう。日本語の説明があるだけコッチは大助かりなんだから。
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バーコードのついたレシートってこれ。
コートのポケットに入れてるうちにだいぶシワくちゃになっちゃったけど、それでも
最後に「リーター」にかざしたら、ちゃんと「ロックー」を開けてくれた。よかったよかった。
北駅がこうだったから、おそらくブリュッセル南駅や中央駅でもコインロッカーは
大体同じ方式と考えて間違いないと思う。


というわけで、本日はイ課長ブログをお読みのごく少数の人にのみ有用な、
ブリュッセル北駅のコインロッカー情報でした。

「ブリュッセル 駅 コインロッカー」で検索していらっしゃった方、お役に立ちましたですか?(笑)



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by tohoiwanya | 2009-12-04 00:02 | 2009.11 欧州出張 | Comments(4)
2009年 11月 06日

シンガポールの駅名表記

パリとシンガポールを行ったり来たりするイ課長ブログ、今日はシンガポール(笑)。

シンガポールは多民族国家といわれている。
民族別比率の正確なところはよく知らないけど、一番多いのは中国系らしい。
加えてマレー系やインド系、そしてさらにその混血の人たちがいっぱいいるわけだ。

だから、シンガポールではこういう多民族間の一種の共通言語として英語が存在している。
ほとんどの人は自然に「英語+母語(中国語かマレー語かタミル語)」のバイリンガルになっちゃう。

この「自然にバイリンガルになっちゃう」っていうのが日本人から見るとキョーイ的信じ難くうらやましい。
国民ほとんどがバイリンガルという事実はシンガポールの産業競争力という点から見ても
実はすごく有利に作用しているんだけど、まぁ固い話はおいといて…

多民族、多言語、多宗教の国って往々にして分離独立運動だの反弾圧闘争だののモメゴトが起きやすい。
中国のウィグル自治区もそうだよな。カナダだってフランス語系地域の独立運動が昔からある。
しかしシンガポールではそんな不穏な動きもなく、比較的多民族融和がうまくいってるように見える。

まぁ、民族による分離独立を叫ぶには国土が狭すぎるっていう要素もあるだろうけど(笑)、
シンガポール政府の民族融和的な政策が効いてるという部分もあるんだと思う。

通訳さんに聞いた話だと、シンガポールの生徒は学校では基本的に英語で授業をうけるけど、
「母国語」っていう授業もあって、それぞれの出身言語別に中国語やタミル語を習うことが
定められてるんだってね。へぇ〜〜…。

ちなみに、これまた通訳さんに聞いた話だと、宗教に関してもかなり配慮されてて、
イスラム教徒(マレー系に多い)は、たとえ兵役中でも(シンガポールには徴兵制がある)
決まった時間に礼拝してイイってことがキチンと定められているらしい。

要するに、特定のナニかを排除したり弾圧したりすること全くナシに、それぞれちゃんと
認めてあげるっていう姿勢が政策的に打ち出されてるんだよね。

国としての公用語は4つ。英語、中国語、マレー語、タミル語だ。
比率としてはタミル語を話す人は少ないらしいんだけど、国が公用語として決めた以上は
公平に扱う必要がある。このことが表れてて面白いのが駅名なんかの表示なんだよ。

駅名の表示は必ず「英語+中国語」と「英語+タミル語」とがある。
マレー語が入ってないけど、おそらくマレー語はアルファベット表音文字という点では
英語との差が少ないから、英語表記がマレー語表記を兼ねてるんだろうな。

たとえば、イ課長の宿泊ホテルの最寄り駅、City Hall-シティ・ホール-の駅だとこう。
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いやしかしタミル語の文字ってすごいね(笑)。チンプンカンプン。

面白いんで、あちこちで写真を撮った。
こっちはPaya Lebar-パヤ・レバー-駅。これは駅名自体がおそらくマレー語だ。
中国語表記は苦しい当て字でどうにかクリアしてるって感じがするね(笑)。
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そしてLittle India-リトル・インディア-駅だとこうなる。
日本人には「小印度」っていう中国語表記が異様にスムーズに理解できちゃう(笑)。
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MRTの駅は全部こんな感じ。
タミル語を話す人が比率として少なくても、公用語である以上は全ての駅に絶対にタミル語も入る。

