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2009年 01月 23日

欧州駅ナカ生活

イ課長ブログのホテル評価では「利便性の良し悪し」は重要な評価要素になる。
というより「利便性が悪い」っていうホテルはそもそも選択対象になりづらい。

何しろこっちは出張者だ。アチコチ移動するわけだから、移動に便利なホテルじゃないと
ダメなのは当然で、いくら安くて設備が良くても「静かな郊外に立地し、駐車場完備
(要するに車じゃないとムリ)」なんてホテルは論外。

駅…それもなるべくターミナル駅に近いホテルを選択することになる。
いわゆる中央駅(ドイツ語だとハウプト・バーンホフ)はいろんなトコに行く電車が
出るから、その近くのホテルなら(他の要素はさておき)移動の利便性はイイ。
だが欧州のターミナル駅は外国人に別の利便性も提供してくれるのである。

欧州の大きな駅って、メシ・物販・床屋に至るまでいろんな店が入ってて、
交通上のターミナルと同時に商業上の集積拠点を兼ねてる場合が多い。
さらにメシ屋のレベルがおおむね庶民的なものであるってのも非常に助かる。
ワシントンじゃ晩メシや買い物に苦労しただけに、よけいそう感じる。

これを見ると、どこの肉屋の店頭かと思うだろうけど、これも実は駅の中の店。
フランクフルト中央駅にはこういう肉屋さんもあるのだ。これは2008年撮影。
 
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フランクフルト中央駅にはイ課長が愛用したトルコ系ファーストフード店もあるし
寿司屋もある。トルコめし屋でメシ食いながら撮った寿司屋の写真がこれ。
ドイツの大きな駅のフードコートって大体こんな感じのところが多い。
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ドイツの大きな駅にはこんな庶民的メシ屋からコンビニ・本屋・ネクタイ屋に至るまで
何でもあった。ホテルで飲む缶ビールの調達も駅がそばにあれば何の問題もない。

ハンブルクの中央駅では夜にミュージカル観に行く前にこんなモノ食って腹ごしらえ。
トルコのドネル・サンドのトースト版とでもいうか…あと当然ビールね。
「ちょっと軽く何か食ってくか」って時にも欧州のターミナル駅はとっても便利。
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ベルリンの中央駅じゃメシは食わなかったけど床屋に行った。この駅のショッピング
モールもスゴい規模で、ベルリンで通訳さんと別れたとき、彼女は「帰りの飛行機まで
ここで少し買い物していきます」って言ってたくらいだ。
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これは2007年出張で、プラハの中央駅の中にある店で昼飯食った店の写真。
69コルナだから…当時たぶん400円くらいかなぁ?今考えりゃ安かった。
プラハの中央駅も大きかったなー。「何でも用の足りる欧州の中央駅」という法則は
ドイツだけではないのである。
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こっちはブリュッセル南駅(北駅とならぶターミナル駅)で食った晩飯。
ま、単なるピザだけどさ(笑)。
ワシントンじゃこういう「缶ビールでも飲みつつ、安い晩飯を食う」って店が全然なくて
苦労したことを思えば、やっぱ欧州のターミナル駅って便利だ。
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写真はないけど、ケルンやデュッセルドルフの中央駅もいろんな店が充実してた。
「セレブなホテルの高級レストランで優雅に食事」っていう志向の人は別として、
地元民に混じって安いメシ屋に入るのダイスキ、っていう貧乏性のヒトは欧州行ったら
大きなターミナル駅のそばに泊まるのがいろんな意味で便利だよね。
 
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by tohoiwanya | 2009-01-23 04:38 | 出張・旅行あれこれ | Comments(0)
2008年 12月 05日

暗黒メトロ

ワシントン出張中は一度もタクシー使わなかった一方でメトロには頻繁に乗った。
公用・私用あわせて数え切れないくらい乗った。39ドルの7日間全線フリーパスを
最初の日に買ったけど、十分モトはとるくらい乗ったと思う。

それだけ何度もワシントン・メトロに乗ったイ課長が
何度乗っても「すげーなコレ」と思ったことがある。それは…

駅の照明が異様に暗いことだ。

暗い。とにかく暗いんだよ。
最初にRosslynって駅で暗いホームを見たときはてっきり電気の工事か何か
やってるためにトクベツに照明が暗いんだと思った。

ところが地下鉄に乗って驚いた。
いや地下鉄の車内は普通にチャンと明るい。そこは日本と同じ。
だがRosslynの次の駅に着いたら、ソコのホームもまた異様に暗い。えええ??
Rosslynが特に暗かったんじゃなくて、DCの地下鉄はどの駅もこんな調子なの?
どんな調子かって、こんな調子なんだよ。
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明るい車内からホームを見るとさらに一段と暗い。ビックリするほど暗い。
だもんで、停車してもドッチ側がホームかトッサにはわからないんだよね。
日本の地下鉄ならホームのガワは照明で明るいからそっちが降りる方だとわかる。
だがDCのメトロでその感覚は通用しない。だって両側とも暗いんだから。

Rosslynから二つ目の駅がイ課長の宿泊予定ホテルのある駅だったんだけど
両側とも同じように暗いもんだから降りるときはワタワタしちゃったぜ。
これはイ課長が不慣れなせいでは断じてない。
アメリカ人も駅で降りる向き間違えてるの、見たもん(笑)。

キップを買うあたりのエリアも日本的感覚で見るとすごく暗い。
あの暗さを何とか写真に残そうとして何回かトライしてみたけど、この写真が
割とあの暗さの感じを伝えてる。いや誇張じゃないんだって。
シャッタースピードが長すぎて手前の人が透明人間になっちまった。
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下の写真で、暗いエスカレーターを暗い人影がノソノソと上ってるでしょ?
いくら何でもこれは露出暗すぎと思うだろうけど、明るい車内から暗いホームを
見た時の感じはまさにこういう風に見えるんだよ。誇張じゃないんだって。
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これは屋外の駅(ナショナル空港駅)で撮った地下鉄。
夜だけど、昼間の地下駅にくらべるとメチャクチャ明るいやん。
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日本と比べりゃもちろんだが、イ課長がこれまで乗った海外のどの地下鉄と比べても
圧倒的ダントツにワシントン・メトロのホームは暗い。というよりワシントンの地下鉄を
知るまで、街によって駅の明るさにこんなに差があるなんて考えもしなかったなー。

そういう意味では貴重な経験だった。
一見の価値ありと言えるかもしれん。もっとも、暗くてよく見えないけど(笑)。
 
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by tohoiwanya | 2008-12-05 11:39 | 2008.11 ワシントン出張 | Comments(0)
2008年 09月 25日

マイルド鉄っちゃん

イ課長はふだん、日本で生活してる時は全然鉄道マニアではない。
ホニャララ1000型車両が引退しようが、SLが復活しようが
鉄道写真を撮ろうなんて気はこれっぱかしも湧いてこない。

しかし海外に行くとなぜか鉄道・駅といった写真を撮りたがる。
海外で利用する鉄道とか駅って、旅情をすごくカキタテるんだよねー。
だからつい鉄道だの路面電車だの地下鉄だの駅だのを撮っちゃう。
海外に行くとイ課長は「マイルドな鉄っちゃんになる」と言えなくもない。
今回は特に駅の写真が多かったような気がする。