最後に、MRTのマナーポスターをご紹介しよう。
これも、上の方は英語で書いてあるけど、下の男のセリフは4カ国語の併記。
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何となく、この4カ国語併記を見ると「ああ、シンガポールにいるんだな」って気分になる。
見てて楽しかったよ。今となってはちょっと懐かしいね。



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by tohoiwanya | 2009-11-06 00:53 | 2009.10 シンガポール出張 | Comments(0)
2009年 10月 29日

シンガポールのMRTに乗ってみよう

シンガポールは全体的にそうだけど、MRTにおいても統制と管理は厳格なのである。

可燃性のガスや液体を持ち込んだら5000S$(約33万円)、タバコ吸ったら1000S$(7万円弱)の罰金…
…は、いいとして、飲み食いなんてしようもんなら500S$、約3万円の罰金だぞてめぇ。
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暑い国だし、日本的感覚ならペットボトルで水やお茶飲むくらいはアリだろうと思うけどダメ。
ただ、これに関しては同じように暑い台湾の地下鉄もダメだった。台北の地下鉄の駅でペットボトルを
グビッと飲んだだけで係員に注意されたことがあるのだ、イ課長は(罰金はとられなかったが)。

そういう意味じゃ地下鉄の中で水や茶やジュースを飲み、パンを食い、ヒドいやつになると弁当まで食い、
バカオヤジがワンカップを飲み、クソブスがニチャニチャと化粧をする日本の地下鉄の中が
アジアにおいては例外的にユルいと考えるべきなのかもよ。

さて、シンガポールのMRTに乗るためにはまず切符を買わなければならない。当たり前だ。
だが、先進国シンガポールでは紙製の、磁気タイプの切符なんてものはすでに存在しないのである。
全部プラスチック製のタッチ式カードだ。1回乗車券でもsuicaと同じ方式なわけ。

切符はこの自動販売機で買う。
左下の画面にタッチして「1回乗車券」ってところを押し、行きたい駅のところを押す。
すると料金が表示されるから入れればいいんだけど、大きい紙幣は使えないから注意。
その時点では乗車料金にカード代1S$が上乗せされているのである。
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で、そのカードで改札を抜ける。
右側の、カードの絵のあるところにカードを当てると赤いゲートがゴトンと開くという寸法。
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路線が5つも6つもあるわけじゃないから、中に入ればそう迷うことはない。
乗りたい路線の色と、行きたい方向の終点の駅を覚えておけばまず大丈夫だよ。
(…と言っておきながら、イ課長は一度電車を乗り間違えた大ヴァカ者なのだが)
地下鉄形式の駅は全部こうやってホームドアがある。近代的だねぇ。
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さて、降りる時だ。
降りる時も改札で同じようにタッチして出ればいいんだけど、問題は買った時に上乗せされてた
カード代の1S$。このデポジットを返してもらわないといけない。

で、降りた駅でフタタビ自動販売機の前に行き、「払い戻し」っていうのを押して
カードを差し込むと、コロンと1S$硬貨が戻ってくるというわけ。
1S$といえば70円弱。一日に何度も乗るんだから積み重なればバカにならない金額だ。

しかし乗るたびにいちいちこんな面倒なことやってられない。
イ課長は江戸っ子なのである。気が短くてセッカチなのである。
現地の人みたいにチャージできるカードを使う手もあるけど、5S$のカード代は
返してもらえないから短期滞在の外国人には向かないんだよね。

そういうニーズに応えて、シンガポール・ツーリスト・パスというのがある。
これは1日・2日・3日乗り放題期間を選べるパスで、3日が過ぎると普通のチャージ式カードとして
使えるというスグレモノ。イ課長も3日カードを買って現地ではこれを使った。
(どの駅でも買えるわけじゃなさそうだから、事前に確認してネ)
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ただし、このツーリスト・パスにも10S$のデポジットが加算されてることをお忘れなく。
この払い戻しは5日以内にやらないといけない。
イ課長は月曜日にこのチケットを買い、金曜日に帰国するときのチャンギ空港駅で
10S$と使い残しのお金を払い戻してもらったのである。めでたしめでたし。

…本日のイ課長ブログはまるで「地球の歩き方-シンガポール編-」みたいだな(笑)。
 いや、でもね、慣れると実に快適・便利・安全な交通手段だよシンガポールのMRTは。 



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by tohoiwanya | 2009-10-29 00:01 | 2009.10 シンガポール出張 | Comments(2)
2009年 06月 04日

パリのメトロに乗る -その1-

パリといえばメトロ。メトロといえばパリ。

パリのメトロっていうと、小学生の頃に見たアラン・ドロンの「サムライ」っていう
映画が思い出される。テレビで見たんだけど、とにかくパリの地下鉄ってのは
何本も路線があって、迷路のように複雑で、だからこそ何となく謎めいてるっていう
印象を持ったもんだった、小学生イ課長は(笑)。

いま、パリのメトロは14号線まであるらしい。料金は1.6€均一(だと思う)。
カルネっていう10回分の回数券は11.4€で買えるからお得。

メトロの入口サインには複数のパターンがある。
イ課長の宿泊ホテルの最寄り駅はこの赤い看板だったけど、パリのメトロと言えば
緑色の、アール・ヌーボー調のロゴが有名だよね。
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メトロの車体は東京みたいに路線によって色が違うっていうことがなくて、どの路線も
白地に緑の車体だった。ヨーロッパに多いけど、パリのメトロも扉は手動式(ハンドルまたはボタン)。
まだ停車する前からハンドルをもちあげてる人が多くて、イ課長もそうしてた。
(たぶんその方が操作する力が軽くなるんだと思う)

で、プシュッと扉が開くわけだけど、驚くのはその時点ではまだ電車は完全に
停車してないってことだ。停まる寸前で開いちゃう。注意して降りないと絶対転ぶ。
停車してからドアが開くまでなぜか間があるワシントンDCのメトロとはエラい違いだ(笑)。
しかしまぁ、地下鉄って街ごとに特徴があって面白いのう。
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車内はこんな感じ。
ドア近くに必ずこうやってバネ式のイスがある。イ課長は背がデカいので対面式
座席だときついから、このバネ式イスに座ることの方を圧倒的に好んだ(笑)。
ただし、車内が混んだらこの席の人は立つ、というのがマナーみたいだったね。
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メトロはおおむね安全だし(ヘンなストリートミュージシャンが車内に乗り込む場合あり)
安いし、便利だから、パリ市内観光ならメトロに乗りまくるに限る。
今回もイ課長は貧乏性ぶりを発揮してタクシーには一度も乗らず(笑)、ひたすらメトロ。
カルネを2回買ったからそれだけで20回。それとは別に、日曜は一日乗車券で乗りまくったから
6泊7日間で25〜26回は軽く乗ったはずだ。これだけ乗ればサル脳のイ課長も慣れる。

パリ滞在何日目だったか…例によってドア近くのイスに座ってたら、ある駅で女性
(東洋系の小柄な女性で、ひょっとして日本人観光客か?)が降りようとして
ドアを開けるのにちょっと手間取ってた。

横から手を伸ばしてハンドルを操作して扉を開けてあげたら、
彼女はイ課長に「メルシー」と御礼を言って降りていった。

メルシー…(笑)…地元民に見えたのか。
ま、パリのメトロに関しちゃ今や地元民並みに慣れたけどさ。はっはっは。
(↑到着初日に駅の窓口で、フランス語で回数券買うときは相当ドキドキしてた)




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by tohoiwanya | 2009-06-04 02:18 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(2)
2009年 04月 27日