フランクフルト中央駅は去年の出張の時から散々利用したから、
もう構内のどの辺にどんな食い物屋があるとか、ここで缶ビールが買えるとか
覚えてて、すっかりなじんでしまった。いわゆる「行き止まり構造」の、
いかにもヨーロッパの駅って感じの駅だ。
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一方、ベルリンには東西分裂のせいもあってこれまで中央駅がなかったんだが
2006年のW杯の時に突貫工事で新しい中央駅を作った。
どこもピカピカで、最上階から地下まで吹き抜け構造っていうのがすごいけど
「ああヨーロッパの駅だなぁ」っていう旅情感は希薄なのは否めないよね。
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こっちは旅情バリバリ、伝統あるハンブルグ中央駅の立派な建物。
二つの時計台にはさまれた真ん中に桃マンジュウみたいな形のガラス窓がある。
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その桃マンジュウを内側から見るとこうなる。
これぞ「ヨーロッパの駅ざます!」っていう雰囲気に満ちあふれてて好きだったなぁ。
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こっちは同じハンブルグの地下鉄(地上走ってるけどね)。
ドイツの鉄道は降りる時にドアのボタンを押す構造が多い(押さないと開かない)。
ところがイ課長が乗った地下鉄はボタン式じゃなくてハンドル式。
降りる時「コレをこうするの?」って乳母車持ったママにジェスチャーで尋ねて
教えてもらったっけなぁ。
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リューベックの中央駅はレンガ造りの重厚な建物だった。
ドイツ国鉄はこの写真にもある「DB(ドイチェ・バーン)」の印がロゴなんだけど、
今回の出張ではホンッッッッッットにお世話になった。ありがとさんでござんした。
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by tohoiwanya | 2008-09-25 04:34 | 2008.09 ドイツ出張 | Comments(0)
2008年 09月 22日

旧東ドイツ

9月の海外出張ではフランクフルト・ベルリン・ハンブルグという順番で
それぞれ2泊ずつしたわけで、それだけだと何となくドイツを代表する大都市を
順グリに周ったように聞こえる。

…が、実際のアポはこれら大都市から電車で何時間も揺られた先の
田舎町っていうケースが多かった。
特に月~水の3日間は全部そんな感じでホントにきつかったけど、
その中で旧東ドイツ地域の田舎にも行く機会があった。
旧東ドイツエリアに入ったのなんてもちろん、生まれて初めてだ。

降りた駅はWolfen(ヴォルフェン)っていう名前。
たぶんオオカミっていう意味じゃないのかな?しかしまぁ意味はどうでもいい。
すごかったのはその駅のタタズマイだ。

駅正面、つまり駅前広場(と言っていいのか…)ガワから見た駅舎。
薄汚れたガラスが一部割れてるあたり、すでにかなりキテる。
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驚くのはプラットホーム。屋根は木造でしかもオンボロ。人影もない。
現在使用されている駅という感じがマッタクしない。つうより、ほとんど廃墟。
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線路は草ボウボウ。どうみても廃線。ま、もっとも反対側の線路は一応マトモで、
電車はその反対側線路を通ってきたんだけどね(笑)。
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プラットホーム側から見た駅舎の廃墟感がまたすごい。
「これはナチス・ドイツ時代に存在したヴォルフェン強制収容所跡に今も残る廃墟だ」
…と、ウソをついてこの写真を見せれば、かなりの人は信じると思うなー。
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いやーけっこう驚いた。旧西ドイツ在住の通訳さんも驚いておった。
でもこの駅はある意味まだマシな方で、タクシーに乗ってるとホンモノの廃墟も
そこかしこにあるんだよね。
「取り壊し費用がかかるから放ってあるんだ」って運転手サンが言うとった。
ベルリンみたいな大都市じゃ「旧東側」はあちこちほじくり返して工事してたけど
こういう田舎の再整備までは手が回りきってない様子が見てとれる。

調べたところでは、この辺って旧東独時代は立派な工業地帯だったんだけど、
環境汚染があまりにヒドくて、「欧州最悪の汚染都市」とまで言われたらしい。
統合後は汚染源工場がどんどん閉鎖され、失業者は増え、街はサビレる
一方だったと、どうもそういうことみたいだ。

この廃市のような町でイ課長が訪問した先は新しく整備された工業団地に
出来た会社で、建設費の4割を州や連邦政府が補助してくれたって言ってた。
当初は「旧東独地域の産業振興・雇用創出政策」と思ってたけど、裏には
「汚染土壌だった地域(今は浄化したらしいが)を何とかしなきゃ」っていう
必要性もあったんだろうなぁ。

旧東ドイツ地域問題の根の深さに感じ入るイ課長であった。
 
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by tohoiwanya | 2008-09-22 14:06 | 2008.09 ドイツ出張 | Comments(0)