イ課長版・世界の車窓から -その2-

さて、ドイツ鉄道の旅 中規模都市〜田舎街編。
マシな方から始めてだんだんショボい方向、ヤバい方向に話を進めることにしよう。

これはダルムシュタットという駅の建物。
灰色のレンガ(なのかな?)に瓦屋根(なのかな?)というのが印象的な建物だ。
ダルムシュタットってフランクフルトに割と近い街だけど、ガイドブックにも必ず載ってる
そこそこ有名な街で、駅舎もそれを反映してか、なかなか堂々としているよね。
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こちらはバド・シュタッフェルシュタインっていう、ガイドブックには絶対載ってっこない、
誰も知らない田舎町の駅。駅舎も小さいし、たぶんすごく古いんだと思う。レンガ作りの
四角い煙突が実に古めかしい。しかしアーチ型の窓といい、真ん中の時計といい、
古めかしいながらも風格を感じさせる建物だよな。
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このブルーの建物は民家ではない。これが駅舎なのだ。
ノイ・イーゼンブルクって小さ〜い街の駅だけど、その風格のなさに呆れる(笑)。
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白い窓枠といい、屋根からヒョロリと建っているテレビアンテナといい、どっから
見ても民家にしか見えない。駅舎であることを主張するためか、赤いDBマークが
ヤケクソのように壁に貼りまくってあるところが、さらなるショボさを醸し出してる。

しかしまぁ、イ課長が見たドイツのあらゆる駅の中で最も衝撃的だったモノといえば
以前にも紹介した、旧東ドイツエリアにあった、このヴォルフェンの駅にとどめをさす。
とにかくその荒廃した廃墟的フンイキは、今こうして見ても「ナチス・ドイツ時代の
強制収容所が保存してある」としか思えない(笑)。
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ホームに行くための地下通路からしてスゴい。とにかく「ヒトが使う施設としてのアタタカミ」ってものを
これっぱかしも感じさせないよね。
どちらかというと、ガス室に送られるときに歩かされる通路という風情で…(笑)。
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廃墟のような地下通路を通ってホームに出ようとすると、この腐った木造の屋根が
目に飛び込んできて、あまりの荒廃ぶりに感動をおさえられない(笑)。写真を撮らずにおれようか。
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とにかくこの駅の荒れ果てっぷりはイ課長に「強制収容所」というイメージを強く
喚起させるものがあった。だから、遠くに見える駅員用の施設?もイ課長の目には
「脱走者を銃撃するための見張り塔」に見えて仕方なかった(笑)。
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というわけで、立派なフランクフルト中央駅から強制収容所のようなヴォルフェン駅まで、
2回に分けて、イ課長版・世界の車窓から-ドイツ鉄道の旅-でした。

いやー…いろんな駅を見せていただきましたよ、ホント。

 

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by tohoiwanya | 2009-04-27 01:30 | 出張・旅行あれこれ | Comments(0)
2009年 04月 25日

イ課長版・世界の車窓から -その1-

不安をはらむゲイフレンドリーホテル問題はこの際置いといて(笑)、
「健全な海外出張ネタ」に戻る、品行方正なイ課長ブログなのである。

欧州に出張してる間は「マイルド鉄ちゃん」になるって以前に書いたけど、
イ課長の撮ったヨーロッパの写真の中には確かに「駅の写真」がやたらに多い。
「マイルド鉄ちゃん」ないし「ひとり・世界の車窓から」と言うべきか。

ドイツの駅の写真が圧倒的に多いのは出張先の都合上、さらに現地での移動の多さから
当然そうなる。というわけで、ヤマのようにあるドイツの駅の写真を紹介しながら
2回に分けてイ課長版の「世界の車窓から-ドイツの旅-」をお送りしましょう。

まずはおなじみフランクフルト中央駅。
「これぞドイツの駅」っていう感じで、行き止まり式ホームが並ぶ駅の構内で
ドイツ語の発着アナウンスを聞いてると、もうそれだけでドイツ旅情がヒシヒシ。
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フランクフルト中央駅は建物としてもすごく立派で、正面の時計には女神サマが
しなだれかかってるんだから大したモンだ。つうより、宮殿かよここは。


こちらは前にも紹介したハンブルク中央駅。フランクフルトと同様、ドーム型だけど
こうして高いところから全体が見渡せて、列車や人の出入りを見てると飽きない。
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同じ大都市の中央駅でもミュンヘン中央駅となるとやや印象が変わる。
行き止まり式ホームが並ぶ構造なのはフランクフルトと同じなんだけど、上に紹介した
二駅と比べてややショボい感じに思えるのは、天井が低いせいじゃないかなぁ?
何かこう…駅としての機能は十分でも風格がイマイチって感じがするよなー。
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ドイツ大都市の駅といえばベルリンを忘れるわけにはいかない。
今は金ピカの新しい中央駅が出来たけど、以前はこの「動物園駅」が実質的には
中央駅としての役割を担ってた。でも高架式の、建物的には全くつまんない駅だったなー。
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チャンと読むと「ツォーロギシャーガルテン駅」らしいけど、通称「ツォー駅」。
要するに「動物園前」ってことだから、駅を出た正面のビルにこうやって動物園への
案内矢印が貼ってあるのがオカシかった。
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…というわけで「イ課長版・世界の車窓から-ドイツの旅-」。
本日はドイツを代表する大都市の駅を中心にご紹介。
あしたは「ドイツ中規模都市~田舎駅の旅」になる予定です… という
石丸謙二郎サンのナレーションだと思ってください(笑)。

 

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by tohoiwanya | 2009-04-25 23:19 | 出張・旅行あれこれ | Comments(0)
2009年 01月 28日

プラハという街 -その2-

プラハって街は路面電車がアミの目みたいに市内を走り回ってて、市内の移動には
非常に便利なんだけど、路線が多すぎて短期滞在の外国人にゃ覚えられっこない。
その点、3路線だけの地下鉄はわかりやすい。イ課長も何度も乗った。

駅の構内もワシントンDCみたいに薄暗くなくて(笑)、チャンと明るい。
こんな感じで、駅はどこも非常にキレイだったね。
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ごーーーッと電車がきて…
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わらわらと乗り込む。
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中はこんな感じ。連続写真でお送りしてみました(笑)。
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しかし、何と言ってもプラハの地下鉄を語る上で欠かせないのがエスカレーターだ。
地下鉄だから、当然どの駅にも必ずエスカレーターがある。しかもけっこう長い。

まぁ長いだけなら「うわ~なげぇ~」と感心してりゃ済む。大きな問題ではない。
だが、このエスカレーターにはもう一つ重要な問題があるのだ。それは…


速度がヤタラ速いことだ。

速い。これまで乗ったどの国のエスカレーターより速い。
「プラハ エスカレーター」で検索してみ?プラハ地下鉄の高速エスカレーターに
乗った体験談がイッパイ出てくる。今やちょっとしたプラハ名物だ(笑)。

乗るときはキモチ“加速”してタイミングを合わせる必要がある。
足腰の悪いお年寄りは困るんじゃないか…と思って見てると、やはり慣れというのは
恐ろしいもので、よぼよぼのバーサマもちゃんと加速してヤッ!と乗ってる。

2007年出張ではイ課長はゴロゴロスーツケースを持たず、荷物を手に下げてたから
速いエスカレーター乗るのも支障なかったけど、重いゴロゴロケースをころがしながら
アレに乗り降りするとしたら、“難度”はかなり高いと思うなー。
プラハの地下鉄の高速エスカレーター、乗るときはみなさんご注意ください。

下の写真でエスカレーターに乗ってる人(特に手前の方)が少しブレてるのは撮影時の
手ブレではない。速度のせいなのだ。
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このようにプラハの地下鉄のエスカレーターでは急ぐヒト用に「左側をあける」みたいで、
この辺は大阪方式のようである(笑)。
 
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by tohoiwanya | 2009-01-28 11:48 | 2007.10 ドイツ・チェコ出張 | Comments(0)